1年前の今頃は、コロナ感染をして40℃近くの熱がまったく引く気配を見せず、かなり弱っていた時期だった。それから、早いものでもう1年か。
今ではすっかり味覚・嗅覚も戻り、肺機能も無理さえしなければ日常生活に支障はない。
先日、大けがを負って数年間現場を遠ざかる事態になっていた先輩(今は元気に復帰)とオンラインで数年ぶりにつながることができて、「人並みに仕事ができて、誰かと一緒にご飯を食べたりできることが幸せなことだと感じるようになった」という話をしていて、自分にとっての去年の感染はまさにそれを実感する出来事だったなと思っていて。
人は、弱ったことや悲しかったこと、つらい出来事を経験しただけ、日々のありがたさとか周りで支えてくれる家族や仲間の大切さを知ることができるのだよなと、1年が経った今、そのことを忘れないように書いておこうと思います。
意外と、去年のこの時期のことを自分以外の人たちが覚えてくれていて、「去年のきじは大変だったよね。元気になってよかったね」と声をかけてくれることが嬉しい。そういう優しい人たちみたいに、自分も周りに声をかけられる人になっていきたいと思うのでした。
日々の仕事やお願いされていることに追われてしまうと、どうしても心を亡くすような状況になってしまって、サボれるところでサボってみたり、言い訳を探してみたり、自分から声をかけることをせず、相手の仕事のしやすさまで気を回せないことが出てきてしまいがちだけど、そういうときこそ、こういうありがたさを思い出して、誠実にかつ、楽しみながら人に向き合っていきたいです。