2021年12月19日日曜日

あなたを ここに 表彰します

 


先日のこと。

Dear Mother の水城さんからついにこちらの「子育て応援絵本」をいただきました!

自分の友人たちでもすっかりママとなり、子育て真っ最中の方もたくさんいますが、こういう絵本が当時あったらぜひプレゼントしたかったなと思う1冊。

これから出産を迎える友人にはぜひ送ってあげたい、優しい気持ちの詰め込まれた絵本。

自分は結婚とは縁遠く、ママさんに向けてつくられたこの絵本、申し込んでいいのだろうかと思いもしたけれど、水城さんたちがとてもワクワクしながら絵本づくりを進めていたのを見させてもらっていたので、どんな形になったか知りたくて1冊いただいてみました。

赤ちゃんをこれから育てていく、新しくママになったときのその不安な気持ちをやわらげてくれる、自分が読んでもとても時間がゆっくりになるような1冊でした。

Dear Mother結成のきっかけになる友人を紹介させてもらったり、この絵本のイラストレーターとつながるきっかけになっていたり、これまでなんだかんだと水城さんの活動にプラスになるつなぎ役となれているので、これからこの絵本、そしてDear Mother、さらに水城さんがどんな風に進んでいくのか、楽しみに見させてもらおうと思います。^^

2021年12月12日日曜日

69年の時を経て

 


こちらも先日の話だけれど、立飛で一般公開されていた「一式双発高等練習機」の見学に行ってきた。青森県の十和田湖から引き揚げられ、帰ってきた戦時の練習機。

これは、祖父が立飛に勤めていた戦時中に新品を目にしていたであろう練習機だ。是が非でも見てみたいと、足を運んでみた。

入口の看板

すでに長蛇の列

週末だったこともあり、練習機を見る前に長蛇の列に並ばなくては行けなかった。でもそれだけ多くの人の興味をそそられる展示だという意味では、有意義な一般公開だとも言える。
準備してくれた立飛に感謝をしながら、30分くらいの時間を待って過ごした。

入口前の紹介映像

ようやく建物の中に入れた、と思ったら、最初は今回の展示に至るまでの紹介映像をながめて待つ形だった。倉庫は木造で、梁の張り方が一般家屋とは違っていて、そういったつくりの部分でも興味を持った。映像は計2周見て、湖の縁の底の浅い地点に墜落していたから見つけられたこと、引上げを一度は断念せざるを得なかったけれど、その知見を活かして2回目のチャレンジをして無事に引き上げることができたことなどが紹介されていた。

展示室全景

一式双発高等練習機の模型

長蛇の列から予想はついていたものの、中に入ると見学者でごった返していた。自由に動き回ってみてOKではなく、ある程度決まったコースがあってそれに沿ってみていく形。そして、そのコースの一番展示物に近い側はゴツいカメラを持った親父さんたちがシャッターを切りまくっていて、遅々として進まない。それだけ貴重で、思い入れもあるのだろうけど、写真として残すことよりも自分の眼で見ることを優先していた自分はさっさと見ていく。
こういうとき、背が人より高めでよかったなと思う。まずは翼編。

日の丸とともに

69年の時間がここに

尾翼のマーク

翼は割ときれいな形で残っていて、ところどころの大きな腐食がある程度だった。素材的に弱かったのか補助翼だけすっかりなくなって枠だけになっていたけれど、それだけの時間を経てきていることを感じさせる展示でした。
尾翼のマークは、初めて見るマーク。説明には、飛行第38戦隊の部隊標識と書かれていた。三と八を組み合わせたマークになっているとのこと。

続いて、胴体部分も見ていこう。

胴体中央部

燃料タンクについていた銘板

コクピット部

正面から

座席

コクピットからシートを抜き出した形

胴体部は、今の飛行機のつくりと比べることは難しいけど、強度を保ちつつ軽量化のためになるべく軽くつくる必要があったのだろうことは伝わってきた。正面のハナの部分がつぶれているのは、湖面にぶつかった衝撃なのかな。。操縦桿はよくある棒を上げ下げするようなものではなく、8の字のハンドルを回転&押し引きすることでコントロールをしていた様子。
エンジニアとしては、メカニズムが気になりますね。優秀な練習機だったと言われているので、使い勝手はよかったのだろうか。元パイロットの経験のある人がいたら聞いてみたいところ。

エンジン部

最後にエンジン部分。墜落の衝撃で羽はぐにゃりと曲がっているけれど、こちらもきれいな形で残っていた。確か、先日見学した日立航空機の変電所の展示で、日立航空機はエンジンを製作していたと紹介されていたけれど、こういう練習機にも使われていたんだろうか。そうであれば、つくったものをとても近い距離で納品できていたのだろうな、とか地域の中でのつながりも感じられました。

搭乗員の姿

立飛の旗

そんな感じで、もう69年も前の話ではあるけれど、その間にこの地域では立飛が飛行機をつくり、それをこの国の人たちが整備し、操縦し、日本の空を飛びまわっていたことに思いを馳せる時間を過ごさせてもらいました。

できることなら、当時この立飛にいた祖父と一緒に見てみたかった。
そして「これはああで、こんなこともあったりしたんだぞ」とか教えてもらいながら、「それに自分の祖父も関わっていたのだ」ということを誇りに思いたかった思いもあるけれど、いつまでもそういうことができるわけもなく。そういう人たちがいたことを胸に、次の立川の歴史と楽しみをつくっていければと思っています。

ふたごの日


少し前の話だけど、11/23(祝)にこちらのふたごキャラバンのお手伝いをしてきた。

主催しているのは、多胎支援団体の「 SwingRing 」さん。

子ども未来センターの縁で声をかけてもらえたので、どんなイベントなんだろうと当日の朝はテント立てから。

テントを運んで

組み立てる。初めての方式で新鮮

当日集まってみると、やる気十分のママさんたちと、自分のようにお手伝いで来ていた学生さんがいて、初めてのテント立てに「あーじゃない?こーじゃない?」とワイワイコミュニケーション取りながら立てていきます。
イベント前の、この時間は好きですね。出展団体さんたちも、自分たちのことを知ってもらおうと準備に余念がなかったり、ちょっと話してるだけでも元気をもらえる。

僕は今回は出展団体ではなかったので、テントを立てたら片付けまでは自由時間。
イベントが始まるまで少し時間もあったので、はじまってからまた来てみることにして、サンサンロードの隣、グリーンスプリングスで開催していた「秋の収穫祭」にもふらっと散策してみました。

秋の収穫祭

cocokaraさんも出展してました

くっきーかわいい

はじめてみた「きんじょの本棚」

塩やきいも。おいしそう

のーかるはキウイのつかみ取りを

収穫を祝福するバンド演奏

グリーンスプリングスの方も家族連れだったり関係者の友だちだったり、たくさんの人が訪れていて楽しそう。知ってるお店も出展されてたりしたので、少し近況の情報交換ができたり、ようやくこういうところで元気に再会できるようになってきたんだなと思ったり。

そして、ちょっと仕事もたまっていたので、このグリスプに来て1人ワークをするなら、うってつけの場所、スタハTAMAへ。起業はするかわからないけど、そういう人たちの空気に触れていると刺激にもなるし、WiFiと電源使えて無料の快適空間。

入口はこんな感じ

大きなロゴが絵になる

開放的な空間で、作業もはかどりそう!

こういうスペースが立川で無料で使えるのは本当にありがたい。まだ利用者の他の方との接点が少ないので、これから徐々に増やしながら楽しんでいけたらと思いはするけど、話す相手がいないならいないで作業に集中できたひとときでした。
そして、にぎわってきていたサンサンロードに戻ってみると、ちょくちょくと知ってる人をお見かけする。最近のお互いのニュースを話したり、ぶらぶらしているとあっという間に時間はすぎていきますね。

東京すくすくさんのブース

ファミリー写真撮影

歩きやすい気候の中、各ブースもとってもにぎわっていて準備をされてきた SwingRing さんも出展団体さんもよかったなーと思いました。自分自身もこういうイベントが久しぶりだったので、「こんな感じだったな」とリハビリのような感覚。

ふたごの子育て、親の立場は仕事と家庭の両立という意味ではとても大変な面ばかりだと思う。でも、ブースの中には「今だから笑って話せるエピソード」を集めているところとかあって、実感こもって読み応えがありました。こういう取り組みをしている人たちがいることを知っているだけでも、ずいぶん違うと思う。

最後の片付けまで手伝って、記念撮影にも参加させてもらって、この日は帰路についたのでした。みなさん楽しい時間をありがとうございました&おつかれさまでした~。^^

2021年12月5日日曜日

西の原爆ドーム、東の変電所

玉川上水駅から北東方向に歩いてすぐ、都立東大和南公園にある「旧日立航空機株式会社変電所」の中に入れるようになったと聞いて、先日早速行ってきました。

長らく、幕が張られて中を見ることができなかったけれど、ようやく見れた。

旧日立航空機株式会社変電所

見ていると、これを目的に訪れたであろうカメラを持ったおじさんがちらほら。やっぱりここは見ておきたいですよね。

入口はこちら

痛ましい銃撃の後を間近に

最初は建物をぐるっとまわって、外観の銃撃のあとを見てみたり。どうやら、南側から飛行機はやってきて、「タタタタ」と撃って飛んで行ったようですね。銃撃のあとは北側にはなく、変電の設備が北側にあったおかげで生き残ることができた施設なのかなと思いました。

まずは紹介ビデオ鑑賞

入ってすぐ右の部屋でビデオで概要を紹介していたので、まずはそれを見てみました。元従業員で、その日たまたま明けで自宅にいたとか、近所に住んでいた人の証言とかを聞いて、やっぱり生々しいし無慈悲な攻撃にさらされた人たちを思うと胸が痛む。その一方で、今のこの戦争のことを考えなくていい時代に暮らせていることをありがたいとも思う。

展示エリアはこんな感じ

ボランティアの方の説明を聞けたり

そして、展示を見せてもらう。意外と中は銃撃の後はなく、修繕をしたこともあるのかキレイな印象を受けた。ボランティアの人たちが熱心に見学者に説明をしているのが印象的で、こういう人たちがこの施設を残し、伝えていこうとこれまで頑張ってきたことをうかがい知れた。

この施設は広島の原爆ドームと並んで「西の原爆ドーム、東の変電所」とも言われる戦災建造物だそうだけど、印象としては広島の施設の規模感と比べたらずいぶんと小さいものではある。一般的にはそう見える。でも、自分にとっては意味が異なる。
広島の原爆ドームの近辺で被ばくをした近親者のいる人がきっとそうであるように、自分にとっては当時立川で暮らしていた祖父母と同じ時代に同じエリアでこういう目にあった建物と、それを残すべきだと熱意をもって取り組んできた人たちのその後の話は人ごとではない。

家系図や記録が残っているわけではない、本人しか知り得ない友人関係などたどるべくはないけれど、もしかしたら祖父母の友人知人、またその友人知人くらいにはあたる人たちの物語かもしれないと思うと、やはり知っておきたいと思う気持ちは強くなる。

2Fには大きな配電盤

この変電所は2F建てになっていて、2Fに上がると大きな配電盤があった。現在稼働中の変電所に入ったことがないので、大きさの比較は難しいものがあるけれど、普通のビルの配電盤に比べたらまったくスケールの違うものが配備されていて、専門知識を身につけた人たちがここで日夜戦時の飛行機製造を支えるために、「1台でも多くの飛行機を1秒でも早くつくれるように」技術屋として働いていたことだろう。
インフラエンジニアとしては、共感する部分もある。

赤とんぼが飾られていた

銃撃でえぐられたコンクリート

壁を貫通している箇所も

建物の中はコンクリートの壁に守られていたとはいえ、万全ではなく、窓はもちろん壁だって貫通してくる弾もあった。絶対的に弱い立場で銃撃にさらされたそのとき、犠牲となった人たちは何を思っただろう。

同じ構図で紹介された写真がありました

この星の上ではまだ戦争はなくならず、痛ましいニュースが流れることは続いているけれど、こういう経験をした土地で暮らしている自分たちだからこそ、平和のありがたみだったり、相手への感謝を忘れず、争いやわだかまりを力で解決しない技術を身につけて暮らしていけるといいのかなと改めて思った見学でした。

見学は入館無料で、水曜・日曜の10:30-16:00までとのこと。ぜひみなさんお時間のあるときは訪ねてみてはいかがでしょうか。

2021年11月28日日曜日

情報をどう絞って発信するか

この週末、職場の年2回のオールスタッフミーティングがありました。

入社してから、登壇しなかった回の方が少ないこのミーティング、今回も自分の本部のこの上半期の動向の報告と次の半期に向けた取り組みを紹介することになり、説明をしました。


毎回プレゼンをすることになるのである程度の型は決まりつつ、そこからどう、毎回進歩した姿を見せていくのかということがテーマになる。ここに毎回チャレンジをしてみているのですが、今回はタイトルの「情報をどう絞るか」に意識を向けてスライドを作成しました。


会社の3分の1のメンバが所属しているのだから、当然細かく報告しようと思えばいろいろ報告できる。いいニュースも悪いニュースも、社内にぜひPRしたいお手本になるプロジェクトやお客さまからのお褒めの言葉、必要に感じたことから次に何をしようと考えているのか。

こういう場で自分の名前が呼んでもらえるのは嬉しいしモチベーションになるだろうから、あの人の名前も出したいし、この人の名前も出したいし、、でも、発表できる時間は限られている。前回はこの「1人でも多くのメンバをピックして紹介する」ことに重点を置いて紹介した。「名前が呼ばれて嬉しかった」という感想も多くもらった一方で、早すぎてよくわからなかった、という声もあったのが反省点。


なので、今回は総花的な話は思い切ってやめて、ざっと定量&定性で振り返ったのちに自分たちの組織をどう進めたいと思っているのか、そこを重点的に紹介することにしてみました。スライドの目安は、3分で1枚。計10分なので、3枚で発表することにして。


一度大きく列記してみたアウトラインから削る作業を経て発表した内容は、結果的に直後に「わかりやすかった」という声も多くいただいて、効果を実感できたものとなりました。


やってみて思ったのは、視聴者にとって「スライドを読むこと」と「話を聞くこと」は別のことで、両方を同時にするのは難しいのだなと。だから、スライドの枚数を減らし、内容が変わらない時間が増えることで、もう一方の、僕の話を聞くことに集中しやすい環境がつくれていた印象でした。これは今後も有効ですね。


文章になった感想は後日の確認になるけど、どんなフィードバックが返ってくるか楽しみにしながら、それがいいものでも悪いものでも、実現させようとしている方向性を実現させるべく愚直に業務を進めていこうと思うのでした。

2021年11月26日金曜日

自分に頼みたいと思えるか

今日は歯医者でした。

コロナ前に銀歯が取れて、そこから始まった口内の大修復。

「どれだけ時間がかかってもいいから、保険の効く範囲で治せるものはこの機会に全部治してほしいです。信用しているので、プランはお任せします」と先生に伝えて、そこから通院を重ねて順番に手を打っています。親知らずも抜く予定が未着手だし、まだ1年くらいはかかりそうかなー。でも着々と良くなってきている実感はある。

と、そんな今日はこれからの方針を確認。

レントゲンで撮った自分の歯の写真を見ながら、先生から今後のプランを細かく説明される。とても丁寧でありがたい。ほんとに同世代なのか。


「そんな奥まったところまで治療の手が届くんですね、了解しました。よろしくお願いします」と感想を伝えたあとに話してくれた内容に、とても共感した。


「はい、これまでしっかりと修行を積んできましたから。自分で言うのもなんですが、自分が頼むときにも自分に頼みたいと思うくらい、腕には自信があります。どんな人の歯も治しますよ。唯一、治せないのは自分ですね。実はやってみたのですが、難しかったです^^;」


自分が頼むときにも自分に頼みたいと思えるか。


これって、どんな仕事でも当てはまりますね。自分は、今の自分と仕事したいと思えるか。こういう意識で仕事をしていかないといけないなと思った出来事でした。


歯、というか歯周病はれっきとした感染症で、口腔内から脳や心臓、糖尿病にもつながることがわかってきているそうですね。しかも、治療しない限り歯を失うところまで悪化するとのこと。みなさんも、気になる方は定期的に歯医者に見てもらうことをおすすめします。

健康面以外にも、思わぬ気づきが得られるかも。

2021年11月14日日曜日

立川八小の花火

 


「今度、PTAで花火を上げることになって。こんな状況でも子どもたちに笑顔になってほしくて、そんな思い出を残したくて企画してるんです。木嶋さん、協力してもらえません?」と声をかけてもらって、少しだけお手伝いをさせてもらった立川八小PTAが地域の子供たちに贈る花火大会。


部外者なので学校の外からだったけれど、せっかくなので見に行ってきました。^^

今日は天気もよくて、キレイに花火が打ち上って、子どもたちの歓声も遠くまで聞こえてきて、これは準備したパパさんママさんも嬉しかっただろうなーと思いながら見てました。



思いを込めて打ち上げる、そういう花火を大切な家族や友だちと一緒に見た経験は、きっとみんなの心に残ると思う。「子供たちのために」と動いたのだろうけど、それが結果的に地域に住むお年寄りまで含めてみんなを笑顔にできてしまう、そんな行動力のある優しいパパさんママさんがこのまちにいるということも嬉しくなる。

素敵なひと時をありがとうございました。^^


2021年11月7日日曜日

追加

昨日、立川の成り立ちをまとめた本を読んでいて、立川は一時代が変わるたびに新しい人種が「追加」されてきたまちなのだ、と書かれていて「それは確かに」とか考えていて、一夜明け。


1人の人も、新しい面を「追加」しながら暮らしているよな、とか思いました。

・両親の息子、祖父母の孫としての自分。

・弟、妹ができれば、兄としての自分。

・学校に入れば、生徒として、誰かのクラスメイトとしての自分。

・また他校との間には、どこどこ校の生徒という自分。

そういった半ば強制的なものから、自分で選んでいく部活や、文理の選択、趣味でのグループ、職場、新しい取り組み、住んでいる地域やまち、そして誰かの夫であったり、子どもができれば親としてという一面も持つことになったり。

その中には、一生その相手とは立場が変わらないものもあるし、数年間という縛りで自動的に「元」がつくような立場もある。今はそれでなくても、そこにいたことは消えはしない。また、職業なんかはステージが分かれていて、「何年経験しないと(=このくらいの経験値がないと)次のステージには上がれない」なんて性格のものもある。


そのそれぞれにベストを尽くしたくても、持ち時間の100%をそれぞれに費やすことはできなくて、その中ではそれぞれの人が100%をどう分けるか、時間の配分を考えながら暮らしている。今の自分が大切にしている立場や役割、求められていることって何なのか。


そして、その配分は適度なバランスを見つけても、この先、新しいものがまた追加されてバランスを取ることを続けなければいけないのだろうし、それは今していることの時間を奪うこともあるかもしれない。


元気なうちに経験できることはしてみたいと思ったりするけど、思いとは裏腹に使える時間は仕事に大半を費やされ、年齢を重ねていくと体力も衰え、健康でなければできることは限られ、使える短い時間の中での同じ期間でもできることは減っていく。


では、どうするか。

まずは、「持ち時間を減らさない」という意味で健康で過ごせる時間を1秒でも伸ばすこと。そして何からしていこうか(逆に何はしないか)を考えるプランニングと、ひとつひとつに取り組むスピードをあげること、この3つなのかな。

あともうひとつ。周りの人の力や知恵を借りたりすることを考えるのも、とても大切か。同じ時代に暮らしている仲間たちとの情報交換は、自分個人のやりたい何かを実現することをより楽しくしてくれたり、早めてくれるかもしれない。そして、逆に自分が、そういう相手の何かの助けになるかもしれない。一緒に取り組むチームを組んでいるなら、相手と同じ意識で同じ方向を見て進めていけるかっていうところも大切にしたいところ。

そういう意味でも、いろんな人たちとコミュニケーションを取りながら持ちつ持たれつ、暮らしていきたいと思う。


そんな暮らしをしながら、次はどんな新しい一面が追加されていくことになるのか、お互い楽しんでいければいいですな。

2021年10月21日木曜日

立川市のコロナ陽性者数と累計の推移

いろんなオープンデータを、自分の身近な話からtableauでビジュアライズしてってみる。

まずは、立川市のコロナ陽性者数と累計の推移。

週次で表示させてみたけれど、完全に新規の感染者数は落ち着いていることがよくわかる。

ただ、累計だと22,000人もいるのか。市内人口が18万人だから、10人に1人以上は陽性になった、ということになる。かくいう自分もその1人なわけですが。

こういうグラフならそんなに時間もかからずに作れるようになってきたので、ひとつひとつ作成してみよう。これに、ワクチンの接種状況とか横軸で並べてみたらいいのかな。立川駅の乗降客数の推移とか。


ちなみに、コロナ感染者の各市区町村別のソースデータのCSVは、この東京都福祉保健局からもらってきました。

https://catalog.data.metro.tokyo.lg.jp/dataset/t000010d0000000085/resource/d7b09ad5-077e-403b-b9ba-3f56bcaa55f2

2021年10月19日火曜日

Googleアナリティクスの初期設定

 自社のHPの運用を任されているので、いろいろ調べながら試している。

結果として採用の応募者増などいい結果につながっているんだけど、その過程で得られた経験知を自分のこのブログに活かしてみようかと、早速GoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleを入れてみた。

Google Search Consoleの方は割と簡単に設定できたけれど、Googleアナリティクスは設定するのに手間取った。やっぱり試してみないと、それがどういうメカニズムになっているのかはっきりしないものは多いですね。いい勉強になってます。

Googleアナリティクスは、たとえBloggerがGoogleのサービスであっても初めから取得できるようには設定されていなくて、①アナリティクス側でどのURLの情報を取得したいのかを指定する必要があり、②その指定の設定で得られる「UAで始まるトラッキングID」をBlogger側にも設定しておかないと、情報の取得が始まらないらしい。

そして、Googleアナリティクス自体が大きく「PCでWebページ」ベースのアクセス情報収集から「モバイルベース」に切り替わっている社会に合わせて体系を変えている過渡期のようで、普通に設定をしたら「Gで始まるトラッキングID」が発行された。でもこれはまたいろいろと設定が複雑だったので、情報の多い「UAのID」を①で取得して、②に設定したのが今朝。

これで情報は取れだすのかな。。こうやって試行錯誤しているのは面白いですね。


ちなみに、Google Search Consoleの方は情報取得が始まっていて、どうやらこのサイトは「立川 有名人」とかで調べるとかなり上位に表示されることになっていた。もう何年もそっちの情報は更新できていないので、日々立川でクラス中で集まる情報から、少しずつ更新していかねばと早速思っています。

2021年10月18日月曜日

飲食店分析用シート、できてきた。

tableauの続き。とりあえずここまできた。

  • いったん全部の選択肢が出ていた方が話はしやすいだろうから、立川市内に限って全部のお店を表示。
  • そこから町別に絞れるようにフィルタを設定。これを各ユーザで出し入れできるように、フィルタも表示させた。
  • そして、自分としては問題に感じているFB、twitter、instagram等の無料で情報発信のできるSNSの活用度合を見れるように、それぞれアカウントの有無でも見れるようにした。
  • あと、食べ歩き隊の投稿の傾向が見れたらと、直近の3,000人~3,200人の達成記念で作成したリストのお店かどうかも出し入れできるようにした。
ここまでやっておけば、傾向が結構わかってくる。MAPじゃないデータのクロス集計やらは明日以降覚えていければと。1日でここまでできるなら、慣れればほんとに便利になりそう。楽しんでってみます。^^

2021年10月17日日曜日

立川食べ歩き隊で紹介されたお店のマップ

というわけで、マップを覚えていこうとまずは立川食べ歩き隊で紹介されていたお店のリストをtableauの無料の範囲でどこまでマップに落とせるかやってみた。


<やったこと>
  1. まず、tableauを覚えること。無料で使えるtableau publicをダウンロードしてきて、PCにインストール。そして、以下のサポート動画を見て概要を把握。
    https://public.tableau.com/ja-jp/s/resources?video=AZ-cy67GJck
  2. とりあえず覚えたいのは立川市の地図を使っていろんな表現ができるようになること。なので、手元にあるリストで手ごろな食べ歩き隊で紹介されたお店リストのExcelをひとまずインポートできる形に、1行目をタイトル行、所在地の情報やらを整備したファイルを作成した。
  3. インポートを試してみる。が、所在地が認識されない。「地理的役割」のある項目には「地理的役割」を明示的に与える必要があるので、与えてみる。ができない…。どうやら、市区町村の情報以下はtableauでは位置情報を認識できない模様。最初から頓挫。
  4. でも同じことに困った人はたくさんいるはずと回避策を調べていて、経度・緯度情報があればその位置にプロットできることがわかったので、それでやってみることにした。
    ▼カスタムの経度値と緯度値を使用する地理的データのプロット
    https://kb.tableau.com/articles/howto/plotting-geographic-data-using-custom-longitude-and-latitude?lang=ja-jp
    ▼Tableau Desktopで緯度・経度情報を扱ったグラフを作成してみる(★)
    https://dev.classmethod.jp/articles/tableau-desktop-mapping-with-geocoding-and-wms/
  5. 所在地の情報から、経度と緯度に変換したい。方法を探していると、このサイトで一括変換ができることがわかった。超便利。(「住所変換」ののち、画面下部の「現在のマーカーの緯度/経度取得」で出てきたテキストボックスを利用)
    ▼地名・施設名からジオコーディング・地図化
    https://ktgis.net/gcode/geocoding.html#gmap_area
  6. 当初のExcelに経度/緯度情報を追加したものをtableauにインポート。これで正確にマッピングできると思いきや、できない。全部同じ位置にマッピングされてしまう。なぜだろうと細かくデータソースを見てみると、Excelからの自動認識では、細かい小数点以下の情報が自動で丸められてしまうことが判明。(そしてそれを小数点以下6桁程度の数値に戻すことができない)
  7. 回避策を調べてみると、以下のサイトを見つけた。iniファイルをつかって取込列の型の指定ができた。
    ▼Tableau が認識しない場所をジオコーディングし、マップ上にプロットする
    https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/custom_geocoding.htm
    ▼schema.ini ファイルを作成する
    https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/maps_customgeocode_schemaini.htm
  8. ExcelをCSVファイルに変換し、そのCSVファイルと同じフォルダにiniファイルで経度・緯度の列が数値として認識されるように設定しインポート。ようやく市内の細かい単位でのプロットができるようになった。
  9. プロットはされたものの、次は背景の地図が通りまで細かく出てこない。そこで、背景の設定をしていくことになる。★のサイトに背景を配信しているサイトがあり、そのまま入力したらエラーでWMSマップを読み込みできない。なぜだと思って配信元のサイトを見に行ったら、配信URLが新しくなっていた。
    ▼基盤地図情報をWMSで配信しています
    https://neogis.net/product/pro_wms.html
  10. ただ、思っていたより色合いが微妙だったり、地図のズームを縮小していくと立川市全体が見える頃には真っ白。ちょっと自由度がないなと思って、別の背景地図を探すことに。
    ▼Web Map Service (WMS) サーバーの使用
    https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/maps_mapsources_wms.htm
  11. いくつか探してみたら、OpenStreetMap から配信されているWMSマップが標準で使えることがわかり、それを採用してひとまず完成としてパブリッシュしたのが、冒頭のマップ。以下でtableauサイトのマップにアクセスできる。
    https://public.tableau.com/views/_16344454151690/sheet1?:language=ja-JP&publish=yes&:display_count=n&:origin=viz_share_link
とりあえず、ここまででこういうマップが作れることはわかった。あとは、プロットをカフェならカフェ、ラーメンならラーメンなどに分けて分布が見れるようになると、また新しいことも見えてくるマップが作れそうなので、やってみようと思う。
ひとまずここまでの参考にしたサイトは、別の場面でも使えそうなので備忘として残しておこうかと。いろいろつくってみたい。

デジタルとアナログをつないで楽しむこと

 10月に入って、緊急事態宣言も解除されたので「落ち着いたら飲みに行こう」と話していた人たちと、立川のまちは出ない範囲で出かけ始めています。

やっぱり冗談や雑談を織り交ぜながら、誰かの話を聞いたり自分の思ったことを伝えてみたりできるのは楽しいですし、レスポンスの中から学ぶことも多いですね。

そんな直近の中での1つの発見として、自分の強みはここにあるのだと改めて感じたことがタイトルの「デジタルとアナログをつないで楽しむこと」。


立川食べ歩き隊もFBのグループでありながらまちでも会える人たちのグループだからこそ、日々を楽しみながらこんなに盛り上がりを見せている。ぶらつくジャックも暮らしの中での歩数を計測して、それを入力しあうことで新しい楽しみやモチベーションにつながっている。

こういう、日々の暮らしややりとりはアナログで楽しみつつ、それをデジタルにつなげ使いこなすことで、データで遊んだり新たな発見をすることが自分は好きだし、得意にしているのだ、ということを改めて雑談の中で認識したので、備忘も兼ねて書いておこうかと。

そして、それを受けて、「アナログとデジタルをつなぐ」テーマに入りそうなことでまだ自分は手をつけていないことがたくさんあることに気づいたりしたのもここ数日の話。

  • まずは、このブログをGoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleに登録をして、どういったページやキーワードに興味のある人がアクセスをしているのかを見えるようにできればと。
  • そして、食べ歩き隊の投稿群もひとつのビッグデータなわけだから、それを活かして立川のまちの中での飲食分布だったりジャンル別にわかることだったりが見えてくると面白いのかなとか、スタンプラリーを自在につくれるようになったら楽しそうだ、とか。そういう意味で、地図を操れるようになりたい。
  • その他RESASや経済センサスなどのオープンデータから誰かのつくったグラフを見て楽しむのではなくて、自分なりの仮説をもとにデータやグラフで見せながら話ができると話も前に進みやすい部分がありそうだなと。
そんなわけで、これまでやってきたことは継続しつつ、もう少しいろいろできることを知っている自分になるために日々スキルアップをしていこうとたくらんでいる今日この頃です。
これできるようになってきたら、ずいぶん自分の羽も広がりそう。というわけで、ワクワクしながら今日もいろいろ試しています。^^

2021年8月1日日曜日

立川食べ歩き隊、立川最大のFBコミュニティへ

 僕らの始めた立川食べ歩き隊(通称食べ隊)、昨日(7/31)で人数が2,970人になり、これまで「立川最大のFBコミュニティ」を謳っていた「立川人のココいいよ(通称 立ココ)」と並びました。と言ってるそばから今日新たな参加リクエストを承認して人数が増え、 8/1 15:20 現在では 2,973人。人数的には僕らが立川最大のFBコミュニティとなりました~!^^


別に人数を増やしたかったわけじゃなく、みんなで楽しむ、せっかくならおいしいものを食べたいってところを大切に続けてきただけだけど、10人くらいで始めた自分たちのグループが立川で最大になるなんて、すごく貴重な経験をさせてもらったなと思います。

こうやってコミュニティが大きくなってこれた理由はいくつか思い当たるけど、ひと言で言えば「人に恵まれたこと」に尽きると思う。一緒に運営してくれているメンバーはもちろんのこと、このコミュニティを楽しく盛り上げようとしてくれるメンバー、違和感のある投稿に自分から軌道修正をかけてってくれるメンバー。立川を離れても気にしてくれて、人をつなげてくれたりニュースを送ってくれたりするメンバー。みんなで楽しんでこれたから、自然とそれが周りの人たちにも伝わって大きくなってきた。そんな感じはする。


この食べ隊があるおかげで、僕にとっての立川での暮らしはずいぶんと楽しいものになり、他の町に住むことをもはや考えなくなった。同じまちに住んでいる人たちの顔がたくさん思い浮かび、コロナ禍でさえなければ「今暇?」レベルで集まれるような感覚が持てる人たち。そんな暮らしをこのまちで続けていくのは、きっとこの先も楽しいだろうと思う。


今では、FBコミュニティなのに名刺を持っていたり、今年に入ってからはクラウドファンディングでみんなで一緒に着れるTシャツをつくったり、一体感を感じられるような企画も実現したりしていて、仕事と家族、学生時代の仲間たち以外のいいつながりが生まれていると思う。

またひとつ区切りを超えて、この先も楽しんでってみたいと思います。^^