2017年4月25日火曜日

本「親力で決まる!」

先日読み終えたドラゴン桜の中で紹介されていて、読んでみた一冊。あのマンガこの本から描いてるじゃん!ってくらい同じようなエピソードもありつつ、その他親御さんはもちろん、家族や職場、まちで親の立場にいる人たちに接する人たちも読んでおくといいんだろなと思う一冊でした。印象に残ったのは、「親業」も勉強が必要だということ。いろんな親御さんや教師の話を聞いて、それを家庭にどう取り入れていくか。その工夫をしている親とそうでない親とに育てられる子どもにはずいぶんと学力だけじゃなく好奇心とか行動力とか、基礎的な部分で差が出てきてしまいそうだなと感じました。紹介したい人がたくさん思い浮かんだ一冊。

2017年4月24日月曜日

本「海賊とよばれた男(下)」

映画の原作を上巻に続いて下巻も読んでみた。下巻は世界編というか、ピンチを切り抜けて大きくなったら相手もどんどん強くなる、それを如実に語るストーリー。信念を貫こうとすれば常に乗り越えなきゃいけない相手が表れる。自分が倒れるまで。そして自分で動かせないような世界の枠組みや財力の違い、そういったものにどう対応していくのかは人や組織を大きく育てる一方で、どこかで失敗すると一気に形勢が取り戻せなくなるくらいに悪くなる。でもそういう中だからこそ、人の強さと正しさが結局は勝敗を決めるポイントになるのかもしれないと思いました。自分もそういう仲間とそういう仕事をしていきたいなと。

本「海賊とよばれた男(上)」

作品を映画で見て、とてもよかったので原作も読んでみようと思って読んでみた一冊。映画で出てきた場面はもちろん、出てこなかった場面、表現の変えられていた場面も一貫した鐵造の姿勢が厳しい中にも理想のしっかりとありますね。読んでいて自分の仕事の姿勢を反省し、もっとできると思わせてくれる作品でした。そして石油への見方に新しい視点をくれた。限りある資源を使い切る前に早く永続的なエネルギーへ、という流れがあることは間違いないけど、その資源があったからこそできたことが歴史と今の世の中を形作っている。その価値を改めて考えさせられた一冊でした。

2017年4月11日火曜日

本「アルピニズムと死」

奥多摩に、有名なクライマーの山野井さんが暮らしているという話は何度も聞いていたけど、出会ったこともなくこの本で初めて彼の書いた文章に出会い、それもそのはずと得心したところがありました。アルピニズム、、奥多摩にはじめてきた人たちも楽しめるレンタサイクルツアーに照準を絞って活動していた自分と真逆のところに、自分の限界を知りたくて取り組む世界を最高に楽しんでいるこんな人もいる。その一冊が奥トレの読了本交換で手に入るってのもなにかの縁かもしれないですね。そういう楽しみ、忘れてたかもと思いました。

2017年4月10日月曜日

本「スバラ式世界」

先日飲んでいたときに話にあがって読んでみた一冊。文章のテンポがよくて、さくさく読める。そして展開がおもしろくて、電車の中で笑いをこらえながら読んだりしてました。こういう文章書けるようになりたい。そして、プーケット島やピナクルズツアーのようなまだ経験したことのないおもしろそうな体験はいつか自分も行ってみたい、という気にさせてくれました。気負わずに時間つぶしのときとかに読む一冊として、いい気分転換になるかなと思いました。