2010年9月9日木曜日

飲んで、食べて、笑おう。

飲食が好きならさ。

  • 飲食業という商売の根幹になくてはならないもの、それは数字だけでは割り切れない「情熱と職人気質」。
  • 「放っておく」ことが最高の接客になることもあり得る。当日のお客さんの状況をつぶさに観察し、そのつど臨機応変に対応するセンスが必要。
  • 1つの店に1回しか足を踏み入れていないにも関わらず、どこまで店の本質を見抜けるのか。店の批評をするならば、ペンネームや覆面でなく正々堂々と名前を明かして書くべき。
  • そもそも気に入らなければ載せないのが基本。評論家としてその道一本を生業としているならいざ知らず、片手間に安直な批評をして、店の風評を傷つける行為は許されるべきではない。
  • それなりの眼力が備わるには、長期にわたって培われた教養や見識、そして品格が大切。趣味で食べ歩いたことを仕事にしたり、仕事でガツガツ食べ歩くということ自体、本当の意味での「食」について語れない矛盾を露呈しているのではないか。
  • 店が嫌なら2度と行かなければ良いだけ。正義を振りかざして店の悪評を広めて叩く行為が正当化されるのは不思議でならない。

お店にとって良いお客さんの条件って?

  • お金を持っていること。
  • 金払いがいいこと。
  • 身だしなみが整っていること。
  • 見識があること。
  • 定期的に通ってくれること。
  • 店にシンパシーを持っていてくれること。

こんなお客さんでありたい。

  • 横柄に「これ下げて~」とか、「灰皿!」なんて言わない。
  • 店内で、他店との比較をしない。「ここより旨い店知ってんだよね」とか、「ここと、他の料理を比べたら・・・」とか露骨な話題は持ち出さない。
  • 知ったかぶりしない。「このタコ、明石産だよね」とかわからないくせに…。
  • 酒類(日本酒、ワイン、焼酎・・・)に関して、自分勝手な要求をしない。「今度、ポムロールのグラン・クリュでXXというワイン、置いてよ」とか「精米歩合55%で米は美山錦か、もっと磨いている酒ないの?」といった具合に。
  • 常連客として融通の利く範囲をわきまえている。 自分だけが店に貢献していると思っていないし、「俺が行かなきゃ、すぐ潰れるよ。これだけ使ってんだから」なんて絶対口にしない。
  • 大声を出して笑ったり、騒いだりしないのはもちろんのこと、周りの状況によって会話の内容にも気を使う。
  • 酔って乱れない。話に品がある。
  • 少ししか飲まない、あるいは食べない場合は、ダラダラ長居しない。あんまり食べないようなときは、最初から「別のところで少し食べてきたから、軽く飲むだけでいい?」とお店に聞くくらいの気遣いができる。
  • 「あの人たちに、私の名前で、ビールを3本届けてください。」とか言える。

お酒に弱い人の強さ

  • 酒は飲めないけれど酒場の雰囲気は好きという人がいる。こういう人と酒場巡りをすると、こっちは疲れてくるけど、むこうは全然疲れない。それで、むこうがこっちに徹底的にサービスしようと思いこんでいたら、どうなりますか。へたすると、殺されますよ。テキは疲れない。それだけではない。テキは、絶対に二日酔いしないのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿