2010年12月31日金曜日

2010年を振り返って。

年末なので、今年一年を振り返ってみたいと思います。
いやぁ、おそらく今まで生きてきた中で一番好きなことに取り組んで、一番試行錯誤して、一番うまくいかない思いをして、一番人に会って、一番成長できたなと思う一年でした。
今まで甘えてた部分や見て見ぬふりをしていたところ、知らずに過ごしていた世界や考え方に触れることができて、これからの自分のためになくてはならない、確実にこれからの転機となる予感のする一年でした。

◆1月
・8年越しで初めて参加したBreakersの箱根駅伝。久々に再会した仲間たちと新たに出会えた仲間たちと。みんなが頑張ってる姿を見せてもらえて、とってもいい思い出になりました。
・都市と地方をつなげてみよう、と東京に住む地方出身者と、長岡で町興しをしている人たちとでタッグを組んでお互いの価値観をつなげる試みを始めてみました。
・サイクルスクエア北参道を通して、自活研やTHT26に触れ、自転車の魅力に益々はまっていきました。
・継続して、バスケなんかもしちゃったり。

◆2月
・自転車の活動を今後自分がどう進めていくか、かなーり悩んだ時期でした。調べていくと、壁に当たる当たる。。そんな中、CVJの存在を知り、参加させてもらえることになりました。
・転職エージェントとして本格的に働きだしたけれど、しばらくは自分のやりたいことを優先するような時期が続きました。
・ドリプラを知ったのもこの時期でした。神戸の集まりにも参加したり、福島先生の講義を聞きに行ったり。やりたいことをすごく持っていたので、まぶしかったけど仲間に入れてもらえて嬉しかったです。
・地域SNSにも興味を持って、横浜や千葉で行われていたシンポジウムにも参加していました。顔の見える関係をITで加速する。どんどん進めていくべきだと思ってます。
・好きなうつわでメシを食う!ってことで、食への興味はうつわにも広がりを見せはじめました。
・地域振興イベントの一つの形として、イチローさん主催の大江戸バンドセッションの取り組みを見せてもらって、ボランティアや音楽といった形を考えるようにもなりました。

◆3月
・マンガナイトの一発目。マンガが人と出会うツールにもなり得ることを示したこのイベント、今では仲間内の市民権もすっかり得てますね。
・都市×地方は東京×長岡に特化して活動を進めていくようになっていましたが、地理的な距離以上に価値観に乖離がありすぎて、進める難しさを感じ一旦凍結することに。また、どこかのタイミングで動かそうと思ってます。

◆4月
・情報収集の時期だったのかな、自転車⇒環境への意識にうつりアースデイのボランティアをしてみたり、港区が進めるPJ(地域の魅力アップPJ、カルガモPJ、水辺フェスタ実行委員)に参加させてもらって、自分の住んでる地域に対しての活動を意識するようになりました。
・応援していたストリートボールリーグLegendは第2幕として再開したけれど、スポンサー寄りすぎておもしろみがそがれ、自然と勢いもなくなって解散に。
・CVJでの初めてのサイクリングイベント参加。花見ランは下見不足もあったけど楽しいランでした。
・iPhone+Gmail+evernoteは定着していたけど、ITツールの勉強会に参加して今に続く新たな運用と、映画につながる出会いもありました。

◆5月
・弟の結婚。先を越されてしまったけれど嬉しかったです。いい結婚式だった。
・初めての映画撮影を経験。準備に準備を重ねたスタッフの方々のおかげで、無事に撮影を終えたときの充実感はちょっと他では経験できなかったです。ギネス記録更新!
・箱根走ったBreakersの面々は、その時の絆そのままにフットサルへ。サッカーもチームプレイ、いいもんですね。
・THT26にも首都圏のものは参加&サポート。自転車で宝探しってアプローチの面白さを実感。
・祖母の他界。自分が生まれてからこれまでずっとなついてた祖母の他界は、感謝しかなかったです。ばーちゃん本当に今までありがとう。
・都市×地方のスピンオフ、東京×つくばも始まった。第1弾は、フォトトランプサイクリング。取材なんかも来ちゃって大盛況でした。
・カート好きのワタルさんと始めたワタルカートも楽しくなりそうな雰囲気だったのに、雨で中止に。リベンジに持ち越しです。

◆6月
・なんといってもワールドカップ!毎日テレビに釘付けでした。カメルーン戦の勝利で、日本中が盛り上がったそのままオランダ戦はパブリックビューイング!拠点にしてるレトロで定員60人のとこに120人集まって、大盛り上がりでした!^^語り草になる伝説のイベントでした。
・これまでに大人図工で作ったフォトトランプを集めて、初めての写真展を開催したのもこの時期でした。

◆7月
・毎年登ってる富士山をあきらめ、参議院選挙の立会人をさせてもらいました。知らない世界だったけど、今後の活動に活かせる話がたくさん聞けた一日でした。
・CVJでは水辺を巡るウォーターフロントランを実施。日差しの強い一日で、夏バテだった。。
・港区の活動では隣の海岸地区のお祭りをお手伝い。公園のプールにカヌーを浮かべて、ちびっ子たちに体験&記念撮影。子供の喜ぶ顔のために大人たちが力を合わせるって、とっても気持ち良かったです☆
・ワタルカートもリベンジ実施!晴天の中、オペレーションもおもしろくできて継続イベント化できました。^^

◆8月
・久しぶりのPartyTime!懐メロmixCDは大好評、18団体の活動紹介もオムライスも浴衣も大好評で完成度の高い「単なる飲み会」でした。笑
・自宅から見える東京湾大華火にはBreakers仲間が集まって、大宴会☆この日は楽しかった~☆
・自主制作映画の撮影現場にもエキストラ参加でお邪魔しました。まさか自分が映画に出ることになるとは、、思ってました!^^
・ただ、悪いことも起きるわけで、、鞄の置き引きにあったのもこの時期。血の気が引いた。。リカバリは完了したけど、警察の動きの悪さにガッカリでした。

◆9月
・せんちゃん13ヶ所ドリプラの1発目、埼玉ドリプラ開催!朝から一日中サポートさせてもらって、夢の中にいた1日でした!
・準備に追われた水辺フェスタは当日台風一過の雨、、からピーカンへ!芝浦・港南・台場地区が一つになって盛り上がったお台場の海での大運動会でした☆
・カルガモPJのフィールドワークの、カヌーでの人口巣掃除に参加しだしたのもこの頃からですね。
・そして水辺フェスタの終了からブルーカーボンの企画へ。海への愛着、そして環境に自分たちが果たすべき役割やできることの可能性を感じて動いた1ヶ月でした。
・スイミーカフェっていう人生設計をみんなで考える機会を作ることもしてみました。
・そして、実家の引越し。小学校から慣れ親しんだ栄町を離れ、国分寺へ。。

◆10月
・筑波山の麓を走るりんりんロードを自転車で走ってみたり。
・TxTプロジェクトでは筑波山にみんなで登って、昭和の邸宅で大人数でご飯食べたり。
・CVJの全国大会ってことで三浦海岸に集まって自転車話に花を咲かせたり。
・大好評だったワタルカートも2回目を開催。さらにおもしろさUP。^^v
・そして港区のプロジェクトは全員集合での総会を開催。これだけの人が関わってたんだなと壮観ながら、実はもうほとんどの人は知ってる仲になれてました。^^
・13ヶ所ドリプラの神奈川でもサポートさせてもらいました!いや~、夢でつながるってこんなにも心地いいものなんですね☆

◆11月
・地域作りってことで、あいぷら祭りと島祭りのどちらもスタッフ参加。地域住民みんなと順調につながってってます。地域にコミュニティを作ることって、案外簡単なんだ。
・CVJの代表誕生会。88歳でこの元気、すごすぎる。まだまだ長生きして欲しいです。
・新卒の苦戦を耳にして母校のサポートを名乗り出たら、「いらないよ」的な扱いを受けてちょっとガッカリ。。
・神戸・千葉のドリプラは自分の未熟さで途中から泣く泣く全く参加できず、、うーん、残念すぎた。涙。
・KJアンケートと称して、自分の身内のキャリアについての意識調査を実施。わずか10日で160人が回答をくれて、大好評のうちにレポート作成。

◆12月
・KJアンケートのその後の展開ってことで、回答者限定飲み会を開催。これがまた好評。^^もっと早くやれば良かった。
・カルガモプロジェクトは「水辺の会」へと発展し、地域住民の支持を得て毎回50名規模を集めるまでに拡大。たこ焼きパーティーで交流する流れも定着。そして、ネタ作りにこないだ海に落っこちました。^^;東京湾は…、うす塩味でした。笑
・イブ当日にクリパの開催。2週間で40人集まってくれて、プレゼント交換も大盛り上がりでした。この1年、人に恵まれたなぁって実感した、人とのつながりこそが一番のプレゼントなのかもなぁと思えたクリスマスでした。
・そして、この際なんで発表しちゃいますが、来年マンション離れることにしました!24歳で手に入れたこのマンション、実はもう売却に向けた手続きを進めてます!

改めて書き連ねてみると、よくもまぁたった一年間でここまでいろいろとやってきたなぁと思います。これ全部を仕事と並行しながらやってこれたのは、自分にとっては大きな自信になりました!

ただ、今の自分にできる100%で取り組んだことは自信を持って言えるけれど、まだまだでした。できてないとこもあるし、もっとできたと思うことも、甘さを露呈したところも多く、、。特に、やりたいことやって生きていくには経済的に安定していることが必要だっていうことを嫌というほど思い知らされた一年でした。
お金がなくて我慢しなくちゃいけないことも多かったし、お金がないから時間がなくなって結果的に参加できない活動も多くあった。自分にもっと力があればもっとおもしろくできたことだってあった。世の中金だってのは極論すぎるけど、先立つものがなければ動きたくたって(能力や時間的にはできることでも)動けないっていう口惜しい思いをたくさん味わった一年でもありました。これは、仕事のできるできないの問題じゃない。

だから来年は、もっと自由に動くためにも僕は「経済的に安定すること」を一つのテーマしたいと思います。できれば、そこを確保しながら活動することを自分の動き方の癖にしたい。どんなにいい活動でも、続かなければ意味がない。持続可能な形を目指すためにも、自分がなんとしても身につける必要のある部分だと思いました。

1年間もかけて、高い授業料を払ったって後で思うのかもしれないけど、男なら一度や二度の失敗はしとかないとだし、そんな経験のおかげでどうすればいいかはわかってきました。得られたこともたくさんあった。あとは、これを来年以降の自分にどう活かしていくかです。

来年は、どういう1年にできるかな。自分の周りにいてくれる人たちと、もっと楽しいことが加速しながら続いてく1年にしたいと思います。

最後になりましたが、今年1年お世話になったみなさん、ものすごく楽しい1年を本当にどうもありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願いします!!よいお年を~♪

2010年12月30日木曜日

本「もったいない主義」【10年35冊目】

本の整理をしていたら、返し忘れてた本が1冊出てきた。(@watarutaさんごめんなさい!)

▼2010/12/30
以前読んだときは1年半前。
今、そのときに知らなかった小山薫堂さんのことを知っている自分がこの本を読んでみると、同じ本を読んでいるのに違った感想を持つから不思議だなと思います。
でも、この違いこそが空白の1年半での伸びしろだとしたら、悪くない感じです。^^
そうそう、前回の最後に書いたメールは、実はその後反応がありました。
「忙しいから今は会えません」という内容で、その時はお会いする機会にはつながらなかったけど、行動してみることで開けてくることもあるんだなと思った出来事でした。
そして、ちょうど3ヶ月前くらいにも接点もできそうな話もあった(こちらは自分の力不足で叶わずでした)。

でも、距離は近付いてきてるように感じます。もしかしたら本当にどこかで会えるカモしれないです。

そして、この本を今読んでみても学んだことがありました。
・自分の将来をどう考えているかだけでなく、自分と関わる人たちが将来どうなっているかを考えてみることもおもしろいんじゃないか。
・負の遺産、失敗談を自分の中に蓄積して、いつでも取り出せるようにしておいた方が自身の質は上がりそうだ。
・そして、一度失敗したからといって再チャレンジしないのももったいない。時間をおいて再チャレンジしてみて、それでもダメならしょうがない。でも、できるようになればそれだけでストーリーになるじゃんか。
・どんなにいい車に乗っていても、助手席の彼女と言い争いをしていたら不幸だ。どんなにボロイ車でも、彼女と仲がよければ幸せだ。モノとの付き合い方も、自分がどう思うかで全然違ってくるんだ。

人生はもっともっとおもしろくできる。そして、本との楽しみも何通りもあって、一度読むだけで終わりなんてわけはない。人との付き合いと一緒なんだなと。なんだか元気になれる、ビタミンみたいな本でした。一度も読んだことない人、ぜひ読んでみることをオススメします!^^

本「戦略を超える理念経営」【10年34冊目】

著者 : 青木仁志
アチーブメント出版
発売日 : 2008-09-05
僕は恥ずかしながら、この会社のことを最初は知りませんでした。^^;
でも、今年の夏頃、友人づてに僕に興味を持ってくれた社員の人が連絡をくれて実際に会って話してみるとその向上心とか、自己啓発にまつわる(自社のこと以外の)知識の量なんかは頑張って勉強してないと持てないようなレベルで、その姿勢や考え方は大いに刺激になった。
で、興味があって知り合いに借りてこの本を読んでみました。

感想は…まずこの本は、少し準備をしてから読まないと読めない本だなと思いました。
言っていることは正しいしよくまとまっているんだけど、アンサーファーストというか、基本的に結論やポイントになる部分しか書かれていないので「何故そういう考えに至ったのか」を自分の実体験で補いながら「あるある」「そっかこう考えれば良かったのか」って思える人でないと、読んでてよくわからない印象を持ちかねないと思いました。
そして、割と上から目線なのも気になったかも。。

社会人経験がない人、あってもあんまり改善についての意識がない人が読んでも読み切る前に放棄しちゃうと思うし、他の企業と少し違うので逆に違和感を与えかねない本だと思います。
そして、割と自分に自信のある人も読んでく中で嫌悪感を覚えるんじゃないかなと思いました。
なんとなく、極端に嫌う人がいる理由も頷けた。^^;

でも、書いてある内容については、著者本人の思いがすごく伝わってきました。
企業に対する愛とか、従業員に対しての感謝。そして、自社だけでなく、社会全体に対して貢献していきたいと本気で考えていること。

僕自身は割と「結果も大事だけど、プロセスを楽しめることも大事にしたい」「理論で人の心は動かない」と考えてる方なので書かれている内容に完全な迎合はできなかったけど、参考になるポイントはいくつもありました。

・人づくりとは、自分よりも優秀な人をつくること。
・「やりたいこと」「やるべきこと」「できること」の3つの輪を交差させ、輪が重なり合う中心部分を拡張させていくこと。(やることを変えるのではなく、増やして領域を重ねていくこと)
・辛いこと、厳しいこと、嫌なことを克服しなければ、人間は成長しない。一番嫌なことをやれば、見違える人間になれる。

その通りだ。嫌なことから逃げるんじゃなく、克服しなきゃだ。

向上心旺盛な人、割と強く言われるのは好きな人は好きな本だと思います。
興味のある方はぜひ手に取ってみてくださいな。

2010年12月29日水曜日

本「ビンタ本」【10年33冊目】

IID世田谷ものづくり学校。1年半くらい前だったかな、UくんやYマンがここで仕事してるって聞いて、初めてこういう場所があることを知った。
廃校なんて、ワクワクするじゃないっすか。笑

R自転車集団の講座を受けに一度入ったことがあるこのIIDがどんな風に、どんな人がどんな想いで作られてったのか、どんな人がどんな講座をしてるのか、ダイジェスト的にまとめた本で、とってもいい刺激をもらいました。
写真も多くて、授業の様子もよくわかる。

まだ他のところは受けたことないけど、機会を作って会いに行ってみたいと思う人がいっぱいいた。
日本にも、この東京にもまだまだ自分が知らないアツい人たちがたくさんいることを思うと、自分も負けてラんないなと改めて思いました!

うん、好きなことやってんだから、もっと頑張れんだろ、俺!

これ、なーんだ?

元手がいらず しかも利益は莫大
与えても減らず 与えられた者は豊かになる
一瞬見せれば その記憶は永遠に続くことがある
どんな金持ちでも これなしには暮らせない
どんな貧乏人でも これによって豊かになる
家庭に幸福を
商売に善意をもたらす友情の愛の言葉
疲れた者にとっては休養
失意の人には光明
悲しむ者にとっては太陽
悩める者にとっては自然の解毒剤
買うことも
強要することも
盗むこともできない
無償で与えて初めて値打ちが出る


笑顔

本「あなたが創る顧客満足」【10年32冊目】

10年前の2000年の本だけど、なるほどと思うところもずいぶんある、良書だと思いました。
さすが、日経ビジネス人文庫の第1号となっただけあるなと。

新規の顧客を追っかけるのは大事だけど、これまでに付き合いのある顧客との取引に比べて新規の顧客を見つけて、口説いて、契約までこぎつけるのは約5倍のコストがかかるそうな。
まぁ、当然と言えば当然だし、誰でも少し考えればわかる。
だからこそ、今いる顧客(顧客とお客は違います!)を大事にすることが大事なハズなのに、企業側がやりたいことばかりで顧客のして欲しいことを意識できてないケースは、10年経った今でも往々にして存在すると思う。

釣った魚に餌はやらない的な考え方なんだろか。

自分も考えさせられました。
これまでもプライベートでは自分の今できてる仲間内を大事にしてきたけど、それと同じように仕事でもしているかと言われると、自社か他社かってとこで境界線があったかもしれない。
自分たちの部署か別の部署かとか、所属してる組織でもある程度人間関係に階段を作ってしまってきたかもしれない。

昔友人と「なぜ争いが起きるのか?」みたいなことを話していたときに、「みんなが同じ地球の仲間なんだって思えるようになったら、自分の利益ばっかりを追求するようなことも少しは減るはずだよね」って結論になった。
本当にそんなことができるのかわからないけど、自分たちのやるべきことを自分の枠内だけの小さな視点で考えずに、もっと全体を見てみんなが笑えるようにしていく必要があるのかなと思いました。

あと、顧客は店につくのではなく、人につくって考え方もとっても納得。
何をしてるかも大事なんだけど、誰がしてるかってとこもしっかり考えられるべきだと思いました。
「この人から買いたい、この人に聞きたい」そう思わせられる人が、企業内の人事計画でローテーションされてしまうことは機会損失になる。
働いている人のスキルや経験の計画、希望なんかもあると思うけど、加味されるべき検討要素として顧客との関係っていうところは少し、見過ごされてきたところなのかなと感じました。

文庫本だしそんなに時間もかからないんで、サービス業、特に接客の機会の多い人には一度読んでみて欲しいなと思います。あと、この本にも書いてあるけど接客の機会の少ない人の意識改革にもいい本になるんじゃないかなと。

よかったらぜひ。^^

2010年12月28日火曜日

映画を撮るという経験

一昨日、自分の元に一つのDVDが届いた。
差出人は、今年「映画を撮りたい」と言っていたUくん。

「そっか、ついにできたんだ。」

今年の初めに知り合って、そこから意気投合して話していくうちに彼の映画への情熱に惹かれてった。そして自分のことを話すうちに彼も刺激を受けた様子で「初めての挑戦だけど、自分で動き出してやってみなくちゃ始まらないから自主制作映画撮ってみようと思ってます」って聞かせてもらって、自分とかぶる部分もあってぜひ応援したいと思いました。

で、ひとまず何ができるか考えて。
まず思いついたのは、彼が水墨画に興味を持っていたので自分の周りにいたコーチのこうすけこといわもっちゃんと、その親友で水墨画を描いてて、雲水で、俳優もしてる星太郎くんを紹介してみた。ら、その場で「登場人物のイメージとピッタリ重なった」ってUくん即オファー、星太郎くんも快諾してくれた。^^

なんかいい感じに動いてきそうだぞ。ワクワク。

また後日、自分の友人で自主制作の映画監督をしてるSさんを紹介。
映画監督としての心構えとか注意点、この先どんな壁にぶち当たるかの経験談、なんて話をUくんと同席させてもらいながら聞いてった。すごく参考になったみたいで、いい時間だったな~と今でも思ってます。^^

その後も、Uくんとちょくちょく連絡を取りながら、「オフィスのシーンを撮りたいんですけど、貸してくれる人や場所を知りませんか?」とか「この日にオフィスシーンを撮ることになったので謝礼は出せないけど興味のある人を集めてもらえませんか?」といった相談も受けながら、映画が少しずつできていくプロセスを楽しませてもらってました。^^

ちなみにエキストラで集まってくれたみんなも撮影のときは本当に楽しんでくれてて、いい経験ができたって喜んでくれてて、撮影を終えて食べたごはんは「あのシーンはどうだ」とか「やっぱ緊張するねー」とか本当に話が盛り上がっておいしくて、こうやってたくさんの人を巻き込みながら一つの作品を作っていく過程って本当におもしろいし、人の絆も作っていくんだなと思いました。^^
ここで出会って、自分の他の企画に来てくれるようになった人もいたりして。

で、またしばらくしてUくんから「一通り撮影シーンは撮り終えたので、これから編集作業に取り掛かります!」って連絡をもらって。ここからは自分にできることはなかったから、楽しみに待つばかり。^^

そんな、自分もすごく思い入れのある作品が完成した。
タイトルは、「INTO THE TRIP」。
内容は、秘密です。笑

でも、見終わってすごく「よし、俺も頑張ろう」って気持ちになれるいい作品だなと思いました。^^
生みの苦しみはきっとたくさん味わったと思う。映画を撮っている期間のスケジュールを見せてもらったけど、映画以外に費やしている時間はほとんどない。そして機材や撮影経験者は身内にいたとはいえ、出費も相当なものだったと思います。僕のお誘いも、ほとんど断ってくれました。^^;

でも、それもまた真剣に取り組んでる様子が伝わってきて嬉しかったです。

たくさんの人に支えられながら、彼が映画監督になっていく姿を見せてもらえるのは、自分にとっても本当に勇気をもらえるシーンばかりでした。

僕は今回の経験を通して、少し映画の見方も変わりそうです。

この作品がたくさんの人に見てもらえて、勇気を与えられる、背中を押してあげられる作品になってくといいな。^^

そして、うん。映画っていいなぁ。

こんな風に思える機会をくれて、Uくん本当にありがとう!!!
本当に本当におつかれさまでした!!!

2010年12月26日日曜日

12/24(金) クリパ大盛況でした☆^^

先週末、12/24(金)のクリスマスイブ当日っていうすごい日に今年最後のイベントをしてきました。
会場は今年ものすごくお世話になったオムライス屋さん、ルカフェレトロ
おなじみのPartyTimeから、ワールドカップのパブリックビューイング、そして大人図工のフォトトランプギャラリーとお世話になりっぱなしの一年でした。でも、愛着のあるこのお店でみんなで楽しめて良かったなぁと思います☆^^

ちなみに定員60名のこのお店に120名を集めたオランダ戦のパブリックビューイングの記録は、このお店の最高集客人数として2度と破られることはないと思います。。^^;

で、クリパ当日は身内の仲間がワイワイと40人くらい集まってくれて。
何年か振りに参加してくれた久々の人もいれば、毎回参加してくれてる人も、twitterとかでつながって初めて参加してくれた人もいたりして、人ってつながってるな~って改めて思いました。
何度も参加してくれてる人は当然知ってる人、顔見知りも増えて来てて再会を楽しんだり、こちらからお願いしてなくても初めての人に話しかけてどんどんつなげてくれてたり、みんなのホスピタリティの高さが嬉しかったです☆

人数比もクリスマスらしく、奇跡の(ほぼ)1:1!
みんなに持ってきてもらったプレゼントは男性から女性に、女性から男性に届くように仕掛けを作っておいたんでうまいこと会話のきっかけになってくれたみたいで、プレゼント交換後の盛り上がりはちょっと予想以上でした。笑

ちなみに僕のプレゼントは…秘密です。
でも、受け取ってくれた人がとっても喜んでくれててよかったです。^^
大事に使ってくださいナ☆

料理も名物オムライスも他の料理も好評で、おいしい料理って人を幸せにするなぁって改めて思えたし(そして実は今日はお店の計らいでいつもの3割増しくらい出てました!あざーす☆)、取り分けるとこでも自然と会話が生まれたりいろんな人がつながって、近況を話したり今年の振り返りと来年の抱負について聞かせてくれたり、みんなでみんなを元気にできたいいパーティーになったんじゃないかなと思います☆

「終わるのが名残惜しい」って言ってくれた人が多かったのも嬉しかったなぁ。
来てくれたみなさんも、仕事終わらず来れなかったみなさんも今年一年本当にお世話になりました!!
来年は、今年よりもっともっと楽しい一年にしていきませぅ☆

ではでは残り少ない年末までの間、風邪なんかひかないように気をつけて!!
また来年一緒に遊べることを楽しみにしてます☆^^

本当にみなさんありがとうございました!!

本「珍妃の井戸」【10年31冊目】

さらに、借りっぱなしでずっと読めてなかったこの本も一気に読了。
著者 : 浅田次郎
講談社
発売日 : 1997-12-10
浅田次郎さんの「蒼穹の昴」と「中原の虹」のちょうど間に入る本作品。
登場人物は一緒だけれど、アプローチが推理小説のような形で新鮮でした。

それにしてもこの人の文章力ってすごい。意図を持って、計算された人物配置と物語の展開。
なにを考えさせたかったのかが、読み進めていくと自然とわかる。こんな物語が書ける人になりたいです。
絶世の美女とそれを取り巻く登場人物の野心や嫉妬が絡み合う中で真実を探していく。
結果はどうあれ、一つの出来事に対して見方がたくさんあって、そのどれもがその人の立場に立てばその通り。
全然この物語の内容と関係ないんだけどなんとなく、インタビューに対しての見方が変わったかもしれない一冊になりました。

インタビューって、する人とされる人がいる。
インタビューされる人が変われば同じ質問でも返ってくる答えが違うのは当然で、だからこそインタビューっておもしろいと思ってた。
でも、もう一つあった。インタビューする人が変わるだけでも答えは変わるんだ。
何を聞くかも大事だけど、誰が聞くかで引き出せる答えは変わるんだ。
当然自分の話したい人と話してればいつもよりも長く話してしまったり、余計と思える情報でももしかしたら力になってくれるかもって提供してしまったり。
その人に求める行動にうまく誘導できるような回答になっていたり。

だから、自分が「この人に聞かれたい」「この人に話したい」って思われるような人であるかどうかって、一つのインタビューにとって大事な要素なんだと思いました。
誰に聞けばおもしろいことが聞けるかを考えてるのもいいけど、果たして自分はその人がおもしろく話したい人かどうかも同じように考えなきゃ、話して欲しいことは話してもらえないんじゃないかな、と。

っと、軽く書評じゃなくなってしまったけど、そんなことを考えさせられる本です。
もしよかったら「蒼穹の昴」「中原の虹」と合わせて読んでみてくださいな。^^

本「渋谷ではたらく社長の告白」【10年30冊目】

今年は120冊読むのは無理だったけど、地道にちょこちょこ読んでます。
著者 : 藤田晋
アメーバブックス
発売日 : 2005-03-31
今回読んだのはこの本。
道玄坂を登っていくとあるサイバーエージェントビルに居を構える藤田さんの自伝でした。

<本の紹介>
二一世紀を代表する会社を作りたい―。高校生のときに抱いた起業の夢は、サイバーエージェントの設立により実現した。
しかし、社長になった彼を待っていたのは、厳しい現実だった。ITバブルの崩壊、買収の危機、社内外からの激しい突き上げ…。
孤独と絶望、そして成功のすべてを赤裸々に告白したノンフィクション。夢を追う人必読の書。
---

外野にはわからない、ベンチャー企業の苦悩がありありと伝わってくる一冊でした。
死ぬほど忙しく働いても働いても、企業を大きくするってことはそんなに簡単なことじゃない。
一人でどれだけ夢を見ても、実現するには周りの助けがあってこそで、そこでは相手のしたいことと自分のしたいことは違うコトが当たり前。
その中で、どれだけ自分の向かいたい方向に持っていけるか。

この一年自分が悩んだことは、自分だけがぶつかるわけでなくこういう人もぶつかって乗り越えてきてた壁なんだよなと思った一冊でした。
そして、藤田さんは僕なんか及びもつかないほどそういった経験をしてきた末に、今の立場に立ってる。
その間に捨ててきた我慢してきた、諦めざるを得なかったものがたくさんあったことを思い知らされました。

「あれがしたい」「これもやりたい」

夢を持っていること、やりたいことがあることってとっても大事だと思うけど、それを叶えるためには同時にそれ以外のことを犠牲にする覚悟も持ち合わせなきゃいけない。

僕が今年関わらせてもらったドリプラでも、夢の具体化とともに「あきらめない理由」の明確化をどんどん進めていく必要があった。
それって、こういうことにつながってるんだ。そう思えました。
あきらめない理由が明確にならずして、夢の途中で挫折を味わってしまうとそこで諦めてしまう可能性が大きい。でも、夢の実現ってそういうことなんだ。

世界一の夢を実現したかったら、世界一苦労することを覚悟する必要がある。
君にはその覚悟がありますか?-そんなことを問われているような気がして、どんどん読み進めて一気に読んでしまった。

なぜ、やるのか。なぜ、やらないのか。

もっともっと考えていく必要があると思いました。まだまだだな~、俺。

2010年12月17日金曜日

12/24(金) Christmas Party~レトロでレアなクリスマスを~

みなさんこんばんは、きじです。

2010年も年の瀬を迎えていますが、元気にしてますか?
急遽、クリスマスに仲間を集めて内輪で
クリスマスパーティーを開催することになりました。

今年一年の締めくくりに、もしまだ予定が空いているって方は
一緒に楽しめたらと思ってます。
もし来れそうな方がいたら、連絡お待ちしてます!^^


以下告知文>>>

みなさん2010年もお世話になりました!
あっという間の1年だったけど、振り返ってみてどうでした?
楽しい思い出がたくさんできた人、最高でしたね!
自分自身と向き合った1年だった人、ちょっと大きくなりましたね。
悪いことが続いちゃった人、いいことが起こるのはこれからです☆

というわけで(急遽)、今年はPartyTimeをはじめ、フォトトランプの
写真展やワールドカップのパブリックビューイングでもお世話になった
オムライス屋さんレトロでクリスマスパーティーをやることにしました。

大それたことをやろうとは思っていないけど、
お世話になったみなさん(のうちで暇な人たちw)と一緒に
楽しいクリスマスを過ごせたらと思います*

みんながつながるプレゼント交換なんかもしちゃおうと思うので、
よかったらプレゼント持ち寄ってぜひ懐かしい顔に会いに、
新しい友だちを作りに来てくださいな。

「Christmas Party~レトロでレアなクリスマスを~」

日時:12/24(金)
19:30 受付開始
20:00 乾杯&PartyTime
22:00 クローズ(残れる方は閉店までOK)

会場:Le Cafe RETRO(http://www.lecaferetro.jp/)
東西線早稲田駅徒歩5分
会費:3000円(飲み放題、立食ビュッフェ)
定員:40名

持ち物:500円~1000円のプレゼントを持参してください。^^

参加連絡:最寄りのきじかやまちゃんにお願いします。
※友だちと一緒にくる場合は参加者全員のフルネームを教えてください!
ご協力よろしくお願いします☆

きじ:kijimasashi{at}gmail.com
やま:yasuhiro.yamauchi1979{at}gmail.com
※{at}を@に変えて連絡ください。

参加連絡がしにくい日程だとは思うけど、逆に考えれば
ほら、一緒に行きたい子を誘う口実にもなるよね、、、
とか言ってみたりして。^^

今年一年、一緒に遊んでくれたみなさんと最後にもう一つ
思い出が作れたら嬉しく思います☆
ではでは、連絡お待ちしてます☆

2010年12月14日火曜日

本「キリストは日本で死んでいる」【10年29冊目】

オススメされたんで「本当かよ」と思いながら読んでみました。
内容は、過去の史実の疑問点(例えば、馬小屋に生まれたイエス・キリストが奇跡を行うようになるまでの少年時代、青年期の記載が聖書にないことや、青森県にはユダヤ人と全く同じ風習が残っている点など)と史跡として残る足跡や各地に残る古来より伝わる風俗から「ひょっとして」を追及してます。
(参考:http://taiyo.goraikou.com/nihon/in23-kirist.html)

ただ、根拠が薄いかな。。
「もしかしたらそうかもしれない」のレベルを超えない本かなと思いました。
興味があれば読んでみてもいいと思うけど、「こんな考え方もある」というくらいにしといたほうが良いと思います。

僕がこの本を読みながら思ったことは、歴史は時間を経てその時代時代の主観で塗り替えられてしまう可能性があることを認識しておいた方がいいってことでした。

「他人と歴史は変えられない、自分と未来は変えられる。」ということはよく言われますが、他人も歴史も今後自分たちがその人のことをもっと知っていったり、表面的な事実の背景を知っていく中で見方が変わる可能性があることを認識した上で、「今自分が知ってる知識だとこういう風に見える」っていう程度にとどめて話をしないと、意見はいつも食い違ってしまう、平行線のままになる可能性があることを覚えておかないといけないなと思いました。
「待てよ?今の自分にはこう見えるけど、別の見方もあるんじゃないか?」っていうところを頭の片隅に常に持っておいた方がいいなぁと。

そう思うと、確実なことなんてないのかもしれない。
だから調べがいもあるし、だからこそ自分たちのこの先をどうしようか考えるのが楽しいのかもしれない。

僕は宗教についてはあんまり詳しくはないけど古来の日本の考え方、八百万の神ってのでいいのかなと思ってます。
別にそれぞれの人たちの心のよりどころがどこにあってもいいし、それは尊重されるべきものだと思います(強引な勧誘さえしなければ)。

頼れるのは自分だけ、ってのは誰でも少し重いときありますしね。

まぁ興味のある人は楽しめると思うので、視野を広げる意味で読んでみるとおもしろいと思います。^^

2010年12月9日木曜日

本「「あなただから」と言われる営業マンになりなさい!」【10年28冊目】

この本は今構想してる「全業種横断型のスペシャル営業チーム」で一緒にやらせてもらっているメンバに「きじさんこの本は読んどいた方がいいですよ!」ってオススメされた本で、やっと今日読み終わりました。

僕は営業を専門にしたことがないのであまりこの手の本を手にしたことがなかったのですが、コミュニケーションスキルを磨きたい全ての人が読んでみた方がいいのでは、と思いました。
どんな仕事でも、人とのやりとりって発生しますからね。
そのコミュニケーションの中ですぐに使える簡単な言い回しだったり、お客様と接する中での考え方だったり、「なるほどなぁ」と思いながら読んでました。

もちろん、全てをそのまま実践するわけではないけど、謙虚に人のやり方を受け止めて、自分のやりやすい形に変えて使ってくのは悪くないアプローチだと思います。
いい本なんで、営業やってる人、コミュニケーションに悩んでる人はぜひ読んでみてくださいな!!

2010年12月7日火曜日

本「電気的宇宙論(1)」【10年27冊目】

ちょっと興味があって読み始めたら、一気に読んでしまったのがこの本でした。

 いつも見ているのに、普段特別に考えることもない宇宙について。ホーキンス博士のビッグバン宇宙論はNewtonかなんかで読んで、へぇ~そんなことも起こるもんか、とか思ってた。ヒモ理論とか、宇宙は広がり続けていてそのスピードはとっても速くて、自分たちの人生はそんな宇宙の中では一瞬でしかなくて。とか。
 でも、この本を読むと全然違ったことがわかります。神話の中で語り継がれている話は、本当に起きていたんだ。何千年か何万年か昔の空は、今僕たちが見ている空とは全然違ってたんだ。世界中に残る遺跡の文字は、文字じゃなかった。
 実際の現象そのものを後世に語り継ぐ必要があったからこそ、「石に刻んで遺さねば」と思えるほどかつて暮らしてた先住民にはインパクトのある出来事だったからこそ、刻まれたんだ。自然発生的に生まれたはずの文字が世界各地で驚くほど似通ってる秘密もそこにあったんだ。その石に刻まれ神話として残された現象を現代の科学技術は、スケールを小さくして起こすことができた。だからこそ、この本が生まれた。
 この本、すごかったです。この事実を知らずに、もう宇宙は語れない。おそらくこの数年間で宇宙の常識は変わる。そう思えた本でした。よかったらどうぞ。

2010年12月6日月曜日

本「聖書の暗号は読まれるのを待っている」【10年26冊目】

今日、ようやく読み終わった本。

船井さんが書いている本で、おもしろかったです。
こういうダビンチコード的な暗号を読み解いていく仮説検証型の本は好きですネ。
本当にそうなのかどうかは誰にもわからないけれど、時代には流れがあって、その流れを無視した動きはあまりうまくいかない。世の中が必要としてるタイミングで必要なものを出すことを、この本では時の封印と表現しているけれど、確かにそういうものってあるんだと思います。
同じ本でも何度も読めばわかってくることがあったり、読む時代が変われば解釈が変わり、新たな事実が見つかることもある。そういうのももしかしたら「最初からはわからないように」されているのかもしれない。

なんの事前知識もない人がこの本を読んでも、あんまり面白くないかもしれないです。
でも、これはインターネットのすごいところだと思うけど、「隠すことで守られていた価値」を「さらけ出すことで守られる価値」に変えたところで、今まで一部の人たちしか知らなかったこと、教えないようにしていたことがだんだんと暴かれはじめてる。

その一端が垣間見える本だと思います。
世間話で辿りつける内容じゃないからこそ、本として読む必要がある。
そんな内容ですかね。

もし興味のある人は読んでみてくださいな。
世の中が今迎えている大転換の構図が見えてくるかもしれません。