2019年12月31日火曜日

2019年の振り返り

2019年、お世話になったみなさんありがとうございました。
おかげさまで無事に年が越せそうなので、
この1年の節目に2019年を振り返っておきたいと思います。

まず、今年の初めに抱負として書いたのはこんなことでした。
2019年の抱負

大きな路線としては、考えていることは一年経ってもあんまり変わってないすね。
▼遠くへではなく、早く行く
▼難易度を分けて、クリアできるものからクリアする
▼自分の引き出しを増やそう
インプットは相変わらず積極的に増やしつつ、興味と重なる動きには1人でも顔をだしたり動いてみたり。そんな中、2019年のトピックスとして印象に残っていることを列記してみると、
  • 立川の3社連合チームでママチャリGP初参戦!
  • 立川映画「公衆電話」凱旋上映会の開催、映画作りの動きへ
  • 立川市内で、砂川七番に引越(玉川上水沿いが通勤路に!超気持ちいい!)
  • 立川市の第3次観光振興計画協議会への参画
  • T-BIKEを使っての立川案内サイクリング数回
  • 立川食べ歩き隊のプラットフォーム化
    • 人数規模の拡大(500人→1,000人へ。忘年会楽しかった~^^)
    • メンバー企画として「養蜂見学」実施
    • メンバーでの「映画撮影」プロジェクトスタート
    • ロゴデザイン・名刺・バッジ制作等実現
    • 子ども未来センターに団体登録、拠点ができた
  • "歩いて医者いらず"を目指す「ぶらつくジャック」は年間継続
  • 多摩地域新着ポータルをつくったことで効率的な情報収集が可能に
  • 仕事で大阪&福岡出張。少しずつ国内に出かける仕事も出てきた
  • たちかわIT交流会での企業間の案件&人材交流推進
  • 産学連携での共同提案が都産技研補助案件として採択
  • ヒガシヤマト未来大学への運営協力
加えてインプットは相変わらず増やしていて、今年は結局 本25冊、マンガ1,200冊、映画250本くらいでした。昨年同様それぞれ、おもしろかったものを10ずつあげてみます。

▼本:
優れたリーダーはみな小心者である都市に森をつくるのりもの進化論 / 白菊-shiragiku- / ガリバー旅行記組織の不条理地域に飛び出す公務員ハンドブック聖地巡礼ツーリズム / シェア / まちづくりの非常識な教科書
 
▼マンガ:
インベスターZ灼熱カバディ / ブルーピリオド左ききのエレン創世のタイガちひろさん日本沈没重版出来!王様達のヴァイキングRiN
 
▼映画:
きみはいい子電脳コイル新感染八重の桜SUKITAファイト・クラブ / シザーハンズアンタッチャブルデスペラードショコラアタック・ザ・ブロック

とはいえ、やろうと思っていたけどできなかったこともあって、
  • 情報発信には結局注力できず
  • みんちゅうでの駐輪場の設置推進もできず
でしたね。あまり力を入れられなかったのは、反省点。

まぁざっと振り返って2019年にやったことは、こんな感じでした。
概観すると、立川のまちや人への興味は継続しながら、つなぎ役としての立ち位置でできることは仕事でもプライベートでも広がってきた実感のある2019年でした。
考えたことを実現するのに、まちの中で力を貸してくれる人やアイデアをくれる人がどんどん増えてきている。自分もそんな周りの人たちの期待に応えたいし実現したいことだから、自然とそこにかける熱量も増え、お互いに話をした分提案はいいものになり、やった経験値の分だけ練度が上がり、次に仕掛けるハードルは下がっていくように思える。

来年は、そんな2019年を経たからできることで、さらに立川での暮らしを楽しんでいけるといいなと思います。
まだまだ道半ばだけど、見ようと思ってた映画は残り30本くらいになってきたし、2020年はインプットのペースは落としてお出かけやアウトプットへのシフトをしながらたくさん笑っていければいいかなと。

そんな感じの振り返りでした。

今年も1年、お世話になりました。よいお年をお迎えください。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

映画「ヌードの夜」

著者 :
KADOKAWA / 角川書店
発売日 : 2014-02-28
今度映画を撮るメンバーでオススメの1本を紹介していたときに、紹介されていた1本。場末のどうしようもない感と、そういう場面だから出てくる人の本性、みたいな部分を集めた1本で、うまくいかない閉塞感とそこをなんとかしようと力を貸す主人公のなんでも屋の何にも臆さない生き方は忘れちゃいけないものがあると感じました。なんとなく、どうにもならなくなっていくと目の前の人間関係と価値観でしかものを考えられなくなるから、他の景色に興味のある間はまだ健全かもしれない、なんてことも思った1本でした。

映画「甘い生活」

著者 :
アイ・ヴィ・シー
発売日 : 2008-01-26
いつか観るリストに載っていたので観てみた1本。上流階級な有名人のインテリジェンスとは程遠い感情的な生活と、それを追いかけ回すパパラッチの様子。。観ていてこういう生活はどちら側でもしたくはないなと思いました。パパラッチの語源はこの映画なんだそうですね。過剰な演出だけど、あれは嫌だな~と感じました。人の人生をおいかけ回して日々の糧を得るくらいなら、自分の人生を生きたい。そして世界に問題は山積しているのに、自分が王様の世界しか見ようとしない人たちにも「それでいいの?」と思いました。社会の実像とはいえ、もうちょっと何かできることはないものか。。

2019年12月30日月曜日

映画「アンストッパブル」

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2011-10-17
いつか観るリストにあったので観てみた1本。運転士不在の爆薬を積んだ重列車の暴走もので、かなりハラハラしながら観てました。重さのあるものの故に、初動には時間がかかるけど動き出したら止められない。キャラクターの配置的にも、ストーリーの役どころをビジュアルでも伝えるような配置(乗り遅れるデブ、自由奔放なフリースタイル、言うことを聞かないギャルとか)で、観ててわかりやすいストーリーだと思いました。実際にはチェックされているかもだけど、脱線するかもしれないゾーンにガスタンクとか危険物を配置しない、というのは都市計画でカバーできるリスクヘッジかもしれないすね。

2019年12月28日土曜日

津和野ナイト

今日は、津和野で地域おこし協力隊をしている友人が東京に戻ってきているとのことで、新宿の「炉端かば」で飲んできました。ここは、島根県のアンテナショップ「にほんばし島根館」で「島根を味わえる店」として紹介されているうちの1店。(最近、食べログやらで探すより、こういう探し方増えてきたかも)

炉端かば外観
メンバーは、津和野の地域おこし協力隊の友人を囲んで4人。お店がめちゃ混みで、さすがに人気のあるお店なんだなと。

島根のソウルフード 赤天
今回は「津和野で東京の人と知り合ったら、東京で島根を思い出してもらえるお店を紹介できたらいいね」と下見の意味もあったので山陰料理を中心に頼んでみました。この赤天は外せないそうな。

島根の日本酒 やまたのおろち
島根は日本酒発祥の地といわれているそうで、そういうことならと日本酒も楽しんでみました。なかなか飲みやすくてお酒も進むし、話も弾みましたよ~。^^

お刺身の桶盛り
お刺身も桶盛りでドーンと!海の幸に日本酒に、堪能させてもらってきました。
割と地方の暮らしやまちづくりに興味のあるメンバーが揃ったのでそんな話がメインでしたが、印象に残ったのは

  • 津和野では特に観光や人口増に向けた取り組みをしているわけではないが、興味を持って訪れてくれる人は一定数いること。
  • 地域おこし協力隊の数も非常に多く、島根県内ではトップ。
  • 元々高校の間を山村で暮らしたい高校生向けの留学プログラムなどもあり、学習環境は整っている。
  • 最近では社会教育の取り組みが特に注目され、県外からも視察に来る人や団体がいる。

といったまちの状況でした。

いつか、訪ねていけるといいなと思いますね。
日本の各地の友人と情報交換しながら、暮らしていけるといいなと思った夜でした。ちゃんちゃん。

映画「ベイマックス」

どこかでオススメされていて観てみた1本。ロボットや化学の社会実装という意味では一例を示す1本だったと思います。誰かへの復讐や、暴力、自己の利益のためには使えず、誰かを守るため、癒やし、全体の利益のためになることではじめて価値を持っていく。その判断基準をどう実装するかは解決すべき課題にせよ、つくっていく人たちがどういう思想でつくっているのかは非常に大切なポイントだと感じました。それとマイクロボットのアイデア。結局大きなものも小さな組合せでできているわけで、その単位を小さく小さくしていくと結果応用力は上がっていく、という視点は持っておくべきだなと感じた1本でした。

2019年12月22日日曜日

映画「続 夕陽のガンマン」

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2007-02-02
先日観た「夕陽のガンマン」の続編。前作同様の渋い男のやりとりや、公開処刑のシーンから助け出すところ、最後のシーンの三人見合い状態からの打ち合いなんかは続編としてのシーンだなと楽しめました。特に三人の見合い状態の最後のシーンは、今か今かと撃つのを引き延ばしている時間は実際には短い時間の緊張感をいい形で引き出していたと思います。あと、橋の爆破シーンは先日観た「戦場にかける橋」を彷彿とさせるもので、つくったものを壊すのは一瞬だよなと改めて。学びの少ないシリーズなので、もういいかな。。

映画「長いお別れ」

著者 :
TCエンタテインメント
発売日 :
第11回TAMA映画賞の受賞作品ということで、興味があって観てみた1本。目頭が何度か熱くなる、家族への思いにあふれたいい作品でした。いろんな伏線が隠れていて、ストーリーが進んでいく中で拾っていけるのも観ていて飽きさせない。仕事やパートナーの都合で自分の思いではなく海外に住む家族のもどかしい思いや、やっぱり家族は近くにいたほうがいいと思えたり、年齢を重ねても時間をかけて夫婦をかたちづくっていることへの憧れだったり、いろんな思いを呼び起こされた1本でした。

2019年12月21日土曜日

一橋大学公開講座

この日は、一橋大学で興味のある公開講座があったので参加してみました。

タイトルは、
「企業ビッグデータから見る地域経済と地域振興政策」。


立川市の観光の話でも「市内にあるデータをどう活用するか」みたいな話が出ていたり、先日のデジタル多摩シンポジウムでも同じようなテーマを持っていたりしたので、これからこの「地域×IT」の分野は試行錯誤がどんどん始まっていくはず。
そんな時代に、自分には何ができるのかヒントをもらいたくて。

久しぶりの一橋大学

きれいな構内

配布資料

ほぼ満席の会場
会場で聞いてメモしていたことの備忘。

▼帝国データバンク 後藤さま

  • 平成以降で1兆円企業になった企業は全て大企業のグループ会社。ベンチャーで日本の大黒柱に育った企業はまだない。
  • 住民・議会・行政では見えている情報、世界が違う。企業内の製販でもよくあるが、摩擦が起きやすい構造。
    →RESASは同じデータをみんなが見えるようにすることが狙い。
  • 立川市は昼間の人口の方が多い。
  • 地域経済循環図を見れば、市内外のお金の流れ(循環率)がわかる。市のマーケット規模がどの程度で、そのマーケットからの分配額(所得)がどのくらい市内に還流し(市外にどれだけ流出しているか)、消費の流れのうち市内の人の消費割合がどれだけあるか(外貨をどれだけ稼いでいるか)。
    https://resas.go.jp/regioncycle/#/map/13/13202/2/2013
  • 立川市の労働生産性は全国平均より実は低い。(ただし、情報通信業>情報サービス業に限っていえば東京都の2倍。立川市 55,457, 東京都 32,739, 全国 30,375千円/人)
    https://resas.go.jp/data-analysis-support/#/municipality-labor/13/13202/2/-
  • 各社の取引先を見れば、その1社が元気になることでどのような企業が元気になるのか関連性が見えてくる。
    例えば、壽屋@立川市(2017年JASDAQ上場)の事例でいえば、
    • 骨格となるユニバーサル企業:ヤマト運輸、日立製作所、ヤフー、大塚商会
    • 商材独自のオリジナル企業:バンダイ、講談社、カネバン(玩具製造@奥多摩) etc
      →壽屋から多摩の企業が元気になる、ということがわかる。
  • 帝国データバンクでは、企業間取引可視化システムの準備も進めている。有料にはなるが、受発注の流れが見えてくるとわかることがある。(4K:経験を勘と気合と根性 がなくても判断でき、データ経営が実現できる)
  • 創業比率は東京や全国の平均よりも立川市の方が高いこともわかっている。
▼一橋大学 岡室さま

  • かつて各地域で産業クラスタを形成する計画が定義され推進されていた。
    →立川近辺の場合はTAMA協会。
    https://www.rieti.go.jp/jp/publications/pdp/03p004.pdf
    https://www.rieti.go.jp/jp/events/bbl/10081301_okazaki.pdf
  • 地域未来牽引企業という指定がされている企業もある。
    https://ledix.jp/
  • EBPM(Evidence Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)は政策だけでなく、企業の中でも進めていくべきアプローチ。
  • 相関関係と因果関係は見極めて使い分けていく必要がある。相関関係は双方向、因果関係は一方向。
  • 結論からいえば、ソフト支援はハード支援よりも効果的。特に中小企業は、大企業よりもマッチングの効果が高いといえる。

▼学習院大学 西村さま

  • 市レベルでR&D支援を行っているところはあまり見られない。
  • ミラサポ:中小企業向けのサポートサイト。
  • 近年は、補助金制度の事情として応募件数が減っている傾向にある。応募した件数がそのまま通ってしまうケースも増えている。(市→県→国となるほど競争率が上がるので、実は市の助成金は狙い目かも)
  • 地理的条件(距離的に近い企業)との連携を重視してもうまく行かないケースが目につく。連携分野や受け入れ体制がどれだけマッチするかの重視が必要に感じる。遠くても柔軟に対応できる企業は組みやすいし、結果うまくいきやすい。
  • 生産性を向上させるなら、同じグループウェアを選んでやりとり(相互乗入)できるとよいケースもある。
  • 採択や連携による効果の代表的なものは「相乗効果」と「評判効果」。
  • 生産性をどうやって計測するのかは同じ土俵で計算しやすい指標で考えておく必要がある。
  • ①国、②県、③市の助成のうち、③の助成は10-15%の生産性向上が認められた。②も多少出ているが、①はほとんど効果が認められないのが実情。
  • 中小企業の40%は助成金を全く利用していない。ここをサポートしていく必要はある。

そんな発表があって、最期に発表中で出ていたキーワードに触れながらパネルディスカッションがありました。

今日のキーワード
▼パネルディスカッション

  • 補助金が増えるほど、産業が衰退するという話があるが、これは間違い。産業が衰退しているから補助金が増えている、という見方が正しい。
  • 日本のベンチャーの特徴は少産少死。新しいチャレンジができる仕組みをどうつくっていくのかがキー。
  • 地域振興に必要なことは、
    • 基準線をつくること。どこを目指すのかを明確にすることが必要。
    • インセンティブをどう演出するのか。制度に盛り込むのかを考えること。
    • 住民主体の地方分権化の推進が必要。待ちではダメ。

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もともとは立川の観光計画の中に盛り込めるヒントはないかなと参加した公開講座でしたが、実際は自社での仕事に横展開できる情報もちょこちょこあってよかったです。
終わった頃にはあたりは暗く、国立駅前までの大学通りはイルミネーションがきれいでしたよ。

大学通りのイルミネーション
そんな感じの公開講座でした。おつかれさまでした~。

映画「アメリカン・グラフィティ」

著者 :
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 :
どこかで紹介されていて観てみた1本。アメリカの田舎町で上京直前の仲間たちの、そのまちでのいいところも悪いところも描いてみせた1作で、こういう思い出と仲間のいるまちがいろんな人のバックグラウンドにあるんだろうと思わせる1本でした。自分の場合は幸か不幸か東京の近辺で暮らしてきたことで、帰省をする実感やかつての仲間たちとの同窓会もずいぶん少なくなってしまったけど、またそんな人たちと再会する機会でもあればこの映画のような思い出を語り合うのも楽しいかもなと思った1本でした。

映画「ブリジット・ジョーンズの日記」

著者 :
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日 : 2004-01-28
どこかで紹介されていて観てみた1本。いつまでも結婚もしないでフラフラ…という意味では自分も立場は似ている主人公の話で、夫婦やカップルで集まっているところには行きにくくなったり、つい食べることに逃げてしまったりするところとか共感することも多かったり。仕事も、守る人がいない分いろいろ変えやすいところもそうだよな~とか思いました。あと、最近自分も日記をつけることにして、日々のあったことを書いているのがおもしろく感じてるのでそういう意味ではこういう人いたら話も合うかもな、とかも思った1本でした。

映画「Shall We Dance ?」

「背筋をピン!と」を読んでからどこかでもう一度観てみようと思っていた1本。ストーリー展開が、シンプルだけどありがちな話でいいですね。「ああいうときどうする?」とか一緒に観た人との会話も弾みそう。そして観ていると踊ってみたくなる1本ですね。今になって観て思うのは、少し覚えておけたら何かの機会も楽しめたりするのかなとか、広い年齢層で楽しめることの一つだよなとか、まちの目線で言えば誰でも参加できて、どこにいっても輪の中に入れる要素のひとつだろうとかそんなことでした。あと、鏡で自分の動きをチェックする機会が単純に増えるので、ダイエットにも効果的なんだろなとか。。こういう楽しみ、知らないな~と思った1本でした。

2019年12月17日火曜日

映画「オリエント急行殺人事件」

著者 :
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日 : 2012-05-26
1974年、もう45年も前の映画なのにここまで練り込んだストーリーと多彩なキャラクターで綴る1つの物語。この時間差を超えて楽しめることに素直に敬意を表したい。語り継がれている理由のよくわかる、「あぁここから金田一とかコナンも生まれたのかもな」と思わせるような密室殺人事件と全員集合しての答え合わせ。最後にみんなが納得するような答えを用意しているところも、監督と脚本の腕を見せられたような印象でした。これは見ておくべき1本ですね。汽車の映像や、時代を感じる旅行の雰囲気もとてもよかったです。

2019年12月16日月曜日

映画「アタック・ザ・ブロック」

著者 :
アミューズソフトエンタテインメント
発売日 : 2012-12-21
目が離せない映画ってあるんですね、って思う1本でした。エイリアンものとしても、子どもたちの冒険ものとしてもおもしろかった!最後に少し成長した顔を見せるのも、登場人物同士の年齢構成もばっちりな感じで見れてよかったです。途中何度かびっくりした。見たことのない生物を創造しようとしても、どこかで今いる生物のかけ合わせになりがちだけど、そのかけ合わせ具合がリアルでこんなのいたら怖いなーと思わせるものでしたね。みんな見たらいいのに、と思った1本。

2019年12月14日土曜日

映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2015-02-04
いわゆるパンデミックものの1本。絶滅の危機に瀕した地球での、猿たちとの物語。共通言語さえあれば、人間と猿も得意なことが違うのだからどちらかではなく共存したほうができることは増えそうだけど、その共通言語を種族をまたいでつくる、そして1対1ならつくれるものも組織対組織になると全員の意志の統一ができにくいので組織としては「言っていることとやってることが違う」故に信頼されないケースが出てくるのはやむをえず、そこをどこまで同じ価値観、ルールのもとに行動できるレベルの種族同士の話にできるか、というところがとても難しいと感じました。人対人でもあるあるですね。

2019年12月13日金曜日

映画「ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合」

著者 :
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 : 2006-10-12
どこかで取り上げられていて、見てみた1本。セリフの品のなさは気になったけど、コメディ要素は散りばめられていて全体的には楽しく見れる1本だと思いました。大きな体に自信がなくて、一気にやせると自信がみなぎる。でも楽してやせたんじゃコントロールできなくなる。そういう人の願望や欲の性質にフォーカスした視点は裏側にあったのかなと思いました。やっぱり自分の力で健康的にやせていく、そういう努力が一番だなと思えた1本でした。あと、特殊効果の映像がバンバン出てくるのは映画としちゃ新鮮でした。

2019年12月12日木曜日

映画「戦場にかける橋」

著者 :
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日 : 2011-01-26
そうはならないだろうと思う方に倒れた、ありえない結末。日本兵と英国兵の話だと、自然と日本兵の側として見てしまうけど、日本兵のよくないところをわかりやすく描いていたこと、また戦時中という点や他国の人間と何かを成し遂げることへの慣れ、同じ国の人間が軍人と捕虜の立場で対立する構図、橋をかける意味とかけ方のアプローチとか、基本的に比較しやすい2例がいつも出てくるのでケーススタディのしやすい映画だと思いました。日本ではきっと見られない規模の大自然を空を舞う鳥のシーンで感じたり。スケールの大きな、いい映画だと思いました。

2019年12月8日日曜日

映画「テン」

著者 :
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日 :
どこかで取り上げられていて見てみた1本。変な男のコメディというか、話としてはよくわからない部分も多かった。コメディとしても笑えるところもあったけど、ちょっと引く感じのもあって「どうだろ」とか思いながら観てました。でも、そんな男でもピアニストとしての才能がひとつあれば、周りの人とのコミュニケーションはとっていけるのかもとも思わされたシーンはあって。なにかひとつ、自分はこれっていうものさえ見つけられたらあとのことは100点ではないにしろついてくる、という印象も持てた1本でした。

映画「007 サンダーボール作戦」

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2007-08-25
007シリーズを何作か見てみたいと思って見てみた1本。こちらは戦闘機の原爆を奪う一味と、それを取り返す007という構図だったけど原爆という兵器の破壊力ゆえか001-009までが揃っての会議はこういう構成だったのか、と思わされましたね。お決まりのパターンというか、悪どく儲けるやつらや美女たち、それに銃での打ち合いシーンなんかもあったけど今作は海中での戦闘シーンがあって、人は海の中に入ると一気に機動力も落ちるしできることも限られてしまうことを再認識。今、これまでに沈んだ船や海岸線には車やら、海底も結構汚いことになっているのかなとかも思いました。

2019年12月3日火曜日

映画「氷の微笑」

著者 :
ジェネオン・ユニバーサル
発売日 : 2012-04-13
どこかの本に出てきて、観てみた1本。ストーリー的にも考えさせられるつくりで最後まで誰だろ、いやどっちだろ…と思いながら観てました。女性の見せ方がうまいですね、尋問のシーンなんかは特に、男どもが軽々とあしらわれる感じは言葉にしづらい「こういう感じある」ってとこが絵になってて、撮りたかったものを撮れたんだろな~と思ったりしました。カーチェイスシーンのギリギリのところなんかも、ミステリーってジャンルだとハラハラ感を煽りますね。アクションとは違ったカーチェイスだと感じました。セクシーなシーンも多い大人の映画って印象でした。

映画「夕陽のガンマン」

著者 :
20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
発売日 : 2001-10-26
いわゆる西部劇、が見たくて手にした1本。国が違えばルールも文化も違ってくる。その中でも、流儀だったり仕草だったり、やりとりひとつでも男意気を感じるものってあって、そういう部分でかっこいいなぁと思いました。そして世界が単純なのはわかりやすくていいなとも思ったり。その中で活躍できる人、上に行ける人は典型化していきそうで、そうでない人にとってはちっともおもしろくもない世界かもしれないけど、それを求めて入ってくる人もいるんだろう。帽子を撃ち合うシーンは大いに腕を示せるし、最期のオルゴールはちょっとしんみりさせるものがあった。いい映画でした。

2019年12月2日月曜日

映画「シェルブールの雨傘」

神の雫に出てきて、ちょっと観てみようと思った1本。カラフルで、歌に合わせた演劇のような映画で、女優さんがめちゃくちゃキレイ。。なんとなくマンガの中で言っていたニュアンスがわかった1本でした。百聞は一見にしかずですね。本当は、作中のワインも全部飲みながら楽しめたらいいんだけど、、ちょっとそこまでは手が届かない。ストーリーよりも、こういう見せ方の映画ってあるんだなって思わせてもらいました。フランスのセンスの良さを歴史で感じました。そしてカトリーヌ・ドヌーヴってホントにすごい。

2019年12月1日日曜日

映画「摩天楼を夢みて」

著者 :
オルスタックピクチャーズ
発売日 : 2011-01-27
どこかで紹介されていて、観てみた1本。営業部門ではよくある話かもしれないけど、大きなエサをぶらさげられた中でそれぞれの営業部員の思惑が交差しながらストーリーが展開する、最後まで旗色がコロコロ変わっていくところは見応えのある映画でした。結局このまま行くのかな、、と思ったらそっちに来るかとか。ただ、この緊張感でずっと働いていたら中の人は疲弊していくな、、とも感じました。自分は営業で仕掛け仕掛けられというやりとりの中で仕事するのは難しいかもなと思わされた1本でした。

映画「007 ゴールドフィンガー」

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2007-08-25
007シリーズ、あまり見たことがなかったんで少しずつ見てみようかと見てみた1本。車にいろんな仕掛けがあったり、美女がいきなりメロメロになったり作品としてのお約束的なところもありながらインパクトがあったのは全身金箔にされて殺された美女のシーン。あれは、「なにこれどうなるの?」って思わされました。車で移動するシーンがやっぱり外国というか、切り立つ山景色はヨーロッパっぽいものでいつか行ってみたいなと思いました。いくつか見ていく中で、シリーズ作品としてもわかっていけるといいなと思います。

2019年11月20日水曜日

映画「ロブスター」

重版出来!で出てきて「へぇ」と思って観てみた1本。不思議な世界観だけど、これで成立するなら自分も誰かに合わせてなくてもいいのかも、とか思えたりもする1本に感じました。でもあんなに傷つける言い方とかはしないかな。。ただ、誰かと共に生きることは、1人で生きていたらできなかったことを双方に可能にしてくれる、という見せ方は納得できた。そうだよなと、好き嫌いの恋愛や家族像への憧れみたいな部分だけでなく、リアルに一緒に生きる人が隣にいる価値というか張りというか、そういうものも少し考えさせられた1本でした。

2019年11月19日火曜日

映画「ショコラ」

著者 :
角川映画
発売日 : 2012-03-10
どこかで取り上げられていて、観てみた1本。いい映画ですね、楽しい感じが伝わってくる。世界の違う人たちと話してみること、食べたことのないおいしいものを食べてみること、知らなかった世界を知ること、どれも生きている限り続けたい。"食"という視点に絞れば、小さい子どもからおばあちゃんまでみんなで楽しめる、だからこそ人をつなげる力のあるものなんだよなと改めて感じました。食べたことのないおいしいチョコ、まだまだ世界中にあるんだろうな。そして魅力的な人たちも。後味のいい映画だと思いました。^^

2019年11月18日月曜日

映画「アイ,ロボット」

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2005-02-04
AIロボット、というジャンルではエクスマキナよりも全然おもしろい1本でした。そして、最初に観たときはまだ社会人になったタイミングくらいですごく未来の映画だと思った記憶があったけど、今になって見ると印象が随分と違ったなと、はっきり言えば予想できる未来の1例くらいで捉えられる1本に感じました。世界の中で、人の集落だけをとっても国や地域によってこれだけ原則やルールが異なる中で、全世界を統一できるようなルールをロボットに組み込むのは難しいというか、解決できない火種をずっと抱えることになる気がしました。あと最後のVIKIのエネルギー源、どうなってるんだろう。あんなにエネルギーが必要になる代物が今後できていくのか、できたとしたら何が実現するのか、ちょっと興味を持ったシーンではありました。

2019年11月17日日曜日

映画「デスペラード」

著者 :
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
発売日 : 2009-06-03
ガン・アクション映画としてはこれまでに見た映画の中でもトップクラスにかっこいい1本。そしてアントニオ・バンデラス、男から見てもかっこいい。登場人物の登場の仕方も「あぁそこがそうつながるか」と思わせる印象づくりがとてもうまくて、見ていて次はどうなるか楽しみな映画でした。酒場のシーンでの打ち合いもそうだけど、店の常連たちの一見さんお断りな感じも、自分たちのまちにあったらその店があるだけで周辺に寄りつきたくなくなる感じがなるほどな~と思いました。アクションシーンだけでなく、全編にわたって完成度をあげようとしていることが伝わってくる1本でした。

2019年11月16日土曜日

映画「ミッドナイト・エクスプレス」

著者 :
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日 : 2011-01-26
どこかで脱獄モノとして紹介されていて、観てみた1本。これは「アルカトラズからの脱出」に軍配が上がるけど、政治的な背景とかお国柄を認識するにはいい1本だったと思いました。身の安全の保証がされない状態で、自分が外国人として暮らしていくことはこれまでやってみようとも思わないできたし、今もそんなに興味はないけどそういう立場のチャレンジをしてる人はこういった危険もある。そして、そんな世界の特殊性に自分の精神も侵されていく感じ。これは特殊なものだと思いつつ、立ち直れなそうだな。。と感じた1本でした。

映画「ボビー・フィッシャーを探して」

著者 :
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日 : 2012-03-10
観てみるリストに入っていた1本。"神童"の苦悩というか、ある種の才能に恵まれた子どもの、子どもとしての幸せと、本人の同意なしに能力の最大化を強いる周囲、という幅広い年齢層で楽しめる競技だからこそ生まれる構図について考えさせられた1本でした。「好きでやっている」そのレベルで自由にやらせた結果、大人になってから伸び悩むことになるにせよ本人のテンション、モチベーションが高いことをやるのが個人的にはいいと思うけど、子どもはときとして親の望む姿になろうとする、その中で親側はどういう折り合いをつけるのか、いろいろ考えさせられますね。

2019年11月11日月曜日

映画「ピアニストを撃て」

観てみるリストに入っていた1本。タイトルから、戦場のピアニストのような話なのかなと思っていたら、全然違いました。1人のピアニストのいくつかのシーンを日常として映すようなシーンが続いて、最後はサスペンス&打ち合い。これは、監督はこういうシーンを入れたかったのかなと思いました。あと映画が白黒だった時代、音響ってすごく大事だったろうなと感じた1本でした。ピアニストの奏でる音楽で楽しいシーンか、そうでないのかはわかるし、最後は緊張感のあるシーンに音楽を聞いてるだけで目が離せなくなっていく。こういう狙った効果を出すためにどんな音楽を選ぶのか、生活の中で「今のシーンならどれが流れるだろう?」とか考えるのは楽しそうかもと思った1本。

2019年11月4日月曜日

映画「裏窓」

著者 :
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 :
こちらも観てみるリストに入っていた1本。設定がおもしろいすね。それぞれの人たちの表向きの顔じゃない、裏の窓から見える生活を垣間見ながら、結局自分も見られていてお互いに干渉されない安全地帯と思っている部分に干渉しようとしたときってこんな感じかな~と思って観てました。監督や脚本を書いた人が、どんな話をしながらこのシナリオをつくっていったのか興味を持ちました。印象に残ったのは、驚きに関してのセリフ。確かに、演出だけ工夫することでも違った印象持ってもらえることって結構ありそうだなとか。

2019年11月3日日曜日

本「まちづくりの非常識な教科書」

立川の観光のお手伝いをしていることもあり、興味を持って読んでみた1冊。この本はよかった~!まちと関わりが少なかった人たちが、どうやってまちづくりを趣味から町に広げ、みんなで楽しめる活動にしていくか、その実践例として大切なことは大切なこととしてページを割いて扱っているし、枝葉でいいことは成果が出ていても枝葉として扱っていてメリハリがある。伝えたいことは「あなた次第」ということだ、というメッセージが大きく伝わってくる1冊でした。村上のまちも見に行ってみたいし、どこかで著者の方とも意見交換してみたいと思った1冊でした。

2019年11月2日土曜日

映画「ザ・イースト」

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 :
どこかの本で例えに出てきた作品だったかな。環境汚染に抵抗するカルトなチームと、それを引き起こす1つの原因を垂れ流す大企業、そしてそれを捜査するチームの3者間の人間関係と利害関係を描いた1本。日本でもやっぱり原発だったり大規模開発だったり、大きな力にねじ伏せられる形は産県されてしまうけど、そこに「目には目を」で抵抗するとこうなるよなと思えました。本当に解決したいなら、なにか違うアプローチをとる必要がある。いきなり変えようとして相手を殺したり、明日から禁止みたいなことをできるわけがない。その「間」をどうつくるかはアタマを使う必要があるなと感じた1本でした。

2019年10月29日火曜日

たきviva!

市民講座に続いて、ヒガシヤマト未来大学(ヒガ大)のたきviva!にも行ってみました。
このたきviva!は毎月の月末土曜に上北台の駅から歩いていける林(下立野林間こども広場)でたき火を囲いながら集まる場。

たきviva! ~森の中でスラックライン・スラックレール体験~

顔を出してみると、ヒガ大で顔見知りになったメンバーがすんなり迎えてくれて、たき火を囲んで午前中の講座の話とか、最近の話をいろいろと。火を囲んでいるだけで、ずいぶん話しやすくなりますね。^^

たきviva!
火を囲んでいると自然と会話も弾んだり
そして、このたきviva!は今回はスラックラインの体験ができるコーナーがあったので、「おもしろそう!」と思ってやってみました。なかなか綱渡りの体験なんてできないし。やれることはやってみたいと。

Welcomeボードも楽しげ
なかなかバランスとるの難しい
幅5cmくらいのテープに乗ります

練習用?にこんなのも
スラックラインは体験してみると、まず片足でテープの上に立つのも難しくてすぐに落ちちゃう。足の裏で立とうとしてもダメで、足の力は抜きながら丹田に力を入れるような、重心で立つイメージになると数秒立てるようになりました。でもそれだけで汗びっしょり。ただ、やっているとだんだん感覚がわかってくるのがおもしろかったすね。

そんなこんなで軽い遊びとたき火を囲ってのプチキャンプのような時間、家の近くにふらっと寄れるこういう場があるのはいいなぁとか思いました。
この日は東大和のカメラマンさんとか国立のスラックラインの先生やマッサージ師さん、近所のちびっこから陶芸家さんから社長やら、遠くは奥多摩からもゲストが来ていて、そんないろんな人たちの話を聞いているのもおもしろいすね。

また来月も、予定が空いてたら行ってみようかなと。

関係者の方々、ありがとうございました~!

2019年10月28日月曜日

映画「恋人たちの予感」

著者 :
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント
発売日 :
これもどこかの本で紹介されていた1本。こちらは男女の友情は成立するか、みたいなテーマだったと思うけど、途中途中にはさまれるおじいさんおばあさんのおしどりな感じのインタビューコーナーがいい場面切り替えのタイミングになっていたと思います。最終的な結末に向かって、最悪の初対面から徐々に距離が縮まっていく物語の描き方はバランスいいなぁと思いました。時間をかけて熟成されていく関係もあると思うし、自分がその人とつながっていたいと思うかどうか、その関係を大切にしているかどうか、そしてそれをしっかり相手に伝えているかどうか。そんなやればできることをおろそかにしないようにしたいと思った1本でした。

映画「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」

どこかの本で紹介されていて、観てみた1本。花嫁を介して知り合うことになる友人たちが、結婚式に向けた準備の中で巻き起こすドタバタを描いた1本で「最悪の場合でもこうなるから大丈夫」ってメッセージと、「こうならないようにね」というメッセージの2つがあるように感じたけど人選ってほんと難しいだろなぁと思った作品でした。お祝いはしたい、でもリーダーシップは誰かに取ってほしい人ばかりでもうまくいかないだろうし、逆に何人かでリーダーシップを取り合う感じになってもダメ。みんなでつくる結婚式が何もかもうまくいくって、実はすごいことだよなと思った1本でした。