2018年9月30日日曜日

本「シャイロックの子供たち」

元銀行員の知人に「銀行のことがよくわかるよ」とオススメされた1冊。小さい頃に住んでた長原が舞台ということもあり、景色を思い出しながら読んでました。どこ見て仕事してんだよ、と思うような社内政治や力関係ばっかり気にして仕事してる人や、客先のメリットを考えずに自社の業績ばかりを優先した評価。こんな人たちと組むことになったら仕事はおもしろくないし、今の好きに働ける環境はありがたいものだなと思えてきました。著者がそこを狙ったのだとしたら、まんまとハマった1冊と言っていいかもしれません。

本「知識ゼロからの恐竜入門」

先日一緒に御飯を食べてた恐竜くんの恐竜入門。まだ読めてなかった、と思って読んでみました。直接いろいろ話しながら聞ける話も楽しいエピソード満載だけど、本の中だとイラストやマップや系統図と一緒に読めるのでこれはこれで理解が深まりますな。やっぱりそれが好きでずっと取り組んでる人が教えてくれる話は魅力がよく伝わってくるなと思いました。ジュラシック・パークはもちろん衝撃的だけど、そこで取り上げられなかった他の恐竜の魅力やキャラクター、特徴についてまで視野を広げることができて楽しく読めた1冊でした。

2018年9月18日火曜日

本「凹凸を楽しむ 東京「スリバチ」地形散歩 多摩武蔵野編」

普通のガイドブックに出ているようなところは割と行きつくしてきた中、さらなる探検を求めて手にとった1冊。やっぱり地図とにらめっこしながら歴史の積み重なった土地を訪ねるのはおもしろいすね。多摩地域の中で、国分寺をつくる段丘はあそこしかなかった理由とか、あんなにガイドもしてた青梅にもまだ訪れてなかったマイナースポットがあったり、次の行き先を決めるにはとっても楽しげな1冊でした。そしてこういう著者の人たちとめぐるのも話が盛り上がりそうでいつかご一緒したい、とも思った1冊でもありましたとさ。

2018年9月4日火曜日

本「ミライの授業」

著者 : 瀧本哲史
講談社
発売日 : 2016-07-01
誰かが読んでいた好評だったのを目にして、興味を持って読んでみた1冊。「君たちはどう生きるか」もそうだったけど、14歳くらいの年代向けに書かれた文章は大人になった自分にもその頃のことを思い起こさせながら読むことができて、いいアプローチなんだろうなと思いました。印象に残ったのは2点あって、1つは柔道のルールをつくった嘉納さんのアプローチ。技の習得を目に見える形で楽しめるように整備できれば広がっていくという部分は、応用が効くと思いました。あと、世代交代がキーになるという話も。ここを推進するのは逆風もあるけど確かに効果的だなと。いい1冊でした。

本「ぶらぶらミュージアム」

行ったことのない場所に行ってみるのが好きなもんで、知らないけど実はおもしろい場所を見つけたいと思って手にとった1冊。半分以上は行ったことのある場所の紹介だったけどもちろん見落としていたところもあったし、未踏の地は話を読めばやっぱり行ってみたい欲が出てくる。こんな感じで一生、行ったことのないところをワクワクしながら訪ねる瞬間を楽しんでいられたらいいなと思った1冊でした。今年の夏は暑すぎて出かけられなかったので、秋からまたスパートかけていければなと。