2015年6月25日木曜日

本「スペンド・シフト」

主にアメリカ国内の事例で、これまでの消費のトレンドと毛並みの異なるサービスやプロジェクトとそれに関わる人たちを紹介しながら世の中の志向が変わってきていることを伝える一冊。誰もが、意思をもって、より希望を感じるお金と時間の使い方をすることで、そのサービスは育ち好循環が生まれていっている。取り上げられていたのは地域通貨の話や地産地消にまつわる話、親子の読み聞かせを促進するプロジェクトなどなど。自分たち、お客さま、地球環境の三方良しのプロジェクトを顧客である自分たちは選ぶことができ、そういう消費が世の中の動きを加速する。政治よりもそっちの方が結局自分たちにできることとしては大きいのかもしれない、とも思った一冊でした。

2015年6月24日水曜日

本「ネクスト・ソサエティ」

ドラッカーの少し古い2002年くらいの一冊。まだIT革命がのちにどうなるかって状況の中で予言のように書かれた部分もあるので、今読むとその先の未来と照らし合わせながら読むことができておもしろかったです。これだけ世の中を俯瞰して自分は捉えることができているかなと振り返ってみると、やっぱ視野の狭さは否めないな。。森が見えてないなと思わされました。ミクロとマクロ、両方の視点をしっかり読みやすく書いてくれていて、いつもドラッカーがどうやって情報を整理していたのか気になりました。中身はまだ道半ばのことが多いけど、ある程度は予測の範疇かなと。トレンドを認識しながら、自分の進む道も考えていきたいなと思います。

2015年6月23日火曜日

本「四季 冬」

四季シリーズの最終章。こちらもサクッと読みやすかったけど、難しかったです。おもしろかったっていうよりは消化不良な感じでした。。天才が最後少し幼く見えたりするのは、そうかもしれない。天才じゃない一庶民から見て、天才として描かれた人物ってのに距離があることを感じたりしました。その描かれた像がどんな人物であれ、作者の想像の範囲を越えるキャラクターを描くことってできるんだろうかとか、そんな作品を世の中の読者に見せるってどんな気持ちになるんだろうと、そっちの想像をしたりした一冊でした。

2015年6月20日土曜日

本「四季 秋」

四季シリーズ第3弾。謎解き的な要素が増えてきて、楽しく読めました。人物の相関関係も見えてきて、読みながら予想できる部分も増えてくるとおもしろみが増しますね。読んでなるほどと思ったのは、「今生きている人間よりは、もう死んでしまった人間の方がずっとずっと数が多い」というところ。確かにそうなんだろうけど、人口は世界を見れば急激に増えていて、いつか何千年分の「これまでに生きた人」と「今生きている人」の数が同じになることがあったりするんだろうかとか思いました。そう思うと、進歩の結果とはいえ異常に違いないよなぁとか。

2015年6月18日木曜日

本「仕事がデキると言われている人が必ずおさえている新規開拓営業の鉄則」

著者 : 浦上俊司
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日 : 2008-10-15
小笠原さんから借りた一冊。この本も営業の本ですが、なかなか工夫があっておもしろかったです。特にお客さまだからということではなく、職場の仲間とだって友人とだってコミュニケーションは気持ちのいいものでありたいし、それに意味があったなと思えるならそれに越したことはない。そういう意味で、雑談の「裏木戸にたてかけさせし衣食住」とか日常会話に応用できるところもあったと思います。そして、みんなで考えていくことが全員のレベルをあげるのに大切だというところも共感しました。実践していきたいと思います。

2015年6月17日水曜日

本「逆境経営」

日本酒が好きなので、奥トレで交換してもらったこの本も一気に読ませてもらいました。獺祭が生まれるまでにこんな苦労や工夫やあったんだって読みながら、それでも諦めずに結果につなげてきた著者の努力に敬意を覚えました。そして、何度も酒蔵見学している小澤酒造や酒蔵で働く友人の仕事を垣間見ることができて、さらに日本酒に愛着を持った一冊でした。最後の一節、「逆境をはねのけるのは、私たちにとって慣れた戦い」と自分も言えるよう頑張っていきたいと思いました。

2015年6月16日火曜日

本「新・パーソナルブランディング」

何かをはじめる際にそれについてのブランディングっていうか、「他にない何か」が何なのかは伝えやすい形にしておいた方が人に知ってもらいやすいとは思って興味を持って読んでみた一冊。期待通りという意味で、普通な一冊でした。読みやすいし洗練されている印象は受けましたが、これから新しいことを初めて始める人向けで10年何かを続けたことのある人には当然その中で考えたことが多い感じでした。

2015年6月14日日曜日

本「四季 夏」

四季シリーズ2冊目。正直、森博嗣の世界にどっぷりつかれていない自分にはますますよくわからなくなった。。という一冊だったかも。天才ゆえの考えの飛躍ってあるんでしょうね。親だったり保育士さんだったりが、その子を大切に思うがゆえかもしれませんが「転ばぬ先の杖」を見渡す限り置かれてしまうことってよくある話ですね。でも試してみたい子どもの方からするとそれを窮屈に感じてしまうことはあるんだろうなと思いました。好奇心をどこまで許容するか、みたいなところを考えさせられた一冊だったかなと。

本「ハーバード流交渉術」

こちらもbond place小笠原さん本の一冊。「僕はこれで○○できました!」と自信を持って勧めてくれて、確かに読んでみて「なるほど、こういうアプローチもあるなぁ」と思うことが多かったです。交渉って人それぞれにやり方が異なるからお互いのタイプで形を変えるものだけど、自分の得意なパターンはある。少し引き出しを持っておくこと、それと最後の方の「こうきたらこうする」は知らないで本番を迎えるのはもったいないなと思いました。ただ、全体的にアメリカ的なやり方の攻略のようなスタンスなので、日本語の本ではあっても日本版ではない。日本での交渉はもっと別に、考えなきゃいけないポイントがあるよなとも思いました。

本「身体感覚を取り戻す」

餅つきのときに「腰が入っていない」と言われたけれど、実際の感覚知としてわかってないんだな~とこの本を読んで思いました。特に、「腰」はまだしも「ハラ」を使った表現についてはそれがどういうことを意味するのかわからないから言葉としても使えてない。かつて普通に誰もが持っていた感覚を、自分は持てていないんだなと。そして印象的だったのは、相手が警戒していてもかかってしまうほどに磨かれているレベルが得意技、という部分でした。そこに至るまでの努力もそうだし、何かひとつそういうものを持てていると、やっぱり自分の自信になるしまずはそこ目指してもいいかなと思った一冊でした。

2015年6月13日土曜日

本「四季 春」

引っ越す友人がくれた森博嗣の四季シリーズ。まずは1巻目を読み終えました。一言で言えば、世界観の勝利という感じかな。最初、読み進めながら別人だと思っていた人が人格として分かれているだけだということがわかってきたり、森さん独特な世界観がとても出ているなと思いました。もやもやした人物相関図を構築しながらどんどん修正されていく、そういう文章から中身を拾う楽しみと文章自体の言葉の使い方を楽しむのと2つが一緒に楽しめた感じ。2巻目も早速読んでいきたいと思います。

2015年6月12日金曜日

本「ゴール―最速で成果が上がる21ステップ」

こちらも小笠原さんに借りた一冊。最速で成果につなげるためにやるべきことをシンプルに書いていて、モチベーションのあがる一冊でした。印象に残ったのは、結果を出す人たちの共通点が「行動派」であるということ。勇気を出してまず一歩を踏み出せるかどうか。その一歩を続けられるかどうか。動き方の問題の前に、その資質が大切だということは自分も心がけているけれど、実際のところまだ足りないんじゃないかと思ったりしました。それと、動けば動くほどエネルギーは湧き出てくるというところも共感しました。まずは、最初の一歩をもっと心がけてみようと思いました。

本「彼らの流儀」

とても読みやすい一冊。短篇集というか、コラムのような短い作品で人生のいろんな場面を切り取っていて、登場人物に似通った部分が少ないことがその読みやすさの理由かもしれない。僕は僕の人生から見える景色で楽しんでいて、それは他の人もそうなんだろう。お互いにその中で見えていない部分があること、そこに、例えば旅行中に交流する人たちとのおもしろさってあるんだろうなと、読みながらそんなことを思いました。機会があれば他の作品も読んでみたいと思わせてくれた一冊でした。

2015年6月11日木曜日

本「営業で1番になる人のたった1つの習慣」

こちらも小笠原さんの一冊。同じ営業について書かれた本でも、先日の「トップ営業マンのルール」よりこちらの方がポイント絞って具体的な心配りやケアをしていることが書かれていて、参考になることが多かったです。伝えたいことっていろいろとあっても、全部書こうとすると伝わらず絞るとわかりやすくなる、その比較ができた2冊だったかもしれません。印象に残ったのは「出会いに感謝」とかのハンコの部分。確かにそういう一言が書かれているだけで印象違うなと、早速僕も手に入れたのは内緒です。笑

2015年6月10日水曜日

本「世界遺産の凄さがわかる本」

いろんな世界遺産を見てまわってみたいと思っていて、読んでみましたが、正直凄さは全然わかりませんでした。。。まぁ世界中の世界遺産の簡単なエピソードを知ることができたのでその点では良かったかなと。

本「窓ぎわのトットちゃん」

先日のたちかわ創造舎でのトークイベントで北条晶さんが選んでいた一冊。読んだことがなかったので興味を持って読んでみました。黒柳さん、テレビをあまり見ない自分にはどんな人かイメージなかったですが、この本に出てくるトモエ学園は読みながら一度見てみたかったなと思いました。小学1年生って記憶に残りますよね、自分もとある新設小学校の初めての一年生だったのでとても記憶に残っていた…はずなのに、それをすっかり忘れていたことを思い出させてくれた一冊でした。中村先生元気かな。

2015年6月9日火曜日

本「ザ・コーチ」

小笠原さんに借りた一冊。こちらは、若手の社員と隠居していた老紳士との会話を通して目標設定やその効果、気をつけるべき注意点をトレースできる一冊で、この分野の本ではかなりいい本でした。印象に残ったのは、普段使っている言葉の中に自分との相性が存在するということ。自分にしっくり入ってくる言葉を使って目標ややってみたいことを設定していかないとギヤが入りにくいと、ここまでケアしている本は初めてだったなぁと感じました。コーチングに興味のある人はもちろん、なんかいい本探してるだけの人でも楽しめる一冊かなと思いました。

本「川はどうしてできるのか」

奥トレで交換してもらった一冊。奥多摩から青梅まで多摩川沿いを下ってくる奥トレにはとても相性のいい本でした。川の不思議、超大陸から受け継がれた超大河、そして国内に無数にある川の中から多摩川が取り上げられて多摩川の赤ちゃんから海に下るまでが書かれていたり、とても楽しく読めた一冊でした。特に、超大河の話は夢があってワクワクしました。まさかそんなところに、大陸をつなげるヒントがあったなんて。旅が好きな人にぜひ読んでみてほしい一冊です。

2015年6月8日月曜日

本「トップ営業マンのルール」

ようやくここまで来た。bond place小笠原さんに「引っ越しするなら本ください」と言って貸してもらった本の一冊。営業が本職ではない自分でも、ピンポイントで学びになることがいくつかありました。やっぱり味方に好かれている人は動きやすいし結果もついてくる。それは小笠原さん自身もそうだし、自分も心がけたいところだよなぁと。フィードバック、アフターフォローの大切さを改めて感じた一冊でした。

本「猫返し神社」

著者 : 山下洋輔
飛鳥新社
発売日 : 2013-12-21
立川在住のジャズの巨匠、山下洋輔さんが自宅の猫や知人の猫たちとの日々をつづった一冊。阿豆佐味天神社が猫返し神社となるまでについても仕掛け人・山下さんの目線で書かれていて、とてもおもしろく読めました。すごい人なんだけど、こういうの読むと親近感がわいてきますね。個人的には、これまで一緒に仕事をさせてもらった人の中でもとびきりデキる大先輩がやっぱり猫好きで、いつも猫の話をしていたことを思い出しながら読んでいました。一人暮らしで飼うのはなかなか難しいけど、いつか猫と暮らしてみたいと思わされた一冊でした。

2015年6月7日日曜日

本「社会インフラ 次なる転換」

日本の社会インフラ整備状況は世界的にも先進的で、それをどう管理・再設計していくのかが今後の大きな課題になる。よく「0を1」と「1を10」に人の適正タイプを分けることがありますが、それと似て「つくること」と「維持・再設計」していくことは分けて考える必要があるのかなと思いました。土地を掘り返したりする工事については個別に対応するのではなく、社会インフラ全体としての管理をするべきだなと感じましたね。道路工事だけ、水道管工事だけということでなくて。ヒントの多い、いい一冊だなと思いました。

本「青春とは、心の若さである。」

久しぶりの詩集は、今の職場に来たときに紹介してもらった一冊でした。人生を前向きに生きたであろう著者が、家族に送ったような優しい詩がたくさんありました。サクッと読めて、リラックスできる感じ。いいですね。新しいものに触れて心を躍らせ続けるような日々を積み重ねていけるといいと思いました。

本「聞く力」

去年のアクティベーター養成講座でインタビューの参考図書として紹介されていた一冊。多くのインタビューを経験してきた著者の経験談が書かれていて、読み物としておもしろく読めました。ただ、もっとインタビューのノウハウが詰まっている本かと思ったので少し物足りない印象もありました。まぁ、こういう本が書けるくらいにインタビューの経験を積み重ねて、スキルはやっぱり自分でものにすることが必要なのかなと思います。ただ、一緒に飲んだりするだけでも一緒にいてなんだか楽しい、いい気分で話せる人っているので、自分もそういう人になっていけるといいと思いました。

2015年6月6日土曜日

本「わが身に危険が迫ってもこれだけは伝えたい日本の真相!」

食べ物や生活の中での世間の常識をひとつひとつ取り上げ、真実を明らかにしていくという一冊。好奇心を刺激してくれるという意味ではおもしろかったし、様々な実験結果からこの常識はおかしいんじゃないか、本当はこうなんじゃないかというところを見せていくのは勉強にはなりました。ただ、「あれはダメ」「これはホントはこうだ」という論調はマスコミ批判をマスコミのようにしている感じを受けて、「じゃどうするの?」の部分が少なかったようにも思えたかなと。改善できる部分があるのはある意味当然で、できていないことは認める必要はあると思います。だからこそ、自分たちの日々の中で気づいたことは「こうしてみよう」というスタンスが必要なんだろうなと思った一冊でした。

本「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」

「幸福学」の前野先生の一冊。少しやりとりしたことがあったので、興味をもって読んでみました。幸せは人それぞれとは言いつつ、共通して幸せに思えることってあったりする。それを大切にすることで目の前にいる誰かの幸せをある程度尊重できるのかなとか思えて、いい一冊でした。そして、自分も周りにいる人たちとより笑って生きていくために、個人的にやってみようと思ったこともカレンダー○×法とかいくつかありました。個人としても、チームとしてもやればやるほど、動けば動くほど楽しんでいけるような動き方ができるといいなと思います。^^

本「日本復活5カ年計画 列島強靭化論」

この国の抱えている課題と、それをどうやって克服していくかについて書かれた一冊。読んだ順番が悪かったかもしれませんが、この手の本は何冊か読んでいたこともあって真新しさもなくサクッと読めました。共感したところは「住民と行政どちらもの歩み寄りがまちづくりには必要で、それは時間を経て境界線をあいまいなものにしていく。だからまちづくりがうまくいっているところは境界がよくわからない状態になっている」という点。まちづくりに限らず、仕事もそうだし、仲間同士の付き合いにだって同じことが言えて相手の職域にも必要と感じればアドバイスとかフィードバックはした方がいいと思うし、一緒にやっている雰囲気をつくることも必要かなと思いました。

本「キッチン」

奥トレで交換してもらった一冊。吉本ばななさんの文章って独特ですね。個人的には、もっと平易な言葉で良いのではというところも言い回しが少し違っていたり、仕掛けがある文章を読み進めていくようなイメージがありました。そんな中、心に残ったのは「人の心には宝石があると思わせる」という一節。心に宝石、確かにそんな瞬間自分も感じたことはあったと思うけれど、僕からはどうやってもそんな表現は出てこない。一冊一冊、そういった自分にはないものを発見する楽しみを得られるのも読書のいいところかもしれませんね。

2015年6月5日金曜日

本「サステイナブル・コミュニティ」

個人それぞれまちに対して好き嫌いのある中でも「誰もが気持ちよく過ごせるまち」をテーマに、景観や建物の配置、道路設計、公園や広場の意味と役割づけなんかを事例紹介した一冊。とっても勉強になりました。人のつながりは、まちがどう設計されているかにも結構寄ってくるんだなと。暮らしのインフラとしてまちがハード・ソフト含めてどうなっているとより人が楽しく暮らせるかについて考えさせられました。個人的には、やっぱり自転車に乗るのが好きなので歩車分離や都市の中での大通りと小道の配置とか、「人の移動」に関わる部分での考察や設計時の配慮は参考になりましたね。アメリカの事例ばかりなので、日本だとどんなところがあるかとか探してみたいと思いました。

本「眼力」

著者 : 斎藤一人
サンマーク出版
発売日 : 2010-06-30
測れるものではないし、人と比べるものでもない。でもインテリジェンスと同じ意味でこの眼力って必要だなと思った一冊でした。先を見通す力、一見価値のないように思えることに意味を見出して積極的に取り組めるかどうかも、この力があるかどうかによっている気もしました。誰かに声をかけることの意味、イベントごとの価値、そしてずるい手口にだまされないための防御力、そんなところで、この本を読むことで得られた知見ってあったなと思いました。特に、奥トレにつながった前段の10年続いた100人交流会・PartyTimeに、いまさら新たに「そういう恩恵もあったか」って意味付け出来たりしたことは、個人的には嬉しかったポイントでしたね。

2015年6月4日木曜日

本「自転車はここを走る!」

改正道路交通法でタイムリーな一冊。自転車が道路のどこをどうやって走るべきか、つくりの悪い交差点を引き合いにだして解説していて、自分も「どうしろっていうんだ」って思ったことのある交差点に「そうそう」と思いながら読んでいました。個人的に新たな発見だったのは、ブレーキの説明について。「右ブレーキ(前輪)はつんのめって危ないという人がいるが、自転車のブレーキの主役は右ブレーキである」という点。確かに、左ブレーキをいくら強めに握ったところで、急停止はしにくいし、むしろ滑る。この辺は、奥トレでも説明に補足が必要だなと思いました。

2015年6月3日水曜日

本「営業は「洗脳」」

何をするにしても営業という側面はあるわけで、エンジニアだからとか、ガイドだからとか関係なく一般的な知識は必要かなと、そんなわけで読んでみた一冊。営業としての仕事のノウハウはもちろん、そこから派生した目標設定やマインドセットについてもなるほどと思うポイントはありました。苫米地さんらしく、脳の仕組みから掘り下げている点で納得しやすい話の流れだなと思いました。洗脳というと聞こえは悪いかもしれないですが、一番改めていくべきは自分の考え方でしょうね。いつものやり方に固執せず、楽しく成果を出していけるようになっていけるといいのかなと。

2015年6月2日火曜日

本「たまの力」

多摩ブルー・グリーン賞を受賞した企業をまとめた一冊。多摩地域で頑張っている企業がたくさん出ていて、地域について俯瞰するという意味ではとても参考になる一冊でした。ただ、数人で書かれた文章のレベルに差がありすぎ、、、この人の文章読みにくいなと思った人の企業紹介は頭に入ってこないし、関係ない話で狭いページの無駄遣いをしている印章が強かったです。もっと知りたかった自分としては、文章書ける人に書いて欲しかったなと。いいコンセプトの本なのにもったいない一冊だと思いました。

本「日本のグランドデザイン」

少子高齢化、インフラ老朽化、人口減少、、といった問題をこれからどう乗り切るか、著者の私案ではあるけれどおもしろいしこういう形で実現していくと確かにそれぞれの問題を並べて解消していけるのではと思えた一冊でした。全部の地域が足並みを揃えていこうとすると、きっと難しいと思うのでまずはできるところから、いや本気で取り組む意思のあるところからうまくいく事例が始まるんじゃないかなと思います。トップランナー方式でそれぞれの自治体がうまくいくのか、トップ総取りでどんどん差が開いていくのかはプレイヤー次第ですかね。できることはまだまだあるなぁと思いました。

本「知の武装: 救国のインテリジェンス」

知性の使い方という意味では、結構参考になる一冊かもしれません。こういう会話についていけるかどうかは、日頃から表面的に見えていることの水面下まで見ようとしているかどうかにかかってくるのかなと。予想だし外れてもいいのだから、こういうことが起こればその影響はここまで及ぶ、もしくはこういうトレンドならこういうことは起こらない、そんな次の動きを想定しながら自分の動きを決めたり調整していくことは必要だなと感じています。それができるようになってくると、一つ一つの自分の言葉にも気を使うだろうし意識も所作も変わってくるんだろうなと。

2015年6月1日月曜日

本「経済大国なのになぜ貧しいのか?」

経済大国であるという国の財布と個人の財布にお金があるかは全然別の問題だと思いつつ、共通点も多いですよね。どっちも、何かやりたいことや必要に迫られたことができたときに対応できるだけの余裕は必要だと思う。そのために、国の一般会計と特別会計の特性を明らかにしながら、どんな策があればもっと豊かさを感じられるようになるかを検討してみたのがこの一冊。個人的におもしろいと思ったのは、国家がはじめるクリエイティブなファイナンス。これができるようになったら、税金だけでなくいろんなお金の作り方が考えられそうだし効果もありそう。だからこそ逆に、財務省ってできることまだまだやってないんじゃないの?増税だけが手段じゃないでしょと思いもしました。まぁ、自分についてもそうですね。今見えている手段だけでなく、もっと個人の財布についてもできることを探してみたいと思います。

本「世界を変える人たち」

社会起業家を紹介する本は世の中にたくさん出ているけれど、そうした本の中では読みやすく、読んでる側のモチベーションの上がりやすい一冊だと思います。「まわりの環境は以前とは違うけれど、僕の仕事の重要性は少しも変わっていない。僕は起業家なのだから、目的を達するまでは前進あるのみだ」こういうことを言える人と話せたら、それだけでその日いい気分で頑張れそう。大いに刺激を受け、そして自分も与えられる、そんな関係で一緒にやれる人とガンガン動いていけるといいなと思った一冊でした。