2011年1月25日火曜日

イントゥ・ザ・ワイルド【11年17作目】

そして、こちらもやっと見た作品。


イントゥ・ザ・ワイルド

<映画の紹介>
1990年夏、大学を優秀な成績で卒業したクリストファー・マッカンドレスは、将来を有望視された22歳の若者だった。ところがある日、周囲に何も告げることなく全てを捨て、彼は姿をくらました。これがクリスの“真実を探す"壮大な旅の始まりだった。最終目的は、アラスカ。
---

主人公の気持ちがすごくよくわかる映画でした。
監督、いい仕事しましたね。

人生にいい・わるいがあるとすれば、それは築いた富や名声ではなくて、自分らしく生きたかどうかなのかなと思ってます。

誰かに敷かれたレールを歩きたいなら、それもあり。
自分の好きにやっていくのが気持ちいいなら、そうすればいい。
たくさんの人に自分の能力を認めさせたいなら、そんな目標も悪くないと思います。

この映画に出てくる主人公は、真っすぐ自分のやりたいことをやっている。だから、現状に少なからず我慢を強いられている人は、そんな彼が魅力的に映るのかなと。
でも、きっと彼も完全に自由ではないんだろうけど。

僕はこの映画で、最後のシーンが心に残りました。
主人公がこれまでの人生や大冒険を回想するシーン。それまでにやったことはたくさんあっても、思いだされる場面は人との交流があった場面ばかり。きっとみんなそうなのかなと思います。

世界中に、素晴らしい景色がある。何万年という時間をかけてやっと辿りついた今の景色。それはかつて存在していた何かが風化してしまった景色だったり、少しずつ積み重なって積み重なって深みを増した景色だったり様々だけど、心を奪われる瞬間を与えてくれる。それ自体は本当に素晴らしいことだし、これからも求めていきたいものでもあります。

ただ、実際にそこに行った後何年か経って覚えているのは、そこに一緒に行った人とやったことだったり、現地の人との会話だったり、どんなに素晴らしい景色よりも人との交流の方が強く思い出として残ってたりする。本当にフォーカスすべきは、一緒にいる人なんだろなと思います。一人で過ごす時期があってもいい。でも、最終的には誰と過ごすかってことを考えるべきなんじゃないかなと。一緒に過ごしたい家族や仲間が近くにいるなら、何やってても楽しいじゃん。

その景色は、とびっきりの思い出としてきっといつになっても色褪せない。

そんな思い出を、僕は一人じゃなく、周りにいてくれる人たちと一緒に作っていきたいと思わせてくれる映画でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿