2012年8月25日土曜日

本「大菩薩峠〈7〉」

ようやく7巻まで来ました。。^^;これまでに読んだ一番長かったのはきっと三国志とか坂の上の雲あたりだろうけど、それならもう終わりに近づいてる巻だってのにまだまだ新しく舞台は信州にも飛び火していく。読みながら旅行しているような気分にさせてもらえるのはいいですね。なんだろう、会話の調子がいいのかな、こういうとこへ配慮してそれぞれの登場人物が話すであろう言葉を丁寧に齟齬の内容に積み重ねていくって簡単なことじゃないだろうに、それをこの量でできてしまうのは本当にすごい、の一言です。

マンガ「昭和元禄落語心中(2)」

信さん、落語好きなんだな~って思いました。こういう人がいると、どんどんのめり込んじゃうのもナットク。好きだから、楽しいから、面白いからやってるって言えるかどうかってやぱ大事ですね。うん。

マンガ「茄子 (1)」

アンダルシアの夏って自転車の映画を知って、それの原作がこの本なことを知って読んでみました。確かこの作品は2年前のマンガナイトで紹介されてたんだけど読んでなくて、こういう形で再会することになるとは思わなかったです。茄子も好きだし、いいマンガでした。あぁ~茄子の入った夏カレーが食べたくなってきた!

本「大菩薩峠〈6〉」

一つの場所から始まった物語は、新たに房総と高尾山にも舞台を広げていく。僕らの人生も一緒ですかね、両親、家族、幼稚園、小学校、、と出会ってく人たちが広がって、旅行なんかもして、それぞれが違うとこに住みだしたりして、同じ日本地図もそれぞれの目からは違って見えていて。同じ場所のことを違う視点で見させてもらえることは、新鮮ですね。そして舞台の変化よりもおもしろいのはやっぱ人の変化だなと思います。

本「大菩薩峠〈5〉」

舞台は甲府から江戸に戻る。読みながら、「ペンは剣よりも強し」というか、僕はこの著者が本当は声を大にして言いたい(そして庶民はみんな共感してくれるだろう)ことを、物語の場面として描いているなと思いました。それがこの作品が多くの人たちに支持された理由なんだろう、と。偉大な人だ、と思って、中里介山のお墓が羽村にあることを知って、墓参りに行ったのもこの頃でした。

本「大菩薩峠〈4〉」

青梅から江戸、伊勢から東海道と舞台を変えてきた物語の登場人物が、はからずも同時に甲府に集まり、新たな交流は意外なところでその登場人物をつなげていく。メンツ争いに執心するダメ支配ってのはこういう平和な時代だから出てきたのかなとか、資産家ってのはいつの時代も悪巧みに巻き込まれるもんかなとか、今に通じるというか、僕はこの物語を通して今を読んでるようにも思えてきました。

本「大菩薩峠〈3〉」

この巻は主人公の話はほとんど出てこなく、草の根の庶民の話、特に女子供の暮らしを中心とした前半と、殿さまの話の後半。庶民の悩みの種はなんだかんだでお金であって、助けられるのは人のつながりであることも多いことなんかは、今と変わらないなぁと感じました。なんとなくですが、著者の中里介山自体にも今後の展開は全てはわかっておらず、日々の生活の中で得たヒントを作品に織り込んでいくのを楽しみながら書いていたんじゃないかな、とか感じて読んでました。

2012年8月24日金曜日

本「大菩薩峠〈2〉」

続いて2巻。っといきなり目が。。剣士の話なのに、それでいいの?っていう展開に俄然興味を注がれました。文章は読みやすくて、登場人物それぞれに特徴がある分覚えやすくて、たくさんの人に読まれてきたのがよくわかりますね。そして青梅から伊勢の方へ、そして東海道へ、次々に話の舞台が変わっていくことでもなんだか日本中を旅行してるような気分にもなったりします。
長いことを活かした書き方というか、こんな小説もあったんだって思いました。

本「大菩薩峠〈1〉」

ついに読みだした、世界最長の大河小説。もともとはジブリの鈴木プロデューサーの本に、彼のおもしろかった作品として紹介されていて興味を持ったんですが、最近よく行く青梅近辺が舞台になっていることもあって楽しく読めました。なんか主人公が主人公らしくないというか、変わってますね。これからどんな風に物語が進んでいくのか、楽しみです。そして僕に読み切れるかどうかも。

夏読書。

今年は、読書年と言っていいと思う。
ひさびさに、100冊超えに届きそうなペースで本読んでます。
(書評+引用メモが追いついてないんで、きじブックスは伸び悩んでますが…苦笑)

ただ数年前と違うのは、前回は100冊を目標にしていて、読む本は別になんでもよかった。
だから本を読んでる人たちに「どんな本を読んだらいいか?」をよく聞いた。
「最近読んだおもしろかった本は?」って聞いて、その本を読んで感想を言い合ったり。
それはそれで楽しかったし、読書のおもしろさの一つの扉を開いた一年だったと思う。
ただ、「100冊」が目標だったからお酒の誘いも断ったり、昼飯の誘いも断ったり、なんか頑張って達成した100冊だった、ような気がする。まぁ、今にして思えばになるけども。

でも今年のはちょっと違っていて、読む本のテーマを結構絞っている。
「自転車と交通」「多摩の話」「未来の環境」「アイデアの出し方」「日本の巨人たち」、、そんなことがテーマになっていて、読み進める中でまた新しい本が紹介されていたり、新しい方向性を見つけたりして、どんどん掘り下げてく中でさらに読みたい本がどんどん見つかって、だからこそ読みたくてどんどん読む。それで自分の知識欲が満足すれば、そこで打ち止めされるはずなんだけど、まったくそんな気配はなく、、読めば読むほど読まずにはいられないというか。。そんな感じです。

今は、2~3日に1冊を読み終えるくらいのペースで読んでるのに、読みたい本がたまってく一方。
でも、毎日自分の知識がちょっとずつでも増えて、今まで見ていた景色が違って見えてくるのがまたおもしろくて、しばらくはそんな日々を続けてみようと思ってます。^^

外も暑いですしね。^^;

2012年8月22日水曜日

ニュースにできることと、できないこと。

少し前に始めたこのブログの新コーナー、「きじまさしんぶん」。

ちょっとやってみて、確かに最近わかってきたことがあります。

それは、「ニュースには、だいぶ偏りがある。」ってことでした。
もしかしたら、僕が目にするニュースにはって制限がつくのかもしれないけれど。

ニュースの弱点は時系列。

限られた時間、限られた紙面でなるべく鮮度の高い情報をっていう部分が求められる分、これまでのそのトピックスに関連する事柄は申し訳程度にしか載らない。また、紙面の内容に合わせて記載を見合わせたりしてる(ように思える節もある)。
大体、そのニュースを前になんて報道しているかとか、他にどこが報道したかなんてことはニュースには含まれない。
前向きに報道してたことが運悪く事件に発展したりしても、「あおってスミマセン」とか言っているのは見たことがない。
言わなきゃバレないと思っているんでしょうか。
いきなり論調が変わったりしても、気がつかれなければ問題ないんですかね、一企業の姿勢なんて。

例えば一つのイベントがあって、それがニュースになる場合とならない場合がある。
それは、自治体の発信力や企画力、またターゲットとなる人の数によるかもしれないけど、
自転車のニュースに限ると東京、大阪、京都、福岡、あとしまなみ海道のニュースは取り上げられやすい。
最近は台湾からの訪問もあった群馬とか、震災復興と絡めた三陸のとかもそうかな。

かたや、取り組んではいるだろうけどなかなか取り上げられないところもある。
1ヶ月、都道府県毎に自転車に関するニュースにタグ付けをしてみてほとんど目にしなかったのは、宮城以外の東北、愛媛以外の四国、紀伊半島、北陸と中国の間あたり、南九州。
この違いからのなんでだろ、は並べてみて初めてわかったことでした。

そして、民間のイベントや取り組みに比べて、公の自治体の取り組みも取り上げられることが少ないように思う。
ここは、金次第っていう部分なのかな。まぁ、ニュースを発信しているのもビジネスですからね。
しょうがない部分もある。でも露骨な気もする。言ってることとやってること、違くない?とか。

客観的に見て、民間のシェアサイクルを始めたとかもいいニュースだと思うけど、各自治体がたまにやっているパブリックコメントの募集とかも、より多くの人が恩恵を受ける道路に関することなんかはたくさんの建設的な意見が必要なんだからニュースとして取り上げた方が効果があるんじゃないか、と思うのに、そういうのは紹介されることは稀。
だからそういう情報なら基本的に、ニュースではなく、自転車が好きな人が書いているメルマガとかfacebook、各自治体が発行しているメルマガなんかで流れてきて初めて知ることになる。

この先も少しずつスクラップしていけば見えてくることはまた出てくると思うけど、ひとまず1ヶ月続けるだけでもいろんなことが見えてきたんで書いてみました。

テレビ見てれば大体わかるとか思ってるようだと、ある種洗脳されてると思った方がいいかもしれないなぁ。

2012年8月21日火曜日

テーマを追う。

人は、いくつかのテーマを持って生きてった方が前向きに生きていけるもんだと、誰かが本で書いていた。
それをかつて読んだ僕も「確かに、そういうのがあった方がいいな」って思ったし、昔これからの進み方を悩んでたときに「きじのドメインて何なの?ははっきりさせた方がいいんじゃない?その方が、そのドメインに関係するような事柄を見つけたときに、『あ、きじに連絡してみよ』ってなるし、紹介するときにも『こちら○○をやってるきじ』って印象に残りやすく紹介できるじゃん。いきなりそこに話題を持ってけるじゃん。」って言われたこととも通じる気がする。

そんな僕の最近のもっぱらのテーマはというと、「自転車」と「多摩」。あ、「読書」もそうかな。

自転車に乗るのは好きだけど、僕の場合は急な登り坂を登りきることとか、誰よりも速く走ることととか、体脂肪を0.1%でも削ることとかには興味はない。
単純に自転車をこいで好きなとこに行ける自由さ、翼のようなものを感じることが好きなのと、スピード出して気持ち良く下り坂を降りれることとか、あとはみんなとお喋りしながら走ってるのが好きだったりする。
今は自転車もだいぶ注目されているから、自分としてはもっと盛り上がっていくといいなぁと思いつつ、その流れにもっと自分も参加したいなと、自転車の楽しさを伝えたり、引き出したり、自転車があるからこそできる他のことももっともっと知っていきたいなと思ってます。

もう一つ、自転車で回っているうちにはまり込んだ形ではあるけど、「多摩」もとても住みやすくて、歴史があって個性があって自然も多くて食は豊か、広さがある分スペースにゆとりがあって、人づきあいも「誰でもいい」って感じの23区内よりも「この人」っていう人にしっかりフォーカスが当たっている気がして、それでいてこれからな新しい部分も持ってる。特に、青梅~奥多摩あたりは昔から住んでいた若者と、一度田舎を離れて良さを知って帰ってきた若者が手を取り合って、地元をもっと楽しい場所にしていこうとしているところがとってもうらやましいし、迎えてくれる雰囲気がとってもあったかくて、いつしか僕もその仲間に入れてもらっている。

そんな2つでなにかできないかなと思い立ってはじめた「奥多摩トレックリング(詳細はイベントページ参照)」も大好評で、最初は月に1度で考えていたけど集まりすぎるもんだから(そして道路で遊ぶ以上、一度の参加人数を極端に増やすわけにもいかないから)、今は2週に1回。毎回来てくれた人たちにちょっとだけ奥多摩の良さを伝えることができて、笑顔で帰ってもらえることがとっても嬉しく思ってます。そして、その間に出会ってくれた奥多摩の仲間たちも喜んでくれることも重ねて嬉しいもんです。^^

そんなこんなで、最近の僕はさらに自分の知識が広がればできること、伝えられることもどんどん増えていくんじゃん、と思い立ち、これまでの気ままな散歩ならぬ散読から、なるべく自転車に関する本だったりニュースだったり、多摩を舞台にした話だったりを集めるように、そして見つけたら考える前に目を通してみるようにしています。そして必要だったらまとめておく。
それがまた、新しい本につながったり、本同士も意外なとこでつながっていたり、実際に舞台が多摩なら自転車でその舞台を見に行くことだってできる。気になった自転車も、見せてもらうことだったりもできたりする。

百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、実際に本を読んでみたり、見に行ってみてそこの景色や風の匂い、音、偶然にも居合わせた人たちとの何気ない会話、そんなことからもわかってくる部分はたくさん。
そして、そんな風にして自分がかけた時間はまだまだ微々たるものだけど、これを一生続ける気なら、一生使える財産となるものをまさに今自分は蓄積してってんだよなぁと思ってどんどん本を読んでます。

もし同じように、自転車だったり、多摩だったりが好きな人に出会えたら、自分が覚えた分、学んだ分、見つけた分はそっくりそのままその人に伝えられるし、伝えたい。そしてその先に見つけたものを、できれば僕も教えて欲しい。そうやって一緒に過ごす時間は、きっと楽しいものになるだろうなと。なるべくそこを、大きくしといてあげたいなぁと思って、今は僕は「テーマ」を意識しながら、暇な時間を見つけては自分のレベルアップに取り組んでる感じです。

半年後や1年後、もっと時間が経ったとき、今の自分がしていることがきっとこの先の人生を楽しいものにしてくれると思って、これからも情報収集、加工、発信を続けてってみようと思ってます。

ちゃんちゃん。

2012年8月20日月曜日

マンガ「のりりん(5)」

仲間と自転車を始めることになって、初めてのツーリング!奥多摩トレックリングでもみんなと出発する「一こぎ目」ってホント特別ワクワクする瞬間だったりして、そしてその後の道中でもみんなで声かけ合って走ってるのが本当に楽しいんだよなぁ、あぁはやく奥多摩に行きたい!と思った一冊でした。^^
うん。僕は僕のやり方で、もっとみんなに自転車の楽しさを伝えるんだ。うん。

マンガ「のりりん(4)」

この巻もおもしろく読ませてもらいました。もう、一気に読んじゃう感じです。この巻で印象に残ったのは、自転車を「よくわからないけど楽しそうだから始めてみよう」っていう人を見る、自転車に割と昔から好きで乗ってる人の目線、言い分。「グレーゾーンだからいいんだ、遊べるんだ」っていう人は、僕の知り合いでも何人もいて、僕もその恩恵に預かってるのでやっぱり規制が厳しくなってくのはメンドウだなと思いつつ、早くもっと進んで、例えばコペンハーゲンみたいに自転車高速道路なんてものができたりして自転車に乗りやすくなってくならいいな、とも思ってたりします。これからそうなっていく展開もあるのかな。今後も楽しみな1冊でした。^^

本「アイデアのつくり方」

「1時間もあれば読んでしまえるが、生涯あなたの心をとらえて離さない本」っていう表現が文中にあったけど、確かにページ数も少なくてサクッとよめる割に普遍的なことが簡潔にまとめられていて軽さは感じず、いい本だなと思いました。
アイデアについても、考えてみると「寝かせておく」ことで違う要素といきなり合わさったときに形になることって結構ある。そういった部分をしっかりプロセスとしてフェーズ分けしている点は、「確かに」とか思いました。アイデアを出すのは楽しいし、それが形になって喜んでもらえる人が増えるのは嬉しい。
そんな風に思える人には、ほんとにすぐ読めるのでぜひ読んでみて欲しいです。

2012年8月18日土曜日

横田基地日米友好祭に行ってきた!

今日は、初めて横田基地に潜入してきました!

いやぁ、戦闘機まぢかに見れて、大興奮でした!!
今年初めての海外が、横田基地になるなんてな~。
(パスポートはいらなかったですが。^^;)

往復は久々の運動も兼ねて国分寺の自宅からチャリでテイクオフ、五日市街道を一気に福生まで突っ走ります。
福生まで行くのは6月にほたる公園にほたるを見に行ったとき以来かな~。
五日市街道は順調に勧めましたがルート16に出た瞬間、「チャリで来て良かった~」と本気で思いました。すっごいクルマの数。クルマは一歩も進んでません。
そんな中をするすると、ゲートまで進んでいきます。第五ゲートは前は何度か通ったことあったけどいっつもゲート閉じてるんで、中に入るだけでちょっとイケナイことしてる感じでした。わーい。^^

ひさびさの長距離ライドも楽しくて、45分くらいで無事に横田基地の第五ゲートをくぐりました。

いざ、横田基地へ!
っとその前に、小腹が空いてたのでこちらもずーっと行ってみたかったけど行けてなかった第五ゲート近くのラーメン屋、福実へGOGO☆

でっかい魚が目印の福実!
ここは、僕の大好きな忌野清志郎さんがよく通ってたっていう噂のラーメン屋!
ちなみに福生の米軍ハウスにはかつて、忌野清志郎さんをはじめ、桑田佳祐、福山雅治、布袋寅泰、マーシー、大滝詠一、山田詠美、村上龍、、、とそうそうたるメンバーが住んでいたとのこと。
福が生まれるという名前の街「福生」、ほんとにその通りなのかなとか思っちゃったり。

清志郎さんのサインも!
そして僕は清志郎さんがよく頼んでいたという「Aセット(正油ラーメン+半チャーハン)」を注文。
マヂでうまかったです。運動したばっかじゃなかったら、汁まで飲み干そうかと思った。
ここのラーメンははまりますね~!近くにあったら通いたくなる気持ちもよくわかります。チャーハンも半チャーハンて量じゃなかったし。^^

そしてお腹を満たして、もっかい第五ゲートをくぐっていよいよ中に入ります。
一応ここからは海外になるんで、身分証明くらいするかと思いきやすんなり通れました。サンプリングで持ち物検査とかしてたみたいだけど。まぁ、入間の航空祭も同じような感じでしたから、そんな感じかなと。

そして、真っすぐ滑走路へ!なんと言ってもみたいのは戦闘機です!
男の子だもん。ビールよりも戦闘機!既にテンション上がってます。

滑走路に出ました。見渡す限り。
滑走路の奥の方に、「いた☆」「あそこだー」って真っすぐお目当ての戦闘機がいっぱい展示されてる一画(一画って広さじゃないけど)に向かいます。そして、眺めては写真を撮る、いやーあれもカッケェ。これもカッケェ。どれもこれも、スゲェぞココ。

いたいたー!すげぇ!

めっちゃ並んでました。

オスプレイは残念ながらいませんでした。

途中、雨がザーッと降ってきて、雷注意報が出たとかで外人さんに非難させられて、翼の下で雨宿りしてみたりして。これも貴重な体験で嬉しかったです。もう、何やっても嬉しいです。

翼の下で雨宿り。
そして雨も無事に上がって、次はヘリ!
「あーブラックホークだー!」

黒いのにカッコよくて目立つ機体。

操縦席!すごい計器の数!
ちょうど、奥多摩トレックリングで一緒に遊んでる中には普段はヘリのパイロットをしてる人たちもいたりするんですが、そんな人たちからホバリングの難しさとかも聞かせてもらってたんですけど、実際の仕事場の計器の数がこれだけあるとしたら、ほんっときびっしいな、とか思わされました。
風我さん、鎌さん、リスペクトです。。

これでホバリングって、僕は無理です。。

いろんな機体の中に入れました。
さらに、見学を続けてたら、変な機体を発見しました。窓がなく、機体の上に円盤がついてる飛行機。なにこれ?

円盤は何のために…???
こいつが噂のE-767でした!
自衛隊の人たちが丁寧に、世界に4機しかなくて4機ともに日本が所有していること。円盤は電子レンジのようなもので超強力な電磁波を発生させるレーダーで、その電磁波をくらわないように機体には窓がないこと、そしてこいつで潜水艦を見つけたりすることなんかをさわやかに説明してました。

なるほどね~。

そして今日一番の人だかりはここ!F-15イーグルとF-22ラプターの戦闘機群です。

F-15 イーグル!

正面から!こわー。

ラプター!尾翼が確かにそんな感じ?

並ぶと壮観ですね~。
あと、輸送機の中にも入れたりしました。興味津々で入ってみます。

どーなってんだ…!?

どこの国旗だろ。
そしてこの輸送機、エンジンのばらし展示なんかもしてたのでそちらも見てみたり。

これはなかなか見れないな~。

配線がびっしり。
そんなこんなでいろんな機体をじーっくり見て堪能してたら、途中から空が晴れ上がって、滑走路にいたら干上がりそうになったので帰路につきました。いやぁ~、ほんっとワクワクした基地ん中でした。

今日横田基地で迎えてくれた外人さん、自衛隊のみなさん、また参加した数多くのみなさん、おつかれさまでした。

日米の関係についてもいろいろ問題はあるけど、知らないことが失うことにならないよう見れる機会にはこれからもどんどん足を運んでいこうと思いました。

自分の国のことでしょ。自分の好きな人が住んでる国のことでしょ。
誰かがやってくれるわけじゃないですよね。

タッチ&ゴーも見たかったけど今日は見れなかったんで、それは別の機会にこっそり見に来たいと思います。

マンガ「昭和元禄落語心中(1)」

昔のメモに「落語心中」とだけ書いてあって、なんのことだろうと調べてみたらこのマンガが出てきたので、「これも縁かな」と思って読んでみました。
落語自体は見たことがなかったけど話のテンポがよくて、落語もおもしろいかも、と思わせてもらえる一冊。

マンガ「のりりん(3)」

2巻より先に届いてしまったので先読み。自転車に乗ってる人と、自転車に乗り始めたばかりの人のレース展開がおもしろかったです。自転車って、人の機動力を何倍にもしてくれるけど、画一的に○倍になるわけじゃなく、それぞれの自転車やパーツで全然変わってくる。それも楽しみの一つなんだよな~とか思いながら読んでました。いつもクロスですが、ロードもやっぱどっかで手に入れてみたいな~☆

マンガ「のりりん(2)」

続いて届いたのりりんの2巻目。だんだん自転車の魅力を見つけてく主人公がかつての自分を見ているようで、「そうそう、そうなんだよ。」とか思いながら読んでました。この主人公は周りに自転車に乗ってる人がたくさんいていいなぁ、と思いつつも、教わらなくてもそこにたどりつく、自分で見つけてく楽しみもあるんだよなぁと思いました。なんにせよ、このマンガいい!

マンガ「のりりん(1)」

先日のマンガナイト(http://manganight.net/)で教えてもらった自転車マンガ。早速手に入れて読んでみました。いやぁ、いいっすね!自転車のマンガってレースものが多かったけど、日常の街乗りを楽しむ僕としてはこっちの方が断然親近感を覚える内容でした。いいマンガ教えてもらったな~。

2012年8月16日木曜日

お盆ですね。

世間はお盆ですね。

仕事が休めなかった僕は、空いた電車で毎日出勤しているわけですが、このお盆の時期に考えたことがいくつかありました。

まず一つ目。

「このくらいの混み具合が適正値なんじゃなかろうか。」


日本の人口は減っているとはいえ、やっぱり東京は人が多いんだよなぁと、減ってみると本当に思うし、その減った環境の過ごしやすさったらない。多分、実家や旅行先に行っていた人も同じように過ごしやすく感じていたんじゃないかなぁとか思いました。
「 国家発展戦略の課題は人口成長率ではない。人口密度だ。低すぎると、我が国のように国民一人当たりのインフラ整備費用がかかり、苦労する。高すぎると、民は繁殖し過ぎた鼠のように、ストレスや摂食障害、精神病、暴力に悩むだろう。豊かな自然と程良い人口の地域社会に恵まれて、人間らしい生活を営む空間があるはずだ。」
そんな風に言ったのはモルディブだったかブータンだったかの指導者だったと思ったけれど(下の本に書いてありました)、なんだかそんな状況に東京、特に23区内も当てはまるのかな、と思いました。成長率よりも僕たちは密度にもっと注意を払うべきなんじゃないだろうかと。


前世界銀行副総裁、西水さんの魂がしっかり宿った一冊。読みながら、何度涙を流したろう。草の根の声に耳を傾けながら、自分にできることをその場その場で国家レベルから学校の先生、家庭のお手伝いさんまで全力で取り組みながら相手に向き合って得られたリアル。世界は広いなと、そして世界中で草の根レベルからこれだけ多くのリーダーが自分たちにできることを考えて、地域の人たちのために、国民のために、まだ見ぬ未来の人たちのために生きている。自分の小ささを感じると共に、僕もこの地でそんな生き方をしたいと思った一冊でした。この本すごいです、ぜひ読んで欲しいです。


そしてもう一つ。

「他の人がしてることなんて、気にすることない。」


旅行や実家に帰ったり、おいしいものを食べたり、家族で過ごしたり。
そういうことってすごく大事なことだと思う、でも他の人がそれをしてることを僕はいちいち気にする必要はないなと改めて思いました。
twitterやfacebookやブログのおかげで、確かに自分の周りの人たちがいつどこで誰と何をしてるかってとこは簡単にシェアしてもらえるようになったし、それによって恩恵に預かることもたくさんある。
でも、そこで更新されていく情報を1分に1回確認する必要はないし、全てを見る必要も全然ない。
そんなことを気にしてたら、情報のコレクターにはなれても、自分の考えを掘り下げたり、落ち着いて休むことができなくなってしまう。もっと世界と遮断される時間を作った方が、精神衛生上いいのかもしれないと、そんな風に思いました。これはリアルの世界の住人が減ったのと逆に、ネットの世界の住人が増えたからなんだろうか。

別に世間が休んでても、やりたいことがある人はやってるよ。
twitterやfacebookに出てくる時間の長短や発言の多寡なんて、なんの価値もない。
遊びのコミュニケーションの手段に過ぎないんだから。
しっかりそういうことがわかって適度な距離を保った付き合いができている人もいる。
ただそれが、自分はなかなかできてなかったなぁと思いました。

もっと休憩するときはなんも考えず目に入れずに休憩したらいいし、他の人がオススメしてたからってそこに行ってみる必要も、食べてみる必要もない。
興味は外からの刺激に反応したときの方が、中からの刺激に反応したときよりも文脈が細くなると思う。そんなことしなくても、自分のやりたいことをしていれば出会うもんには出会える。自分で調べたって見つかるものは見つかる。自分の興味を掘り下げていった方が、広く浅くにならない分オリジナルな部分、直接会って話したときにその人にしか聞けなかっただろうなっていう部分をたくさん持っている人になれるのかもしれないな、とか思いました。

ちょうどこの時期は、終戦だったり、亡くなった人たちに思いを馳せる時期だったりもします。
他の人のことなんて気にせず自分の人生を生き抜いた、楽しみ尽くした人たちに僕は胸を晴れるかな。
久しぶりに自分の子孫のことをのぞきに来たご先祖様たちに、「君やりたいことないの?ガッカリだよ」って言われないように、「いいじゃんお前」って言われるような過ごし方をしていきたいなぁ、とか思いました。

2012年8月12日日曜日

本「麒麟の翼」

著者 : 東野圭吾
講談社
発売日 : 2011-03-03
東野作品の読了2作目。これも、あっという間に引き込まれてどんどんページをめくってった作品でした。「東野さんのことだから、どうせ思った通りにはならないんだろう」と思いつつも常に展開を予想しながら読むんだけど、やっぱり予想は裏切られました。^^;
日本橋の麒麟の像近辺はよく自転車で通ってたので、舞台設定が鮮明に頭に思い描けて、自分もそこにいるような感覚で読めたことも楽しかったです。そして、違和感を感じたら納得するまで捜査を続ける加賀さんの姿勢を「プロだな」と感じました。ぜひ、日本橋の麒麟の像を見てから読んで欲しい一冊です。

本「彗星夜襲隊」

日本唯一の軍事博物館、靖国神社付属の遊就館。ここに今も展示されている爆撃機「彗星」で最後まで夜襲戦法で戦った芙蓉部隊(芙蓉=富士山)の戦中記。この8月に読むのにふさわしいと思って、読んでみました。記録の列記になっている分読みにくさはありましたが、特攻だけが日本の戦い方ではない、その場その場で変わっていく戦局を見据えながら孤軍奮闘した部隊の戦い方は新鮮で、また自分は安全なところに身を置きながら特攻を指示した指揮官たちの姿が震災後の今の日本の姿とダブりました。そういう戦局でも、勝てる土俵を作り上げて戦った部隊がいた、ということに勇気をもらった一冊でした。

本「日本人が知らなかったドロップシッピング」

ECについての知識をもっと深めたい、と思ってAmazonで漁っていて見つけた一冊。物流としてのドロップシップについては以前学んだことがあったけど、ECのドロップシッピングとはどんなもので、それで稼いでいる人は一体どんなことをしてるのか興味があって読んでみました。とても読みやすく初心者向けに書いてある本で、この本だけでもECサイトは作れると思います(現に僕は作れました)。これから実践して、書いてあることを確かめてってみたいと思います。

本「フットボール・ラブ」

サッカーファンにはもちろん、そうじゃない人たちにもぜひ読んで欲しい一冊。1人ひとりのサッカー選手の生き方に向き合い、根っこの誰にも共通する部分に訴えかけてくるような熱さを伝えたいんだっていう著者の想いは存分に伝わってきました。こういう熱い、想いのこもった文章を書ける人が好きです。
マリノスにいた代表の頃の松田は何度も見に行ったし、急逝してしまったことは今でも残念に思うけど、そんな松田選手だけでなく同じ日本人の選手たちがそれぞれの人生を熱く生きていることを、読みながら嬉しく思える一冊だと思います。

本「フェルメール 光の王国」

フェルメールの絵が好きで、この人がどんな風にフェルメールを見ているのか読んでみたくて手にした一冊です。フェルメールの展示会にもいくつか足を運んでますが、やっぱり光を、光の道筋を改めて意識させてくれるようなその絵は時間を止めてくれますね。著者の、フェルメールの絵を微分で表したセンスは真似できないなと思いました。いつか、全国に散らばった絵画も本物を見に行ってみたいなぁ。

本「MOTの達人」

著者 : 森健一
日本経済新聞出版社
発売日 : 2007-11-01
技術に興味があるのなら、MBAよりもMOTの知識を手に入れるべきだろう、と思って手に取った本。今の自分たちの基礎技術を大企業で作り出していった大先輩たちの、技術開発をしていく中での個人、チーム、部門、研究所、企業全体と組織のレベルを大きくしながらその中で必要なこと、考えておくべきことが語られていて、方法論に終始するような本より数段実践的なノウハウの詰まった、良本だと思いました。理系、技術の仕事をしている人が読んだら、「あるある」と思うことがたくさん書いてあります。この人たちの試行錯誤が、僕らの世代を育ててくれたんだなと思いました。

2012年8月11日土曜日

レイアウト変更

ここのところ、思うとこあって「自分の頭の中の整理をしやすくしたい」と思い、このブログをいろいろといじってます。
とりあえず大まかな変更点とその意図したところを記載してみたいと思います。

■1.タイトル変更

「KJ Quest」から「きじポタ」に変更しました。

ブログを最初に始めたころは日々の記録をつけるだけだと思ってたので、そんな位置づけで書いてました。

そのうち、せっかく考えたことを書いたのだから、悩むことや解決したいと思うことをいつもゼロから考えるんじゃなくて、「ここまでは考えたことがある」ってところまではすぐにたどりつけるようにしてもいいじゃないかと、マスタページを作りだしてそんなアプローチをドラゴンクエストでいう「冒険の書」の位置づけに見立てて、「KJ Quest」にしてました。

そして今は、そういった僕のこれまでの日記やマスタになる情報の他に、ブログ以外のたくさんいいサービス、便利なサイト、試してみたいことが出てきたりしたので、ブログはブログとして存在させながら、このページからどこでもつながるような、自分の基地になるサイトにしていきたいと思ったので、「きじのポータル」っていう意味と自転車のポタリング(寄り道メインの自転車の楽しみ方)の意味合いも込めて「きじポタ」にしました。

■2.ページ変更

これまで「活動紹介」「経験知」「出会ってきた言葉たち」としていたページをそれぞれ、「イベント」「まとめ」「誰かの一言」としました。
ページの中身も若干変わってますが、活動紹介よりもイベントの方がしっくりきたし、単発のイベントを何度もやっているという点でこっちの方が表現的に正しい気がしたので、変えました。
「経験知」も随分更新はしていませんが^^;、単に自分の考えをまとめていくポータルページになるので変えました。
「出会ってきた言葉たち」は名前からして長かったので、短くしたかったってとこですね。

■3.新ページ追加

きじまサイクル」「きじま商店」というECサイトを作ってみたので、追加しました。気に入ったもの、自分が紹介したいと思ったものを、自分がお店を持っているという立場で紹介していった方が楽しいかなと思ったのと、ECサイトを学んでみたいと思ったのがきっかけですかね。自転車に特化したお店を「きじまサイクル」、それ以外のおもしろ商品全般的に扱うお店を「きじま商店」としてみました。これからちょっとずつ仕入れとか、SEO対策とか覚えてみようかなっと。

きじまさしんぶん」はいわゆるニュースやサイトのスクラップです。ニュースって、その記事だけを見たって傾向なんかはわからない。前にどんな取り組みをしていて、他ではどんな動きがあって、そんな時系列や横串を通した形で多摩や自転車に関わるニュースを集めてみることで、今までと違うことも見えてくるだろうと思ってこれから集めてってみようと思ってます。

きじブックス」は、僕の読書遍歴を記録してってみようと思って作りました。読書は好きだし、本やマンガに関わる動きもさせてもらっている自分は、家が狭くなるので自分の部屋に本を溜めません。読み終わった本は蔵書印を押して、人に会うたびにプレゼントしたり交換してもらったりしています。なので、リアルには存在しない本棚をネットの中に存在させてみるのも楽しいだろうと思って、自分が読んだ感想と共に残してってみようと思います。
「人柄は本棚に出る」とも言うし、よかったらふらっと寄ってみてくださいな。もし読んでみたい本があれば気軽に教えてください。手元にあれば会えるタイミングで交換しましょう。^^

そんな感じです。

2012年8月10日金曜日

本「電気自動車ウォーズ」

最初は「電動自転車の充電施設をどう整備していくか?」っていう自分の課題から、「電動自転車の充電設備は電気自動車の充電施設と兼ねられていくハズだ」になって情報収集のために読み始めた本でしたが、個人的には未来の可能性にワクワクしながら読むことができました。まだまだ混乱期にあってどんどん書かれていることは変わっていっていると思うけど、各社の思惑を俯瞰しながら読めるので、とてもいい一冊だと思いました。

本「なぜうつ病の人が増えたのか」

著者 : 冨高辰一郎
幻冬舎ルネッサンス
発売日 : 2009-07-10
ストレスの多い業界だし、社会だし、しょうがないのかな。と思っていたうつ病でしたが、この本を読むとちょっと見え方が変わってきました。確かに社会にそういった一面があることは認めるし、たくさんの人がこういったことに正しい認識を持ちながら一緒に暮らしていけることは大事だと思うけれど、それだけじゃない。各国の事例と医療におけるお金の流れのメカニズムも多分に影響した今だってことを改めて感じさせられました。いい悪いではなく、事実を知っておくことも大事だと思います。なかなか語られることのなかった部分まで踏み込んで書いている一冊だと思うので、ぜひ、いろんな人に読んでみて欲しいと思いました。

本「燃えよ剣」

著者 : 司馬遼太郎
文藝春秋
発売日 : 1998-09-16
今年の年始に高幡不動に初詣に行った際にご挨拶してきた多摩の喧嘩師、土方さんの生涯を描いた作品ということで、読んでみました。女の人から見たらどう見えるかはわからないけど、男ばっかりでつるんできた自分から見るとすごく共感する部分の多い作品ではありました。セリフもいちいちかっこいいな~と思いました。
偶然にも運命にも出会えた、やりたいことをやれる仲間と、共に時代を生きていく。そんな人生を自分も多摩で、歩いていけたらいいなと思わせてもらえる一冊でした。

本「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

たくさんの人たちが読んだであろう、この一冊をようやく読んでみました。元々存在している組織に入って、慣例に流されずに新しくしていくってことは本当にエネルギーもいるし、それだけのモチベーションがないとなかなかできないことだと思うけど、しっかり結果が目に見えてわかるくらいに変わっていったら本当におもしろいだろうなとサクサクと読み進めながら感じました。
世の中うまくいかないことだらけで、僕なんかへこんでばかりですが、スタート地点はその方がいいのかもしれないと前向きになれた一冊でした。

本「通勤大学MBA〈11〉MOT」

日本で、いや日本はこの先どう食べていくのかという点で、学ぶべきは技術を活かした経営であろうということで、MBAではなくMOTを選んでみました。しっかり学んだことのなかった分野ではあるけれど、どうやって「オリジナル」を見いだし優位性を確保していくのか、そしてそれを磨いていくのかといった点ではすぐに今の自分も活かせる部分が多い一冊だと思いました。通勤中に読むために軽い内容にあえて押さえているようにも思えた本なので最初に読む一冊としてはいいのではと思います。

本「機会不平等」

結果の平等は割と考えられているけれど、機会の平等について考えるとどうだろう。お金がないとなれない職業、入れない大学もあれば、社会人になってからも正社員、契約社員、派遣社員と階層に絡む問題は常に存在していて、しんどく感じながらその中で暮らしている人たちがたくさんいる。著者が、その「おかしいでしょ」っていう部分に真正面から切り込んでいく中で感じた怒りや憤りをそのまま文章にしているような一冊でした。読んでて頭に来たり、気持ち悪くなったりすることもあるかと思いますが、読んでおいてためになる一冊だとも思いました。