2014年11月10日月曜日

本「自分の仕事をつくる」

新鮮な切り口と、とても読みやすい文章とレイアウト。読み物というか作品のような一冊でした。何度か読みなおして、そうだよなぁと思う所が随所にあって、読むのが楽しい本でもありました。この世界は一人ひとりの小さな仕事の累積であり、一人ひとりの手元から世界は変わっていくこと。課題をクリアしていく唯一の方法は失敗を何度も重ねること。書かれてみればその通り。取材・インタビューを通して、この人のことがよく伝わってくる一冊で、どこかでお会いできるといいなと思いました。

本「心を伝える技術」

誰かにオススメされて読んだ一冊。特に1対1でコミュニケーションをとるときに、「ひとつ付け加えるなら」くらいの項目が心理学の視点から書かれていて、参考になりました。こういうところにも気をつけてコミュニケーションをしている人と比べれば自分は相手へのていねいさが全然足りないので、気をつけたいと思います。ただ、少し技術よりというか、テクニックよりも大事なのはスピリッツでしょ、という気もした一冊でもありました。

本「チェンジメーカー」

興味があって読んでみた一冊。世界中で社会を変えつつある人を取り上げ、その活動の熱をそのまま伝えてくれる本でやりたいことがある人は情熱の火に油というか、ミナギッてくるものがあると思います。ただ、その取り組みのうまくいったところばかりではなく、困難な状況、つぶれる一歩手前まで追い込まれたところも書いてくれているところに共感を持ちました。ノーミスで活動がうまくいくわけないし、めげずに続けていくこと、それも大きな情熱を傾けて、ということがやっぱり大切だよなと感じた一冊でした。

2014年11月9日日曜日

本「ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論」

たまたま手に入った本だったけど、今読んでよかったと思えた一冊。天皇のこと、皇室のこと、君が代のこと、皇居のこと、祭日の意味、これまで日本人として当たり前みたいに接してきた、おそらく死ぬまで接していくことについて、僕はほとんど知らなかった。そして天皇は制度ではない、というところがとても印象に残りました。他の国がたとえ「天皇制にしよう」としたってできない、そんな自分たちしか持っていないものがこの国にはある。またひとつ、この国とこの国に住む人たちのことを好きになれた一冊でした。

本「合人社グループの挑戦」

仕事の関係もあって読んでおきたいと思って読んだ一冊。確かに自分がマンションを購入したときも、管理会社はベンダーの子会社にいつの間にか決まっていて当時は「そんなもんか」としか思わなかったけども、だからこそこういう部分には埋蔵金というか、まだまだ改善の余地があるのかもしれないですね。そして、システムに強いことがそのまま企業の強さになっている、これはそうだろうと思いました。そこを自分も強みにしていけるといいなと。

本「エグゼクティブ秘書の「気配り」メモ」

「読んでみてください」とオススメしてもらった一冊。できる美人秘書になりたいわけではないしなれるわけもないですが、読んでみてなるほどな~と思うところばっかりでした。サポート役に求められるポイントや気遣い、心遣いがたくさん書かれていて、「メモメモ」と得られることも多かったです。ここまで考えて動いてくれる人がいたら、確かに助かるだろうし一緒にやっていきたいと思うだろうなと。まだまだ修行が足りないと思わされた一冊でした。

2014年11月7日金曜日

本「GNH(国民総幸福)」

地域で暮らすことの意味とか時間をかけて耕す幸せを考えるにあたり、興味を持ったので読んでみた一冊。幸せを手に入れるためにまず経済発展、でなく、そのまま幸せを手に入れにいく、あるべき姿の1つではあるなと思いました。そしてシンプルだけど考えないといけないことは多く、その評価軸だけでも自分の生活をそういった視点から評価してみると全然考えられていないことがあったり。それぞれの幸せは違うものだと思うけど、みんなが幸せになれたらっていうGNHの「N」の部分に好感を持った一冊でした。

本「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」

大阪で事務所の引っ越しをしていたときに、話に上がって読んでみた一冊。文章というか、話が飛ぶと言われることの多い自分には参考になることばかりな一冊でした。書き物をするときの初歩にあたる基本的なルールや原則と、使い方に気をつけたい言葉とか注意点が添削のような形で書かれているのでとても読んでいてわかりやすいと思いました。

本「大阪府謎解き散歩」

こちらも大阪にいたので、せっかくならと読んでみた一冊。大阪のいろんな逸話や隠れスポットが出てきたりでおもしろかったですが、実際は半年もいたのにほとんどまわれませんでした。orz またどこかの機会で訪ねられたらいいな。本に関しては、書いている人たちの大阪への探究心というか愛着が伝わってくる一冊でした。

2014年11月6日木曜日

本「息を吸って吐くように目標達成できる本」

以前、誰かにオススメされて読んでみた一冊。サクッと読めました。中には確かになと思うこともいくつかあって、印象に残ったところをひとつあげるなら「もらっている給料に見合った仕事をするのではなく、『もっとあげてもいい』と思われるレベルの仕事を目指そう」という点には共感しました。読めば目標達成できる本というわけではないですが、前向きになれる本だと思います。

本「先生はえらい」

奥トレで交換してもらった1冊。えらい先生は出てこず、学びについて書かれていた本で参考になるポイントもいくつかありました。特に「技術には無限の段階がある」という点は、エンジニアがはまる部分だと思います。「そうそう」と言いたかったことが伝わった喜びのようなものがありました。知っている誰かに渡してみたい本ですね。

本「スロー・イズ・ビューティフル」

都会のど真ん中で高い家賃と生活水準にしがみつくように働くより、静かなところでゆったり過ごすことを求めるようになった自分の考え方の変遷に合うような一冊でとても気持ちよく読めました。本の大きさも手にすっぽり収まるサイズで、持ち歩いて読みたくなるように考えられていたのかも。焦らずに、歩みを止めずに進んでいけるといいなとか思いました。