2017年2月27日月曜日

鑑賞記:八月の鯨

今映画館でやっている映画だけでなく、昔の映画も「いつか見る」リストにはたくさん上がっているので少しずつ今年は鑑賞していってみる。まずは、「八月の鯨」。


アメリカ・メイン州の小さな島で暮らす老姉妹の夏の日々を淡々と描く傑作(引用元:wikipedia)、ということで見てみた作品。
個人的には、見ていてかなり退屈な作品に感じました。全体にゆったりとした時間の流れを感じて、このテンポで暮らしていくことに楽しみを見出すこともときには必要だと思うけど、いつもこれだと今は飽きてしまいそう。そこに逆に、今の生活のテンポの早さを実感しましたね。やろうと思ったらすぐに実行に移せる利便性と機動力、それを享受した生活の快適さと自由度。

ただ、時間が経って、自分も歳を重ねていけば思うように体が動かなくなり、五体満足ではいられなくなるだろう。そうなったときにそれでもこの作品の中の生活のような、いろいろ思い通りにいかないこともある中で楽しみを見付けながら暮らしていく、そんな風に暮らしていけたらとも思ったり。

今のペースで動ける時間は限られていて、いずれ来るそういうタイミングへの準備もしておくことが必要なのかもな、とは思いました。それは働き方も、いろんな活動への取り組み方も、家計のやりくり的な現実的な側面でもそうだろう。

あと印象に残ったのは、老紳士の感じの良さ。セリフにも品の良さやウィットがあって、こういう人になるにはどうしたらいいだろう、とか思わされました。願わくば、頑固おやじよりもこっちの感じを目指せると嬉しいかなぁと。まぁ、もう少し先の話ではあるけど。

若い時には退屈に感じても、だんだん作品の年齢に近づくたびに分かる範囲が広がって、また10年後とかに見たら違った感想を持つだろう深みのある作品だと思いました。

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