2013年10月14日月曜日

奥多摩トレックリング#28イベントレポート!

夏から秋への季節の移り変わりの中の3連休、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

僕らの奥トレはまたまた晴れに恵まれて、きのこBBQを楽しんできました!
それにしても今年は晴れるなぁ、3月から10月までに企画した12回のうち晴れなかったのはただ1回、今年の奥トレに関して言えば、晴天率はなんと92%!
奇跡的な1年の締めくくり奥トレを楽しんできました。
(来年全部雨だったらごめんなさい)

今回の奥トレのテーマはシンプルに、きのこ狩りのみ!
いろんなとこに出かけてみるのも楽しいけど、休日らしくゆったりプランで楽しんでみるのもそれはそれでいいものでした。

それではイベントレポート行ってみま~す。

■まずは腹ごしらえ!

今回のプランは午後にきのこ狩りからのBBQを予定していたので、それまで3時間はお昼はお預けになっちゃいます。
それだと人によっては朝早く家を出てきてくれているので最初に小腹を満たした方がいいよね、ということで最初は奥多摩駅2階の「アースガーデン・マルシェ」で軽食をとることに。各自ニジマスのおにぎりやわさびコロッケバーガーなど、奥多摩ならではの具材を使った簡単なものを食べて力をつけてもらいます。^^

なかにはカレーをペロリと一皿食べてた人もいましたね。
確かにどれもおいしそうだったんで、気持ちわかるわ~。

2階のアースガーデン・マルシェで腹ごしらえ。
そして元気も出たところで、いざ出発!

奥多摩駅から徒歩1分のレンタサイクル「trekkling」にて、自転車を借りて出発します。
今回は参加者全員がリピーターということで、説明も短縮版。そしていつものクロスバイクやマウンテンバイクではなく、ロードタイプの自転車と電動自転車をメインにチョイスしてもらいました。この時の選択が、のちのち大きな分かれ道になることは、このとき誰も想像していなかったのでした。。。

行ってきまーす☆本日完売!
■秋の涼しい奥多摩を満喫。

っとスタートまで少し時間をかけましたが、今回も順調にスタート。
前回よりも一気に涼しくなって、サイクリングにはベストコンディション!すっかり秋の風や陽気の中、のんびりサイクリングを楽しみます。^^
なんだかこの日、都心は138年ぶりの真夏日を記録したとか。そんなんでも、奥多摩は快適そのものでした。

渓谷の秋。
ゆっくり景色をながめる。
橋の下に来ました。
とくれば、水切り。
これが飽きないんすよね。
■山越え谷越え、、きのこガーデン到着。

ゆったりサイクリングを楽しみつつも、今日はせっかくロードタイプの軽い自転車と、電動のラクラク自転車が揃っているので、「あえて」坂道の多いコースにもチャレンジしてみました。

寸庭橋からの上り、そして裏道を使いつつ梅ヶ谷峠へ。
電動のラクラク組はどんな坂道もどこ吹く風でスイスイ上っていくものの、ロード組は最後太ももの限界を迎えていましたね。まぁ自転車は下りても大丈夫なので、無理しない感じで進んでいきましょ~☆
ただほんと青梅きのこガーデンまでの上りは想像以上に長くてキツイです。ここは電動で行くのがいいと思います。。

ロードで頑張ってます!
この日、きのこガーデンは僕らしかいなかったので貸切状態!
さっそくきのこ狩りをしたかったのですが残念ながらきのこ(しいたけとかまいたけ)は思ったほど出揃っておらず、なめこがちょこちょこという程度でした。
でも普段見たことなかったんで、それでも衝撃的だったけど。。それを少しもぎとり体験させてもらったりして、お腹もすいたしBBQへ!

群生しているなめこ。
もぎとるのは意外と簡単だけど、ヌメッとします。
しいたけの原木。
やっぱり外でみんなでBBQってのは本当に気持ちいいですね!
こんなに広いスペースでBBQやれるようになっちゃったら、二子玉川のみんなが窮屈なBBQには戻れなくなるかも。。

順番に焼く係と、食べる係。
きのこ、肉、野菜、ニジマス、魚介と食材の量がすごい!

そして焼きそばまで。
みんなで作るのも楽しいですよね。
具材たっぷり焼きそばお待ち~!
秋の陽気をサイクリングして、BBQでたらふく食べて。うーん、充実した休日すね。

と、ひとしきり食べ終わったこのタイミングで奥トレ恒例の読了本交換会をしてみたり。
一人1冊~数冊、持ってきた本を紹介しあう。これまでに交換された本を読み終えて持ってきてくれる人がいてそういう本はいろんな人が感想言ったり、仕事や趣味に関係する本で自己紹介以上に相手のことがわかってきたり。
この奥トレがきっかけで「本を読むようになった」って言ってくれる人がいたりするのも嬉しいすね。^^今回も興味のある本がたくさん。どれを狙おうか。。

さぁじゃんけんしますか。
そんな感じで交換会も終えて、今日はもう気持ちがいいんでそのままここで自由時間。
思い思いに、食べたり、寝たり、散歩したり、交換した本を読んだり、バドミントンしたり、、それぞれの好きに過ごせる時間を奥トレで作れるといいなと思ってたんで、そんな風に過ごしてました。

レンタサイクルの良さを活かして、たくさんのスポットをまわれたらそれはそれで得るものもあるけど、基本はみんなリラックスしに来てるんですもんね。
たまには、こんな時間があってもいいですよね。^^

食べた直後のバドミントン。
なんか避暑に来てるみたいでした。
バドミントンは大いに盛り上がって自転車以上に汗をかいたメンバーもいたようですが、日没前にゴールにたどりつく必要があったので片付けして施設の人たちにあいさつして、帰路につきました。もうみんな疲れてきてたんで裏道小路でのんびりと。
あんなに上ったのに、下りるのは一瞬でしたね。。いやー気持ちよかった~☆^^

おつかれさまでした~!右下2人が出発前と同じ。。
■お決まりの温泉&ビールへ!

レンタサイクルを返却後は、もう奥トレの定番コースになっている河辺温泉「梅の湯」からの「ビストロ 今」で乾杯!

露天が最高!河辺温泉・梅の湯。
今日は坂を上ったりバドミントンしたり汗もかいたし体力も使い果たしてたメンバーもいましたが、温泉から上がると元気になってました。笑。やっぱ温泉にゆっくりつかるのって、本気で回復しますよね。^^

そして最後はビールで乾杯!
今日は今年の奥トレの締めくくりということでたくさん飲んじゃいました~!

ごちそうさまでした!
今年の奥トレは、去年からの積み重ねで通算28回を数え、その間に本当にたくさんの人たちが遊びにきてくれました。奥トレでつくりたかった「自分が一緒に遊べるサイクリング仲間」は確実にできてきてると思うし、そこからまた山に興味を持ったり、ここでつながった人たちと飲みに行くようになってくれたり、人をつなげるという部分も少しずつ形になってきてるのかなと実感してます。

これからの奥トレは、僕の大阪での仕事が終わるまでの半年間は一旦お休みに入ります。
ただ大阪での僕の仕事もコミュニティデザインに関わる部分なので、奥トレに持ち帰れる部分も大きいと思うし、しっかり自分のレベルアップも果たしてまた半年後奥多摩に戻ってきます。

その時は改めて「奥トレZ(仮)」としてやっていけたらと思っています。笑。

僕が奥トレを休んでる間も、常連メンバーが「ニセックリングをやろう」とかいろいろと企画はしてくれてるみたいなので、もし興味のある人は教えて下さいね。僕はいないけど、楽しい仲間が集まって遊んでると思います。^^

ほんとこの2年間の奥トレがあって僕は人をつなげるおもしろさ、自分の好きなことを人に伝えてもいいんだと思えたり、次の仕事への転職を決められたのもこの奥トレがあってこそでした。そしてそんな奥トレを続けてこれたのはトレックリングに関わるあったかい奥多摩や青梅の人たち、集まってくれる人たち、来れなくても応援してくれたりするたくさんの人たちの声があってこそでした。
そういう意味では、本当に感謝をいくらしてもしたりないし、まだまだやってみたいことに巻き込んでいきたいとも思っています。

また来年、しっかり奥トレを再開させたいと思うので、しばらくの間はお休みさせてください。
本当に今日、そして今年の奥トレに参加してくれたみなさん、ありがとうございました~!^^

◆参加者アンケートより抜粋◆

―参加してよかったこと、満足できた点を教えてください

「楽しい人達に会えたことと素晴らしいきのこガーデンを知ったこと。」

「お腹いっぱい食べられたのと、太ももの限界を知れたこと。」

「しいたけやなめこの栽培の様子が見られたこと。きのこ園で、BBQをお腹いっぱい食べられたり、ゆっくり過ごせたこと。」

「昨日の奥トレは、今までで一番楽しかったかもー。ゆっくりペースの方が自分に合ってるんだな。BBQもコスパ良すぎだしwバトミントン、またやりたくなってきちゃった。そして電動自転車の偉大さを思い知りました。」

「久しぶりに自然を満喫!スポーツの秋と食欲の秋もあわせて満喫できました!」

◆奥トレ統計◆
  • 通算参加人数(奥多摩):168人
    • 内リピータ 74人、リピータ率 44%
      2年目にして驚異のリピータ率40%超!
    • 男性 69人/女性 99人、女性が参加しやすいってとこなのかな。
  • 通算参加人数(全体):249人
    • 内リピータ 134人、奇跡のリピータ率 53%
      飲み会は歴代参加者大集合!^^
    • 男性 105人/女性 144人、こちらも女性の参加率高しですな。
  • 最年少参加者:20歳!~最年長参加者:53歳
    • しっかり世代間を埋める活動になってるかなと。^^
  • 晴天率:78%!(晴22回/全28回)
    • 大体晴れるから、安心して参加してもらって大丈夫です。^^
  • 総走行距離:591.5km
    • 500km超えました!東京~大阪くらいの距離ですかね。
  • 平均走行距離:25.7km!(総走行距離591.5km / 実施23回)
    • 距離的には初心者サイクリング向きですね。
  • 遠距離参加者:千葉は船橋、神奈川は湘南から、
    • 休みを合わせて宮城県からの参加者も!
    • 遠いところありがとうございます!
  • 自転車最大ブランク:中学2年以来乗ってません!
    • ゆっくり馴らしながらなのでそんな人でも大丈夫でした~!^^
  • 植樹本数:18本(#26(13/09/01)より開始)
    • 少しずつ増やしていきましょう!

◆◆

<今日走ったコース(地図をクリックするとアニメーションで見れます)>




2013年10月7日月曜日

本「こう考えよう!」

著者 : 秋元康
大和書房
発売日 : 1997-06
AKBには完全についてけてないですが、秋元さんの本を一冊読んでみました。この人がたくさんの日本語に、そしてたくさんの人の考え方に触れてきたことが伝わる一冊。優しい感じのまま最初から最後まで一気に読めてしまうので、少し気分転換したいときとかに読んだらいいかもしれないです。無理強いされないところも好感を持てる。
割とみんなが一度は考えたことのあることをテーマに取り上げているので、そういう意味でも親近感のわく一冊かもしれません。AKB、一回くらい社会勉強で見に行ってみようかな。

2013年10月6日日曜日

本「脳を育て、夢をかなえる」

先日の奥トレに脳の研究をしている博士が来ていたことでちょっと読んでみて本。子供向けに書かれていたので、ド素人の自分にもわかりやすい一冊でした。嬉しかったのは、趣味である読書が思いのほか脳を鍛えることに高効果が期待できるというところ。そして読むスピードや計算のスピードが上がれば上がるほど脳の鍛錬度も上がっていくということで、もっと読むスピードも意識してみてもいいかもしれないと思いました。マンガやゲームが脳への刺激にマイナスなのはちと残念か。。メカニズムがわかると応用が効くんで、そういう意味でいい一冊でした。

本「人生は勉強より「世渡り力」だ!」

読みながら、「この人、人のことをよぉく知ってる人だなぁ~」と、懐の大きさ・深さを感じる一冊でした。技術を仕事にしてきた一人として、すごく納得できる部分もあったしそっちの人間だからこそレベルの違いがわかるというか、一緒に仕事したら親分として目指したくなる、ついていきたくなる人だなと思いました。
世渡りっていうとセコセコうまいことするようなイメージを持ちがちだけど、そんなことじゃなくて、「技術持ってんだったらもっとアピールしていけよ」っていう技術屋たちに対しての危機感から出てきたメッセージなんじゃないかなと思いました。

転職のご報告

既に個人的に伝えたりで知っている人もいますが、
どこかでしっかり報告したいと思っていたのでこのタイミングでご報告です。
この度、僕はセブン&アイグループでのエンジニアを退職して、studio-Lに合流してコミュニティデザインに取り組んでいくことにしました。

http://www.studio-l.org/

実は、セブン&アイの退職は8月中には完了し無職になっていたんですが、しばらく多摩地区で動いてる人とコンタクトを取ったり本を読んだりしながらのんびり自分の考えを整理してました。

今後もエンジニアとして働きたいの?多摩地域に根を下ろして暮らしていくには何をすべきなの?奥トレはそれだけやってれば大丈夫って形にできないの?
過疎や子育て・介護、原発、熱帯化、教育の限界とか税金の使われ方とかウッドマイレージやフードマイレージ、再生可能エネルギーへのシフト、生態系&森の維持回復その他もろもろ、今解決しなきゃいけない社会的な問題に自分のできることってないの?、今一番足りないものってホントは何なの?、それ待ってて解決すんの?、っていうか自分の結婚とかどうすんの?
そんなことをああでもない、こうでもないする日が続いて月日が経ち、「あれ、もしかしたら俺このまま口が達者なだけのニートになりそうじゃね?」的な感覚も覚えたり。。
結局いいこと言いながら仕事はお金で選ぶのか。。まぁそれも仕方ないのかな。。とかとか。ぐるぐる。

そんな中、マンガナイトをきっかけに縁ができた立川の市民施設・子ども未来センターで市民活動支援をしていたstudio-Lのコーディネーターさんに声をかけてもらって、コミュニティデザインを仕事にすることが選択肢に入ってきたら、自分の中ですごくしっくりきました。

http://www.studio-l.org/project/30_tachikawa.html

一人で全部の問題を解決しようと思ってもきっとできない。
でもやらないと困るのは自分たち。じゃ、どうするか。
みんなで楽しみながら、みんなの知恵を持ち寄って、みんなが恩恵を受けられるようにできないかな、と。

実は、そうやって解決に取り組んでる人たちが世の中にはもういる。
そういう活動を僕はもっと知ってもらいたい。もっと力になりたい。そうやって動いてみて友だちが興味を示してくれると嬉しいし、やってみると楽しめたりするもんだねって伝わったときには自分も元気をもらえる。
人は人に会うことで元気をもらえたり、磨かれたりする。笑顔も広がる。健康にも、人とのつながりが必要だって話もある。

ずっとそういうきっかけを作れる人になりたいと思いながら、ここ10年イベントごとをやってきました。興味がなさそ~な人でも、自分がこれから先も付き合っていきたいかどうかだけで声をかけてきました。迷惑になっていたら申し訳ないです。あんまり悪いとは思ってません。
その蓄積を認めてくれた人たちがいて、今回声をかけてもらえた。嬉しいですよね。
僕がstudio-Lに持ち込めるものがあったなら、それは全てみんなとの付き合いの中で培ってきたものだと思います。
そして全国でコミュニティデザインを手がける中で得られたものを、僕もみんなのコミュニティに還元できるといいと思います。

大きなものじゃなくていい。
それぞれの家族のコミュニティだって、仕掛け一つでさらにいいものになるかもしれない。
趣味でも地域の仲間でもママ友でも、いくつになっても新しいコミュニティとの出会いはあって、そういうところで困ったときに頼れる、頼ってもらえる人になれるよう自分は仕事をしながらレベルアップしていけたらいいなと思います。

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と、そんな感じで転職を決めたわけですが、当面は大阪で勤務することになりました。予定では半年間、2014年3月までは大阪で修行期間になります。
しっかり力をつけて、また再会できるといいなと。

ここ2年続けてきた奥多摩トレックリングは、来週末のきのこ狩りで一旦11月以降の年内分は中止、再開するにしても来年の4月以降になります。いきなりの報告で申し訳ない。国分寺の家は引き払ってしまう予定で、来週中には片付けなきゃなと。
東京でようやくできてきたつながりが道半ばになってしまうのは寂しい思いもありますが、半年間なんてあっという間です。大阪で大いに学んで、大きくなってきます!

これからもどうぞよろしくお願いします!

2013年10月2日水曜日

本「営業のミカタ」

著者 : 安東邦彦
WAVE出版
発売日 : 2010-08-20
営業を専門にやったことはないですが、誰でもフムフムと思う一冊だなと思いました。その辺の浅い経験でノウハウをまとめたハウツー本とは違って、シンプルな「営業マンの存在価値」と変わってきた時代の流れに合わせて「今後の営業マンは何をしていくべきなのか」が書かれていて、「こういう営業スタイルの人は確かに好感持つわ」と感じました。どんな仕事でも、営業的な側面は少なからずあるはずで、大いに参考になった。営業って雑にはできないな、繊細さが必要だなぁと改めて思った一冊でした。

本「君の夢 僕の思考」

1枚の写真と1節の言葉を一緒に並べて集めたフォトエッセイ。言葉は、写真と一緒に入ってくると全然違うメッセージになったりするから不思議なもんですね。彼の思考の一端が垣間見えて、「なるほど」と思ったり「確かにそうだ」と思ったり。たまにこういうの読むと、ホッとしますね。
「人間だけが、悲しいのに笑える。嬉しいのに泣けるのだ。」

2013年10月1日火曜日

本「失敗の教科書。」

成功ばかりの伝記に、その人の失敗を加えた大人向けの伝記。登場するのは手塚治虫、オバマ、矢沢永吉、安藤忠雄、シャネル、三浦雄一郎、、と誰もが知ってる人ばかり。そんな人たちの人生だって、途方もない成功の裏には数え切れない失敗があって、そこをどうやって突破したのか、興味深く読ませてもらいました。元々伝記は好きなので、人物がよく見えておもしろかったです。一番印象に残ったのは将棋の羽生さんの考え方で、「集中力の切れ目がある」っていう話。どんなに集中しようと思っても、人である限りそのタイミングは来る。そこでやってたことは集中してできない。だから失敗はなくせない。確かになと。そこは認識して受け入れといた方がいいかもしれないと思いました。

本「夜行観覧車」

奥トレで交換してもらった1冊。「家族」がテーマということだったけれど、後味はあまりよくない話でした。
読んでて難しいなと思ったのは、自分で決めることができない、何かをするときに周りに流されてしまうとやっぱり厳しい時は無理がくるよな、っていうところ。家族や地域の思惑がその人らしさよりも優先されてしまって、やりたくもない、苦手にしてる土俵でがんばってみても、やっぱり不自然だし結果は伴わない。それはまた悪循環を生んでしまう。
基本的に世間や相手の評価への怖さが行動や評価の基準になっていて、相手への愛情を動機に動いた登場人物が少ない物語だったように感じました。世間ってそんなもんなのかな。