2009年7月31日金曜日

ROCK IN JAPAN FES.2009参戦日記(1/2)


今年も職場の同期で行ってきましたROCK IN JAPAN☆
今年は前2日(金土)の参戦だったけどほんっとに楽しい週末になりました!

てことで、忘れないうちに早速自分の参戦日記をば。

<Perfume>
テントを立て終わった頃に、朝礼が始まって。渋谷さんの熱いメッセージの後出てきた一発目は、Perfumeで2曲くらい移動しながら聞いてただけでした。やっぱさすがに勢いがありますね。若いっす。アクターズスクールってすげぇ。前列の方はどうだか知らないけど、後ろの方でも男3人で完璧に踊ってる人たちが何組もいて、ちょっと見てたい気持ちもありましたがまぁ後にしました。

<鶴>
そして、移動してきたのがここ、鶴。「鶴のライブはおもろいらしい」って聞いてたんで、一度見てみたくて。案の定、ふざけたMCが最高でした☆笑
バンドサウンドなんだけど、コミカルな感じで前半聞けなかったのがちょっともったいなかったな。。。また見かけたら、見に行きたいと思いました。

<THE BACK HORN>
弟の仲間達と合流して(1年半振りにTけに会ったのに名前覚えてた俺ってすげくない?)、まずは本日最初の乾杯☆そしてそのままTHE BACK HORNへ。たくさん知ってるわけじゃないけど、何曲か知ってる曲もやっててノレました。やっぱ普段から知ってる曲を聞けると、テンション上がりますね☆Perfumeに集まるお客さんとは明らかに客層の違う、ロックな奴らが集まってて「こっちの方が居心地いいな」とか感じてました。苦笑

<BACK DROP BOMB Special Formation Set>
お次は久々のバックドロップ!しかも、何この「Special Formation Set」って。期待せずにはいられないじゃないすか。で、始まると同時に「YOU UP AROUND」!上がりました。途中からスカな人たちが出てきた。「へーBDBがスカやるんだ」って感じで音に酔ってました。このSOUND OF FORESTはいいですね、森の中で音楽を聞いてるのってすげぇ気持ちいいです。で、後になって知ったんだけどこのとき出てたのSCAFULL KINGのホーンセクションだったらしい。俺、SCAFULL KINGの音初めて聞きました。高校の時めちゃCD聞いてた。そりゃ気持ちいいわけだ、とか。で、「REMIND ME聞いたら移動しよう」って思ってたんだけど、結局「REMIND ME」は最後で。最後まで聞いちゃったけど、やっぱBDBはかっけーなぁと思いましたとさ。

<メレンゲ>
GRASSへの帰り道、「いい音聞こえてくるじゃん」と思ってふらふら立ち寄ったのがこのメレンゲのステージ。すげぇさわやかな感じの3人組で、初めてのPARK STAGEでいいお土産もらいました。「呼んでもらってすごい嬉しいです。うん、がんばろ。もっと。」ってMCもほんとに好青年て感じだったし、音楽も心地いいしこのバンドおっきくなって欲しいなぁと思いました。

<チャットモンチー>
とりあえずみんなと合流しようと思って、GRASSに戻ってきたらチャットモンチーの最後に間に合って。相変わらずかわいー声してますね。最後の曲だけだったけど、このフェスに似合うバンドだなーと思います。チャットモンチー嫌いな人っていない。きっと。なんか、幸せな余韻が残ってて、そんなタイミングで空が晴れてきたのもあって元気になりました☆

<100s>
一緒に来てたみんなと合流して、お昼ごはん。と、初めての乾杯。朝から忙しかったからねぇ。そんでゆっくり芝生に寝っころがって100s聞いてました。"天才"といわれる中村一義のボーカルと、もはや解散してしまったSUPER BUTTER DOGのキーボード、その他のメンツもそれぞれ活躍してるオールスターバンド。やっぱ聞いてて気持ちいいです。このバンドのキラーチューンはもう外せない。「僕は死ぬように生きていたくはない。byキャノンボール」いつもこの言葉に、前向きにさせてもらってます。うし、今年も頑張ろう。

<藍坊主>
何気にROCK IN JAPAN初参戦となった藍坊主。CDJ(COUNTDOWN JAPAN)で何度も見てるから全然そんな風に思ったことなかったけど、青空似合うなぁ。ちょっと遅れたからかやらなかったのか、聞きたかった「瞼の裏には」は聞けなかったけど、ホントさわやかでいいバンドだなと思います。音楽好きなんだなって感じました。

<YUI>
毎年SOUND OF FORESTに最もオーディエンスを集めるアーティスト、YUI。やっぱり今年も見に行っちゃいました。でも相変わらずすごい人。。。ちょっと後ろで落ち着いて見てました。曲が始まればあんなに力強いのに、MCはかむしどもるし、あとステージ袖にギター取り上げられて「手持ちぶたさ・・・」とかって、ライブならではのYUIを味わってました。みんな笑顔なのがいいっすね、やっぱ。浴衣姿もかわいかったです。

<プリングミン>
YUIから帰る途中、やっぱり途中で音楽が聞こえてくるとそっちに寄ってく俺はなんなんでしょうね。「鬼さんこちら、手の鳴るほうへ」って遊ばれてる感じですが、いいんです。フェスだもん。いろんなアーティストに触れにきてるんだから、感じたままに動けばいいと思うんです。そんで、このプリンとグミを掛け合わせた名前のバンドの音楽を何曲か聞いてました。
強い印象は持たなかったけど、そんなに嫌な感じもなかったな。

<BEAT CRUSADERS>
お目当てのバンドへの移動中、耳に入ってきたのはビークル。彼らはもう結構見てるんで、今回は軽く聞き流してました。見てておもしろいし、ノレることはわかってるんだけど、もうそこまで「見なきゃ」ってのはなくなってんなぁ。。。でも、経験値によって楽しみ方を変えられるのもフェスの良さだと思うから、俺はこういうスタイルでいいと思います☆やっぱ人がめっちゃ集まってて、さすがだなぁ、と思いました。

<KING & PRINCE(YO-KING×堂島孝平)>
今日ちょっと注目してたのが、新しいステージ(Seaside)とこのレアなユニット。てことで、ちょっと見てきました。フェスならではというか、こういう形のコラボレーションが見れるのはいいですよね。始まるちょっと前に行って、新しいステージをいろいろと散策してたんですけど、ここすげぇいいです。またーりできる感じと、海の大自然があって、風が気持ちいかった。「今日の為に作ってきました!」っていう「空と緑の気まぐれサラダ」(タイトルを延々と繰り返すだけw)に始まり、「デイドリームビリーバー」とか「Hey!みんな元気かい?(これYO-KINGが作ってたのね)」とかとか、知ってる曲ばっかやってくれてすごい楽しめた30分でした。何より、10分以上はあったんじゃないかっていうトークがおもしろくて、本当に良かったです。まだ8回くらいしかライブやってないレアなユニットだけど、またどっかで見かけたら見たいなぁ。

<MONGOL800>
今日、楽しみにしてたバンドの1つ、モンパチ。見るの2回目かな?いきなり「あなたに」で始まって、SeasideからGRASSへの移動中だったんですけど、移動してる人も、ご飯食べてる人もみんな口ずさみ始めて。この光景、すごいと思いました。みんな知ってる歌だし大好きな歌を作ってみんなに覚えてもらえて、自分が歌い始めると見えないとこでもみんなが合わせて歌い始める。こんな幸せなことって他にないだろうなと思います。いいなぁ。他にも「小さな恋の歌」とかメジャーな歌からノリのいい歌まで一通りやってくれて、大満足なライブでした。
「ほら、あなたにとって大事な人ほどすぐそばにいるの。」そうなんだよな。周りにいてくれる人を大事にしなきゃね。

<Ken Yokoyama>
Sかきと合流して、酒飲みながらまったり近況を話したりしてたんだけど、健さんの声は聞こえてた。多分、この日一番印象に残ったのがやっぱ健さんの言葉だった。「今回のロッキンジャパンはモッシュ・ダイブが禁止になったんだ。意味わかんないよね。俺たち、パンクロックやってんだぜ?こんなルールなら、俺なんで呼ばれたのかもわかんねーよ。本当はこんなこと言いたくないんだけど。俺は悪くねーよ。お前らだって悪くない。スタッフだって、ここにいる誰も悪くないんだ。でも、こうなったのはいきさつがあんだよ。半年前のCDJでモッシュで事故があったんだって。それでこんなルールができて、そこに俺たちは呼ばれてる。今回、俺たちちゃんとできるかどうか試されてる、見られてると思うんだよね。だからさ、ちゃんとやろうぜ。」すごい人だと思いました。ホントなら、この人はこんなこと言わなくたって好きにやれる。でも、それを聞きに来てるみんなのこと、そしてこれからのフェスのことを考えて、俺たちにこういう言葉をかけてくれる。だからみんな大好きだ。しかも初めて聞いたけど、ハイスタ「stay gold」のオマケ付。最高のステージでした☆ありがとう健さん。

<ACIDMAN>
最近、改めてACIDMANの古いアルバムを聞いてたりなんかしてたんで、ぶっちゃけ今までで一番ちゃんとACIDMANのライブ見てました。2008年はそういえばACIDMANのライブが、赤燈が最後に聞いた曲だった。いやー、かっこいいわ。やっぱ。独特のテンポにはまりそうです。もっと新しい曲も覚えて、またライブ見たいなと思いました。

<怒髪天>
Seasideステージのトリ、怒髪天のステージに向かう途中、懐かしいボーカルが聞こえてきた。「なぜここに来たー!」「間違っているー!」はは、怒髪天らしいや。でも、最高のライブになる予感を感じてる連中がどんどんこのSeasideに集まってくる。やっぱりそうですよね。ウルフルズを前で見なくたっていい。怒髪天のライブを一度でも見たら、やっぱこのライブはまた見たいと思うのが普通です。おもしろすぎんだもん。でも、やっぱ隣のステージのウルフルズは気になるらしく、「あいつ、同い年で。昔から知ってんだよ。」「全然人集まらなかったら2,3曲やって『ハイ、移動☆』ってする予定だったんだけど。」「見てなくても『いやー良かったよ』って言ってやる。俺ぐらいになると、見なくても波動で来てますから!」とかとか、歌の合間に「ガッツだぜ!」って入ってきたり、ドンマイビートが「隣のステージ気にすんな」になってたり、友情を感じました。それにしてもホントこのバンドやべぇよなぁ、知らない人があまりにも多すぎて、カラオケとかで歌えないのが口惜しいです。めちゃくちゃおもしれーのに。

<ウルフルズ>
最後はやっぱり、ウルフルズ。今日はみんなそーだろ。東京ではラストになるコンサート、「見納め見納め」って言いながらごまかしてたけど、やっぱトータスもウルフルケースケもウルウルしてましたね。なんか、「ガッツだぜ!」って歌いながら受験勉強してたこととか、「バンザイ」を結婚式のカラオケで歌ったこととか、「ええねん」での結婚式の余興とか、「貸した金返せよ」って高校時代に歌ってた俺が今や借金大王になってることとか、「お金より、見た目より、車より、心意気!」って今でもそう思ってることとか、ホントにたくさんの思い出を思い出しながら、ケツ割れスーツで歌ってたトータスとか昔のライブのこととかも思い出しながら、自分の涙と、他の人からのもらい泣きもあったり、ボロボロ泣きながら「これで最後なんだ」って見てました。
「音楽は人の心を元気にする。経済効果がどうとかそんなん知らんけど、音楽は絶対にいいもんだと思うんだ。清志郎さんやマイケルジャクソンがいなくなっても、その人らが残した歌は歌い継がれていくし、自分たちの歌もなくなるわけじゃない。自分はこれからも、歌でみんなを元気にしていこうと思ってます。」って言ったトータス松本はほんっとにかっこいいと思ったし、そういうバンドを好きになって、ずっと歌ってきて、最後にこんないいライブに立ち会えて幸せに思いました。たくさん勇気付けられてきたし、いい思い出もほんとにたくさんもらいました。なくなっちゃうのは寂しいけど、俺はこれからも歌い継いでいきたいと思います。ありがとうウルフルズ!!!

そんなこんなで一日目終了。
湊やで恒例の晩御飯を食べて、去年も泊まった宿にお世話になって、なぜか「wine」だけ強調してるコンビニに立ち寄って、最後の乾杯して、風呂入って寝ました。
いやー、充実した金曜日でした。

2009年7月29日水曜日

ブログでとめる温暖化


たまたま、仕事で「環境」をキーにいろいろ調べてたら見つけた、「グリーンブログ活動」。
自分のブログが温暖化防止に少しでも貢献できるのなら、てことでこの「Assorted Biscuits」も参加させてもらうことにしました。
※ページ左側にリンクバナーを貼らせてもらいました。

もしこの中で、ブログや日記を書いている人がいるのであれば、一緒にどうですか?
やらなきゃいけないことはたくさんあるけど、一度にできることは1つだけ。
これで全てが解決するわけではないけど、こういう活動を通していろんな人が環境について考えたり、意見を交換したりする一助になれば良いと思います。

しない善より、する偽善。
足踏みしてても靴の底は減っていくから、1つ1つ、自分に今できることをしていけるといいのかな。なんて。

2009年7月27日月曜日

【急募】ROCK IN JAPAN参戦希望者

どうも、イベント目白押しで管理がおっついてない僕です。

タイトルの件、非常事態だってことに今さら気づいたんですが、今年10周年を迎えるRIJのチケットが余ってます。しかも、金土日と2枚ずつ。。。
いつもはもうちょい早めに調整するんだけど、今回はブログを見てもらえばわかる通りイベントが目白押しでして。。。(しかもほとんど自分で企画してるっつー・・・)
そんなわけで、全然こっちの動きが取れてませんでした。orz

誰か、欲しい人いませんか。
1日単位で相談乗りまっせ。
定価でどうぞ。先着順で決めます。

できれば知り合いの中で渡せるといいなぁと思ってるけど、この際あんまり関係ないっすわ。
現地で直接、できればビール一杯くらいおごってくれて乾杯できる人が望ましいです。笑

このロッキンをいい夏の思い出にしよう☆
そう思ってくれるロッキンファンに渡せて、現地で会えるの楽しみにしてます☆

2009年7月18日土曜日

本「田母神塾」

<本の紹介>
統合幕僚学校での講義を再現!自衛隊の上級幹部は「この授業」を受けていた!田母神塾頭による歴史・政治・国防の授業、開講!「憲法9条改正私案」を掲載。
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日本の日本史教育、特に直近100年くらいの歴史について、随分考えさせられました。
自分は理系だったから、高校くらいから文系の勉強はほとんどしていない。
けど、どうだろう。そういうのって関係あるのかな。「文系だから、理系だから」ってのはあんまり意味はなくて、どういう育ち方をしてきたのかを問うのであれば、その人がどういう人たちと過ごしてきたか、先生はその一部でしかない、って考えるのが妥当な気もしました。
親や、身の回りに政治家とか国を動かす上層部の人たちがいれば自然とそういう話を耳にするだろうし、そういうサークルなり仲間が集まってるところに入ればそういった議論をすることもあると思う。
逆に、全くそういうことが話に出ない中で生活をしてきた人にとって、「日本は悪い国だ」って言われても、ピンと来ないってのが本音なのかなと思います。
そして、それでも今の生活にはそこそこ満足してるんじゃないかなと。
「あの歴史があったから、今俺はこんなひどい目にあってるんだ」なんて考える、いつも言ってる人がいたら、少なくとも俺はあんまり個人的な付き合いとしては付き合っていきたいとは思わないですね…。なんとなく、自分の失敗やうまくいかないことを全部別の誰かのせいにしそうだし。

それでも、一読の価値はあると思います。
多分読まなきゃ「こういう見方もあったんだ」って思わないようなことが書かれていて、自分としてはすごく新鮮だったしおもしろく読めました。

<メモ>
・中国の国父・孫文を育てたのは日本人だった。そして、孫文の日本滞在時代に支えていた「梅屋庄吉」のひ孫が日比谷公園「松本楼」のオーナーの娘だそう。そういえば、日比谷公園近くで毎日お昼を食べてたのに、松本楼に一度も行ったことないな。。。写真もあるそうなんで、今度行ってみたいと思います。
・部下を守る立場にある人間が、外からの声におろおろしていては部下の信頼は得られない。そういう頼れる上司像が前面に出てて、かっこよかったです。自分の考えを通すことって難しいだけにできる人はすごいなぁと。
・教育勅語、今も使える普遍的なことしか書いてないのに、何故廃止されてしまったのか。これは復活させてもいいと思いました。一部抜粋。
「子は親孝行をし、兄弟は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲むつまじくし、友人は互いに信じ合う。自分の言動は慎んで人々に博愛をさしのべ、学問を怠らず職業に専念し、知識を養って人格を磨き、さらに進んで公益のために貢献していくべきである。」
・上司がうるさければうるさいほど、部下は上司に対して気を使うことに多くの時間と労力を割いてしまう。上司に気を使ってばかりいては、肝心の自分の仕事に能力を発揮できなくなってしまう。部下ができる仕事の量には上限がある。上司に何でも報告をあげさせ、上司の顔色を常にうかがっていては、部下の仕事に支障をきたす。部下の仕事の目標を「上司を満足させること」にしてはいけない。そんな体制では、チームがいい仕事をできるはずがない。
・どんな組織でも、上からの指示を想定してあらかじめ準備しておくのは当然。

こんな上司だったら、部下は幸せだなと思いました。
日本にも、いい制度がたくさんあったし、いい人がたくさんいた。
欧米には欧米のやりやすいやり方と、自国の利益を最大化するための論理があって、でもそれを認めはしても日本が従う必要はない。なんでもかんでも欧米にならえ、じゃなく、日本のやりやすいやり方、しっくりくる考え方、いいとこってどこだろうって考えてみるのもいいかもしれないすね。

2009年7月17日金曜日

本「サヨナラCOLOR」

去年解散した、SUPER BUTTER DOGの一番有名な歌の名前が、「サヨナラCOLOR」。
忌野清志郎さんが出てるんで、追悼ってとこで見ました。
大好きだった清志郎さん。「幕張ベイベー!」って2度も年越しライブで一緒に新年を迎えた、あの最高にファンキーなおじいちゃんのライブにもう行けないなんて寂しすぎるけど、そんな清志郎さんの作品を味わってみたかった。

<映画の紹介>
二十数年間思い続けてきた初恋の人と出会ったとき、彼女への想いが再び蘇る…。竹中直人監督・主演で贈るすっぱくて甘い珠玉のラブストーリー
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忌野清志郎、北川悠仁、斉藤和義、浜崎貴司、ビッケ、田島貴男、スチャダラパー他、多数のアーティストが参加しているこの映画、泣きました。
すげぇいい映画で、竹中直人ってほんといい仕事する人だよなぁってつくづく思いました。こんな映画が作れたら最高だし、他の作品も見てみたいなと。
楽しかったろうな、見るたびに思い出すんだろうな。
完成したときのビールはほんとにおいしかったろうな。

この作品と、その主題歌となっている"サヨナラCOLOR"、できれば深く味わってみて欲しいと思います。

「僕をだましてもいいけど 自分はもうだまさないで」

サヨナラから始まることもある。
世の中うまくいかないことも多いけど、自分を信じて頑張っていきませぅ☆

ちなみに、8本目以降17本目まで何も書いてなかったんでメモだけしときます。
17.僕の彼女はサイボーグ
16.ウォーリー
15.TAXI4
14.ローグアサシン
13.守護神
12.ドラゴンキングダム
11.相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン
10.インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
09.母べえ

最近、映画全然観にいってないなぁ。。。誰か、泣きに行かないすか?笑

本「フィッシュ!」

<本の紹介>
あのライバル会社の元気のもとはココにあるらしい。マクドナルドから米国陸軍まで世界中で4000もの組織が本書で成功!魚市場に学ぶ、オフィスを変える4つのコツ。
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この本は、ものすごく薄いです。130ページくらいしかありません。
でも、非常に為になるエッセンスが簡潔にまとめられている、価値ある1冊だと思いました。

<良いと思った点>
・どんな仕事でもそれをやる人には退屈。

・仕事そのものは選べなくても、どんなふうに仕事をするかは自分で選べる。

・真剣に仕事をしながら、やりかた次第で楽しめる。堅苦しくならずに、自然体でやる。ただし、丁重に。それによって得られるものは多い。魚はよく売れる。やめていく者は少ない。本来ならつまらない仕事を楽しんでできる。お互いに仲良くなる。勝利チームのメンバーのように自分たちのやってることとそのやりかたに誇りを持ってる。

・なるべくたくさんいい思い出を作ってあげる。誰かに楽しい思いをさせると、いい思い出が作られる。お客との間に距離を置くのでなく、一緒に楽しんでもらえるような方法を探すんだ。お客を尊重しながら。うまくいくと、お客は喜ぶ。

・自分たちだけで楽しまないこと。仲間だけでなく、お客に注意を向けること。

・他社の推薦に基づき、人を喜ばせる質の高いサービスを提供した人に賞を与える。

・他の部署も参加する完全なフィードバックシステムを作る。


まだまだ、できることはあるんだよなぁ。
いろいろと試して、みんなで働きやすい職場にしていこうぜぃ。

本「沼地のある森を抜けて」

<本の紹介>
始まりは「ぬかどこ」だった。先祖伝来のぬか床が、呻くのだ。変容し、増殖する命の連鎖。連綿と息づく想い。呪縛を解いて生き抜く力を探る書下ろし長篇。
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この本はおもしろかったなー。
単純に「読書」として楽しめた本でした。

著者・梨木香歩さんの状況描写や登場人物の感情の表現がほんとにうまくて、いやうまいんじゃなくて…価値観に芯があって、それが今の人たちの感覚をすごく的確にあらわしてるというか。
「あ、確かにそう思いそう」って感じたり、「そりゃそうだ」って納得するような場面がすごくたくさんありました。こういうのをうまいっていうのが合ってるなら、抜群にうまいと思います。テンポも良くて、あり得ない話をあり得ないように書いていて、なんかおもしろがりながらさくさく読めるんで本当に楽しい時間になりました。
なんだろう、これ漫画とかアニメとかにしたらおもしろさが半減させられそう、、、。
自分の頭でイメージしやすいように書いてるし、実際自分の頭の中のイメージを共有しながら読み進めていくからおもしろいんであって、与えられてしまったらあんま楽しめないと思います。
そういう意味で、「本」っていう媒体の良さを絶妙に引き出したすごくいい本でした。

いやー、こういう本読んだあとって気持ちいいすね。
ちょっと違う作品も読んでみたくなりました。

Kちゃんいい本紹介してくれてありがとう☆

2009年7月14日火曜日

今年初ビアガーデン☆

今日は、同期でビアガーデン行ってきました。

なかなか、同期仲間でつるむことも減ってきてる中で意外とこういう機会は貴重だったりする。ただ、当初目論んでた品川(満席)から信濃町(1時間半待ち)に移り、最終的には新宿に移動して飲むことになりました。

まぁ、暑い日はやっぱ外で飲むのがおいしいし☆

何ヶ月か振りの仲間内での飲みはやっぱり気を使わずに飲めて良かったです。
ビールは外で飲むのに限るなぁ、なんてしみじみ感じたりして。

話す内容はいつものバカ話もそうだけど、だんだんやっぱみんなキャリア積んでるのね、後輩への教え方だとかサービスのあり方だとか、仕事も少し現場目線とは違った部分が出てきてて、今の新人が聞いても絶対わからない(同じように、俺らが新人のときもわからなかった)ことになってきてんのかなって思いました。
お金の使い方も、単なる自分の自己満足ではなくなってきてたりして。

なにはともあれ、人間関係の中で過ごしてく中で愚痴を言える仲の同期がいるってのは本当にありがたい。何年経っても、こんな仲が続いていく同期でいられっといいなぁと思いました。

また飲むべ。

2009年7月12日日曜日

最後かもしれないから

土曜に成田の実家に帰って一息ついて、一夜明けた今日は立川のばーちゃんちに行ってきました。
大学時代は、可能な限り毎月顔を出すようにしてた。でも、社会人になってだんだん自分の仕事が忙しくなってきたり、ばーちゃんも体調を崩すようになって、顔を出すのも遠慮したり少し距離を置いてた。

でもやっぱり、残された時間はわからないし会えるときに会っておこう、って思いもあって。
だいぶ体はつらそうだったけど、やっぱ会いに行って話せてよかったなと思いました。

自分は1人で生きてきたわけじゃなく、両親やじーちゃんばーちゃんの存在があってここまできてる。それに感謝をしているし、お城買ってあげたり時間を戻してあげたりってすごいことはできないけど、たまには顔を見せに行くってのは育てた側にとっちゃ大事なことなんだろな、とか思いました。

ばーちゃん、長生きしろよ。

これはばーちゃんに限ったことじゃないけど、今までにお世話になってきた先輩や、先生や、その他いろんな人たち、、、1人1人が費やしてくれた時間を無為にしない為にも、俺に何がどこまでできるかはわからないけど、もっと誰かの役に立てる自分になっていけるといいのかな、とか思います。そうしたくてもできない人もいるんだから。

世の中にはいろんな生き方がある。その中で、自分はどう生きていくべきだろう。
じーちゃんがもっと生きてたら、今の俺をなんていうかな。
誰かの為に生きていくわけではないけど、これからの自分を、自分以外の誰かも楽しみにしてくれるような、そんな自分になっていけるといいなぁ、とか思います。

P.S.先週の富士山に続き、今週末は成田⇒立川。やっぱり家の外に出るのって、いいですね。

2009年7月11日土曜日

本「下天は夢か(一)」

著者 : 津本陽
角川グループパブリッシング
発売日 : 2008-10-25
<本の紹介>
群雄割拠する戦国の世に、尾張半国を斬り従えて頭角を現した父・織田信秀は、国主大名へと成り上がる野望を果たせず病没した。内外を敵に囲まれて跡目を継いだ信長は、内戦を勝ち抜き、ついに強敵・今川義元を桶狭間に討ち取ると、美濃攻略に取りかかる。天下への大きな一歩を踏み出そうとしていた…。革命児・織田信長の素顔に迫り、空前のブームを巻き起こした記念碑的大作。
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つい先日読んでいた遠藤周作の「男の一生上下」は、信長の配下、秀吉のその又配下の男達が主人公の話だった。
あれはあれでおもしろかったし、読んで良かったと思ってるんだけど、今回この信長側の視点を読んでみて、あの作品をさらに楽しめたし、男の一生を読んでたからこそ、こっちも楽しめたように感じました。

時代も登場人物もほとんど同じ話を、違う側面から読むことっておもしろいですね。
しかも、著者の違いから思想の違いというか価値観の違いも少し伝わってきて、「あ、ここはこっちから見るとそう見えるわけ」って楽しんで読んでました。

この本も全4巻と長いみたいだけど、読み始めると他のことをしてる自分を全部止めて読むことに集中したくなるような作品だと思います。信長が「うつけ者」って評価をなぜ得ておく必要があったのか。
周りから見たらバカなことしてると思われても「盗人にも三分の理あり」で、相手側の論理ってのが誰にでもあるもんで、自分もこの先の人との関わりの中ではそれを尊重できなきゃな、とか思いました。本当に本質を見てる人間として書かれていて、少し、「織田信長」に対しての見方が変わるかもしれません。
読んでみて良かった。

これからどうなっていくか、楽しみです。

自分の原風景

今日は、地元での結婚式2次会に呼ばれて、参加してきました。
この3ヶ月で何組目だろ、結婚式シーズンですねぇ。
誰かの幸せを祝ってあげられることって本当に嬉しく思います。

今回は、成田のエクセルホテル東急にて。
Sもとは随分と久しぶりだったけど、元気でやってるみたいで何よりでした。
奥さんも、優しそうな人で。いいなぁ。。。笑

もう10年以上地元でつるんだりしてない自分にとって、今回みたいな地元で相変わらずつるんでる奴らに会わせてもらえる機会は本当に貴重で、そっちも楽しみにしてました。
中学時代のダチって変わってないなぁ。。。Tねきなんて何年振りだったろう。中学のときは部活でもクラスでもすげぇ仲が良くて、会えばそれは今も変わってなくて、確かにそれぞれの立場や生活は変わってったけど、たまにはこうやって会って話したりする機会も作れたらいいなぁ、と思いました。
去年の同窓会以来のメンツばっかだったもんなぁ。あのときに来れなかったGしやGりしんも会えたらと思って、いろいろ誘ってみたけど、ちょっと連絡つかなかったりで今回は会えなかった人が多かった。けど、またどっかで飲みにでもいけたらと思いました。

そうそうちょーど、この週末は成田の祇園祭で、参道は顔を出さなかったけど駅の周辺はいつにも増してヤンキーと外人も含め大勢の人たちで賑わってた。ほんと、お祭りの好きな人たちだよなぁ、とか思いながら通り抜けて帰路につく間に見えた風景や、空気感がすごく懐かしかったです。実家にしばらく振りに帰って、近況の話をしたり、地元の世間の話を聞いたり。
「俺の原風景って、ここなんだろうな」ってしみじみ感じました。

今、いろんな活動に手を出して動いてて、それを自分でもやりたいと思ってるし一緒にやれてる仲間といる時間をすごく大事に思ってるけど、その自分を形作ったのは間違いなくこの地元にいた奴らと過ごしていた時期だった。俺は割とマジメにやってて自分から外に出て行くタイプではなかったから、「kiji、つるもうよ。」って釣りだなんだって連れ出してくれたことがすごく嬉しかった。今住んでる場所が違ったりでつるむことはなくても、俺はその経験を大事にしているし、そういう言葉を自分が今度は誰かにかけてあげられる人でありたいと思います。

今日はみんなと会えてよかったです。Yっちゃん誘ってくれてありがとう。
Sも、いつまでもお幸せにね。

また落ち着いたら、どっかでゆっくり飲もう。

2009年7月7日火曜日

本「カンブリア宮殿村上龍×経済人(2)」

<本の紹介>
できる社長のルールとは?ニュースが伝えないニッポン経済。

この本はボリュームはあったけど、いい勉強になりました。
俺、インタビュー読むのって好きかもしれない。
インタビューってだらだら読ませたら下で、適度にまとめなきゃだから、インタビューされる人が長年かけてやってきたこと、考えてきたことを限られたスペースで伝える必要がある。そうすると、どうやったって本質は凝縮される。

それをすくいとって、自分の価値観に照らし合わせながら、盗めるところは盗むし、違うなと思ったら自分のその部分を「何で違和感があるんだろ」って掘り下げる。
どっちにしたって、自分をレベルアップする刺激にできることに変わりはない。

俺はどういう奴なんだってことを考えるきっかけとして、こういう人たちの記事や文章をたくさん読むことって化学反応を加速させる"触媒"としちゃ上々なんだろなって思います。

<よかったなと思った点・自分の刺激になった点を抜粋>
・どんどん世の中の変化を活用すること。

・仕事をする上では3つの喜びがある。発見の喜び、創造の喜び、それと上達の喜び。勉強でもそうですが、特に発見の喜びというのはすごく大きい。だから優秀な上司は、部下に発見の喜びを教えるけど、ダメな人間ほどそれを失わせてしまう。

・周りを協力させることと、周りの協力が得られるということは決定的に違う。自然に協力者が現れてサポートしてくれることというのは確かにある。で、そのためには、誰よりも努力することがまずあります。ただエゴイスティックな自分を理解してもらう努力というのは、して当たり前。そうではない努力、見えない努力をしているやつには必ず協力者が現れる。それが周りの協力が得られるということなんじゃないか。それが大事なことじゃないか。

・嫌なものはやめた方がいい。ただ、「あなたは本当に嫌だと思うほどやってみたのか。」。一度、真剣にその仕事をやってみて、どうしてもその仕事は向かない、こんな仕事をして人生がもったいないと感じた時は、思い切ってパッとやめなさい。
面白い仕事をするということもあるけど、自分のしている仕事を面白くするということもある。今、自分のしている仕事を面白くする工夫やアイディアがあるということは、どんな仕事にも共通かもしれません。

・日本では仕事したら疲れないといけない。疲れなかったら仕事をしてないという先入観がある。

・企業価値を決める優秀な人材というのは「自分を殺して全体に奉仕する人間」ではない。企業ビジョンを正確に理解し、自ら考えに考え抜いて問題解決に当たることのできる人のことを言う。

・インターネットの世界はいろいろな意味で民主的だから、そこでお金を儲けようとすると絶対に失敗する。確かにプロフィットはゼロかもしれないけど、それを続けることでバリューは上がっていく。バリューが上がるとひょとしたら結果的にお金がついてくるかもしれない。
20%のエネルギーは会社がアサインした仕事以外に使いなさい、というルール。例えば、新しいサービスを考え出しなさい。塗り絵の中を色で塗っていくのがアサインされた仕事だとすると白紙の上に自分の想像力で新しい絵を描くことが要求される。

・上からの指示があって動くということではなくて、今、自分が働いてる職務としてやってもらわないと困る。

・自分がいいと思っていることも、必ずしも他人には受け入れられない。全世界が一気につながった時代ですから、いろいろな意見を取り入れる、聞かせてもらうというのが、一番大事じゃないかと思います。

・情報発信ではなく情報のスピードと直接性を重視したインデックス化は、表現というものを根本的に考え直すきっかけになった。大前提的に表現はオリジナルなものだと思っているが、実はそれは情報の組み合わせに過ぎないのではないか。

・何のために効率化するのか。人間が何のために努力できるか、徹夜しても頑張れるかを考えた時、効率のためよりは、人がハッピーになるためとか、誰かが悲しまないようにするためという方が、力が出る気がする。

・挫折や失敗そのものに価値があるわけではない。だが私達は、往々にして挫折や失敗から非常に重要な「情報」を得ることが多い。挫折や失敗は苦しい経験なので、当人は、どうしてそんなことになったのかを徹底して考える。原因は単純ではないことが多い。複雑に絡み合った要素を自分なりに客観的に分析し、情報化・知識化できた人だけが貴重な経験値を手に入れることができる。

・トップの評価は結果しかない。

・面と向かって、唾が飛ぶ距離で話すことで僕の気持ちが伝わる、あるいは若者の気持ちが僕に伝わる。そういうコミュニケーションを大事にしようと思いました。

・どんな組織も人間関係が限定されて閉鎖的になると、川の水が澱むように緊張がなくなり能力を発揮できなくなる。だから、統合・合併で新しい環境にさらされると、人は緊張し、外部に向かってアイデアを出したり真摯なコミュニケイトを図らざるを得なくなる。それが会社の活力となる。人間には大きな可能性がある。だがその可能性が実質的に実を結ぶためには、人材が外部とのコミュニケーションによって鍛えられる必要がある。仲間内での仕事には批評性が少ないから。

・技術ありきじゃなく、まずニーズありき

1冊でこんだけのことを学べるなら、こりゃ1も読むしかなくなったぜ。笑

2009年7月6日月曜日

本「青春漂流」

<本の紹介>
1度は挫折し方向転換した若者たち。その大胆な選択が成功だったかどうかを語ることはまだ出来ない。何しろ彼らは、迷いや惑いの青春の真っただ中にいるのだから。自らも不安や悩みの放浪の旅から自己確立をしたという著者は、職業も種々な11人の若者たちと夜を徹して語り合う。鮮烈な人間ドキュメント。
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この本もR+Bつながりの39さんに「前書きとあとがきが(中身は?笑)すごくいいから読んでみて欲しい」って紹介されて読んでみた本なんですけど、自分としては中身も含めてすごく良かったです。

なんつーか、俺も頑張ろうって思いました。

インタビューを読むのって面白いですね。
「こんな人がいるんだ」っていう新鮮な驚きもあるし、「インタビュアーは何故この人にインタビューしたんだろ」ってその人の考え方と、インタビューされた側の魅力とを文章の中から探っていくような。それと、その人の魅力を引き出す為の質問というか、聞き方というか、相手を否定していたらきっと相手はそんなに喋らない。突っ込んだことを喋ってもらおうと思ったら、こっちもある程度それについて知識や経験がないと話してもらえない。
多岐に渡って知識があって、それもその使い方をちゃんと知ってて、深さもそれなりにある。著者の立花隆って、そういう人だったのかなぁと思いました。

あと、自分の中で一番心に残った部分は前書きでもあとがきでもなかったんですが、「道具が自分の体の一部になる感覚」を基本ができてきた段階というか、基本のきみたいに捉えて話してる人が多かった、共通点なんじゃないかな、って思ったとこでした。
「自分の手がその道具を使う」んじゃなく、「その道具が体の一部になる」感覚。

これ、すごいわかりました。
読んではじめて気づいたけど、その領域を目指してるってときは多いかもしれないと思った。デジカメにしろ、スノボにしろ、チャリにしろ、パワポにしろ。
自分は「シンクロ率が大事」ってまるでエヴァみたいな言い方で表現をしているけど(苦笑)、目指してるのは同じ。自分の意識じゃなく、意識しなくても反射に近い反応レベルでこうしたいと思ったと同時に使いたい道具が思い通りに使えるレベルにまで、その道具を使えるようになること。

いろんなところがまだまだだぜって感じだけど、とりあえず目指すべきレベルはそこなんだろなぁ、と思いました。
とりあえずPCと携帯と、マインドマップと料理についてはそのレベルにいきたいなぁ。本当は掃除とかも。。。

このインタビューに出てくる人たちが、どんなに必死に血のにじむような努力をしてきたかわからないけど、その道で頭角を現すには絶対にそういった努力が必要で、たくさん失敗もしてきたし我慢もしてきたんじゃないかなって思います。それでも自分の信じる道を貫き通して、今そこにいる。
それだけの我慢や努力ができるかな。俺にはそこまで固執できるような強い信念てあるんだろうか。比較ができないのが残念だけど、まだまだ甘いんだろうなと思わされて、頑張んなきゃって励まされた本でした。

これで500円なんて、絶対安すぎる。
いい本なんでよかったらぜひ読んでみて欲しいです。

あきらめたら、そこで試合終了だよ。

2009年7月4日土曜日

Breakers Over the Mountain '09夏


この週末で、毎年恒例のBreakers富士登山に参加してきました☆

Breakersの活動の柱となる夏の富士登山も、今回で8回目。
俺自身は9度目の富士登山。

今回は運営側から「初めて登る人が多いんで、経験者としてもぜひフォローして欲しい」って呼んでもらって参加した。で、どーせ参加するなら楽しい方がってこれまでの富士登山(やBreakersの他のイベント)を通して知り合ってきた仲間や、自分の周りで興味のありそうな人に声をかけて一緒に参加させてもらって。
(運営のみんな、手続きとか遅れ気味でごめんね。)

んっで、総勢42人(だっけ?)の大所帯で新宿からバスで富士山直行。
毎年なじみの、富士宮口から御殿場口に迂回して赤岩八号館に泊まって頂上を目指す、いつものコースで山頂を目指しました。
今回はあんまり知ってる人がいなかったけど、いつものことなんで気にしません。笑
このBreakersに集まってる人たちの人柄が、気さくで優しくてフレンドリーないい奴ばっかなのは知ってるし、そういう人たちが「こいつとなら」って声をかけた人たち、そしてなんといっても「富士登山」ていう同じ目的を持った人たちだって知ってるから初めて会った人とでも気軽に話せて打ち解けられたりして。
ま、同じチームで登れたらいいなと思ってた人と分かれちゃったりもしたけど、学校の席替えと一緒で全員の希望を叶えるチーム割りなんて不可能だもんね。自分よりも、初めて登る人たちの関係を大事にしてもらってたなら全然構いませんでした。

今回は5合目の天気は曇り(登る身としては、最高の天気です)。残念ながら5合目からはこれから登る富士山の全貌は少し経たないと見えてこなかったけど、何年か前の土砂降りの中のスタートに比べたら比較にならないほど順調な滑り出しでした。残雪のニュースも見てたから「少し寒いんだろうな」と思って用意してきた服は気温的にほとんどいらなかった(その分、荷物としては重くはなかったけども^^;)。

一緒のチームで登ったメンバもすごいいい人たちで、みんなでお菓子をシェアしたり声を掛け合ったり、登山しながらお互いの仕事や最近のこととか、趣味の話をしてみたり、ゆっくりゆっくり登りながら仲良くなってって良かったです。すげぇ、居心地のいいメンバでした。ありがとう☆

自分は今回富士登山の経験者として、初めて登るメンバーをフォローすることを目的として登ってた。初めて登るとき、どんな準備をしたらいいか、どう登ったらいいか、経験者が1人でもいることってすごく頼りになるし安心だと思うから。
俺は他の面ではそういう存在にはなれないけど、富士登山にかけては同世代ではなかなかいない経験を持ってる。それが、"一緒に登る誰かの支えになれば"と思って参加したし、そういう初めて登る人たちの新鮮な感動や驚きを自分の過去の記憶に重ねて、「こんな経験俺もあったな~」とか「あんとき一緒に登ってたあいつ元気かな」とか懐かしく思い出すことがあったり、逆に教えられることがあったりですごくいい経験になりました。
そんな懐かしいメンツがもしこれを読んでくれてたら、また会いたいすね。思い出話に花咲かせたいすね。今回一緒に登ったみんなとも、そんな関係になれたらいいなと思ってます☆

完全にフォローできてたわけじゃないけど、こんな場面で意外と役に立ててたんじゃないかとひそかに思ってたりして。
◆食料を選んでたとき
「水やお茶より、水分補給効果の高いスポーツドリンクを選ぶべきだしょ。」
「2リットルの水を買うなら、1リットルを2本にすべき。山小屋に荷物として片方を置いていけるからね。」
「お腹いっぱいにすると体調を崩すこともあるから、ちょびちょび食べる量を調節しやすい『おにぎり多め』の方が開けたら全部食べなきゃいけない弁当より都合が良いと思うよ。」
「登山中に出るゴミは捨てられないから、食べたら小さくできる容器に入っている食料じゃないと荷物が小さくならないからね。弁当やプリングルスじゃなく、おにぎりやウィダー、チョコや飴を選んでおくのがコツかな。」
「高山病にはバファリンがめちゃくちゃ効く。不安なら、買っておくといいよん。」
「頂上でなんでも買えると思わない方が良い。ビールとか冷えてた方が良いものは買わなくていいけど、基本は下で準備をしてった方が安心だし、結果的に安いよ。」

◆登るとき
「高さに慣らすために休憩を多く取るのもいいけど、基本は「止まらず、ゆっくり」がコツ。」
「コースを直線で登る方が確かに近いけど、ジグザグに登った方が斜度をおさえることができるから登りやすいんだよ。」
「飴をなめながら登ることで、「だ液が出るから水分補給できる」「カロリーを摂取することで体温を落とさずに済む」「口呼吸によって酸素を多く取り込める」の3つを同時にできるから、休憩のときに何か食べるのもいいけど登ってるときにも何かなめてるといい。」
「砂利の細かい道をつま先だけど登ろうとすると滑るから、できるだけかかとからつま先をつけて足の裏の面を大きくして登ること。そうすると不思議と滑らないから。」
「ごろごろしちゃう石でなく、石を避けるのでもなく、富士山のでっぱりを探すこと。そこは足場として絶対滑らないし、とっても使いやすいよ。」

◆下山するとき
「足を真下に向けて下りてくと足の体重のかかる部分が小さくて負担が大きいから、足を横にして面積を大きくしながら下りると下りやすいよ。」
「スノボやスキーやるなら、下山道をコースに、石をコブに見立てて、平坦でダメージを受けずに下りれそうなコースを探しながら下りると楽しめるよ。」
「砂利道で足を踏ん張るのは筋肉をすごく使うから、むしろ少し砂利で滑っていく感覚を持てると楽かもしれない。」
「5合目で着替えるし荷物の整理をするから、8合目の出発時点で5合目出発のときの格好に戻る必要はないんじゃない。」
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残念ながら今回は山頂付近で雲の中に入ってしまって、山頂に出ても暴風の中で剣が峰のある観測所も全く見えず、火口の底も見えず、山頂に来れたことを楽しめるような雰囲気ではなく、ご来光も見れませんでした。山頂のからの景色や影富士とか馬の背とか見せてあげたり経験してもらったりしたかったんだけどできなかったな・・・。
それでも、12年振りと言われる残雪状況の中みんなで声かけあって、手ぇ引いて登ったり荷物をフォローしてあげたり助け合って、1人の脱落者も出さずに全員で山頂まで行って、下山してきたみんなの顔には「日本一の山の山頂まで行ったんだ」って達成した喜びをたたえた充実した笑顔があって、一緒にその喜びをかみしめられることを幸せに思いました。
自分としても、ヤバいと思って体力作りに急遽励んだかいもあり、まだ山頂に行けることが確かめられて良かったし。はは。

山小屋のおばちゃんやおじちゃんも相変わらず健在で、「お、今年も来たね。今年は天気よくて良かったねぇ~」とか声をかけてくれたり、今年からバイトで入ったって2人のお兄さんとも話して仲良くなれて。インドから帰ってきたばっかりで、「富士山は寒いけど人のあったかさに触れられてここはすごくいいです。」って話してるのを聞いてすごく実感を持って納得できて、そんな価値観を共有できることが嬉しかったし、自分たちBreakersの話も「『困難を仲間と乗り越えて、達成して流す嬉し涙』みたいなとこをコンセプトにして、昔は大学の仲間で集まって、今はそれぞれが社会人になってそれぞれにできた仲間を呼んで、昔の仲間と富士山のいつものコースと山小屋って変わらない部分と、そこで変わる部分、新たな仲間や登山を楽しみに来て偶然すれ違ってく人たち、今の僕とあなたみたいに出会う人たちや毎回違う天気を味わいながら、大事にしながら、ずっと活動を続けているんです。」って話したらすごく共感してくれて。「また来年もぜひ来てくださいね!みなさんのお手伝いをさせて欲しいし、応援したいです。また会いたいです。」って言ってくれて。
赤岩八号館のスタッフのみなさん、今回も本当にお世話になりました。

あんな遠くにも、自分を覚えてくれてる人や、会うのを楽しみにしてくれる人たちがいる。人生は山登りみたいなもんで、何かを目指して頑張っていくけど、達成してもそこにずっと居続けることはできない。いつか下山して、余韻を味わったりしながら、また何か目標を見つけて挑戦を続けていくんだ。そういうことを思い出すいい機会として、日本で、いや世界で一番美しいと思う山に登り始めて早9回目。
今はこの富士山と別に、自分で挑戦してる目標、取り組んでいきたい目標もいくつかある。そのうち次にここに来るまでに、いくつの目標を達成できてるかな。いくつ新しい挑戦を見つけられてるかな。どんな高い山に登れてるかな。どんな高い山でも登ってやるし、一緒に登った仲間にも、そうであって欲しいと思います。俺にできる応援ならいくらでもするし、もし力になって欲しいときは遠慮なく頼らせてもらうから、これからもそんなもちつもたれつをしながら一緒に目標に向けて頑張っていける仲間でいられるといいなと思います。なんたって俺たちは、日本で一番高い山にだって一緒に登れた仲間なんだから。一緒なら登れない山は日本にはないんだから。

「よく毎年行く気になるね、一回行けば十分ジャン」と言われるけど、やっぱ今回も行って良かったと思えるものがあって、気づかせてもらえることも多くて。大自然の中の空気は本当に澄んでいておいしくて、世界中の料理の揃う華の都大東京でも味わえない、大事にしたい環境だよなとか改めて思いました。

これからもここで出会えた経験と、仲間と共に、笑っていけるといいなと思います。
今回一緒のチームで登ったIぐっちゃん、Fくちゃん、Kのぴー、Hるなちゃん、Nなちゃん、Sげちゃん、Aこちゃん、楽しい富士登山をありがとう☆
他にも参加した面々、全員としゃべれたわけじゃないけど気さくに話しかけてくれてありがとう。おかげで山小屋も行き帰りも楽しい時間になったし、いい仲間に恵まれたと思います。また打ち上げでいろいろ話せるといいすね、これからもよろしく!
最後に運営スタッフ、Aきらさん、Yきち、Yっそ、Sり本当におつかれさまでした。このBreakersの活動は本当に貴重な体験のできる、いい仲間が集まってると思うしいい活動だと思ってます。昔幹部をやってた団体が今も同じコンセプトでいろんな仲間を笑顔にしていってるのは個人的にも嬉しいし、今でも参加させてもらえてすごくありがたいです。気づけば、参加者としては一番の古株になってるけど、これからも一緒に楽しんでいきませぅ☆

ではではみなさん、今日から仕事の人もいると思うけど頑張ってくださいね。
またどっかで会えるのを楽しみにしてます☆