2011年7月18日月曜日

アイデア会議【11年12冊目】

まとめて書いてってみます。
こんな本も読みました。


アイデア会議 いい企画への近道知ってますか?

<本の紹介>
いきなり企画会議から始めるから平凡に終る。あなたとチームが個性あふれる企画を生む方法、教えます。
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おもしろいアイデアを形にしていくのに、アイデアの数って絶対に必要だと思います。
どれだけ出せるか。出しているうちにアンテナの感度もあがるし、アイデアの質もあがってくる。
まずは量を出すことがどれだけできるか、ってすごい大事だと思うし、そんなアイデアを
出せる人でチームを組んで、何人もいていつもおもしろいアイデアの中でブレストができたら
楽しいなぁと思って、周りの仲間にアンケートをお願いしてみたり、ブレストに入って
もらったりしてます。

アイデアをたくさん出せる仲間にそのアイデアの出し方を聞いていくと、そのやり方って
みんな違ってる。自分のやり方を持ってる人が多いけど、やり方は自分で見つけて、
自己流を確立してる人が多い。
ちなみに僕のやり方は、割とざっくりコンセプトとか大枠を決めて、それを人に話しながら
詰めていくことが多いです。だから、一人で考えて最初に出すものの完成度はかなり低いと
思います。でも、その分数を出せる。ジャンルをあまり限定しないで動いているので、
そのそれぞれの活動の中でのいいところを橋渡ししながらアイデアのストックを増やして
いるので、そういう動き方ができるのが自分の強みなのかなと思ってます。

この本で書いてあった内容で参考になったのは、アイデアを形にしていく中での進め方。
・アイデア出し尽くし会議をする際には、事前にアイデアを20~30紙に書いておくこと。
 (時間短縮と、それぞれの得意なアイデアの出し方があるから。)
・質は量が生む。とするならば、量を出せないヤツに質が高いものが出せるのか?
 もし出せたとしてもそれはまぐれに過ぎないのではないか?と考える。
 コンスタントに結果を出すためには、素振り練習が必要。プランナーにとっての素振りとは、
 まさにアイデアを書くことに他ならない。
・アイデアは迷ったら出す。思いついてしまったアイデアを出さないことは罪。
・ある程度制限をかけた方が、アイデアは爆発する。
・会議とは学びの場。ただ報告を聞いているだけでなく、報告に含まれている自分にとって
 新しい行動や価値を、議論を通じて取り込んでいく。

・参考図書:
  ・「アイデアのつくり方
  ・「アイデアのヒント
  ・「スウェーデン式アイデア・ブック
  ・「パワポ使いへの警告」

参考になる本もいろいろと読んで、おもしろいアイデアを実現させていけたらいいなぁと
思いますね。^^

2011年7月17日日曜日

ハイ・コンセプト【11年11冊目】

昨日は奥多摩で、今日は玉川上水で読んでいた本です。
書評に残そうと思える、良本でした。^^


ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代

<本の紹介>
21世紀にまともな給料をもらって、良い生活をしようと思った時に何をしなければならないか―この「100万ドルの価値がある質問」に初めて真っ正面から答えを示した、アメリカの大ベストセラー。
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大前さんの本は個人的に学びが多くて好きで何冊か読ませてもらってますが
この本は自分が「新しいこと」を考えるのが好きだったのもあって手に取りました。

「この人はどんな風に新しいことを考えるんだろう」
「この人がいう新しいことを考えるってどういう意味だろう」、
そんなことに興味があったので。

読んでみた感想ですが、とっても良かったです。
直観的な動き方、考え方をしてる人、あなたの時代が来ますよ!^^

気になったことをメモしておきます。
・これから考えるべきこと。
  ・「よその国、特に途上国にできること」は避ける。
  ・「コンピュータやロボットにできること」は避ける。
  ・「反復性のあること」も避ける。
  ⇒これからは創造性があり、反復性がないこと、つまりイノベーションとか、
   クリエイティブ、プロデュース、といったキーワードに代表される能力が必要になっていく。
・「第4の波」は「情報化社会」から「コンセプチュアル社会」、つまり既成概念にとらわれずに
 新しい視点から物事をとらえ、新しい意味づけを与えていく。
・「答えのない時代」のいま、世の中に出たら、知識を持っていることよりも、多くの人の意見を
 聞いて自分の考えをまとめる能力、あるいは壁にぶつかったら、それを突破するアイデアと勇気を
 持った人の方が貴重である。
・学校で教えてくれる程度のことは、仮によく記憶していたとしても、二束三文でしかない。グーグルで
 検索できることは基本的に無料。その証拠に、人に教えるほど物事をよく知っているはずの先生で
 お金持ちになった人など知らない。
・「処理能力」より「創造力」、「技術マニュアルで得られる知識」より「潜在的知識」、
 そして「細かい部分にこだわること」より「大きな全体像を描く能力」がますます必要になってくる。
・創造力を測る、鍛えるためには以下のようなことを試してみてもいいかもしれない。
  ・漫画の吹き出しが何か所か空白になっていて、そこに会話を考えて書き込む。
  ・与えられたタイトルだけをもとに、物語を筆記、または口述する。
  ・さまざまな現実的な状況が示され、こんなときあなたならどうするかと質問される。
・これから求められる6つの感性(センス)
  ①機能だけでなく「デザイン」
  ②議論よりは「物語」
  ③個別よりも「全体の調和(シンフォニー)」
  ④論理ではなく「共感」
  ⑤まじめだけでなく「遊び心」
  ⑥モノよりも「生きがい」
・トースターにとって1日の1%が「実用性」を発揮する時間で、99%は「有意性」を示すための時間である。
 それなら、見た目が美しいほうが良いのではないだろうか。
・豊かさ、アジア、オートメーションといった要因によって、モノやサービスが価値のある「商品」へと
 急速に姿を変える。そんな中で生き残るためには、たゆみなく技術を革新し、新たなカテゴリーを創出し、
 「それがなかったことにすら気づいていなかったものを世界に提供する」しかない。
・「やれたはずなんだけど」とは決して言わない。それはやらなかったことだからだ。
・モノではなく、「経験すること」にお金を使え。
・生活で最も重要なのは「経験」である。そして、アイデアの交換や他人との触れ合いこそ、本来の人間の
 ありかただ。場所や対象物によって、経験の印象が強まったり、台無しになったりすることがある。
・英雄の旅の物語は3つの部分に分けられる。
 旅立ち、新たな世界に入る「イニシエーション」、そして帰還。
 挑戦、困難・挫折・絶望の末の出逢い・成長、そして成功と置き換えてもOK。

・参考図書
 「成功ルールが変わる! 「カラオケ資本主義」を越えて
 「ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略
 「マンガ学 マンガによるマンガのためのマンガ理論


「新しい時代」といってもこれまでのやり方がガラっと変わるわけではなく、
これまでに積み上げてきたものをよりレベルを上げていくには新しいことをする必要があって、
そのためにはこれまで後回しにされてきた要素がこれからは差別化要因として
注目を浴びていくし、これまで「これができる人がすごい人」と言われていたことは
変わっていくってことでした。

何年か前からそう感じていたし、だからこそIT業界に身を置きながら一見関係のなさそうなことも
自分としては必要になるタイミングが来ると思って取り組んできた。
結局、「できなくていい」っていうことは一つもなくて、「(こっちと比べると)重要度を落とさざるを
得ない」ってことがあっただけなんだと思います。
全部できた方がいいに決まってるし、「できるけどやらない(もっと得意な人がいるから任せる)」
ってことがあっても「できないからやれない(からできる人に任せる)」になっていたら、
後手にまわっていくのかなと思います。

自分の可能性を限定しないこと。自分で経験することを大事にすること。
そういうことを大事にしながら、クリエイティブとか遊ぶことを楽しんでいければいいのかなと思います。
これからに活かせそうな1冊でした。