2010年5月13日木曜日

採用の超プロが教えるできる人できない人【10年020冊目】

お次はこの本です。


採用の超プロが教えるできる人できない人

<本の紹介>
1000人を超える社長と2万人の学生から絶大な信頼を集める敏腕コンサルタントが、これまで誰も語らなかった「できる人を見抜く秘策」を初公開。
---

転職エージェントとしての自分にある程度専門知識を持たせるためには、大いなる先輩方の体験談はとても参考になる。というわけで、読んでみました。
この本は新卒採用のコンサルタントとしての経験から書かれていたけど、自分にとっては本当に参考になる一冊でした。

まず、冒頭のアオムシの話から「うん、うん」とうなずいてた。

「小さなアオムシが大きなアオムシになることを成長とは言わない」
これは、同じ組織で少しだけスキルが上がることよりも、劇的な変化、それこそアオムシがさなぎになって、その後羽化して蝶になるような変化をすることを「成長」と呼び、その成長をしていく1つの手段として、環境の方を変えてしまうこともありで、それを成長と呼んでいます。

もともとのターゲットが新卒採用なこともあり、転職よりも学生の新卒採用におけるイメージかと思うけども、個人的には成長を「後戻りができない」ゆえに「勇気」が必要なこと、だから変われない人が多い。という部分はとっても共感しました。

それでも前に進みたいと思う人じゃなきゃ、前には進めない。
※あ、転職しない人が勇気がない人だっていうつもりはないです。むしろ、ずっと続けていく勇気もあると思っているし、その仕事にずっとやりがいを感じて長く続けている人は本当に尊敬してます。

それと、中途採用でできる人を採用することの難しさにも共感するとこはありました。
普通、できる人で正当な評価を受けている人は今の仕事にやりがいを感じて仕事をしているから、転職をしないこと。転職をする人でもできる人であれば、引く手あまたで次の職場は決まってたりして転職エージェントのお世話になる必要はない場合が多いこと。だから、中途採用の市場は自然とそういう人になれなかった人が割合としては多くなること。そんな中でできる人を採用しようとした場合、かなり費用や情熱を傾けて探さないとなかなか見つからないこと。

さらに、なるほどと思ったところ。
能力と経験の2軸で4象限を作った場合に、「即害力」とでも呼べる人材のパターンが存在すること。

「経験はあるけど、能力の低い人。」ここが、いわゆるできない人。
でもここを判断する基準としてのベストプラクティスは今はないみたいです。採用担当者やエージェントそれぞれの経験値に委ねられていたり。

そして疑問というか、「経験はないけど能力はある人」もいるけど、そこが全然意識から外されている気がしました。ここの人たちは、少し待ってれば「できる人」になる。でも、自分が求人案件など見てる限りは「経験値」は「能力値」よりも採用では重視されている。「経験があろうがなかろうができる人」よりは、「できようができまいが経験のある人」が好まれる傾向にあるみたいだ。

これは、おかしくないか?
求人してる企業側にも、求職してる人材側にも、お互いに不幸じゃないか。

ということで、僕はこの本を読んで、そのことを採用担当者に伝えた上で、未経験でもできる人そしてその仕事をやりたいと思ってる人を紹介していくようなことができないかな、と考えたりしてます。

未経験だけどやりたいことがあって転職したい人、力になれればと思っているので声かけてくださいな。

0 件のコメント:

コメントを投稿