2016年6月21日火曜日

本「日本版インダストリー4.0の教科書」

最近仕事上でも耳にするようになってきた「インダストリー4.0」について予備知識を持っておきたいと思って読んでみた一冊。いまいまのプロジェクトで活用できる部分は少ないけど、BOMの垂直連携・水平統合の考え方なんかは参考になりました。そして世界のモノづくりの変遷とその中での日本の位置づけ、今後どういう方向に動いていきそうなのか、その中でIT・IoTに求められる役割について俯瞰して書かれていたので、イメージがしやすかった。これからまだまだ変わっていきそうすね。負けないゾ。楽しみ。

本「リーン・スタートアップ」

こちらも、GEなんかも取り組みだした「リーンスタートアップ」を知っておくために読んでみた一冊。この本は良かったな~、仕事上で活かせる考え方が多々あった。新しいことを始めるにはスモールスタートがやりやすいけど、それだけじゃ考えとしては足りない。そのやり方にもいくつも工夫すべき点があることを改めて考えさせられて、早速自分の仕事の仕方も少し変わってきたかな。リーンな考え方も取り込みつつ、失敗から学んでできることを増やしていけるといいなと。

本「稲盛和夫 最後の闘い」

JAL再生の実録。稲盛さんの経営者人生の集大成になるだろうこの話はいつか追っかけてみたいと思ってて、ようやく読めた一冊。自分も無関係ではなかったから知っていた部分と、その大きな組織をどう建てなおしていったのか、何から手を付けてどんなアプローチで軌道に乗せていったのか、とても参考になりました。ここまでの方法論とそれをやりきる根性・熱意が必要なんだなと、自分の仕事に照らしあわせてまだまだ小さいな自分とレベルの違いを感じずにはいられませんでした。うん。まだまだやれることある。がんばろう。

本「マーフィー名言集」

自分のエンジンになる言葉たちを集めるのが好きなんで、また1冊読んでみました。可もなく不可もなく、という感じの1冊だったかな。個人的には「勤勉は大切だけど、それだけでは成功はしないし幸福も手に入らない」っていうところは共感したところ。頑張ってればいいわけじゃないなと。だからこそいろんな人と意見交換もして、自分のしてることの棚卸もして、より自分が気持ち良いと思える環境に軌道修正を自分でしていく必要があるんだよなと思いました。何のために勉強するのかって話ですかね。

本「これが答えだ!」

ストレングスファインダーの続編ということで読んでみた一冊。最速で戦力化を進めたいしいろんなことに取り組みたいはずなのに、社員の欠点を指摘して、苦手なことに取り組ませて、どれも標準レベルの万能選手をつくることに何の意味があるのかと考えさせられました。それぞれのメンバーの特徴を見て、いいところを伸ばしてお互いにもちつもたれつの関係が早く築けるようになると、いいチームができてくんだろうなと。そういう働きかけをもっとしていきたいですな。