2018年3月31日土曜日

本「死ぬほど読書」

自分も読書は好きな方だけど、その読書を勧める人たちが勧める理由に興味があって読んでみた1冊。著者の丹羽さんの伊藤忠時代の話から、読書の効能に至るまで自分で考える力が養われることが読書の1番のポイントなのかなと思いました。印象に残って嬉しかったのは、自分も読了後に気になったポイントは書き写しをしているけれど、丹羽さんもそれを奨励していたこと。やっぱり記憶に残しておくのに効果があると思ったことはやってる人がいたんだなと思いました。あとは締切効果の活用とか、実際にお会いできたらとても話が合いそうだと思った1冊でした。おもしろかったです。

2018年3月28日水曜日

本「一日江戸人」

「江戸時代は、月に1週間も働けば十分に暮らしていけた」とビル・トッテンさんの本の中で紹介されていて、「本当にそうなの?」と読んでみた1冊。現代に、そういう働き方で暮らすことが可能だろうかと思いながら読んでみました。今の時代との共通点もありながら、江戸時代特有の牧歌的な部分もあり、どちらがいいかとは言えないけどどちらの時代でも楽しく暮らせる人たちは似てるとこがあるかもしれないすね。個人的に、現代の「趣味」と言われるもので江戸なら「道楽」と呼ばれていたものは結構あるなと思いました。僕の好きなことも「道楽」ばっかりだなと。それでいいけども。

2018年3月25日日曜日

本「赤毛のアン」

以前、映画「白ゆき姫殺人事件」を見たときに赤毛のアンの話が出てきて、「そういや元ネタ(赤毛のアン)読んだことないんだよな~」と読んでみた名作中の名作。もう少し短い本だと思っていたら意外と時間がかかってしまった。。でも、確かに一度は読んでおくべきといわれている理由はわかった気がします。人物描写もそうですが、10代の若さあふれる感じ、その頃にしか見えないんだろう世界がカラフルな言葉たちで描かれていて、読んでいて懐かしかったり新しかったり、新鮮でした。

2018年3月24日土曜日

本「風の名前」

著者 : 高橋順子
小学館
発売日 : 2002-04-22
外を歩いていて「今前線に入ったな。これから寒くなるか」とか「この風は前にも覚えがある」とか思うことはあったけどこの本を見かけるまでこんなにも風の名前に種類があることは意識せずに来ていたな、と思わされた1冊。日本の言葉の中で、自然にはたくさんの名前がついている。単に1種類の「風」で終わらせるのではなく、いろんな風を体に受けながら、「今のは何ていう風だろう」とか楽しんでいけるといいなと思いました。その地域にしか吹かない風を感じに出かけてみるのもいいかもしれないな、とか。

本「志賀直哉」

「志賀直哉は自転車が好きだった」と聞いて親近感を感じて読んでみた1冊。「自転車」という作品も含まれる全集で、とても読みやすく志賀直哉という人のことを見直した1冊になりました。なにしろ文章がとんでもなくうまい。すらすら読める。国語の時間に作品と名前だけを暗記してわかった気になっていた自分は何をしていたんだ。その暗記した人物の作品を読んでこそ、自分の身になるものがあったはずなのに。でも結果として読めてよかった。同じ時期に芥川龍之介や武者小路実篤がいたことも、文章を読めば出てくるのだから自然と頭に入るもんだな、とも思いました。

本「本当はもっとよくなるニッポンの未来」

先日の勉強会の中で著者のビル・トッテンさんの話が出てきて、どういう人か興味を持って読んでみた1冊。この国の中で起こっている貿易やエネルギー政策、経済問題などに対して、それを裏付けるデータとともに私案を披露しているところに正々堂々とした姿勢を感じました。データもただどこかで公開されている数字を拾ってくるわけではなく、自分の見解に落としていくために計算を加えたものであることに好感を持ちました。少し極端かな、と思うようなアイデアもあったけど、時間の使い方の中に「社会への貢献度」や「生活へのプラスアルファになること」を選ぶ感覚は自分も取り入れていきたいなと思った1冊でした。

2018年3月18日日曜日

本「レバレッジ勉強法」

図書館でリサイクル本になっていたのでもらってきた1冊。これまでに読んできた本とそんなに変わらない内容でサクサク復習がてらに読んでみました。ひとつ、自分が最近変えたことでイベントごとを続けるよりも個別に話を聞きたい人とピンポイントで会っていくほうが深い話もできるなと思っていることを著者の方も実践されていて、やっぱりなと思う部分もありましたね。ITのエンジニアという職業上、ほかの人たちよりも技術に関しては知っている部分も多くレバレッジのかけやすい状態になっているけど、それ以外の情報もポートフォリオとしてどう揃えていくかは考えないといけないなと思いました。サイクリング・散歩・食・映画・本・マンガあたりかな~。

2018年3月10日土曜日

本「洗脳」

ブレインウォッシュ。当時、大好きだったX Japanがあまり活動をしなくなり、解散してしまったことはとても残念でした。Hideの大ファンだった当時の自分にとって、その前後で出てきたToshiのニュースは裏切られたようにも感じていて、いつか読まねばと思ってようやく手に取った1冊。読みながら、Yoshikiの側やインタビューから受けていたToshi像とはまた違ったToshiが見えてきて、本人の主観はやっぱり違うもんだなと思いました。そして、少しだけどToshiの側から見たHideが自分のHideの印象を更新してくれて嬉しかった。誰もがいろんなものを抱えている。自分の周りにだっているだろうそんな弱った人の力に少しはなれる人でいたいなと思った1冊でした。