2026年5月9日土曜日

【散策】灘五郷

甲子園を後にして、向かったは「灘五郷」。

2025年の2月に訪れて以来、約1年振り。
1回行くとエリアのマップからまた行きたいところがリストに追加されて、なかなか行きつくせません。特にここは日本一の酒どころ、立ち寄れるなら立ち寄りたい。笑。

白鶴と菊正宗は前回見れていたので「今回は他のところ」と思って探してみたら、なんとGW明け初日(5/7)の今日に限ってやってないとこが多い。。なんてこった。でも全部やってたとて行ける時間もないしということで、営業しているところを中心に見てきました。


■ 泉酒造

最初は泉酒造。ここは「仙介」と「琥泉」という銘柄でお酒をつくっていて、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2026」では表彰もされているとのこと。




蔵見学とかはできなかったので販売所での試飲のみでしたが、夏のすっきり感のある味わいの日本酒でおいしかったです。

■ 神戸酒心館

続いて、すぐ近くにある神戸酒心館へ。ここは「福寿」という縁起のよさそうなブランドですね。


門をくぐってすぐのところにギャラリーがあり「酒と器の食器展」というのをやっていたので少しのぞいてみた。



陶芸家の晴釣雨陶庵の店主さんが時間があったのかいろいろ教えてくれて、ここは酒蔵の貸しギャラリーで、自分は大阪の泉州から来ていること。そして泉州は日本でも一番歴史のある窯業地なのだと。全然知られてないけど。
そんな泉州焼のスタイルは決まったものがなく、自分は泉州の土でつくるスタイル。少し粒度の粗い土になるが、窯の中の焼き位置などで変化がよく出る。日本酒も好きで、つくっているものもお酒と一緒に楽しむものが多いのでこの貸しギャラリーで展示をさせてもらうようになった、と。


ここは食事処もあったのだけど、まだ見て回りたいところもあったので販売所の見学だけしてスキップすることにした。


■ 安福又四郎商店

続いてやってきたのは、大黒正宗の安福又四郎商店。
ここも蔵見学はなく、ショップと試飲のみ。看板商品の「大黒正宗 原酒」を味わいながら、この灘五郷をこといろいろ教えてもらった。


今回の泉酒造・酒心館・安福又四郎商店は歩いてすぐの距離に固まっているので、ここを起点か終点にして楽しむ人が多いこと。東に行けば白鶴や菊正宗、西に行けば沢の鶴。
時期として楽しみやすいのはまさに今の時期と、あと新酒の蔵開きに合わせてがいいと思う。地域全体でイベントというのはないので、お目当ての蔵の蔵開きに合わせて他の蔵もめぐって楽しむ感じがいいのではと。

灘にはいくつか「正宗」がつくブランド(菊正宗、櫻正宗にここ大黒正宗とか)があるが、なにか共通点があるのかと聞いてみたら血縁関係とかのれん分けとかは特にないそうで、ただ「正宗」はおいしいお酒の代名詞というイメージがあるのでそれをつけているのでは、とのこと。ちなみにここの大黒はもちろん大黒天、飲食を豊かにする神様から名づけられているとのこと。

そしてここはGWはお休みしてて、今日が営業再開1日目。GW中に来ていたら入れなかったとのこと。今日訪ねられなかったとこもあったけど、あちらを立てればこちらが立たず。どっちもどっちの縁だなぁと。


■ こうべ甲南 武庫の郷

続いては酒蔵ではないものの、エリア内で資料館があるとのことでこちらへ。
甲南漬け、はじめて知ったけど歴史はとても長いみたい。


道路沿いに販売店、奥に資料館。



甲南漬けの資料館と思ったらここでも灘五郷の展示も。
お酒の里と甲南漬けの関係は?というとこですが、自社のみりんと灘の酒粕をつかってつくる奈良漬けが甲南漬け、とのこと。









こういう古いレジ装置も。
個人的にはこれを見て、そうかひとつのボタン(人)にいろいろ集約しなくても、ひとつの機能に特化したボタン(人)をたくさん並べれば1つのボタン(人)の押される頻度(負荷)を下げながら同じことはできるか、と別のことを思いついてしまった。笑




最後、庭にまわれたのですが庭の方も素敵でした。
こういう家に住んで暮らせたら、ちょっと豊かな気分で過ごせるだろうなと。
酒造りをしている地域だからこそ副産物から生まれてくる商品や事業もあるのですよね。
ひとつの事業の裾野まで目を向けられると、いろいろ立川でもつながりのあるものとして紹介できることはあるのかもなと思ったりもした時間でした。


■ 沢の鶴資料館(昔の酒蔵)

そして今回の灘五郷の最後はこちら、沢の鶴。
ここは、今回で一通り行った僕がもし他の人に紹介するなら「最初に行くといいよ」という場所かなぁ。ここか白鶴・菊正宗。説明してくれる度でいえば菊正宗か。

でもここも十分に日本酒の酒造りについての流れを追って理解でき、やり方は変わってしまったけれどその頃の先代の仕事を、「それがあっての今」ととてもリスペクトしていることが感じ取れる展示でした。






こういう背景の解説も、現状だけを見ていてもわからない「なぜここで酒造りが盛り上がったのか」の地勢的な有利な条件を視覚的に知ることのできるいい解説だなぁと。
水のチカラで米を精米する必要があり、それを大量にできる場所だったからということだったんですねと。



これも珍しいですよね。銘柄を表に書くことが多い酒樽で、※の1文字。
初見でこれで沢の鶴とはわからないけど、あえて続けている伝統。




今回の試飲で一番びっくりしたお酒が、ここの右の「古酒仕込み梅酒」。
これめちゃくちゃおいしかったです。
旅行中だったので、家に送りました。笑

日本酒仕込みの梅酒ってこんなおいしいんだ、と。
だまされたと思って一度飲んでみてほしいです。

いやぁ、今回もいろんな出会いがあり、楽しめた灘五郷でした。
ありがとうございました!

2026年5月8日金曜日

【散策】甲子園歴史館

宝塚をあとにして、向かったのは甲子園。
目的は野球を観ることではなく、「甲子園歴史館」を訪ねてみること。 

ずっと野球とは縁遠い人生を歩んできたけど、やはり数多くのドラマを生んできた聖地といえば東京ドームより甲子園になるのかなと。

さて行ってみよう。

甲子園駅のホームを降りてすぐ、宝塚同様こちらも目的地の看板を発見!
これ、意外と大切ですよね。この駅で間違いないと安心もできるし。


で、駅から出るまでにすでに聖地感の演出をところどころに。
演出ではないか。ここで、一番見る人に親近感を持ってもらえそうな伝える手段を考えたらこうなった、という感じかな。

でもすげーな阪神タイガースの聖地・甲子園!!



ローソンは阪神タイガースローソンに。


吉牛は阪神タイガース色に。


自販機も縦じま。




スタジアムにびっしりの苔が、刻んできた歴史を感じさせますね。


マンホールも。


至るところにモニュメントが。


ここまで駅から5分くらいあったけど、いろんな阪神のかけらやモニュメントを見ながらで全然退屈しなかった。むしろたどりつくまでを十分楽しんで、まっすぐ来れなかった。
そして、「甲子園歴史館」へ。


中に入るとまず飛び込んでくるのは優勝ペナント。


そして阪神の栄光の歴史。



あまりや急に詳しくない自分でも、
星野監督からの流れは少しはわかる。
活躍してきた選手や監督を「素晴らしい!」「君のおかげ」「よくやった!」「ずっと忘れないぞ!」って称えながら勝った負けたを共にしながら、チームとしての一体感を増していく。

阪神ファンが、どうしてこんなに阪神のことが好きなのかがちょっとわかった気がしました。このど真ん中で生きてきたら、悲喜こもごもあれど間違いなく充実した人生、一緒に応援して笑ったり泣いたりした思い出のとても多い人生になっただろうなと。
それこそがかけがえのないものだろうなと。









阪神ファンの人なら、多分1日いても見終わらないだけのボリューム感も長い歴史を感じさせました。きっと展示で見せたいからこんなにたくさんのものを残してきたのではない。
単純に熱量高く、思い入れのある、一緒に楽しみたいものを並べたらこれだけのボリュームになってしまった、というボリューム感に本当に圧倒された。

チームがやったことや名場面や成績だけが展示されて、その選手名鑑のようなものやインタビュー、プロ野球カードとか当時の新聞記事とかファンの声とか他にも展示できそうなものたくさんあるのにそれが全然なくてこの量か。。と。
本当にすごい。見れてよかったです。

で、圧倒されてしまってまだ甲子園2大トピックスの片方だけだけどちょっと休憩。
「甲子園あんぱん」なるもので糖分補給。



おいしゅうございました。

で、後半は高校野球の甲子園。
こっちもドラマばかりだよなぁ。

僕でも知っているKKコンビ。


そして同世代、平成の怪物・松坂大輔。


映画・KANOで知った台湾から出場したチームの特集もあった。



そして高校野球のマンガ特集もとても充実。
たくさんありすぎたので少しだけだけど、まずはドカベン。


そして巨人の星。


さらにマガジン世代だったのでめちゃくちゃ読んでたダイヤのA。


もちろんタッチも。


最後には、甲子園球場のバックスクリーンスタンドからの全景も眺めることができ、青空の甲子園を写真に収めて終了。


いやぁ、充実しすぎた。。
1日終わっちゃうかと思って途中から急ぎ足になったけど、今度来るときは阪神ファンの誰かと1日確保して一緒に来て、いろいろ話してもらいながらゆっくりめぐれたらいいなとか。
スタジアムツアーもあったけど参加できなかったし。

ありがとう甲子園!
これからもたくさんのドラマをこの球場に刻んでいってください。