2017年2月20日月曜日

鑑賞記:海賊とよばれた男

僕の「やるやる詐欺脱却作戦」は、建物やスポットに限らない。
映画も見ようと思って(たはずなのに)見てこなかった作品が多い。だから今年はなるべく多くの作品を見ようと思っていて、まずはこの「海賊とよばれた男」。もちろん、立川のシネマシティで見てきましたよ。


世間の評価は賛否両論あるみたいですが、僕にとってはとてもよかったです。仕事の上でも考えていることがあったりしたので、「やったろうじゃん」とやる気に一気に火がついた時間でした。

見に行くきっかけは、知人が「きじにも」と参加してないのに送ってくれた講義録。
これまでの時代の動静を踏まえ、これからのことを参加したみんなで考える、そんな集まりの前段となる講義で提供されていた話題の中に、この話の主人公・出光佐三さんの生き方が取り上げられていて、その講義の内容がよかっただけに「これも見ておきたい」と思ったことでした。

映画の中での印象に残ったことはいくつもあったんだけど、まずは石油の可能性を自分はまだ十分にわかってないな、という点がひとつ。有限な資源だからこの先も考えれば依存はできない、また産出国でない日本はそこが弱点となり得る(実際になったから戦争に突入した)。今は、歴史を繰り返さないためにも可能な限り早く自然エネルギーへの転換を、という考え方の方向性はわかる。ガソリンでなく電気自動車や水素自動車、発電も火力や原子力から太陽光や風力へ、と。でも、それがすぐにはできないほど魅力があり社会的に恩恵を受けてきた「石油」の持つ資源としての力、特別さ、さらにまだ実現していない可能性の部分について自分はある種、敵対視のような見方しかしてこなかったかもしれないなと思いました。それがあってつくられた社会に暮らしているのに。

あともちろん、ダビデとゴリアテの戦いではないけど、寄ってたかっての弱い者いじめにも屈せずに自分のすることの意義を信じ、ジャイアントキリングに挑戦し続ける主人公とそれを共に担う仲間たちの姿は胸を打ちました。今の自分の状況なんてちょろいちょろい。そして残業がどうとかではなく、やってておもしろくてしょうがない仕事ってこういうものだよなぁとか考えさせられたり。(仕事におもしろさを感じながら働きたいという意味で、めちゃくちゃ残業したいですというわけではないです念のため)

なんにせよ、この物語を映画でなく原作、いや欲をいえば実際に今もこの物語の続きを生きている人たちもいるのだから、生の話としてもっと知ってみたいと思いました。そして自分の働き方もここらで気合いを入れると同時に、社会的な大きな意義を意識して動いていきたいとも感じた作品でした。できること、やりきってないことはまだまだあるなと。

「海賊」とよばれたことはなくとも、「韋駄天」とか「懐刀」、「神の目」とか異名はいくつかもらってきた。その名に恥じぬよう、今年も頑張っていきたいなと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿