2010年3月8日月曜日

旅する巨人宮本常一【10年006冊目】

こないだ読み終わった本。


旅する巨人宮本常一 にっぽんの記憶

<本の紹介>
生涯のうち4000日以上を民俗調査に充てた民俗学者・宮本常一。周防大島文化交流センターが保管する写真77点から、九州・山口の戦後、そして高度成長期を挟んで激しく変貌した日本の足跡を辿り、「今」を描く。
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この本は、大野ちゃんから紹介されて読んでみたんですけど、かつて宮本さんが残した人物や地域の写真からその当時の人や風景、風俗に触れることでその土地土地の時代の変遷を探る、っていう本。
カメラ好き、旅行好きな自分としてはとってもおもしろかったです。

いつも、なにげなく撮ってる風景の写真とか、撮らせてもらってる自分の仲間たち。
例えば何年か経って、自分に興味を持ってくれた人がいて(大抵の場合は家族になるかなと思うけど)、自分が撮ってきた写真はその人に何かを伝えられるものになってるかな。何か伝えたいメッセージをこめることができているのかな。

宮本さんはもういないけども、この人の写真は確実に変わりゆく日本を今に残してくれたし、何十年と経っているのに彼との会話を覚えている人が全国にいる。そのどれもが、「あんな人に会うことは人生で2度となかった」とかいうものばかりで、それだけの出会いを作り続けた宮本さん、それだけでも突出してでかい人だったんじゃないかなぁと思えます。

一度でいいから、一緒に飲んだりしてみたかった。

大阪より西側地域の話ばかりで、自分にはあまり地縁のあるところとは言えませんでしたがそれでも訪ねたこともある地域がちらほら出てきて、ちょっと親しみを持ちながら読めてました。

ただ遊んでいるだけじゃこうはならない。
出会う人に、楽しい思いをさせてあげられたり、なにかしら助けてあげることができたり、そういう人に自分もなっていきたいと思わされた本でした。

オススメです。

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