2012年11月6日火曜日

奥多摩トレックリング#15イベントレポート!

さて、11月に入って街の木々もすっかり色づいてきたこの週末、僕はまたもや奥多摩トレックリングに行ってきました!

前日の航空祭に続き、天気は超快晴のパーフェクトサニーデイ!
そして現地スタッフの情報によると、今回の行く予定の日原方面は最高の紅葉状況とのこと。^^
たまりませんね~!

というわけで、早速レポートしていきたいと思います!^^

◆いざ出発!

まずはいつも通りにJR奥多摩駅に11時に集合。
もうね、この時点で雲ひとつない晴天に恵まれて、みんなの笑顔がまぶしかったですね。
今日はこの天気、絶対楽しくなるに決まってますからね~。^^

そしてお店特製のサイクリングマップを配ってちょっとしたガイダンスをした後に、今日もお世話になるレンタサイクルのトレックリングへ!

「こんにちは~!」
「あ、どうもどうも。お~○○さんお久しぶりです~!」
「やー、今日はいいっすね!もう間違いないっすよ~!」
「スタッフ抜けて、一緒に行っちゃいますか!」
「いやマヂで行きたいっす。笑」

なんて感じで僕らもスタッフもみんなゴキゲン。
天気がいいってのは、何をしても気持ちがいいですね☆

今回は僕を入れて9人の大所帯なものの、なんと半分以上がリピーター!
嬉しいですね~、奥多摩のこともサイクリングも気に入ってくれて何度も来てくれるなんて。
ありがたいし、そんな仲だからもう参加者もスタッフもみんな和気あいあいです。

そして借りる自転車は、今回はいつもと違って登りメインの日原方面に行ってみようということで、全台電動自転車でお願いしてみました。^^

参加者の趣向に合わせて好きな自転車を選んでもらって、初めての方にはスタッフから自転車の簡単な講習も。中には、何年振りの自転車がいきなり電動自転車でおっかなびっくりな方もいたけど、しっかり教えてもらえるので安心してくれたみたい。

行ってきまーす!

今回は出発写真を奥多摩駅の駅舎をバックに撮ってみました。
山小屋風の駅舎が絵になりますね~(若干指が入ってるケド気にしない。笑)

そしてこの奥多摩駅の2階にあるアースガーデンマルシェで今日のお弁当を調達!
奥多摩キャンプのときもいただいた塩麹豚弁当@500円なり!おいしくてリーズナブル、そして日原方面はご飯を食べるところが非常に少ないので、マルシェの存在は本当に心強いです!
いつもありがとうございます!

そしてお弁当をバッグに入れて、いよいよ出発です~☆
それにしてもいやぁ、いい天気だ~。^^

奥多摩駅と廃線跡の橋を見降ろして。

木々も色づいてますな。

のんびりサイクリング。
◆川辺の日なたでピクニック

そして、走り始めて20分くらいで、最初の休憩スポットに到着。
走り始めてみると、天気もいいし景色も最高なんですが、意外と日影が寒い。。
まぁ標高は都心と比べたら既に400mくらい、一般的に100m標高が上がると気温は0.6℃下がるので、400mで2.4℃低い計算になります。
なもんでお昼をどこで食べようかと思っていたら、いい日なたスポットがありました。^^

その名も、「白妙橋」。
ここ、ものすごく揺れる橋で僕的にはとても楽しいんですが、いくつか橋板のネジが外れてます。
あんまりはしゃいで落ちないようにしてくださいね。とか。笑。

みんなおそるおそる橋の上へ。

橋からの景色。トロッコも見えます。

そしてこの橋のわきに小さなけもの道があって、そこから川辺に出られます。わーい♪


無事に降りてきました。

ボロボロのイスが。

そしてここで待ちに待ったお昼ごはんです。
日なたの川辺でご飯なんて、気持ちいいじゃないですか。^^

外でのご飯はやっぱいいすね!

噂の塩麹豚弁当!
◆倉沢のヒノキへ

そしてのんびりしつつも次の目的地へ向けて再出発!
奥多摩の森もどんどん深まっていきます。

大自然バンザイ。

ゆっくり進んでいると、どうやら見えました「倉沢のヒノキ」への入り口。
ここからは自転車を降りて、山道トレッキングです。
写真の通り、徒歩15分で着けたとしたら相当早い人なんじゃないかなと。。笑
僕らはゆっくり、休憩もしながら登っていきます。

休憩も空気がよくて気持ちいい。

そしてようやく着きました、「千年ヒノキ」こと「倉沢のヒノキ」!
東京で一番大きなヒノキの木は、まとう空気が神々しかったです。

倉沢のヒノキ。

そしてこの大きなヒノキの木の下で、毎回恒例の自己紹介も兼ねての読了本交換会。
今回は僕はこちらの4冊を持ってってみました。

先日青梅にあるバカボンのパパ、赤塚不二夫の記念館に寄った際に買ってきた一冊。バカボンやおそ松くんを地で行く生涯は記念館の中でもいろんな写真で見せてもらってたけど、いろんなエピソードがおもしろおかしく書いてあって、特に母親への尊敬とか関係については、作品の中でも確かにそうかもなぁと思うところがありました。この本もいいけど、記念館も併せて楽しむともっと楽しめると思う一冊です。
奥多摩トレックリングにて読了本交換してもらった一冊。蒼穹の昴の浅田次郎の作品だけれど、「はちゃめちゃな一冊」として紹介されていて興味を持って読んでみました。
さすがに浅田節というか、誰が書いたか隠されてもわかるくらい文章の進め方や言い回しは浅田さんの書き方がよく出ているなと思いました。
そして登場する人物たちの多岐に渡る人生の背景が不思議とひとつのツアーを共にすることで共通点が見いだされていくことに、なんとなく共感を覚えました。
一見なんの関係のない人たちとも、思いがけないつながりってあるもので、探そうとしてないだけなんですよね。「短所は見つかるもの、長所は見つけるもの」っていう言葉を思い出した一冊でした。
上巻がとても良かったので、下巻も早速読んでみました。バラバラだったツアー客と、その地にいる人たちと、歴史上の人物が、共通項や似た立ち位置に立つことで少しずつ近づいていく。そのスピード感とストーリーの自然さがとても心地よかったです。
さらに、人は失敗した数だけ、失ったものの大きさの分だけ大きくなれるというか、決して無駄な経験などないと思わせてくれる前向きなメッセージが伝わってきました。後ろ向きな思いで参加したことでも、行ってみれば新しいことが見つかるかもしれない。失敗してもいいから動いてみる、動き続けてみるということの大切さを改めて感じた一冊でした。

今回はリピータのみなさんが、この奥トレで交換して読み終えた本を持ってきてくれたりで、回数を重ねて楽しみもだんだん広がっているなぁと、耳をすませば的な広がりも確かに裾野が広がってるなと感じた時間でもありました。うーん、やっぱりこういう時間も大切ですな。^^

また僕も交換してもらった本を読んで持ってきたいと思います☆

そしてごめんなさい写真忘れました。笑。

そんなこんなでゆっくり過ごした倉沢のヒノキも後にして、今度は下山していきます。
登るのは大変なんですけど、下るのはあっという間でしたね~。

戻ってまいりました。

紅葉がまぶしい^^

◆いよいよ日原鍾乳洞!

そしてさらに日原方面を奥へ奥へとサイクリングで進んで、、到着したのは日原鍾乳洞!
いや~着いた着いたぁ!途中で元気さんの自転車ダケ電池が切れてしまったのですが、そこは現役の空手道場長・元気さん、余裕で登ってみせてくれたのでした。

来たぞ鍾乳洞!

入り口はこんな感じ。

橋を~渡って~♪

いよいよ鍾乳洞の中へ。
鍾乳洞の中は年間を通じて11℃。
結構寒いと思いきや、実は外の気温もこの辺は冷えてきてるのでそんなに変わりませんでした。みんな防寒してくれてたので、全然問題なかったですね。^^

三途の川はこちらです~。

探検探検。

三途の川の下見。

縁結びの神様がいました。

天井にはびっしりと一円玉が。

鍾乳洞の中はいろんな音色が聞こえる水琴窟や、岩窟王がいそうなトンネルや、ありえないほど大きな空間があったり、心を折られそうな階段が続いたり、、さすがは関東随一の大きさを誇る鍾乳洞。さすがのスケールでした。

帰還しての一安心の面々。晴れ晴れ~☆



◆帰り道のアクシデント

そして鍾乳洞から帰還した15:00頃、もう若干ですが日が傾きだしてました。
やっぱり日が落ちるのが早くなってきてるみたいですね、寒くなる前に帰りましょ~ってことで、ここからは帰り道です。

紅葉を楽しみながらの帰り道。

そして、日原から奥多摩への帰り道。ここが今日一番のサイクリングロードです。
なにせ、標高にして300mほど登ってきた11kmが全て下り坂っていうロングクルーズが楽しめちゃうわけです。こいつはヤバい!

「うっひゃー!」
「気~持ちい~!」
「最高だわ~!」

っと歓声が自然と上がる上がる。^^
やっぱ気持ちいいと人間自然と声も出ますね。

…ただ、自分が気持ちよくなるのはいいのですが、周りの人への影響も少しは考えたいところ。
この帰り道で、ちょっとした事故がありました。

僕らが降りてた後からロードバイクの大群がすごいスピードで一気に降りてきて、そのスピードにびっくりしてしまった参加者が1名、バランスを崩して転んでしまいました。
幸い少し休んで自転車には乗れるくらいには回復したので帰ってこれたものの、下手をすれば大事故です。
自転車で頑張って登った分、自分が満足できるスピードで気持ち良く降りたいという気持ちもわかりますが、周りでサイクリングを楽しんでる人がみんな自分たちと同じくらい自転車に乗りなれているわけでもないし、そういう人にとって猛スピードで追い抜いていく自転車はやっぱり恐怖の対象となり得る、ということも気にしてもらえたらな、とも思いました。

そしてそこからはブレーキもかけながら、重力に乗って奥多摩駅までほとんどこがずに降りてきて自転車を返却します。
うーん、アクシデントはあったものの、みんなの満足そうな表情は嬉しかったですね。
今日は本当に気持ちいいサイクリングになりましたとさ。

◆温泉とビールと。

そして、自転車を返したあとは温泉です。
奥多摩駅といえばもえぎの湯は有名ですが、僕らは秘かに入れる「麻葉の湯」へGOGO☆
ここは、奥多摩駅徒歩7分の窓から渓流を見下ろせるステキな温泉なのです。

そしてここで汗を流して冷えた体をあっためて、のんびり奥多摩駅の近くでお酒を飲んでいこう、ということで三本杉の下の焼き鳥屋、尊氏へ。
ここはトレックリングのスタッフもおすすめの、絶品焼き鳥が食べられます。
地元に愛されて30年、いまや立川にも店舗を構える地域の自慢の焼き鳥屋だそうです。

ちょうどお客さんとして来ていた「毒キノコの会(←新種を求めてキノコを食べまくる会らしいw)」のおっちゃんたちとも意気投合して一緒に乾杯して、みんなで焼き鳥を焼くおやっさんに「おいしーなー」「最高だ~」「おっちゃんありがとう~」っておだててみても「決してマケねーよ?」って言われてしまったり(それでもめちゃくちゃ安かったし「明日休みだから」って作り置きしてたお新香出してくれたり)、そのおやっさんたちが取ってきた食べられるキノコをホイル焼きにしてもらったり、途中でトレックリングのお店の人たちも合流してみんなでワイワイ。なんか奥多摩ファミリーの懐の深さを感じた夜になりました。^^

いやぁ、めちゃくちゃ笑ったなぁ~。
いい感じw

奥多摩の銘酒・澤乃井で乾杯☆

Don't think, Feel 奥多摩!!

やっぱり、奥多摩最高です!
今日もありがとうございました~!!

◆参加者アンケートより抜粋◆
 
―参加してよかったこと、満足できた点を教えてください
 
「キャンプの時以外で初めて違うコースを体験、とても新鮮で良かったです!今回はサイクリング+トレッキングでまさにトレックリング!という感じで、それも良かったです!(相変わらず登りに弱くてスミマセン)」
 
「興味はあったものの、もともとアウトドアな人間ではないので、自分が参加することで、みんなの足をひっぱったらどうしよーか、などと気になってたのですが、初心者でも気軽に参加できるように、だいぶ敷居を低くしてもらえたおかげで、安心して参加するコトができました。」
 
「自然を満喫できたこと、本の交換により初対面の方の人柄に触れやすかったこと。」
 
「奥多摩という身近な自然の中でリラックスできました。いつも、山に行った後は顔が元気になり、そして声が大きく(元気よく)なるのは山からエネルギーをもらっているんだなと思います。」
 
「お陰で 自転車が大好きになりました。本当にありがとうございました。」
 
「a.きじに久しぶり会えたこと
 b.参加者の皆さんが良い人だったこと
 c.紅葉が綺麗だったこと
 d.他にもあるけど、書ききれないです!」
 
「皆さんと楽しく一日トレックリングができて、温泉に行ったり、美味しい焼鳥屋で飲めたこと。初めて電動自転車に乗れたこと。」
 
◆◆

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