2010年4月22日木曜日

本「とてつもない未来を引き寄せる予見力」【10年011冊目】

さくさくいこう。

 この本はおもしろかった!今話題の苫米地さんの本ですが、ドリプラ鶴岡さん、フォーラムの加藤さん、沢雉会石井さんとかと同じようなことを言っていて、非常に参考になったというよりはやっぱり結果を出していける人の考え方には共通項がたくさんあるんだな、と思いました。
 ただ、前述したお三方も非常に聡明でわかりやすく考え方を教えてくれたのですが、僕はこの苫米地さんはちょっと違う頭の良さがあると思います。なんていうか、自分がどこまでわかっているかを読ませない深さを持っているというか、頭の中をのぞいてみたいと思わせてくれる人だなと思いました。
 こないだtwitterでもつぶやいたけれど、「占い師が未来を予測できるなら、カジノに行かせてみればいい」とか「数寄屋橋交差点の宝くじ売り場が当たりやすいのは、それだけの枚数が買われているだけで、当選確率と売り場の間にはなんの関係もない」とかは言われてみてなるほどなと思いました。コロンブスの卵って奴ですかね。「気づいてみれば当たり前だけどなかなか気づけない」、そういうところに気づけることって、とっても大事だと思います。才能なのかなと思ってしまう部分もあるし、少しうらやましかったです。
 とてつもない未来を引き寄せるかどうかは別として(いや、実際この通りに行動していく勇気のある人はこんな本読まなくてもそんな未来に進んでいけると思うけど)、コンフォートゾーンやホメオスタシスの話とか、普通に読み物としてもビジネスに活かす学びを欲してる人にも、これからのみんなに必要なシンプルだけど大事なことが書いてあると思うんで読んでみて欲しいです。

【kijimasashi的には、こんな人向け】
・ビジネス本を読むのが好き。
・大きな夢を持っている。
・好奇心旺盛。
・今まで、何をやっても何故かうまくいかなかった。
・SFが好き。

僕の好きな言葉ですが、「夢しか実現しない」と思ってます。今この世の中にあるものは誰かがやろうと考えて実現してきたものばかりです。これからの自分が何を夢見るのか、きっかけをくれる本になるかもしれませんよ。

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