2022年7月17日日曜日

20年前の夏

 最近ふと、20年前の夏にMITに短期留学していた頃のことを思い出したりして。



あの夏の経験を今、写真を見返しながら思い返して、2つ思い出したことがあったので忘れないうちに書いておこうと思う。


1. 「きじはグッドコミュニケーターだから、どこに行っても大丈夫だね!」

この留学中、英語をロクに話せない自分はどんどん間違った英語やカタカナ発音の日本語と身振り手振りと表情を駆使してコミュニケーションを取っていた。なんとかコミュニケーションを取らなきゃ楽しめなかったし、知りたいことはそこら中にあったし。

そんな風に過ごしてるうちに、誰にだったかはもう忘れてしまったけど現地でこういう風に言ってもらえて、日本語同士でなくてもやりとり楽しんでいけるかもと大いに自信を持って帰ってきたんだ、と思ったのでした。


2.知らないことだらけだったから面白かった

そして、まったく知らない土地に行き、そこで交わされている言葉や習慣になっていることを知り、覚え、自分でも使ってみる。やってみる。最初はできないものも、やろうとしているうちに教えてくれる人が見つかったりして買い物もコミュニケーションもできることが増えていく。手に入れたときはまったく知らない場所ばかりだった付近の地図も、毎日「あそこに行ってみよう」「歩いてみよう」としているうちにどういう人たちが住んでいて、どんな建物が建っていて、どんなお店があるこんなまちなんだとわかってきて、毎日の進歩が見える。

それが楽しかったし面白かったんだなと。


今思うとこの2つはその後も何度も求めるように進路を取り、ワクワクしながらその中に飛び込んでみて一番弱い立場からスタートして乗り越えて、そのたびにできることを増やしながら自信にしてきたのが自分がこれまで来た道だよなと。


そして、これを書きながら、そうやって自分の安全地帯を増やすことを年齢を重ねるうちに少しトーンダウンさせている自分がいることに気づいたり。何も知らない場所に飛び込むことも、コミュニティに飛び込むことも減ってきているかもしれない。まだまだこんなに世界は広いのに。


ちょっとここらで気合入れて楽しんでいきたいと思った振り返りでした。

2022年7月3日日曜日

梅雨明け早すぎ対応

梅雨明けからあっという間に1週間。

システム運用をしている中でも、この夏場の照度と気温が上がる時期はIT機器にとってもしんどい時期で、室温や直射日光が当たらないように工夫をする必要がある。ここは何年も対応してきたけれど、今年はそこに節電というか、使える電力を抑える必要が出てきている。

建物の中で、エアコンでどこまでコントロールできるか、同じ設定温度で効率よく部屋を冷やし、機器の温度を上げない工夫が求められる。そのため、こちらのリンクにあるような対応を行ってみている。


▼室外機に濡れタオル、効果ある? エアコンメーカーに聞く

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1807/26/news115.html


実際はこれよりもっと効率的に、この数年の農業のために使ってきた点滴灌水のチューブと散水タイマーを使って1時間に1分だけ、水を室外機に滴り落とすということをしている。

これ、結構需要あるんじゃない?と思っていたり。


畑の方も、梅雨明けで一気に土が乾きだすので土壌水分センサーでその様子がわかるようになっている。どのくらい土が乾いていて、それをどういう状態に持っていけばいいのか数値とエビデンスがある中で取り組めているのは、これから夏がどんどん暑くなるならニーズは高まる一方だろう。

とはいえ、農業に少し関わるようになって、この梅雨明けのタイミングがすごく忙しくなった。ITで効率化できるところは効率化をしながら、自然の移り変わりに対応していきたい。