2019年9月30日月曜日

映画「アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ」

著者 :
角川エンタテインメント
発売日 : 2012-03-12
先日のパルクール作品のシリーズ2。ありがちだけど、1作目の方が観たいシーンが多かったかなと。1の続きの入りから始まる期待感は、ストーリーが進むと割とただの格闘シーンになってしまって、まちを縦横無尽にって感じが減っていたのは残念。高価な絵を小道具にするのも、「それより大事なことあるでしょ」と思ってしまって逆に違和感がありました。もっとじっくり、ドラマ的に何巻かの中でストーリーが進んでく話にした方がしっくり来るという意味で、映画を選んだことで魅力が減った作品の1つだと思いました。

映画「トゥルー・グリット」

著者 :
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日 : 2011-10-17
こちらも誰かがオススメしててメモしていた1本。本物の勇者、という意味のタイトルだそうですが、こういう個性があってワガママというか地を通す勇気のあるメンバーが組んだチームっていうのは簡単には成立しないだろうけど、成立したらホントに頼りになるチームになりそうだなと思いました。あまり突出したスキルもないし実現したいこともなく、周りに合わせるメンバーばかりで組まれたチームがこんなチームにかなうわけない。そういう意味で、「自然体で全員が我を通しても組めるチーム」というのはひとつ目指してもいいチーム像かなと思わされました。

映画「スカーフェイス」

著者 :
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 : 2006-04-01
誰かがオススメしてたので観てみた1本。現代の成り上がりの典型例に表と裏があるとしたら、その裏の1本なのかなと。世界には、こうやって成り立っている国と社会があり、そこで生きている人もいる。それを改めて認識させられた。同じ人生を生きるなら、何の光もない道よりもこういうチャンスが転がっている道を選ぶという人もいるだろうし、それを選ばせてしまう社会的な構造があると思うと、全てにプラスをもたらす打ち手なんてないように思えました。それと、表にしろ裏にしろ、成功して得たものが大きくなっていくと、周りへの疑心暗鬼も比例して大きくなっていくならそれは幸せといえるのか、とかも考えさせられました。

2019年9月29日日曜日

ドラマ「駐在刑事」

著者 :
発売日 : 2018-12-26
舞台が奥多摩ということで観てみた作品。ねねんぼうとかむかしみちの橋とか知っている場所がたくさん舞台として出てきて、「こんなとこで撮ってたんだな~」と楽しみながら観れました。次の奥トレやるときには、サイクリングしながら「ロケ地はここでしたぁ」とかいろいろ紹介もできそうかも。こういうドラマや映画、ミステリーでは奥多摩って、訳ありというか都内で動いていていろいろあった「都内と距離をおきたい弱った人たち」が距離をおける場所という位置づけもあるんだよなと改めて思ったりもしますた。

2019年9月28日土曜日

映画「ザ・サークル」

著者 :
ギャガ
発売日 : 2018-04-03
SNSもいろいろと使いながら生活をしているので、観てみた1本。お互いの生活は守りながら、より便利な社会を実現するために、個々のプライバシーをどう考えるか。どこまでの開示なら許されると思うのかを観ている人に問う1本だったように感じました。はじめた当初は、確かに便利だと思っていた。でも反応はポジティブなものばかりじゃなかったりするから、続けていればときには嫌な思いもする。SNS疲れのような状況になる人も出てくる。では、離れられるかというとそこから入ってくる情報の価値は認識していたりする。そんな中で、自分もそれをどう使っていくか考えていかないといけないなと思いました。

2019年9月27日金曜日

映画「日本と再生 光と風のギガワット作戦」

脱原発を考えるなら、観ておくべき1本だと感じました。世界各国のエネルギーの考え方、自然エネルギーへのシフトの取り組みとその成果、国内の小さな事例も自治体から民間企業までていねいに拾っていて、全体としての大きな流れがよくわかる。日本のフクシマの事例から各国がどんなに原発リスクを真摯に学び、この国が反省を活かせていないかよくわかる。これだけの事例と実績があるのだから、あと足りないのはリーダーシップだけかな、と思わされました。個人的にはどんどん応援したいので、個人でも関われる方法考えたいと思います。

2019年9月25日水曜日

映画「美少女仮面ポワトリン VOL.1」

同年代で話していて、「男子が戦隊ヒーローものを見ていたときに、女子は何を見ていたのさ?」「ポワトリンでしょ~」とかいう会話から全然知らなかったので観てみた1本。まぁ予想はしていたけど、こんな感じか、という印象ですね。でも小さい子にもわかりやすいように、「ストーリーは単純化」「主人公に花を持たせる」「家庭にある題材で」「同世代の子どもも登場」とかいう方向性でつくられているのは見て取れました。まぁでも、全作品見ようかと思ったけど1本でいいかな。。^^;

2019年9月23日月曜日

本「多摩学のすすめ〈3〉新しい地域科学の展開」

東経大の「多摩学のすすめ」3巻シリーズのラスト。概論から数字的だったり歴史的にだったり近い世界の都市と比べてみたり、「23区と多摩」というある種の依存関係にある位置づけを持つ都市間で比較をしてみるなど、多摩地域の中だけで見ていると狭くなる視野を広げる方向性の1冊で、今も使える見方も多くて参考になりました。大きい方向性としてわかったのは、現状の多摩は数十年前からある程度予想のついた推移をしていること。ただこの先まで見通せてはいないこと。だからこそ、ここからの多摩を10年、20年のスパンで考えた動き方が必要なんだろうとも思えた1冊でした。

2019年9月21日土曜日

映画「沖縄を変えた男」

沖縄をどう変えたのか興味を持って観てみた1本。正しくは、「沖縄の野球を変えた男」というタイトルになりそうな感じですかね。野球のなかったところに勝てる野球を、そして地域の希望をもたらしたという意味では「KANO」や「バンクーバーの朝日」と感じは似ていたけど、印象に残ったのは世代の差。ここがよく描かれていたと思う。戦時の記憶を残す監督の世代と、それとは関係なくただ勝ちたい選手たち。それも体罰とか関係なく、ガムシャラに部活に取り組んだ時代。これを今見せるというところに、これまでの歴史の記憶として残したい、という意図があるように感じました。ただ、自分がこの部活に入ったら1週間持たないですね。。

2019年9月20日金曜日

映画「万引き家族」

先日の立川映画祭で「万置き姉弟」を見て、「万引き家族」のオマージュとわかるシーンが見てなくてわからなかったので、こちらも見てみました。社会的な弱者にあたる人たちが、いろいろな事情があってもお互いへのやさしさを持って暮らしていく姿は考えさせられるものがありましたね。社会的には悪とされる万引きも、表面的なものでその背後に解決しなければいけない社会課題があるのでは、という部分を垣間見せるとてもいい映画だと思いました。「万置き姉弟」とのつながりもやっとわかりました。笑

2019年9月16日月曜日

映画「旅猫リポート」

著者 :
松竹
発売日 : 2019-04-24
かつて一緒に映画を撮った宇高くんがプロデューサーをつとめた作品ということで、観てみた1作。猫が大好きな主人公の好青年具合が松竹っぽい映画だなと思いました。前に飲んでたときに「今はこれを撮ってて…」って話してたのはこういう形になったのかと。自分で猫を飼っていたことはないけれど、優しくなれる感じは伝わってきましたね(これからもとても飼えないだろうけど)。傍から見て不幸に思える人生も、関わってくれる人たちとの中で自分や周りの人たちが幸せであればそれはいい人生だよねと思った1本でした。

2019年9月15日日曜日

映画「ニキータ」

著者 :
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
発売日 : 2015-12-16
先日話していた中で「ニキータみたいな気の強いひとだよ」と例えに出てきて、イメージはできたけど観ておこうかと観てみた1本。こういう感じの人か~、とよくイメージできました。^^;名前の感じが似てた1本を昔観たことあったよなと思ったけど全然違ってそっちは「マレーナ」でしたね。ストーリー的に途中までは「マイ・フェア・レディ」に近いかなと思ったけど、途中からの描き方は考えさせられた。自分のできることを他者からは否応なく求められ、自分の求めているものは求めるほど難しい部分も増えていく、、。そんなに先々まで予想はできないにしても、自分の生き方を決めるタイミングが来る覚悟はしておくべきだなと。

2019年9月7日土曜日

映画「博士と彼女のセオリー」

著者 :
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
発売日 : 2016-02-03
宇宙兄弟のシャロン博士の病気と同じ、ホーキング博士のALS。ホーキング博士の映画があることを知って観てみた1作だったけど、ALSの症状についてもよくわかった1本でした。そして、ずっと忘れてたけど「ホーキング、宇宙を語る」に関してのNewtonやらの記事は自分が理系に進む前に興味を持って読んでいたことを思い出した。ALSについても、自分より前にこういった症状になる人がいて初めて、そういう人でも生活しやすい補助器具ができていく、そしてそれをつくるのは健康な人なんだよなと。そういう意味で、自分も健康なうちに周りの人たちのためにできることはたくさんあると改めて考えさせられた1本でした。

2019年9月5日木曜日

映画「アルティメット」

著者 :
角川映画
発売日 : 2009-06-19
先日観たパルクールのYAMAKASIと一緒に出てきた作品だったので、こちらも合わせて観てみました。こっちの方がスピード感もシーン的なパルクールっぽさも上ですな。こんな風に身体を使えたら、世界も違って見えてきそう。ちょっとこういうの見ると、下半身だけじゃなく上半身の筋肉も必要だなとか感じますね。その前にこのお腹をどうにかしなきゃいけないんですが。^^;楽しい1本でした。

2019年9月1日日曜日

本「多摩学のすすめ2 -新しい地域科学の構築-」

3部作構成の東経大「多摩学のすすめ」の第2巻。1巻でつづられた多摩の外観をより立体的に見せるための数字の背景となった国策や法律の紹介、多摩特有の人口急増から発生したねじれについて、そして市民活動のミクロな取組にも焦点を当てていてより読み応えのある1冊になっていたと思います。それでも、やはり情報は当時の最新だったとしても今読むと古く、解消しているものや次のフェーズに移っている課題も多い印象でした。地域の、より年長者の人たちと一緒に活動をしていくなら、頭に入れておくという意味では意味のある1冊だと思います。

映画「ミステリー・トレイン」

著者 :
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日 : 2012-03-10
先日SUKITAを見ていた中で何度かこの作品に触れられていたので、見てみた1本。クラッシュに似た、いくつかの同じ夜を共有した人たちがそれぞれの目線で物語を展開する中で、その夜が立体的に見えてくるような作品で、その中に国籍の違いも出てくるのは洋画っぽい印象を持ちました。改めて、日本のこの地域の常識って世界で見れば1つの常識でしかないんだよなと。あと、エルビスやカール・パーキンスが世界の共通語になっていること、そこへのリスペクトも感じる1本でしたね。エンドロールにばっちりSUKITAさんも入ってました。