2010年9月9日木曜日

世界のお金の流れについて

・郵便貯金で国債を購入し、その資金で財務省証券が購入されるというルートによってアメリカ財務省に吸い上げられたみなさんの郵便貯金が、FRBを通じてアメリカ国内の信用創造で何百倍にも膨れ上がり、その資金がハゲタカファンドに流れ込んで、日本の土地や企業を買い漁っていく。銀行資金にしても、もともと日本人のお金だったものが、預金の運用先が海外金融商品になることでいつの間にか海外の投資家が自由に使える1000倍のお金に代わり、そのお金で日本人が持っている資産を持っていかれる。

・いま日本を席巻している外資のハゲタカファンド、あるいは投資銀行に勤め、「俺の年収はすごい」と自画自賛している日本人は、マネー経済のつくられたリアリティの虜になり、さらなる奴隷を生み出そうと死に物狂いで働いている。実際は、マネーサプライがなければ、我々ははるかに裕福な生活をしているはずなのに。

0 件のコメント:

コメントを投稿