2021年11月28日日曜日

情報をどう絞って発信するか

この週末、職場の年2回のオールスタッフミーティングがありました。

入社してから、登壇しなかった回の方が少ないこのミーティング、今回も自分の本部のこの上半期の動向の報告と次の半期に向けた取り組みを紹介することになり、説明をしました。


毎回プレゼンをすることになるのである程度の型は決まりつつ、そこからどう、毎回進歩した姿を見せていくのかということがテーマになる。ここに毎回チャレンジをしてみているのですが、今回はタイトルの「情報をどう絞るか」に意識を向けてスライドを作成しました。


会社の3分の1のメンバが所属しているのだから、当然細かく報告しようと思えばいろいろ報告できる。いいニュースも悪いニュースも、社内にぜひPRしたいお手本になるプロジェクトやお客さまからのお褒めの言葉、必要に感じたことから次に何をしようと考えているのか。

こういう場で自分の名前が呼んでもらえるのは嬉しいしモチベーションになるだろうから、あの人の名前も出したいし、この人の名前も出したいし、、でも、発表できる時間は限られている。前回はこの「1人でも多くのメンバをピックして紹介する」ことに重点を置いて紹介した。「名前が呼ばれて嬉しかった」という感想も多くもらった一方で、早すぎてよくわからなかった、という声もあったのが反省点。


なので、今回は総花的な話は思い切ってやめて、ざっと定量&定性で振り返ったのちに自分たちの組織をどう進めたいと思っているのか、そこを重点的に紹介することにしてみました。スライドの目安は、3分で1枚。計10分なので、3枚で発表することにして。


一度大きく列記してみたアウトラインから削る作業を経て発表した内容は、結果的に直後に「わかりやすかった」という声も多くいただいて、効果を実感できたものとなりました。


やってみて思ったのは、視聴者にとって「スライドを読むこと」と「話を聞くこと」は別のことで、両方を同時にするのは難しいのだなと。だから、スライドの枚数を減らし、内容が変わらない時間が増えることで、もう一方の、僕の話を聞くことに集中しやすい環境がつくれていた印象でした。これは今後も有効ですね。


文章になった感想は後日の確認になるけど、どんなフィードバックが返ってくるか楽しみにしながら、それがいいものでも悪いものでも、実現させようとしている方向性を実現させるべく愚直に業務を進めていこうと思うのでした。

2021年11月26日金曜日

自分に頼みたいと思えるか

今日は歯医者でした。

コロナ前に銀歯が取れて、そこから始まった口内の大修復。

「どれだけ時間がかかってもいいから、保険の効く範囲で治せるものはこの機会に全部治してほしいです。信用しているので、プランはお任せします」と先生に伝えて、そこから通院を重ねて順番に手を打っています。親知らずも抜く予定が未着手だし、まだ1年くらいはかかりそうかなー。でも着々と良くなってきている実感はある。

と、そんな今日はこれからの方針を確認。

レントゲンで撮った自分の歯の写真を見ながら、先生から今後のプランを細かく説明される。とても丁寧でありがたい。ほんとに同世代なのか。


「そんな奥まったところまで治療の手が届くんですね、了解しました。よろしくお願いします」と感想を伝えたあとに話してくれた内容に、とても共感した。


「はい、これまでしっかりと修行を積んできましたから。自分で言うのもなんですが、自分が頼むときにも自分に頼みたいと思うくらい、腕には自信があります。どんな人の歯も治しますよ。唯一、治せないのは自分ですね。実はやってみたのですが、難しかったです^^;」


自分が頼むときにも自分に頼みたいと思えるか。


これって、どんな仕事でも当てはまりますね。自分は、今の自分と仕事したいと思えるか。こういう意識で仕事をしていかないといけないなと思った出来事でした。


歯、というか歯周病はれっきとした感染症で、口腔内から脳や心臓、糖尿病にもつながることがわかってきているそうですね。しかも、治療しない限り歯を失うところまで悪化するとのこと。みなさんも、気になる方は定期的に歯医者に見てもらうことをおすすめします。

健康面以外にも、思わぬ気づきが得られるかも。

2021年11月14日日曜日

立川八小の花火

 


「今度、PTAで花火を上げることになって。こんな状況でも子どもたちに笑顔になってほしくて、そんな思い出を残したくて企画してるんです。木嶋さん、協力してもらえません?」と声をかけてもらって、少しだけお手伝いをさせてもらった立川八小PTAが地域の子供たちに贈る花火大会。


部外者なので学校の外からだったけれど、せっかくなので見に行ってきました。^^

今日は天気もよくて、キレイに花火が打ち上って、子どもたちの歓声も遠くまで聞こえてきて、これは準備したパパさんママさんも嬉しかっただろうなーと思いながら見てました。



思いを込めて打ち上げる、そういう花火を大切な家族や友だちと一緒に見た経験は、きっとみんなの心に残ると思う。「子供たちのために」と動いたのだろうけど、それが結果的に地域に住むお年寄りまで含めてみんなを笑顔にできてしまう、そんな行動力のある優しいパパさんママさんがこのまちにいるということも嬉しくなる。

素敵なひと時をありがとうございました。^^


2021年11月7日日曜日

追加

昨日、立川の成り立ちをまとめた本を読んでいて、立川は一時代が変わるたびに新しい人種が「追加」されてきたまちなのだ、と書かれていて「それは確かに」とか考えていて、一夜明け。


1人の人も、新しい面を「追加」しながら暮らしているよな、とか思いました。

・両親の息子、祖父母の孫としての自分。

・弟、妹ができれば、兄としての自分。

・学校に入れば、生徒として、誰かのクラスメイトとしての自分。

・また他校との間には、どこどこ校の生徒という自分。

そういった半ば強制的なものから、自分で選んでいく部活や、文理の選択、趣味でのグループ、職場、新しい取り組み、住んでいる地域やまち、そして誰かの夫であったり、子どもができれば親としてという一面も持つことになったり。

その中には、一生その相手とは立場が変わらないものもあるし、数年間という縛りで自動的に「元」がつくような立場もある。今はそれでなくても、そこにいたことは消えはしない。また、職業なんかはステージが分かれていて、「何年経験しないと(=このくらいの経験値がないと)次のステージには上がれない」なんて性格のものもある。


そのそれぞれにベストを尽くしたくても、持ち時間の100%をそれぞれに費やすことはできなくて、その中ではそれぞれの人が100%をどう分けるか、時間の配分を考えながら暮らしている。今の自分が大切にしている立場や役割、求められていることって何なのか。


そして、その配分は適度なバランスを見つけても、この先、新しいものがまた追加されてバランスを取ることを続けなければいけないのだろうし、それは今していることの時間を奪うこともあるかもしれない。


元気なうちに経験できることはしてみたいと思ったりするけど、思いとは裏腹に使える時間は仕事に大半を費やされ、年齢を重ねていくと体力も衰え、健康でなければできることは限られ、使える短い時間の中での同じ期間でもできることは減っていく。


では、どうするか。

まずは、「持ち時間を減らさない」という意味で健康で過ごせる時間を1秒でも伸ばすこと。そして何からしていこうか(逆に何はしないか)を考えるプランニングと、ひとつひとつに取り組むスピードをあげること、この3つなのかな。

あともうひとつ。周りの人の力や知恵を借りたりすることを考えるのも、とても大切か。同じ時代に暮らしている仲間たちとの情報交換は、自分個人のやりたい何かを実現することをより楽しくしてくれたり、早めてくれるかもしれない。そして、逆に自分が、そういう相手の何かの助けになるかもしれない。一緒に取り組むチームを組んでいるなら、相手と同じ意識で同じ方向を見て進めていけるかっていうところも大切にしたいところ。

そういう意味でも、いろんな人たちとコミュニケーションを取りながら持ちつ持たれつ、暮らしていきたいと思う。


そんな暮らしをしながら、次はどんな新しい一面が追加されていくことになるのか、お互い楽しんでいければいいですな。