3部作構成の東経大「多摩学のすすめ」の第2巻。1巻でつづられた多摩の外観をより立体的に見せるための数字の背景となった国策や法律の紹介、多摩特有の人口急増から発生したねじれについて、そして市民活動のミクロな取組にも焦点を当てていてより読み応えのある1冊になっていたと思います。それでも、やはり情報は当時の最新だったとしても今読むと古く、解消しているものや次のフェーズに移っている課題も多い印象でした。地域の、より年長者の人たちと一緒に活動をしていくなら、頭に入れておくという意味では意味のある1冊だと思います。
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