<本の紹介>
統合幕僚学校での講義を再現!自衛隊の上級幹部は「この授業」を受けていた!田母神塾頭による歴史・政治・国防の授業、開講!「憲法9条改正私案」を掲載。
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日本の日本史教育、特に直近100年くらいの歴史について、随分考えさせられました。
自分は理系だったから、高校くらいから文系の勉強はほとんどしていない。
けど、どうだろう。そういうのって関係あるのかな。「文系だから、理系だから」ってのはあんまり意味はなくて、どういう育ち方をしてきたのかを問うのであれば、その人がどういう人たちと過ごしてきたか、先生はその一部でしかない、って考えるのが妥当な気もしました。
親や、身の回りに政治家とか国を動かす上層部の人たちがいれば自然とそういう話を耳にするだろうし、そういうサークルなり仲間が集まってるところに入ればそういった議論をすることもあると思う。
逆に、全くそういうことが話に出ない中で生活をしてきた人にとって、「日本は悪い国だ」って言われても、ピンと来ないってのが本音なのかなと思います。
そして、それでも今の生活にはそこそこ満足してるんじゃないかなと。
「あの歴史があったから、今俺はこんなひどい目にあってるんだ」なんて考える、いつも言ってる人がいたら、少なくとも俺はあんまり個人的な付き合いとしては付き合っていきたいとは思わないですね…。なんとなく、自分の失敗やうまくいかないことを全部別の誰かのせいにしそうだし。
それでも、一読の価値はあると思います。
多分読まなきゃ「こういう見方もあったんだ」って思わないようなことが書かれていて、自分としてはすごく新鮮だったしおもしろく読めました。
<メモ>
・中国の国父・孫文を育てたのは日本人だった。そして、孫文の日本滞在時代に支えていた「梅屋庄吉」のひ孫が日比谷公園「松本楼」のオーナーの娘だそう。そういえば、日比谷公園近くで毎日お昼を食べてたのに、松本楼に一度も行ったことないな。。。写真もあるそうなんで、今度行ってみたいと思います。
・部下を守る立場にある人間が、外からの声におろおろしていては部下の信頼は得られない。そういう頼れる上司像が前面に出てて、かっこよかったです。自分の考えを通すことって難しいだけにできる人はすごいなぁと。
・教育勅語、今も使える普遍的なことしか書いてないのに、何故廃止されてしまったのか。これは復活させてもいいと思いました。一部抜粋。
「子は親孝行をし、兄弟は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲むつまじくし、友人は互いに信じ合う。自分の言動は慎んで人々に博愛をさしのべ、学問を怠らず職業に専念し、知識を養って人格を磨き、さらに進んで公益のために貢献していくべきである。」
・上司がうるさければうるさいほど、部下は上司に対して気を使うことに多くの時間と労力を割いてしまう。上司に気を使ってばかりいては、肝心の自分の仕事に能力を発揮できなくなってしまう。部下ができる仕事の量には上限がある。上司に何でも報告をあげさせ、上司の顔色を常にうかがっていては、部下の仕事に支障をきたす。部下の仕事の目標を「上司を満足させること」にしてはいけない。そんな体制では、チームがいい仕事をできるはずがない。
・どんな組織でも、上からの指示を想定してあらかじめ準備しておくのは当然。
こんな上司だったら、部下は幸せだなと思いました。
日本にも、いい制度がたくさんあったし、いい人がたくさんいた。
欧米には欧米のやりやすいやり方と、自国の利益を最大化するための論理があって、でもそれを認めはしても日本が従う必要はない。なんでもかんでも欧米にならえ、じゃなく、日本のやりやすいやり方、しっくりくる考え方、いいとこってどこだろうって考えてみるのもいいかもしれないすね。
統合幕僚学校での講義を再現!自衛隊の上級幹部は「この授業」を受けていた!田母神塾頭による歴史・政治・国防の授業、開講!「憲法9条改正私案」を掲載。
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日本の日本史教育、特に直近100年くらいの歴史について、随分考えさせられました。
自分は理系だったから、高校くらいから文系の勉強はほとんどしていない。
けど、どうだろう。そういうのって関係あるのかな。「文系だから、理系だから」ってのはあんまり意味はなくて、どういう育ち方をしてきたのかを問うのであれば、その人がどういう人たちと過ごしてきたか、先生はその一部でしかない、って考えるのが妥当な気もしました。
親や、身の回りに政治家とか国を動かす上層部の人たちがいれば自然とそういう話を耳にするだろうし、そういうサークルなり仲間が集まってるところに入ればそういった議論をすることもあると思う。
逆に、全くそういうことが話に出ない中で生活をしてきた人にとって、「日本は悪い国だ」って言われても、ピンと来ないってのが本音なのかなと思います。
そして、それでも今の生活にはそこそこ満足してるんじゃないかなと。
「あの歴史があったから、今俺はこんなひどい目にあってるんだ」なんて考える、いつも言ってる人がいたら、少なくとも俺はあんまり個人的な付き合いとしては付き合っていきたいとは思わないですね…。なんとなく、自分の失敗やうまくいかないことを全部別の誰かのせいにしそうだし。
それでも、一読の価値はあると思います。
多分読まなきゃ「こういう見方もあったんだ」って思わないようなことが書かれていて、自分としてはすごく新鮮だったしおもしろく読めました。
<メモ>
・中国の国父・孫文を育てたのは日本人だった。そして、孫文の日本滞在時代に支えていた「梅屋庄吉」のひ孫が日比谷公園「松本楼」のオーナーの娘だそう。そういえば、日比谷公園近くで毎日お昼を食べてたのに、松本楼に一度も行ったことないな。。。写真もあるそうなんで、今度行ってみたいと思います。
・部下を守る立場にある人間が、外からの声におろおろしていては部下の信頼は得られない。そういう頼れる上司像が前面に出てて、かっこよかったです。自分の考えを通すことって難しいだけにできる人はすごいなぁと。
・教育勅語、今も使える普遍的なことしか書いてないのに、何故廃止されてしまったのか。これは復活させてもいいと思いました。一部抜粋。
「子は親孝行をし、兄弟は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲むつまじくし、友人は互いに信じ合う。自分の言動は慎んで人々に博愛をさしのべ、学問を怠らず職業に専念し、知識を養って人格を磨き、さらに進んで公益のために貢献していくべきである。」
・上司がうるさければうるさいほど、部下は上司に対して気を使うことに多くの時間と労力を割いてしまう。上司に気を使ってばかりいては、肝心の自分の仕事に能力を発揮できなくなってしまう。部下ができる仕事の量には上限がある。上司に何でも報告をあげさせ、上司の顔色を常にうかがっていては、部下の仕事に支障をきたす。部下の仕事の目標を「上司を満足させること」にしてはいけない。そんな体制では、チームがいい仕事をできるはずがない。
・どんな組織でも、上からの指示を想定してあらかじめ準備しておくのは当然。
こんな上司だったら、部下は幸せだなと思いました。
日本にも、いい制度がたくさんあったし、いい人がたくさんいた。
欧米には欧米のやりやすいやり方と、自国の利益を最大化するための論理があって、でもそれを認めはしても日本が従う必要はない。なんでもかんでも欧米にならえ、じゃなく、日本のやりやすいやり方、しっくりくる考え方、いいとこってどこだろうって考えてみるのもいいかもしれないすね。
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