2009年2月28日土曜日

やりたいことをやるための工夫

今日は、一日かけてやりたいことを整理してた。
今までにやってきたことを振り返って、そこから学んだことを整理して、それを今後どうしていきたいかに落として、それをやる為の方法を考える。

ここで、改めて壁にぶつかった。

今までにやってきたことは、継続したい。
新しいことも、始めたい。
でも、時間が限られてるから、そのまま入れようとしたら入らない。

それでも、全部を叶える(今までのは減らさずに継続しながら、新しいことを今の枠に収める)にはどうしたらいいかを考えざるを得ない。だって、やりたいことなんだもん。
それと、やったことから学んだことをすぐに忘れたり消えたりしないように、ちゃんと形にしておくにはどんな形にしておくべきか。

で、いろいろ考えた結果、Cんぼに連絡を取る、と。「相談乗って」。
で大学時代懐かしの飲み屋に飲みに行って、そこでこんな話をしてた。

普通は、質を落とすか量を減らすかして新しいことをできる時間を作って、そこに入れるんだろう。もしくは、質を保ったまま早くできるように熟練度を上げて、空けられた余裕の時間で新しいことをしていくんだろう。でも、そこまで至っていないものを増やしていくにはどうしたらいいのか。誰かに任せるってのも手だ。定期的に開催する飲み会くらいなら、任せられる人はいないこともない。
ただ、幹事が嫌々やったりで「やるだけ」になるなら全然意味がないし、いろいろ絡まってる人間関係含めてわかってイベントを企画できるかっていうと、そういうとこまで含めて安心して任せられる人ってなると少ない。
じゃぁ、そういう人を育てつつ新しいことを自分がしていくってことができるのか。残念ながら、それは会社組織とか逃げ場のないとこでなら可能だけどそういう制約のない場ではなかなか難しい。それだけの理由が相手にあれば別だけど、そういうものを持ち合わせてない人に「やってくれ」って言ったって無理がある。普通は、大きいイベントになればなる程めんどくさいもん。
だから、やれる人が貴重だとも言えるんだけどね。

で、そしたらどうしたらいいのか。みなさんはどうしてますか?

自分のやりたいことを実現するのは、難しいけどそれこそが頭を使わなきゃいけない部分なんだろなと思います。リソースを超える量にならないとリソース内に収める為の努力をしないってのは問題だと思うけど、それを諦めて出来ることだけやるってのはあんまり選びたくない選択肢。ずっとこれは考えていくんだろうなぁ。。。

まずは時間の使い方。それとお金の使い方。そして、自分の実現したいとこに一緒に向かえる仲間をどう集めるか、どう育てるか。自分個人としてのレベルアップが求められてると感じてます。

ま、一つ一つクリアしていかなきゃですね。

2月を振り返って

はい、2月の振り返りです。とりあえず1ヶ月は続いたぞ。

■5S

 △:部屋の中は、意識してキレイにできたと思います。
   ただ、会計周りをもう少しキレイにしたいな。。。レシートとか、自分の出費状況が先月に
   比べてどうだとか、去年と比べてどうだとかそういった分析ができるようにしたいと
   思ってたけど動けなかったこと、いろいろ企画してるけどそれを自分の人生設計に組み込んで
   中長期計画を立てられなかったことが今後の課題になります。
   もうちょっと自分のやってることを整理したいけど、どんどん本とか読んでインプットも
   増やしたい、そのマネージメントができてないのも問題。

■年間100冊の読書。

 ○:月間16冊を維持(2ヶ月目)。このまま行くと、年間192冊。
   スタートダッシュとしちゃいいペースです。

■年間50作品の映画鑑賞。

 △:月間2作。月4作ペースには乗らなかったです。そろそろ読書の割合減らすかな。

■毎月1つペースでの資格取得。(計12個)

 ×:何も取れず。前向きに取り組まないと、何もできないな。。。

■新しい試みで結果を見える形で出すこと。

 ○:今月新しく始めたのは、自宅のパーティールームを使ったことでした。
   友達を呼んで交流会をしたり、親睦会をしたり、今後何かとお世話になるスペースを
   使うメドを持てたってのは大きいかなと。あと、NPOのオープンMTGに参加して、そこで出た
   話がめっちゃおもしろかった!世の中楽しいこと埋もれてますね。
   あと、料理教室かな。これがここ最近の目玉です。個人的には、料理の世界の一流の人と
   知り合えたことって今後の自分に大きなプラスだと思います。
   仕事面でも、「最小の労力で最大の成果を」をテーマにkjポイント導入や政治的に
   動いてみたり、運用統括としてのマネージメントレベルでの課題潰しをいくつか始めて、
   それなりに貢献できたかなと。

■料理。週に1度は自分で料理を作ること。

 ○:1月程じゃないけど、味噌汁は常に自分で作るようになったし、その他ささっとできるものは
   作るようにしてます。カツ丼とか卵とじ系の料理がうまくなりたいけど、まだまだできないんで
   今後の課題ですわ。あとは、だしをもっとちゃんと使えるようになりたいです。

■7時起床。午前中の時間の有効活用。

 △:仕事があるときは朝食会に久々に参加したり継続できてたけど、最後の1週間はリフレッシュ
   休暇になったのもあって夜型生活に逆戻り。^^;
   明日から戻せるかな。

■丁寧な人付き合いをすること。

 △:OB訪問を継続したり、交流会を通して新たな出会いができたりしたけど、新しいことを
   始めてる分会う機会とかは減ったところもあります。ごめんなさい。
   ただ、自分から関係を切らさないようにメール送ってみたり、細くながーく、必要になれば
   すぐ集まれる関係は維持できてると思います。
   今後も広げつつ維持しつつ、自分を成長させるべくやっていきたいと思います。

そんなとこですかね。
インプットはそろそろ抑えて、3月は少しモードチェンジしていった方がよさそうすね。

本「プラス思考だけじゃダメなんだ!」

<本の紹介>
「元気に生きよう」としたとき、必ずしもプラス思考だけが有効とは限らない。「「弱い自分」を認めてしまおう」「自分を許そう。他人を許そう」「自分自身の幻影と戦うな」など、免疫学の視点から元気に生きるコツを提案する。

一概にプラス思考といっても、種類がある。

プラス思考:くよくよしないで前向きに考えること。

スーパープラス思考:いつでもどんな時でも何があっても前向きに考えられること。例えば、お客さんに怒鳴られて怒られたのに、その後「怒ることはとってもエネルギーを使うのに、お客さんは俺をあんなに怒ってくれた。こんな俺にお客さんはあんなに期待してくれてるんだ、嬉しいし、俺は絶対応えなきゃいけない!」←孫正義の有名なエピソード。段違いの勘違いなんだけど、これある意味すごいよね。

間違ったプラス思考:「ベートーベンを聞くのは教養にいいから、聞かなきゃ!」って、好きでもないのにベートーベンばっかり聞いたり、「1日1万歩歩くのは体にいいから、歩かなきゃ!」って熱っぽくても、雨が降ってても歩いたり、「俺はやればできるんだ、やるぞ!」って絶対できない量の仕事を引き受けたり、身体的、もしくは精神的に無理を強いるプラス思考。

この、間違ったプラス思考が逆に体や精神にマイナスになるのは、普通に考えて当たり前。でも、「マイナス思考をプラス思考に変えると病気にならないんだ」、とか勘違いして「なんでもかんでもプラス思考になればいいと思ってない?」ってのがこの本の要点だったと思います。
そしてここでも言われてたのが、そういう弱い自分とか、人に言えない秘密を話せるような仲間を見つけよう、ってことでした。

自分を許すこと。
自分を認めること。
それを助けてくれる人を見つけること。

それは奥さんでもいいし、友達でも、少し距離のある人の方が良ければそういった人でもいいと思います。誰か聞いてもらえる人がいるだけで全然変わると思うし、第3者から見てのフィードバックも受けられるし。
誰かとつながってるのを感じられることは、本当に大事なことだなと思います。

「おれとおまえのほにゃらら」by 高橋歩

演技しなくっていい。
テンションをあげなくっていい。

リラックスしたふつうのオマエを見せてくれ。
リラックスしたふつうのオレを見せるから。

要は「オレとオマエ」であって、
ひとつふたつの言葉や行動で、
オマエを判断しやしないさ。

オレは審査員じゃない。
トモダチなんだぜ。

映画「カクテル」

著者 :
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日 : 2006-04-19
<映画の紹介>
兵役を終えたブライアン(トム・クルーズ)は、ニューヨークでバーテンダーのバイトをすることになり、オーナーのダグ(ブライアン・ブラウン)とコンビを組んでのカクテル造りのパフォーマンスが好評を得るが、やがてふたりは仲たがいし別々の道と恋を歩んでいくことに。
トム・クルーズが『レインマン』で演技の実力を広く世に知らしめた直後に主演した青春ラブストーリー。見どころは何といってもトムたちがド派手なジェスチャーで繰り広げる曲芸的カクテル造りで、公開当時は彼の真似をしながらカクテルを造ろうとするバーテンダーが急増していた。後半は、ジャマイカでのエリザベス・シュー扮する令嬢とのラブストーリーがメインになっていく。監督はロジャー・ドナルドソン。

きっかけは、20代のカリスマと呼ばれた高橋歩。
彼に憧れて、むさぼるように読んでた時期もあった。そういえば、「夜回り先生」もサンクチュアリ出版(高橋歩の作った出版社)。文章はキレイじゃないけど、伝わってくるものはリアル。こんな人になりたいって、本気で思った。
Party Timeを社会人になっても続けられたのも、この人との出会いがあったからとも言える。

その高橋歩が仲間とBARを始めるきっかけになった映画が、この「カクテル」だった。

自分の夢と近い理想を見せてもらった気がしました。
俺はトムクルーズ程見てくれもよくないし、こんなに派手にやろうとは思ってないけど、楽しい雰囲気が好きだしお酒飲みながらゆっくり喋ってるのも好きだ。そういった交流を通してできていく仲間って、そこで過ごす時間ってかけがえないもので、自分の人生から消えたらきっと人生つまんない。消えて欲しくない。

人を集めるんじゃなく、人が集まる人になること。
人が集まれる場所を持つこと。

できてないことはたくさんあるし、そもそも店を持てるかなんてわかんないけど、そんな目標に向かってまた今日から頑張ろうって思えました。

2009年2月27日金曜日

本「夜回り先生」

著者 : 水谷修
サンクチュアリ出版
発売日 : 2004-02-01
<本の紹介>
不登校、ひきこもり、リストカット、薬物乱用…12年間夜の街を回り、5000人の生徒と向き合った「夜回り先生」が激動の半生を振り返る。

12年間休まず、夜回りをして助けを求める子どもを探して、手を差し伸べてきた著者。こんな人がいるんだって思いました。なかなかここまでできる人って今いないと思います。頭が下がりました。

でも、これは自分が現場を知らないから言えちゃうことなのかもしれないけど、この本の中では子どもはどんなにひどい状況でも何も悪くなくて、悪いのは全部大人って決め付けるように書いてあって、それってどうなのかなとも思いました。
中学生や高校生って、そんなに自分のことを決められなかったり、振り回されるしかない存在なんだろか。そうなってしまった責任は本当に0でいんだろか。そのくらい、頭ついてんだし自分でなんとかしろよ。と思う俺がいることは確かです。そして、大人でも自分のことを決められない、コントロールできない、聞く耳も持ってもらえない人はいるし、大人子供の問題じゃないような気がします。環境とか、文化の違いっていうか。

ただ、どうにもできない環境にいる人もいるってのも認識はしてる。助けてくれる人がいないとか。やめたいけど借金があって結局抜けられないとか。殺されるよりは、それでも生きてるだけましだからこれ以上は望まないとか。
そういう人を助けてあげられたらって気持ちはあるけど、ごめんなさいそれだけの余裕は今の俺にはないし、力もないです。

今の俺にできるのは、こういう本があることを俺の知り合いに知ってもらうこととか、その程度だけど、それでも何もしないよりはマシだと思ってこういう書評とかしてるつもりです。

世の中に笑顔を増やしたいし、幸せな人たちが増えてくといいなと思うけど、その為には自分も成長しなきゃいけない。もっと違った形でサポートできるようになれたらと思います。
先生だけじゃ、子供は教育できない。悪い大人をやっつける人も必要だし、法律や制度に問題点があるならそれを変えられる人も必要。金銭的に困ってる人に手を差し伸べて一緒に解決できる人も必要、親を教育できる人や機会を増やすことも必要だし、もっと情報共有できる仕組みも、世の中全体で取り組んでいけるような勢いをつけられる人が出てきた方が早く進むかもしれない。就職先や稼ぎ方を教えてくれる所だってあった方がいいに決まってる。いろんな人をつなげて、みんなで解決していかなきゃいけない問題なんだと思います。

考えさせられました。

最後に、この本の結びに書いてあった言葉を書いておこうと思います。

「この本を読んでくれた大人たちにお願いがある。どんな子どもに対しても、まずは彼らの過去と今を認めた上で、しっかり褒めてあげてほしい。よくここまで生きてきたね、と。

生きてくれさえすれば、それでいいんだよ。」

本「スピードハックス」

<本の紹介>
仕事のスピードを上げるには?速く処理するための「仕組み」をつくり、その仕組みを回し続ける「やる気」を切らさないこと!
タスクリストや作業記録のとり方、活用法など、具体的なテクニック(仕組みづくり)から、ちょっとした行動の習慣(やる気づくり)まで、仕事のスピードをいきなりアップさせるコツとアイデア(スピードハックス)を盛り沢山に紹介する。
仕事に役立つ便利なデジタルツールとその使い方も満載!

この本は、為になりました。早速使える、と思ったことがたくさんあった。
やっぱり、知らないことは失うことなんだよなぁ。
まぁ、前向きに言うと10年後じゃなく今日知れて良かった☆
これでまた俺はレベルアップできます。

「学ぶ」ことの語源は「真似る」ことらしいですね。
できてる人、自分より先に進んでる人のやり方をそっくりそのまま真似る必要はないけど、盗める部分は盗んで応用しながら自分の効率を上げて、できることを増やしていきたいっすね。

Gmailって、アカウントに「+○○」ってつけたメアドで送っても(例えばaaa@gmail.com→aaa+b@gmail.com)ちゃんと受信されて、その○○の部分で仕分けもできるって知ってました?人に聞いた情報や思いついたアイデアをこれで管理させとけば同じ場所に自動で仕分けした状態で管理することができるようになる。とか。

こういった小さな工夫とか、仕組みに乗る意識のコントロールの仕方だとか、だてに「仕事のスピードをいきなり3倍にする技術」っていうだけないなぁと。
仕事をもっとこなしたいと思ってる人、無駄な時間が多いって感じてる人はぜひ読んでみて下さいな。俺はこれでちょっとやってみたいと思います。

2009年2月26日木曜日

本「向井千秋の宇宙と体のおもしろい関係」

きっかけは、毎日読んでる(わけじゃないけど、定期的に送られてくる)メルマガでこの本が紹介されてたこと。そして、読み始める直前のGeorgeさんのダイアリーに書いてあったこの文章。(Georgeさん転載させてもらいます。)

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年末に飛んだエンデバーには、リバネスが積み込んだ種が載っていました。今、その種たちは、国際宇宙ステーション内にある『きぼう』のなかで、宇宙線に曝されながら時を過ごしています。
若田さんが宇宙に飛び立ち、数ヶ月の後、計画では6月頃に宇宙から帰ってくるのです。
宇宙から帰って来る宇宙種は、全国の高校生を巻き込んだ研究プロジェクトに使われ、年度末に開催するフォーラムにて、高校生が研究発表を行い、第1回の宇宙教育プロジェクトが完結するのです。
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俺のすぐ近くで、実際にこんなことが起こってるんだ。
地球上から宇宙へ、なんともスケールの大きい話で、このプロジェクトに関われる高校生は日本で最初に宇宙に触れる高校生になるんだろう。そういう機会を作れるGeorgeさんをすごいなと思うし、いっつも飲みに誘っても来てくれないけどまた話が聞ければと思ってます。

で、この本。

<本の紹介>
宇宙でコーラを飲むとどうなるの? 無重力ではいびきをかかないって本当? スペースシャトルで向井千秋さんが体験した無重力と体の不思議を、Q&Aで満載。向井さんへのちょっと気になる質問も収録。

宇宙に出ると、気圧が急激に変わると人間の体ってどうなるのか。無重力状態ってどんな感じなのか。フリュードシフト(地上(1G)の重力から解放されることによって、下半身に溜まってた体の水分が上半身に移動してくること)とか、宇宙酔い、宇宙飛行士になるまでの生活の話とか全然知らないことばっかりでおもしろかったです。向井さんって医者だったんですね、全然知らなかった。^^;
ただ、減圧症とか気圧の変化に対する考え方はダイビングの時と似てるって思いました。

初めてダイビングした時、あまりに海の中が静かで、キレイな世界で、自分の中で世界観が変わった。多分、宇宙に出たらまた変わるんだろう。俺が生きてるうちに行けるようになるのかな。まだ宇宙に人類が行けるようになってから短いけど、この本読んでトライ&エラーを繰り返しながら回数を重ねる毎に着々と進歩してきてるんだなぁって感じました。

「夢を持つ人生は、夢を持たない人生の2倍も3倍も楽しいと思うんですよ。諦めてチャレンジしないのはいちばんもったいないことだと思うんです。人生はハッピーなほうがいい。少しでも多くの人が夢を実現してハッピーに過ごしてほしいなと思います。」

「人は誰でも一度は死ぬのです。生きていて元気なうちに夢に向かってチャレンジできるのは本当に幸せなことだと思います。」

「人は誰でも夢見ることができるんです。そして、夢に向かって努力することもできる。努力を続けるのはなまやさしいものじゃないし、実を結ぶまでには長い時間がかかることもあります。でも、たとえ長い時間がかかっても、夢に向かって精一杯の努力を続けていれば、いつか夢はかなうんじゃないかと私は思っているんです。」

いつか、大気のゆりかごに守られてる青い地球を宇宙から見てみたいなと思いました。
それまでは、俺も自分の夢に向かって頑張っていきたいな、と思いましたとさ。

Make a wish☆

2009年2月25日水曜日

本「鈍感力」

著者 : 渡辺淳一
集英社
発売日 : 2007-02-05
<本の紹介>
日本経済新聞朝刊に連載され好評を博した恋愛ロマン小説『失楽園』や『愛の流刑地』の作家であり、“中高年世代の恋愛のカリスマ”と呼ばれる渡辺淳一氏。本書は自らの医師時代の体験をはじめ、数々の出会いや苦い経験から導き出した“渡辺流賢く生きるヒント集”である。推奨するのは、ずばり「鈍感であり続けること」。心身の管理から人間関係や仕事に至るまで、敏感すぎる人には良い結果が訪れないことを様々な事例で結論づけていく。他人の褒め言葉に対して、すぐに図に乗るくらいがちょうどいいという。恋愛でも、鈍感でめげない男が最後に思いを遂げると説く。

観点としてはありだと思いました。
KYKYって言うけど、あまり過敏に反応すんのもどうかなと。振り回されてる感も出るし。
AKY(あえて空気読まない)って言葉もあるしね。

ただ、著者は「鈍感の方がいいんだ」って提案をしてるんだけど、それだけでいいとは到底思いません。個人的な意見ですが。
確かに、そういう人の方が病んだりしないだろうし長くいることで評価をされてくかもしれないけど、「いちいち言わないとわかってもらえない」「っていうか、言ってもわかってもらえない」なんて、俺は一緒に働けない。「言わなくても、それくらいわかる」とか「その人のちょっとした仕草や癖で、考えてることがある程度予想つく」ってとこの方がお互いに働きやすいと思うし、そういう人たちとだから長くやることで付加価値を出せる気もするし。

中身の軽い本で、おもしろくなかったです。
それがわかったことが収穫かな。
これを読んでもなんにもガッカリしないことが鈍感力なら、あんまり欲しくないなぁ。

2009年2月24日火曜日

本「三国志(6)」

続いてもう1巻。

孔明すごい!「最小の労力で最大の効果を」ってのが自分のここ最近のテーマなんだけど、まさにこれを地でいく孔明はすごい才能の持ち主だったんだろな、と思います。
ただ、頭がいいのはもちろん、相手に合わせて振る舞いを変化させることができる、適した形でアウトプットできることができて初めてあの明晰な頭脳は活きてくるんじゃないかな、とも思いました。文官には論破することで、武官には詳しい説明をせず主の威光と結果で。納得が得られなくても盲目的に説得ばっかりしないとこが、部分的な最善よりも大局的な最善を見ていて、なるほどなぁと思いました。

やっぱり、常に大局を意識した仕事ができる人ってなかなかいないけど、俺はそういう人になりたいと思います。世界を見通す。これができたら、気持ちいいだろうなぁと。

もう一つすごいところが、存在感というか相手に危険人物と思わせてしまう程の圧倒的な力量の差をさりげなく見せてしまうところ。
賢者中嶋さんが「臥竜」を名乗っていたけど、今さらながら納得がいくことが多いです。確かに、今思えば思い当たる節は多々ある。
圧倒的な知識を背景にしたピンポイントの指摘、自慢はしなかったけど連れてきてくれる日々交流してる人たちのレベルの高さ、自分は十分稼いでいるだろうけど「世の中の為になるなら」って動いていく姿勢(一銭にもならない俺ら向けの勉強会しかり)、、、実際に見てしまってるから、余計に実感としてわかるってのもあるけど、こういう人っているんだよなぁ。
まだまだ目指す頂は高いです。

あと4巻。俺はその間に何を学べるかな。

2009年2月23日月曜日

本「三国志(5)」

ちょっと間が空いて、三国志もようやく半分。

敗戦により散り散りになっても、主君の生存を信じ、再会を信じて、敵国に召抱えられていても義を守り通す関羽。ここまでの信頼関係を生涯に持てた人間って、他に望むものがあるんだろうか。金銀財宝なんかより、ものすごい財産だよなぁと思います。
どんなに叩きのめされても、財産は奪えても絆は奪うことはできない。やっぱり、どう考えても一番大事なものは人間関係の中にこそあるべきで、それを守る為に、弱い立場にいる人を守る為に立てる人は立つ。そういう思いはみんなに伝わるし、だからこそ応援してもらえる
力になってもらえるもんだと思います。
どんだけ偉い人に従っていようが、責任や義務感から来るやらされ感でやってたんじゃその人の力を完全には活かせないんじゃないか。

なんか、どうしても自分がいるビジネスの場に重ねてしまうけど、そういう上長に巡り合えた部下って幸せだなと思うし、自分と一緒に働いてる人たちにもそういう思いを持ってもらえてるといいな、と思います。

無事に再会を果たして仲間と決起したけどうまくいかず、そこでアドバイスされたのが軍師の存在。自分の組織に対して、「こういう人が足りない」「こういうことができる人がいれば」って思うのはともすれば今の部下に不満を漏らすことにもなるから難しいだろうけど、でも組織をうまくまわしていく為には本来であれば上長は「今のままで十分」とは思わず、常にフラットな視点で考えておくべきことだと思います。
で、そういう人材を少しずつ揃えていくことで、組織は「不要な1ピース」ではなく「必要な1ピース」を手に入れて、形になってくのかなと。

個人も確かに磨く必要がある。それは間違いない。
でも、どういう個人を集めるか、組織として個人の能力の単純な足し算ではなく、相乗効果によるスケールメリットを出せるようにしていく為には、そういう組織のマネジメントってのができること、要は「あるべき姿」を「個人」と「組織」双方で持っていることが組織の長に求められていることかなと思います。

やっと諸葛亮孔明が出てきた。楽しみ楽しみ☆

2009年2月22日日曜日

料理教室プレイベント

今年の俺のテーマの1つ、料理。

で、そんな話をしてたらとんとんと話が進んで、料理教室をやることになりました。
と言っても、俺は料理ど素人なんで先生は別に招待して。

今日は、その料理教室の下見に先生が俺んちを訪ねてきて、ついでに料理に興味のある時間の取れたダチを集めて料理教室のプレイベントをしてました。

どんな料理教室だったらいいか。
どんな料理をやりたいか。

自分自身、料理に興味なかっただけに料理教室なんて行ったこともなくて、どんなことをやるのか、規模も値段も形式も全然わからずに、「こうしたいんだけど」ってのを話してみて、できるできないからどうやろうかまでをみんなで話していく。
何を用意しなきゃいけないのか。時間はどのくらいかかるものなのか。何人まで対応できそうか。考え出すとキリがないけど、それを考えてるのは楽しかったりして。

ダメ元で案を出して、みんなであーだこーだって形にしていく。
合間に自己紹介なんかも挟んで、交流会も兼ねながらみんなで考えて。

料理だけじゃなく、こんな教室もやれたらいいよね的な案出しがメインの集まりになってました。笑

まぁまぁ、楽しかったらいいんすよ☆笑

そんで、今回は魯肉飯(るーろーはん)と餃子に決定!
みんなで楽しめるってのをコンセプトに、ワイワイやろうぜになりました。

いやー、楽しくなりそうで良かった☆
今日集まってくれたみなさん、ありがとうございました☆

あとは先生とK二とK井くんと俺で形にします^^

本「中国 世界の「工場」から「市場」へ」

<本の紹介>
WTO加盟によって世界の「工場」から「市場」へと変わろうとしている中国と、どう向き合っていけばいいのか。ビジネスの現場、農村、政権中枢、少子高齢化等の社会問題まで総勢37人の記者が「等身大の中国」をレポートする。日経1面の長期連載を文庫オリジナルで刊行。

「三国志だけじゃ現代の中国は掴めないから」って、中国を知る為に読んだ本。
率直に言って、ちょっと退屈でした。漢字(しかも会社名とか読めない…)が多くて、文章を読んでるのか漢字を読んでるのか遅々として進まず、ストレスを覚えた。内容が難しいってのもあるし、日経新聞の記事を集めたものだけにアクセントが入らない。事実の羅列はちょっと読んでる側からすると、参考にはするものの「過ぎたるは及ばざるがごとし」状態になってました。

でも、脅威は十分伝わってきました。
大は小を兼ねる、じゃないけど、結局人口13億人ってのと国土の広さはアドバンテージだよ、完全に。だって、中国のしたいことに全地球人の1/5は「そうだそうだ」って言うんだから。
今まで主導権を握ってきた先進8カ国だかと比べても、頭1つ抜き出るわけで、ぶっちゃけ従う必要がない。自分たちの好きにやれば、他の国はついてくるしかない。世界の市場に鯨が泳ぎだしたようなもんだ。そして、こないだの2008年北京五輪で全世界へ中国をアピールして、今度は2010年上海万博。完全に、1964年東京五輪→1970年大阪万博をトレースする形になる。

技術力では兼ねてからIT業界のIC(India,China)化や、「世界の工場」と呼ばれてその安価な労働力で急速に世界中の技術を吸収してる。そこが、市場開放することで多少国内企業もダメージを受けるが結果的には他国への攻めが可能になるメリットの方が大きいって踏んだみたい。そりゃ、華僑なんて世界中にいるからね。

一緒に働いてた中国人のメンバもすっごいいい人たちばっかだったし中華料理も大好きだけど、この脅威についてはどうすっかなって思いました。やっぱ、日本独自の何かを考えないとなぁ。

国内でも経済の地域化をしてるし、世界的にも地域のビジネスを展開していくことがフードマイレージじゃないけどメリットあるんだろうな。

2009年2月21日土曜日

ご近所付き合い

最近、留学仲間のGが俺んちの近くに引っ越してきた。
てことで、G宅訪問も兼ねて留学仲間で鍋をしてきました。

いやー、めっちゃ近かった。
「湾岸戦争」と呼ばれる品川駅を中心とした東京湾沿岸地域の大規模マンション開発、その中で運良く2人共が自分の住居を手に入れられて、「ご近所さん」として付き合いができるのは嬉しいことです。

やっぱ最近できたマンションは便利ですな。
しかも、広いし!キレイだし!ずるい!

残念ながら息子のRはいなかったけど、またBBQやるときにでも会えればいいのかなと。

それにしても、会うたびにみんなの生活がちょっとずつ変わってて、それでも02年夏の留学からずっとつるんでられる仲間って俺は少ないからよく続いてるよな、と思います。
ありがたいっすね。

こないだのライブ以来にAも来て、ライブ音源を流してたり、次はこんなことしようと思ってるみたいなことを聞いたり。鍋もおいしかったし、近いしまたちょくちょく遊べればと思います。

もっと近場に知り合いが増えるといいんだけどなぁ。。。

2009年2月20日金曜日

就活相談と、カフェ

今日は、仕事を終えて新宿へ。

元jr.、ストリートミュージシャンのRが「就活するにあたって、いろいろ聞きたい」と。
久々に会った彼はいつも通りに元気そうだったけど、会わない間の何年かの話はあんまりしたがらなかった。

でも、就活を考えるようになって、やっぱり最終的な軸は音楽で考えてるって聞いて嬉しかったです。

で、俺がなぜ今の会社を選んだのか、今後どうするつもりなのか、その為に今してることは何なのか、実現できてきてるのは何なのか、そういったことを話して、それを聞いた彼の選択肢の一つになればいいかなと思ってました。
当時のjrつながりで知り合った人たちもみんなバラバラになってる状況とか聞いて、その中で俺のやってることは彼にとっては、今自分のやりたいことに近いんだ、と。それを知り合った当初からずっとやってたあんたと今になって気づいた俺の差はなんなんだ、と。

なんか、俺のしてきたことをそういう風に評価してもらえてることも嬉しかったけど、それよりも彼の成長した姿を見せてもらえたことがなにより嬉しかったです。
当時の彼は一匹狼タイプで自分の好きなことをして生きていく、人に合わせて我慢するなんてごめんだし、そんな奴がどんなうまくやっててもそんな奴にはなりたくもない。って感じだった。そんな当時の彼が今の俺を見たら、何話しても自慢してるようにしか聞こえないかもしれないし、多分こんな風には評価しないだろうと思って。

で、それを自分でも感じてるらしく、「俺もやっとそういうことがわかるようになってきた」って話してくれんのは良かったなって思いました。

かつて、自分が好きな奴らとしかつるまなかったとき、Hろがそうじゃない付き合い方をしてるのを見て「お前、なんであいつともつるんだりしてんの?結構嫌なこと言われたりもするし、俺はあんま好きじゃねーんだけど」って言ったら、Hろは「うん、今はね。でも、それでも付き合っていけば、もしかしたら5年後とかにあいつもわかってくれるかもしれないじゃん。そうなった時に、周りに誰もいなかったら寂しいと思うんだ。」って。

当時の俺にとって、このやりとりってすっごい衝撃的で。
自分がいかに今の相手のことしか考えてなかったかってことを思い知らされた。

それから、いろんな人のいいとこ悪いとこ含めて付き合うようになった。
自分ももちろん完全ではないし、人との付き合いってそうやって時間をかけて補い合っていくもんなんだろなと思ったんだ。

こんなエピソードを話してたら、すごい感じ入るとこがあったらしかった。
そんなこんなもありつつ、いつかカフェでもやれたらいいね、音楽が好きな奴らが好きに練習の出来るスペースにして、お酒とか飲みながら自由にセッションして、仲間が集まって手拍子とかして笑って、音楽を聴きに行くんじゃなく、もっと身近にあって楽しめるものと感じられるような場所を作れたらいいよね、なんて話したりして。

道のりはお互いに、今は遠くて(talk to you)
あまりに微細で、力もなく、踏み潰されそうだけど
僕らしく愛すべき人を愛して生きていこう
(by jr.)

まだまだ、もっと色んな人を幸せにできるような器の大きい人間になっていきたいっすね。

2009年2月19日木曜日

映画「アメリ」

著者 :
パンド
発売日 : 2002-08-02
本もいいけど、たまには映画でも。
というわけで、今回はこの一本を見てました。

フランスで最も興行収入が高かった映画。

<映画の紹介>
『デリカテッセン』『ロスト・チルドレン』で知られるジャン=ピエール・ジュネ監督が、モンマルトルの街で夢見がちに生きる若い女性の軽やかな日常を描いた、ポップなヒロイン・ムービー。
22歳のアメリ(オドレイ・トトゥ)は、ある日“他人を幸福にする喜び”に目覚めて密かな悪戯にひたっていくが、やがてひとりの青年に恋したことで、メルヘンの世界から現実へ踏み出す必要へと迫られていく…。
どこかお人好しでお節介、そのくせ自分からはなかなか翔び立てない小悪魔アメリのキュートな可愛らしさは、特に若い女性客に好感と共感を持って受け入れられた。遊び心たっぷりの映像と音の演出も小粋で楽しい。フランス本国、そして日本でも驚異的大ヒットを記録し、「観た人を幸せにする映画」という監督自身の弁を見事に裏付けることにもなった快作である。

この映画は飾らない日常っぽい感じが良かったです。
テンポのいい映画だなーと思いました。

世の中的には「ちょっと普通じゃない」って思われてても、その人たち個人を見ればいいとこもいっぱいあるし、そういう人たちだからこそ気づくことや人に優しくなれたりして、「普通ってなんなんだろ」って思いもちょっと抱きました。
普通にならなきゃって強迫観念で頑張って疲れちゃうより、ありのままの自分をそのまま表現できる幸せってあるんじゃないかな、とか。

あと、自分の本心をなかなか表現できなくても、絵の中の人物としてとか、歌詞に乗せてとかなら言える、そんな心情も共感を持ちました。

「本当のことは歌の中にある いつもなら照れくさくて言えないことも by斉藤和義」

ビジネスの場は別として、になるけど、うまく表現できなくたっていい。
表現しようとするなら、そいつは相手にきっと伝わると思います。

元気になる映画でした。

2009年2月18日水曜日

TAS式戦略検討飲み会

今日は、仕事帰りに集まれる人で集まって、新しい試みってことでこんなことをしてみたり。

TAS(Target Acount Selling).
「最小の労力で、最大の効果を」をコンセプトにした現状分析の手法と営業戦略の検討。

そういうことを考える方法を自分が学んでたんで、そのPJメンバへのトランスファーを兼ねてこれを現場で考えてみようって感じで、俺んちに集まってワイワイとお酒飲みながら仕事の話をしてました。

ただ遊びに来てくれるってだけじゃなく、こういう話のできるサロンとして使ってもらえるのは嬉しく思いますね。で、現状の認識をどんどん見える形にしていって、その間雑談も交えながらどういった問題点があるのか、組織上にねじれはないのか、結局どこの人たちが握ってるのかとかが見えるようになって。
じゃ、それをどうしていくべきなのか。俺らが効果的に動くには、どういう動きをしたらいいのか、みたいなことを考えて。

いやー、おもしろかったなぁ。
意外とこの人ってのがあったり、やっぱりこの人ってのがあったり、自分の認識と他の人の認識が違ってたりしてそういうことを話し合う、認識し合うことって大事なのかもなって思いました。

まだ、はじめの一歩って感じだけど、これから徐々にブラッシュアップして進めていければいいのかなと思います。興味のある人は簡単に教えるんで聞いて下さいな。多分、仕事に限らずいろんな場面で使えると思うんで。

たまにはこういうマジメな飲み会も悪くないっすね。

2009年2月17日火曜日

OB訪問

今日は、先日の大学でのOB訪問の後「ぜひもっと話を聞かせて下さい」って言ってきてくれた就活生と飲みに行ってきました。

俺はリクルータではないんで俺に会ったところで採用に直接影響することはないと思うけど、興味を持ってもらえるのは嬉しいし、毎年この時期にOB訪問を受けるのは自分にとっても「初心忘るべからず」のタイミングにもなってます。

やっぱり、自分もそうだったんだろうけど学生から見える視野って限られてんだなぁ、と。
でも、学生の「会社の全体を見ようとする視点」ってのは社会人になってどんどん現場に追われる中で失っていくものだから、見えてるはずなのにうまく説明できない、会社の看板背負ってるなら知ってなきゃいけないハズの知識なのに実は知らない、なんてことは多いんじゃないかなと思います。

それを確認する場になってて、「あぁ気づかないうちに現場しか見えなくなってたんだな」って実感してました。

今回話した就活生の準備状況はそれぞれで、まだ院に行こうか迷ってる学生、始めたはいいものの場当たり的にみんなと同じことをしてる学生、戦略的に動く意志のある学生といて、みんな興味はあるらしいけど経験値とか考え方で就活生のレベルって採用担当からは大きく違って見えるんだろうなと思いました。

で、就活についてのアドバイスを中心に、自分の会社を他社と差別化するならどこかとか、質問に対して回答していくってスタンスで話して。力になれたのかどうかはわからないけど、前に進んでってもらえるといいなと思います。

このご時世で就活をするのは風当たりも強いと思うけど、それはどこの会社もピンチだってことで、そのピンチを救ってくれるような実力のある人を取ろうとしたらやっぱしっかり人を選ぶことになる。そうならざるを得ない、とも思います。
だから、「僕は何もできないけど、貴社が好きだから入れてください」じゃなく、「貴社が好きだから、僕が立て直したい」くらいの気概を持って、就活に臨んでもらえればいい結果も出るんじゃないかと思います。

なにはともあれ頑張れ、就活生!
俺で良ければ、いつでも力になりまっせ☆

2009年2月15日日曜日

1度の週末で交流会4発。

昨日は交流会とMTG。どっちも、新しい出会いもありつつ、新しい知識も増えつつ、有意義な時間でございました。
本日も、調子に乗って頑張ってみたいと思います。

なんて。

今日も、交流会を2連発やってました。
今回は、俺の主催ではなく、恩師の主催したパーティーに乗っかって。

いやーやっぱ出会いって大事だなと思いますわ。
世の中の全ての人と出会うことはできない、けど、自分の知らないことを知るにはどこかでそれに出会う必要がある。

じゃ、どう出会うのか。
俺が大事にしてるのは、「人」と「旅」と「本」です。

この3つはシンボルであって、それぞれ以下を表してて。
人:リアル/バーチャルを問わず、やっぱり人から教えてもらうこと、コミュニケーションすることで得られることってたくさんあると思います。
旅:自分の行ったことのない所、普段と場所を変えること、やったことのないことをすること、食べたことのないものを食べること、、、総じて未体験ゾーンに足を踏み入れることで得られることもまた多いと思ってます。
本:自分以外の誰かが、何年も考えてきたことを形にしたのが本。本に限らず、誰かが魂を込めて作った芸術作品と呼ばれるような彫刻、建築、音楽、絵画、映画、その他もろもろに触れることから得られることも多いかなと。

どれかに偏るんじゃなくて、このバランスを取りながら出会っていくのが大事かなと思ってます。

で、この「人」の部分に特化したのが今回の週末だった。
ものすごい元気な人もいたし、ちょっと現状に迷っている人もいた。

指圧師のM木くんに職場でも使えるマッサージを教えてもらったり、特別サービスでみんなをマッサージしてもらったり、元Mジャクソンのバックダンサーからダンスのレッスンをみんなで受けてみたり、SCARABE(ジュエリーブランド)代表の話を聞いてみたり、月に7桁稼ぎ出すような人に資産運用についての意見交換させてもらったり。

何をするかも大事だけど、誰とするかも大事。
こういう人たちが自分と話してくれたり自分に何かを教えてくれるのはありがたいことだと思うし、だからこそそれを無駄にしちゃいけないなとも思います。身が引き締まります(実際は引き締まってませんケド)。

ただ、、、2日で4回も交流会やるとさすがに疲れますね。
これからは少し控えめに1日1回程度の方が、いいのかなとも思いました。

読みたい本もあるし、それも出会うたびにオススメされて増えたりするし。^^;

なんにしろ、この日もいい出会いがたくさんあって、楽しい1日になりましたとさ。ちゃんちゃん。

2009年2月14日土曜日

R+Bミーティング

交流会もそこそこに、一路レスバラへ。

今日は、R+BのオープンMTGに初めて誘ってもらったんで喜んで参加してきました。

初めての参加ってことで、行ってみると知ってる人は数人。
まぁ、予想はしてたしそれを望んできたわけだから、特に問題はなかったです。
Y一郎やRズキの仲間なら、絶対仲良くなれるって確信に近い予感はあったし。

で、おなじみのチャリ通なもんで汗だくで店に入って、初めての人からは心配され、知ってる奴にはからかわれながら、MTGスタート。

いやー、熱かった!

世の中捨てたもんじゃねーなって思いました。
詳細は悪巧みなんでもうちょい形になってからのアナウンスになると思うけど、いろんな企画を聞いたり、自分の思うところを話してみたり。話が全然尽きなくて。
クリエイティブクラスの人たちって職場にはあんまりいないように感じるから、新鮮だったし話しててめっちゃおもしろかったです。

これが実現したら、本当におもしろいことが起きるかもしれない。

あっという間に時間が過ぎて、気づけば終電間際になってました。
それだけの濃い時間を、いい仲間と過ごせたこと、そして、レスバラのおいしいご飯にありつけたこと、そういうサロンを自分が持ててる幸せを感じながら、大満足で帰路につきましたとさ。

後日、そこの仲間と連絡を取ってみると、「あの日は興奮してしばらく寝付けなかった」って、まさに自分と同じだった人が何人かいて、それも嬉しい出来事でした。

この人たちと、おもしろい世の中にしていこう。
そう思うと、急に元気になったりして。

興味のある人は個別に話すんで連絡下さい。
俺が力になって欲しい人には個別に連絡すると思うんで楽しみにしてて下さいな☆

バレンタイン・ジャズ

いつの話だ、って感じだけどこの日はバレンタインでした。
っつっても、女っ気のない俺は1人寂しくこの日が早く過ぎないかと思ってました。。。なんてことはなく、自分ちのパーティールームに知り合い呼んで、交流会とかしてました。

ま、こんな過ごし方も悪かないでしょ。

で、ジャズミュージシャンのGリーンの生演奏をバックミュージックに、みんなでお酒を飲みながらゆっくり時間を過ごして。今回はイベントを企画したりしてる人が何人か来てたんで、お互いの苦労話や今後やってみたいおもしろ企画の話とか、コラボって進めてけるようなことを考えてみたりして。いや、頑張ってる奴っているもんですね。稼いでる奴っているもんですね。

あと来てくれてた女性陣に思いがけずチョコももらえたりして(ありがとでした☆)、なんだか悪くない1日を過ごせました、とさ。

でも、あーぁ、来年は頑張りたいっすね。なんつって。苦笑
俺もジャズでもやるか。

本「考えないヒント」

<本の紹介>
いつも一つのことだけに集中する、すぐビジネスに結びつける、締切は必ず守る、思いついたことは必ずメモする、オンとオフはしっかり分ける…では、突き抜けたアイデアは生まれない。ガチガチ頭で考えることをやめれば、ひらめきは必ずやってくる。数々の人気テレビ番組を手がけ、スランプ知らず、ストレス知らずで「アイデア」を仕事にしてきたクリエイターが、20年のキャリアをとおして確信した、逆転の発想法。

これは、職場の仲間が貸してくれた本。
ちなみにきっかけは、『「続ける」技術』に乗ってた「ポイントカード」を俺なりにアレンジして遊びで始めた、kjポイントカードでした。
ポイント欲しいって、この本貸してくれた。笑

こういうアイデアで楽しめるのっていいですな☆

で、読み始めたらおもしろくって一気に読んだ本でした。
小山薫堂さん、すごいわ。絶対おもしろいわ。そう確信を持った本でした。

俺そのまま読み終わった勢いで感想とか書いて会社宛に送っちゃった。^^;

いいアイデアとか、いいデザインって、人を元気にすると思います。
それが元で元気になった人同士が交流したり、逆に交流したいと思うような仕掛けがあったり、なんか一ひねり考えられてると「うまいなー」「くそー負けたー」って思っちゃいます。
そんな風に思わせてくれるアイデアがたくさん書いてあって、読んでて本当におもしろくて。でも、俺も経験あるけどそういうことのきっかけって全然関係ないささいなことだったりして。それが違うこととくっついたりして、ちょっとずつ溜めてた「こういうことができたらいいなー」とか、「これ、いつか使えたら」と思ってたのがシナプスがつながるように連鎖して、一つの形になっていく。そういうときって理屈じゃなく、「だってそうなった方がいいじゃん」って感じなんだけど、よくよく後から考えると「よくこのアイデアが出てきたなー」って思うことが多くて。

おもしろいなーって思います。

ちなみに、一番「やっぱりそうだよな」って思ったのが、この人もいい意味で「公私混同派」というか、仕事も遊びの要素を入れながらやる、遊びにも仕事的な要素を活かす、自分のやってることの全てを今やってることに活かしていくような考え方を持ってる点。
似てるけど、この人の方が実際に形にしている点で全然先にいる人だなーと思いました。

まだまだだけど、目指すべき先はこういう姿かもしれないな、なんて思いました。
会って話してみたいなぁ。

本「日本を降りる若者たち」

きっかけは、年間ほとんど会わない妹が海外に行きまくってるって聞いたことと、R25かなんかで「外こもり」をする若者が増えてるって記事を読んだこと。
「もしか、妹もそうなんじゃねーの?」なんて兄貴らしく心配してみたりして。

そこから、「いつか読む本リスト」に入ってた本。

結果として、当たらずも遠からずかな、、、。とか言ったら怒られるかもしれないけど、雰囲気的にはそんな側面もあんだろなって思いました。

と、まぁまぁ妹の話は置いといて。

<本の紹介>
日本で悩み続けたことがバカみたいに思えてきた。バンコクをはじめ増え続ける「外こもり」。彼らがこの生き方を選んだ理由とは。

日本の社会で、若者世代は冷遇されてる。それは間違いないと思うし、それを国策として「いいのか?」って思う気持ちと、「当然だろな」って思う気持ちと、俺はどっちもあります。
だって、なんかおかしいこと言うけど一般的な若者像ってのだと俺は好きになれない。自分の仲間内を見てるとそうでもないぞって思うけど、一般的には若者って「今」が良ければって思いが強くて、視野が狭すぎる。未来の見通しって聞くとあんま見えてない人が多すぎて…そんな中だと、こんな若いうちからマンション買って借金返済に追われてるような俺は浮きます。話が合わなかったりして。
かなり切実に辞めさせられるのは困るから仕事できるようにならなきゃ、必要とされる人間にならなきゃって頑張ってるけど、俺は自分の人生考えたらこれが今普通にやるべきことだと思ってます。

ただ、この本を読んである種そういったことを放棄した人たちもいることを知ったりして。東京は時間の流れが早いって、地方から来た人がよく言うけど、確かにそうは思う。それに比べて、カオサンにいる人たちは同じ24時間を何もせずに過ごしているそうな。俺にしてみれば、「金も仕事も人間関係も取り返せるけど、時間だけは2度と戻ってこない。その時間をこんな使い方するなんてもったいない!」とか思うけど、どうなるんだろう。
例えば10年間外こもりを続けたとして、短期的に日本に稼ぎに帰ってくることはあれど社会に10年後に復帰するとして、35歳前後。一般的な企業側が転職を受け入れる最高年齢に近いとこで、何もスキルを身につけず、社会人経験もほぼゼロで、頼みの親は年金生活で援助できるような立場にない。もしくはいない。素晴らしい資産家で遊学をしてるってんならまだしも、現実逃避じゃ何も解決しない。今は確かに楽かもしれないけど、俺はそんなことしてても未来が不安で楽しめないだろな、と思います。だって、できることがあるし年齢的にはチャンスもまだあるんだ。そこでやるべきことをやってない人が、いつかツケを払うことになるのは当たり前なんじゃないか。

半年や1年、精神的な回復をする為に外こもりをするってんならわかるけど、この本に出てくる多くの人は外こもりになったが最後、日本に帰ってくることを拒否しているような人たち。
どうするつもりなんだろう。

昔、日本の賢者中嶋さんに「日本という国は海外移住者を見捨ててきた過去がある、現代に入っても人身売買をしているような、国民の人権をないがしろにしている国だ。」って聞いて、「そうなんだ。」って思ったことがある。ちょっと詳しい情報は覚えてないけど、海外移住者の場合年金受給資格にも影響するんじゃなかったっけ?25年ちゃんと納めるつもりで60歳でもらうつもりなら、35歳はリミットだ。

日本が住みづらい国になってて問題山積みなことは間違いないと思うけど、それでもなんとかやってかないと、何も起こらない。人のフリ見て我がフリ直せ、じゃないけど、世の中見えないし不安があるうちはどうにか頑張っていかないとな、と思いました。

2009年2月13日金曜日

"おもてなし"の送別会

今日は、4年近く一緒に働いてた職場仲間、Wたるさんの送別会でした。
振り返ってみれば、ずいぶんお世話になったよなぁ。。。

はじめに会ったときは別のチームで、頼りなさそうだった。多分、俺もそう見えたはず。
でも、そのうち同じチームになって、それまで見えてなかった部分で貢献してくれてたことを知ったり、「きっちり仕事をしていく」ことを得意としてたんで「拙速」を基本スタンスにしてる俺は違うスタンスの人がいてくれてすごく助かったり(できてないとこをフォローし合えるって意味で、俺は自分と違う仕事の仕方の人を好みます)、俺がリーダーになったときも、チームを離れて彼がリーダーをしてるときも、ずっといい付き合いができてた人だったから、とっても寂しかったです。

お互いカラオケが好きだったからよく一緒に行ったり、カートとの出会いも彼を通してだったし、試写会の当て方を教えたらめっちゃ当てるようになって誘ってくれたり、読書家で良書があれば「kijiさんもこれ読んでみて下さい」って紹介してくれて。

仕事もどんどん覚えて、はじめは機械みたいに「言われたことだけやる」だったのがどんどん改善提案を出してくれるようになって、そうやって「仕事への意識が変わってきたら仕事が楽しくなってきました」って自分に嬉しそうに話してくれたりして、自分としても学ぶとこの多かった人だな、と感じてます。
最後には、「仕事は相手へのおもてなし」とまで言って、他の人のついてこれないレベルで仕事をしてた。

公に私に渡って、お世話になった人でした。

これからはPJは離れるけど、次のとこでも自分らしさを出して頑張って欲しいなと思います。
またどこかで一緒に働けたりできるの楽しみにしてます。

Wたるさん本当にありがとうございました。元気で!

2009年2月11日水曜日

本「「続ける」技術」

著者 : 石田淳
フォレスト出版
発売日 : 2006-10-30
この本は良かった!すぐに読めるし、絶対読んで損はないと思います。

特に、ダイエットしたいあなた、禁煙したいあなた、運動を始めたいあなた、貯金をしたいあなた、、、いろいろ言うと、みんなどれかに当たりそう。笑

<本の紹介>
性格も、精神力も、時間も、年齢も、お金も関係なし!あなたの「行動」に着目すれば、もうムダな挫折感を味わうことはありません!アメリカ発の「行動科学マネジメント」を使って「継続は力なり。」をあなたのものにする!3日坊主にならない「とっておきのコツ」を紹介します。

行動科学に基づいて、続けるために必要なことをフレームワークで考えられるようになってる。要は、自分のやりたいこと(ターゲット行動)が今の生活から「増やしたい」行動なのか「減らしたい」行動なのかを明確にして、それを増やせない・減らせないような、邪魔をする行動(ライバル行動)は何かを明らかにする。そして、ターゲット行動をしやすい条件付けと、ライバル行動をしにくくする条件付けを考える。実行する。

そして、そのヒントとなる考え方や実践例を織り交ぜて、非常にわかりやすく書いてます。この本読んでできなきゃ、できないと思います。

ただ、大事なのはその「やりたいこと」を「本当にやりたいこと」と思ってるかどうか。
口だけなら、いくら周りがヘルプしたってきっとできない。「底を見る」というとちょっと表現違うかもしれないけど、本当に渇望するくらいに危険な状況とかを経験しないとできないなら、腹を決められないなら、そこに辿りつくのが先のような気がします。

ちょっと、言い訳ができなくなると思います。
考え方変えざるをえなくなると思います。

だからこそ、続かない人には読んで欲しいです。

2009年2月10日火曜日

朝食会@ホテルJALシティ田町

今日は、久々に朝食会に参加。
朝起きる習慣はできてきたものの、なかなか7時にホテル集合ってのは敷居が高くて参加できてなかったけど、今回は家に近かったんで頑張ってみました☆

ちなみにこの朝食会、取材も受けてたりします。コチラ
興味のある方は招待するんで声かけて下さいな☆(俺いないかもだけど^^;)

で、到着すると既にもう6、7人、、、。はや。
俺の後にも2,3人来て、総勢10人とかで朝からいろいろ話して、名刺交換してみたり、最近の自分の考えていることとか、仕事の話を聞かせてもらったりして。

やっぱり朝から人に会うってのは新鮮でいいですね。
自分の業界じゃあんまり聞けないような話を聞いたり、自分と似たようなイベントをしてる人がいたり、助言をもらったり、始業ギリギリで会社に駆け込むような焦った朝と違って有意義に時間を使えた感じもするし、会社での午前中の仕事もはかどるし、夕方になると疲れて残業よりも早く帰るようになるし。

ホテルでの朝食はそりゃ少し値段もするけど、それでもディナーで行くよりはるかに安いし、1000-2000円程度なら自己投資の範囲かなと。
逆に、そういう意識で望んでる人が多いからこそ意味のある時間になってる、とも言える。

なんにせよ、普段は読書してから会社に行ってますが新鮮だったんでまた機会を見て参加したいと思います。ここでできてきた輪もあるし、今後も自分の健康の為にも早寝早起きに努めたいと思います。
(今2時ですけど。)

そんなわけで、もう寝ます。おやすみなさーい。

本「三国志(4)」

三国志も、ついに4巻まで来ました。

劉備も世間に名が売れて、1巻の頃とは大違い。
もう、この頃は三国志読むのが大変、とは思わなくなってきました。

それよか、展開が気になるしもっとスピード出して読みたい、みたいな。
でも、相変わらず新しく出てくる人物が多くて、大体覚えられてません。苦笑

ただ、自分1人で何かを為すってことはできないんだな、としみじみ思いました。
あと、成功しようと思っても、いきなりなんでもかんでもうまくいく人なんていなくて、それでも諦めずに取り組んでいくことで少しずつ仲間も増えて、自分たちもいろんな人たちのアドバイスを聞き入れながら成長していくことが大事なんだなーと思いました。
持つべきは、うまくいってても油断をしない用心さと、自分は絶対間違ってないと思っても周りの人のアドバイスをちゃんと聞く耳を持っていること。私憤に我を忘れず、おさめることができること。

やりたいことはまだまだたくさんあるけど、俺1人じゃできないことばっかりです。
できればみなさん、力を貸して下さいな。
逆に俺も、みんなの力になれるよう頑張るんでどんどん使ってもらえたらと思います。

2009年2月7日土曜日

ボーダーの聖地へ


2月の第1週目の週末は、今シーズン2回目の雪山に行ってきました。

今回はBreakersの歴代幹部の仲間達と、その友人を集めた気楽な感じ。
どこの団体でもそうだと思うけど、元幹部ってのはいろいろ団体活動の中で大変な思いをしてきたりして、それはそれでいい思い出だったりするけど逆に本当の意味では翼を広げられなかったりする。

そんなわけで、今回はそういう枠を設けずにやれればいいなと思って行ってきました。

で、東京駅に集合して、初対面な人もいたんで若干ぎこちない面もあったりして。
でもまぁ、そんなんも新鮮でいいすよね。
一緒に富士山登ったり駅伝したりしてきた仲。この日本では何が起こってもみんなを率いてなんとかできる奴らだしなにかと安心でした。

で、宿に着いて準備して滑り始める、と。
俺は今回一緒に行った初心者に「スノボ教える」って約束してたんで、始めのうちはずーっとついて教えてました。なんか、自分もはじめ全然滑れなかったしちょっと新鮮だったなぁ。

今回はボーダーの聖地と言われるアルツ磐梯に初めて行ったんだけど、なんか滑りやすい感じで良かったです。2週間前のスノボで感覚も戻ってたし、楽しんで滑れてました。
みんないい人たちで仲良くなるのにそんなに時間もかかんなかったし、知ってる人同士で行くのもいいけどこういう感じもたまにはいいなと。

で、一通り楽しんでメシ食って温泉入ってお酒飲んで、ワイワイ騒いで。
こっちがメインです。いやー時間も気にせず久々の仲間と笑ってんのっていいっすね。

旅行の醍醐味って、行きたいとこに行くのもいいと思うし、やりたいことをやるのもいいと思うけど、俺は断然「相手の時間を独り占めできる」ことに意味を感じます。旅行中は、一緒に行った人の時間をある種全部もらってるようなもんでその時間を大事にしたいなぁ、と。
だから、どこ行くんでもいいし何しててもいいけど、旅行中に黙って過ごしてんのはちょっと寂しいなぁ、とか思っちゃいます。

その点、今回のメンツは本当にできた後輩たちで・・・笑
いい仲間に恵まれて楽しめたスノボでしたわ。天気も良かったし、雪も1日目の夜にめっちゃ降って2日目フカフカで。すっげぇテンション上がった!!!

いやー楽しい旅行でした。一緒に行ってくれたみんなありがとう!
またどっか行こう!打ち上げもね☆

2009年2月6日金曜日

本「キヤノン高収益復活の秘密」

著者 :
日本経済新聞社
発売日 : 2001-12
<本の紹介>
多くの優良企業が業績不振に苦しむ中、時代を劃す新製品を次々と送り出し成長を続けるキヤノン。和魂洋才を標榜し、実力主義に徹した特異な経営の革新に迫り、世界的不況に勝つ競争力の源を明らかにする。

子会社も含めキヤノンに勤めてる知り合いは何人もいたり、御手洗さんが中大出身ってこともあって(結局ダメ元講演依頼には一度も応えてくれなかったけど)、親近感のある会社、キヤノン。
個人的には、キヤノンって名前から真っ先に連想するのは「終身雇用制」って言葉でした。後は、仲間から聞いた話とか。

そんなキヤノンの本てことで、興味もあったし読んでみた。
で、読み進めてみて感じたこと。
「俺多分、もっとこういう本読んだ方がいい」って思いました。

モノ作り大国・日本(今は昔かもだけど)で製造業を仕事とすることは、当然地球一の技術に挑むことになる。
映画「トランスフォーマー」でも「絶対あれ(トランスフォーマー)は日本製だ」なんてセリフが出てきたり、レアルのカンナバーロはデジタル機器フリークで秋葉原大好きだとか、中国や韓国が台頭してきてるのもずっと日本の技術を目標にしてきて、今でも日本製品には一目置いてるって話にも象徴される通り、普通に日本の技術って世界で評価されてると思う。サッカーの技術はまだまだかもしれないすけど。^^;

そんな世界の最前線で闘ってる業界で磨きに磨き上げた仕事の仕方から学ぶことって大いにあった。
現場の人数をいかに減らすか、組織をどう編成して、どう教育させて、いかに早く戦力化させるのか。責任範囲と自由にやらせる範囲と、裁量をどこまで持たせるべきなのか。現場の人間として果たすべき責任、上司が果たすべき役割や、持つべきマインドはどういったものなのか。

以下、メモ。

・3自の精神。
【自発】とは、何事に対してもアグレッシブに挑戦していくことです。上司に命令されなければ何もできないといった姿勢は、自発の精神とは程遠いと言わざるを得ません。
【自治】とは自分を厳しく管理することです。決められたこと、守るべきこと、やらなければいけないことを他人に言われる前に自らチェックし、行動にあたってはルールを守って進めます。
【自覚】とは、自分の置かれている立場や役割、状況をわきまえることです。折に触れ『上司や周囲の人は、自分にいったい何を期待しているのか』と自問自答し、自分の仕事の進め方や行動を反省し、さらなる向上を目指して自ら軌道修正できる姿勢が大切です。

・上に行くほど私的な生活はなくなる。嫌ならおりろ、と言いたい。全体をよくすることに意義を感じるのが管理職だ。

・自分たちの付加価値の部分を外部に渡してしまったら、空洞化が生じてしまう。

すごく勉強になりました。自分の職場でも活かせると思う考え方が多々あって、「これいただき」って何度も思いました。

今後、どんどん活用していきたいと思います。
時には仕事から離れることが、仕事を効率的にすることになるもんだなと。
仕事よりも熱中して読んでた言い訳をしてみたりして。笑

2009年2月5日木曜日

ガス抜き

後輩が帰り際こっそり、「kijiさん、今日○○らへんで飲みに行こうと思うんですけど、行きませんか」って。

最近もっぱら読書に耽ってほとんど飲みに行ってない俺ですが、今日はそんなお誘いもあって久々に飲みに行ってきました。

普段俺は、仕事の上だと話す人が限られてるんであんまり話したことないルーキーと話せたりできて良かったです。やっぱり飲み行って、そいつの考えてることとか聞くのって大事すね。

アドバイスもできるし、緊張ほぐしてやることもできるし。
自分の後輩だから、責任持って面倒も見てやりたいし、なるたけ成長の助けになれるような先輩でありたい。一つ一つの仕事に対しては直接の先輩に学んでいけばいいと思うけど、そこよりもっと広い範囲で考え方とか価値観とか、仕事をしていく上で応用の効く進め方とかやり方とか、周りの人の癖とか好きなこととか、あとで「知ってて良かった、kijiさんと飲んで良かった」って思ってもらえるようなことはどんどん話していければと思います。

とかカッコいいこと言ってみたりしてるけど、単純に自分が思ってることを口にするのっていいガス抜きになるし、しゃべらせてもらったってことは気を使ってくれてたのは後輩の方だったのかな、とか。いや、俺だけしゃべってたわけぢゃないしっ。
でも素直に人の話を聞ける、いい後輩たちだと思います。

ん~、たまにはいいっすね。こうやって飲みに行くのも。
今日はありがとでした。また、タイミング合ったときにでも飲み行くべ。

2009年2月3日火曜日

本「三国志(3)」

三国志を読み進めて、3巻目。

ここから、出版社が講談社→六興出版に変わりました。笑
(後輩からの借りもんだし、是非もなく)

で、全6巻だったのが全10巻になって、結構かぶってるとこが多くて。
まぁそんなこともありつつだったけど、結果として楽しめてるしいいかなと。

なんか、だんだん登場人物が成長してってたり、仲間が離れてまたくっついたり、磐石と思われても親子の世代での争いでそこにつけ込むスキが出てきたり、長編だからこそ出てくる時間の流れが徐々に出てきて、人生っておもしろいよなぁとかしみじみ感じてました。

義を通した地道な努力を続ける人物がいれば、「早く着くことが全て」とする人物もいる。
才能も大事だけど、視野も大事だし頼れる人に頼ることも大事だなと。
人間模様からいろんなことを学びますわ。

経営者は歴史小説が好き、とはよく言ったもんで、歴史小説から学んだ人が淘汰される中で残ってってるんじゃないかな、なんて思います。
普通におもしろいし、生き方・考え方・攻め守り・タイミングの見極めとかとか今に活かせることいっぱいあるし、なんか視座が変わってくのがわかる。

まだまだ成長の余地はありまくりですね。
「リングの上なら、お前死んでんな」って言われたことがあるけど、ここが戦場でも多分俺知らないことありすぎて、できてないこと多すぎて死んでますわ。
自分に降りかかる災難くらい自分で払えるように、自分の家族や仲間を自信持って「守れる」って言えるくらいに、自分を取り巻く世界の動きが見えるようにならなきゃです。そんで、見えた世界に対応できる力を身につけておかないとです。

先は長いけど悠長にしてる時間はない。
もうちっと早く読んでおくべきだったかもなぁ。

2009年2月2日月曜日

本「コンサルタントの時代」

<本の紹介>
昨今、就職学生のコンサルタント人気は高く、一般企業からコンサルタント・ファームへ転職する人も少なくない。その人気の秘密を探ると、知識主義社会へと変貌をとげつつある日本の姿が見えてくる。次代を担う知識労働者、その典型がコンサルタントなのだ。現役コンサルが自身の体験を基に、これからのビジネスマンの生き方を読者とともに考えるこの本は、単なるコンサルタント入門書ではない。「サバイバルだけが目的の人生は虚しい」―。

ただ、ごめんなさい内容あんまり覚えてないです。
=特筆すべき内容はそんなになかった(?)本でした。

必要な資質とか、こうしていくべき的な話はあったと思うけど、みんなが知らないような目から鱗の話は少なかったように思います。

結局、どんな業界にいても日本の企業はきっと変わらなきゃいけなくなって変わっていくから、「その先の姿」を早めに捉えて、「その姿になった企業からも必要とされる自分」でいられるかどうかが大事かなと。
「現場に追われるだけの昨日と同じ仕事は、『仕事』とは言わない。『作業』っていうんだ。昨日と同じ仕事を昨日より改善していくことを『仕事』っていうんだ。」って、どこかの本に書いてあった。それを大事に仕事をしているけど、こういう意識ってすごく大事だなと思います。

2009年2月1日日曜日

本「三国志 (2)」

<本の紹介>
黄巾賊の乱は程なく鎮圧されたが、腐敗の土壌にはあだ花しか咲かない。霊帝の没後、西涼の董卓が十常侍に代って権力の中枢に就いた。しかし、群雄こぞっての猛反撃に、天下は騒然。曹操が起ち、袁紹が起つ。董卓の身辺には、古今無双の豪傑呂布が常に在り、刺客さえ容易に近づけない。その呂布が恋したのが美女貂蝉―董卓の寵姫である。傾国という言葉は「三国志」にこそふさわしい。

だんだん読むのに慣れてきました。笑

武人としては、強い奴になりたい。でも、強いだけで頭悪い奴は、やっぱかっこ悪い。
自分のことだけ考えてたんじゃ、周りはついてこない。誰が一緒にいてくれるかで、心強さもテンションも変わる。時代が変われば、今まで得ていたものが一瞬でなくなることもあるし、自分の力を世の中に示すチャンスはそいつ次第、主君次第でいくらでもある。ただ、コロコロ変えているようじゃ信頼してもらえないから、主にしろ臣にしろ、相手を見る目ってのはすごく大事。良禽は木を選ぶ。そいつの器をどう計るか、そいつと一緒にいて、自分は良いのか悪いのか。自分の決断の影響は家族親族全てに及ぶ。

貧乏だし偉い奴、強い奴に振り回されるし好きにできないし、難儀な時代だったかもしれないけど、俺は個人的にはおもしろそうだなと思いました。この時代に生まれてたら、自分はどうなってたかな、とか。
今の世の中を生きている人たちより、単純にエネルギーのある人たちがたくさん描かれていて、これは吉川英治さんの文才なのかもしれないけど、引き込まれる部分がたくさんあります。こういう人たちと生きてみたい、って思ったり、今の時代でこういう人たち見つける楽しさってあるよな、とか思ったり。

争いより語り合いを大事に、一騎当千クラスのすげぇ仲間を集めて楽しく生きられたらおもしろいだろうなーって思います。君や僕は、時代を選べないのでなく、この時代に選ばれたのだから。