2012年8月22日水曜日

ニュースにできることと、できないこと。

少し前に始めたこのブログの新コーナー、「きじまさしんぶん」。

ちょっとやってみて、確かに最近わかってきたことがあります。

それは、「ニュースには、だいぶ偏りがある。」ってことでした。
もしかしたら、僕が目にするニュースにはって制限がつくのかもしれないけれど。

ニュースの弱点は時系列。

限られた時間、限られた紙面でなるべく鮮度の高い情報をっていう部分が求められる分、これまでのそのトピックスに関連する事柄は申し訳程度にしか載らない。また、紙面の内容に合わせて記載を見合わせたりしてる(ように思える節もある)。
大体、そのニュースを前になんて報道しているかとか、他にどこが報道したかなんてことはニュースには含まれない。
前向きに報道してたことが運悪く事件に発展したりしても、「あおってスミマセン」とか言っているのは見たことがない。
言わなきゃバレないと思っているんでしょうか。
いきなり論調が変わったりしても、気がつかれなければ問題ないんですかね、一企業の姿勢なんて。

例えば一つのイベントがあって、それがニュースになる場合とならない場合がある。
それは、自治体の発信力や企画力、またターゲットとなる人の数によるかもしれないけど、
自転車のニュースに限ると東京、大阪、京都、福岡、あとしまなみ海道のニュースは取り上げられやすい。
最近は台湾からの訪問もあった群馬とか、震災復興と絡めた三陸のとかもそうかな。

かたや、取り組んではいるだろうけどなかなか取り上げられないところもある。
1ヶ月、都道府県毎に自転車に関するニュースにタグ付けをしてみてほとんど目にしなかったのは、宮城以外の東北、愛媛以外の四国、紀伊半島、北陸と中国の間あたり、南九州。
この違いからのなんでだろ、は並べてみて初めてわかったことでした。

そして、民間のイベントや取り組みに比べて、公の自治体の取り組みも取り上げられることが少ないように思う。
ここは、金次第っていう部分なのかな。まぁ、ニュースを発信しているのもビジネスですからね。
しょうがない部分もある。でも露骨な気もする。言ってることとやってること、違くない?とか。

客観的に見て、民間のシェアサイクルを始めたとかもいいニュースだと思うけど、各自治体がたまにやっているパブリックコメントの募集とかも、より多くの人が恩恵を受ける道路に関することなんかはたくさんの建設的な意見が必要なんだからニュースとして取り上げた方が効果があるんじゃないか、と思うのに、そういうのは紹介されることは稀。
だからそういう情報なら基本的に、ニュースではなく、自転車が好きな人が書いているメルマガとかfacebook、各自治体が発行しているメルマガなんかで流れてきて初めて知ることになる。

この先も少しずつスクラップしていけば見えてくることはまた出てくると思うけど、ひとまず1ヶ月続けるだけでもいろんなことが見えてきたんで書いてみました。

テレビ見てれば大体わかるとか思ってるようだと、ある種洗脳されてると思った方がいいかもしれないなぁ。

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