2010年4月27日火曜日

20代の選挙管理立会人説明会

先日、港区で20代の選挙管理立会人を募集していたので、興味があって応募してみたところ候補に入れたらしく、説明会に参加してきました。
今まで選挙に、というか、政治にあんまり興味はなかった。選挙も行けるときは行く、くらいでいわゆる「その辺の若者」と同じような認識で政治や選挙に接してきました。

でも、今は少し興味が出てきてる。
というか、必要性を認識するようになってきた。

これまでの自分と大きく変わったと思うことは2点あって、まず「自分のやりたいこと、本気で実現したいこと(もちろん自転車)ができたこと」、そして「本気で応援したい人たち(ドリプラとか、他にも…)と出会えたこと」。

その、自分や周りの人の夢を本気で叶えたいと思って、世の中にアクションを起こそうと思ったら、普通に考えて1人じゃ実現しない。自分に出来ることを全部やったって全然足りない。だから、自分たちを応援してくれる人や一緒に頑張れる仲間が必要だし、そういう仲間と一緒になって、自分の夢もみんなの夢も一気に同時に叶えるように動いていくことが、結果的にそれぞれの夢が一番早く実現することになるんじゃないか、ってことを最近考えていて。

で、その自分たちの思いを実現するにあたり、大きな力を貸してくれる人が政治家の人たちなのかなと。
政治家の人たちは、良くも悪くも全体からの情報が入ってくるから、少なくとも1市民よりは世の中がビッグピクチャーで見えている、と思います(だからこそ、見えている責任、というのも存在することになると思いますが)。

そういう視野の大きい人のアドバイスを受けながら進めた方が、結果としては1市民が考えていることも世の中に求められている形になりやすい、相乗効果を発揮しやすいものになっていくと思うし、そうするためにも自分たちがそういった情報をしっかりもらえる、世の中についての情報整理力とか、簡潔にわかりやすく説明ができるとか、適切な采配ができて責任も自分で負える人かどうかとか、「政治」という分野において信頼して自分たちの情報源としてお願いすることができるのか、というのがすごくキーになってくるのかな、と最近は思ってきました。

そして、自分たちにもやりたいことがあるからこそ、それを応援してくれる人を自分たちも応援したいと思うのは、自然だと思います。
市民(現場)の欲しい情報はトップダウンで、政治(マネジメント)を行う上で必要な情報はボトムアップで。どこの会社にも、どこの組織にもあるコミュニケーションの流れが、同じようにスムーズに流れるようにしたいだけ。それができない人は、上にいちゃいけない。降りなきゃいけない。
悪い意味じゃなく、お互いに、というか、関わっている人たち全てに対して、それぞれが自分ごととしてのインセンティブを感じられるような価値をそれぞれにしっかり享受できるのであれば、そういう組織は自分たちで自分たちを守るために、自分の領域にある課題は自分たちで見つけて、つぶしてく。だって、困るのは全体としての前に、自分だから。

そんなことを考えると、どうしても全体が見えないと全員が嬉しい「あるべき姿」のデザインが難しく思えてしまう。国としてはどうなってる方が嬉しいか。都としてはどうなのか。区としては?行政としては?自治体としては?観光事業としては?飲食店とかそれぞれのお店としては?大企業や中小企業の立場としては?そこに住んでる人としては?分譲で住んでる人にとっては?賃貸で住んでる人にとっては?そこに観光や、仕事で外から入ってきてる人としては?、、、

だからなるべく多くの人の立場が見えている、政治家の人たちの視野でのフィードバックを受けたい。今までに考えてきた作戦では不利益を被ってしまう人たちからの反発や指摘をもらえることで、もっとみんなが納得できる作戦、進め方を考えることができる。そういった意見の集まる場所のフィードバックを受けやすい形にするには、どうしても政治の世界に自分も関わりを持つ必要があるのかなと思ってきました。

そんなわけで、選挙の実像が知りたい。それを見るために立ち会ってみたい。どのくらいの人が選挙に来てるのか見てみたい。年齢層や男女比、どういう人が選ぶのか。
そんな風に思って、立ち会います。

今後の作戦を立てる上で、有意義な経験にきっとなるはず。楽しみです。

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