2015年11月30日月曜日

本「美女は何でも知っている」

奥トレで交換してもらった一冊。自分じゃ絶対選ばないなと思って手にとってみたものの、「俺この人とは絶対合わない」と思っただけでした。書いてある内容が自分のダイエットとブランド自慢とカッコいい男とお酒を飲む話だけ。自分の周りにいる人をアクセサリーのひとつみたいに書いていて、ちょっと頭に来た一冊でした。考え方が合わない人っているんですよね、とその心構えだけは持っておこうかなと。

2015年11月28日土曜日

本「公共施設が劇的に変わるファシリティマネジメント」

公共施設のスタッフをしていたこともあって興味を持って読んでみた一冊。公共施設、特に建物に関して全国のおもしろい事例や市政にどんどん取り入れたらいいのではと思う方策が書かれていて、勉強になりました。「~べき」という評論家な書き方ではなくて、現場で働いている人ならではの実務家視点で「こんな問題も起こりうるが、進むべき方向はこっちだよね」というアプローチがとてもいいと思いました。一企業においても文書管理やフロアレイアウトなんかは使える考え方が多くて、一読の価値ありかと思います。

本「大菩薩峠〈13〉」

大菩薩峠もようやく13巻まで進んできた。後半に入っていよいよ人物像は個性を発揮しだし、人の出会って別れてを繰り返しながら登場人物の双方が別々に過ごしていた時間をメインにした話から、かつて一緒に過ごした時間を踏まえた出来事が増えてきた印象。さて、この先はどうなるか知ら。

2015年11月23日月曜日

本「共生の大地」

1995年と古い本だけど、書いてあることは今でも使えるような内容が多いように感じた一冊です。それぞれの地域で抱えていた課題にどう取り組んだのか、それを妨げたのは何だったのか、最終的にそれは中央も問題に収束していき、日本と世界との関係性も踏まえて改善すべき点を明らかにしていく。多少、インターネットや携帯電話の普及など技術的には変化はあるにせよ、20年前に解決が必要だと考えられていたことがほとんど解決していないようにも読めて、根が深そうだけど取り組まないといけないよなと感じました。結構しっかりまちのことを考えてる人向けだと思います。

2015年11月17日火曜日

本「それでも、自転車に乗りますか?」

タイトルだけ見るとあまり自転車に前向きではなさそうだけど、読んでみるとどっこい、自転車の現在抱えている問題点や危険を改めて認識してしっかり自転車の環境づくりが進んでほしいという想いの伝わってくる一冊でした。自由に乗れる自転車は、ひとたび事故を起こすととんでもなく大変なケースになることもあったり、国内の交通を総合的に見た場合の自転車側の言い分も納得できるものがあり、これまでに読んできた自転車本とは少し違った切り口の本で新鮮な感じがしました。自分も模索しながら、いろんな人の意見に触れながら自転車と付き合っていけるといいなと思いました。

2015年11月15日日曜日

本「歴史の使い方」

以前の仕事で著者の堺屋太一さんが話に出てきて、興味を持って読んでみた一冊。歴史に学べることは多くあると思うけど、他の人たちがどう活かしているのか興味深く読むことができました。日本はまだまだ国家レベルでも地域のレベルでも問題は山積みだけれど、どっちに向かうべきだという方向性は少しずつ見えてきている気もする。目の前にあることを俯瞰して、完全な正解でなくとも「こっちかな」という方向に進んで適宜軌道修正していけば、今いるところよりは近づける。そんな気はした一冊でした。

2015年11月14日土曜日

本「自転車に冷たい国、ニッポン」

自転車関連の本をもう少し読んでいこうと、手に取った一冊。とっても薄くてあっというまに読める本でした。新聞記者らしく数字やデータを用いて、世界の主要都市との比較や問題点をシンプルにまとめる文章で、まずは知ってみようという人向きの本だと思いました。もう少し知りたい、という人には、中身も厚みが必要かもしれませんね。印象に残ったのは、傾斜度と自転車の関係を取り上げていたところ。東京都といっても自治体ごとに違うわけで、立川近辺はどうなんだろうと思いました。

2015年11月11日水曜日

本「JR中央線の謎学」

本屋で見つけて、近場のおもしろスポットの情報収集に読んでみた一冊。この手の本はなるべく目を通すようにしてきているのもあって、半分くらいは知っている内容だった。もう何冊か読めば、一般教養としては十分かもしれない。とはいえ、知らなかった話もちょくちょくあって、立川の付近でも廃線レールを使った公園があるとか、すぐに見に行けるので今度見に行ってみようと思いました。近くに住んでる人にオススメしたい一冊ですかね。

本「デザインのめざめ」

奥トレで交換してもらった一冊。レイアウトもすっきりしていて文章もわかりやすい、とても読みやすい一冊でした。デザインと今は少し離れた業界にいるけれど、だからこそこういう視点が大切になっているなと思います。「それを考えるのは当たり前」という中で突出する人が出てくるのも必要なことだけれど、そういう文化のないところに色をつけていくこともおもしろいし僕はそっちを楽しんでいけるといいのかな、と感じさせられた一冊でした。すぐに読み終えられて他にもこんなシリーズがあれば読んでみたいと思いました。

2015年11月10日火曜日

本「生物と無生物のあいだ」

奥トレで交換してもらった一冊。細胞とウイルスの違いがおもしろく、研究者の生活についても読みやすく書かれていて好奇心をくすぐる内容で、理系は楽しく読めるんじゃないかなと思います。不思議の裏側のメカニズムって、謎を解きほぐしていくとおもしろいですね。個人的には、死んだ鳥症候群は印象に残りました。そういう人っているけど自分ではなかなか気づけないのかもしれない。自分も気をつけたいと思います。

本「希望学 あしたの向こうに」

幸福学の前野先生に続き、希望学の玄田先生にも興味を持って読んでみた一冊。幸福と希望を対比させながら読むことができて両方読んでみてよかったというのと、確かに似てることでも意図しているところは違うなと感じました。そして福井県の魅力溢れる地域の人たちを丁寧に取材し、取り上げていると思いました。他の地域に活かせるような取り組みもそうだし、何歩か先を行っているような営業努力も伝わってきました。この一冊を読んでから、都内でも目にするあれもこれも、どんなやりとりがあったのかな~とか考えるようになったオススメの一冊です。

2015年11月9日月曜日

本「歌集 その言葉は減価償却されました」

奥トレで以前交換してもらった一冊。マンガナイトメンバーの著者の本ということで、興味を持って読んでみました。普通の日常を切り取った短い言葉たち。わかるものもあるし、わからないものもあった。でも自分との近さからかとても親近感がわく、話しかけられそうな距離感の歌集でした。たまには歌でも詠んでみるのもおもしろそうですね。

2015年11月8日日曜日

本「国土が日本人の謎を解く」

オススメされて読んでみた一冊。なるほどなるほど、日本人の土地柄の特性と共有されている価値観、そこに無理に欧米に合わせたゆえに生じているひずみがわかりやすくまとまっていて、もっと自分たちがチームとして力を出していくために必要なヒントが書かれていた気がしました。違いが明確な比較対象があると、自分たちのことがよく見えてくるっていうのはありますね。「公」と「共」の違いについても納得できる部分があって、これからの自分の動き方も少し変わってきそうです。

本「自転車コミュニティビジネス」

自転車を取り巻くあれこれを概観するのにとてもいい一冊でした。コミュニティ・ビジネスといっても、まだまだ自転車を軸にした取り組みで抜群の成功例は少ないと思う。メーカー、販売店、出版関係以外に採算がとれて続けられる取り組みを学ぶにはいい一冊だったなと思います。奥トレに参考になるヒントは多かった。自転車で走りやすくて、楽しめるまちをつくっていくにはまだまだプレイヤーが足りない(=事例も足りない)こと、それを自分も模索していきたいと思わせてくれた一冊でした。

2015年11月5日木曜日

本「読書という体験」

誰かに紹介されて読んでみた一冊。本を読むということの楽しみ、奥深さ、スタイル、、を多くの識者が語った短編集。正直内容が難しすぎる哲学的な人もいれば、すんなり入ってくる物語みたいな文章の人もいて読んでいてそんな比較も楽しかったし、自分が書くなら何を書こうかな、とか考えてみたりしながら読めました。読書が好きな人に読んで欲しい一冊ですね。

本「なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣」

ブラックホールは宇宙ではなく、机の中にあったなんて。笑。どんな仕事でもきっと当てはまる、本当に基本的で大切なことが書いてあった一冊。まずはこれができるようにならなきゃ、次に進めないと思わされました。無駄遣いしないようにしているくせに、一番の無駄の元凶は自分でした、なんて笑えない。自分の仕事の速さだけでなく、全体の向上に寄与できる人でありたいなと思います。精進精進。

2015年11月4日水曜日

本「無業社会 働くことができない若者たちの未来」

立川に拠点を置くNPO法人育て上げネット。総合戦略検討委員会でメンバーのひとりがここのメンバーだったこともあり、どんな活動をしているのか興味を持って読んでみました。若年無業者を「自己責任」と一言で済ませてしまっては、結局社会保障面の支出が増えるだけで自分に返ってくる。そこに対して何ができるんだろう、とか考えさせられました。そしてこの一冊に関していうと、この問題をわかりやすく伝えるためにいろいろな業界の参考になる表現を比喩的に用いていたり、伝える努力を感じました。応援したい活動のひとつです。

本「物語のあるまちへ旅に出よう」

奥トレで交換してもらった一冊。各地を物語という切り口で切り取って紹介している、新しい旅行本で今のまちづくりの外への情報発信としてはとてもいい形の一冊だと思いました。小河内ダムの建設により移住することになった人たちの清里での暮らしのことや、まちの人々がキャストとなってまちを舞台に映画をつくった「タカハマ物語」。他にも印象に残るエピソードやアイデアがたくさん詰まっていて、いろいろな地域に参考になりそうでした。こういう本が増えていくといいな。

2015年11月3日火曜日

本「僕たちはこれから何をつくっていくのだろう」

奥トレで交換してもらった一冊。著者の「広告」「伝えること」への情熱の詰まった一冊で、やっぱ仕事すんならこういう姿勢で取り組みたいし、そんな人と一緒に仕事したいと思わせてくれるいい本でした。著者の普段の仕事がよく伝わってきた。確か交換会の中でも「自分のやる気を出す一冊」として紹介されていたと思うけど、まさにそんな感じの一冊。

2015年11月1日日曜日

本「大菩薩峠〈12〉」

久々に再開した大菩薩峠。懐かしい登場人物を思い出しながら、時間の流れも感じながら読み進めていました。他の本を何冊も読んでからこの作品を読むと、あらためて表現のうまさ、言い回しの豊富さを感じますね。最低限必要な語彙でするレベルでのコミュニケーションからずいぶん離れたところにいるな、と感じてそういう一工夫を自分もできるようになりたいと思いました。作品の中の話は、少しずつ展開しているものの大きな事件もなかったので、次を読み進めてみたいと思います。

本「88ヶ国ふたり乗り自転車旅」

しまなみ海道でポタリングガイドをしている宇都宮さんの著書。倹約しながら世界を自転車で旅行することは大変だと思うけど、そのペースで進むことで見える景色は素敵なものだろうといろいろな国に想いを馳せながら読みました。こういう本を読むと、まんまとどこかに自転車乗りに行きたいなと思いますね。宇都宮さんほどのストイックさは僕は到底持てないけど、日本でも十分楽しめているサイクリング、他の国に行ったときにはそこに自転車があればぜひ試してみたいです。