2019年11月20日水曜日

映画「ロブスター」

重版出来!で出てきて「へぇ」と思って観てみた1本。不思議な世界観だけど、これで成立するなら自分も誰かに合わせてなくてもいいのかも、とか思えたりもする1本に感じました。でもあんなに傷つける言い方とかはしないかな。。ただ、誰かと共に生きることは、1人で生きていたらできなかったことを双方に可能にしてくれる、という見せ方は納得できた。そうだよなと、好き嫌いの恋愛や家族像への憧れみたいな部分だけでなく、リアルに一緒に生きる人が隣にいる価値というか張りというか、そういうものも少し考えさせられた1本でした。

2019年11月19日火曜日

映画「ショコラ」

著者 :
角川映画
発売日 : 2012-03-10
どこかで取り上げられていて、観てみた1本。いい映画ですね、楽しい感じが伝わってくる。世界の違う人たちと話してみること、食べたことのないおいしいものを食べてみること、知らなかった世界を知ること、どれも生きている限り続けたい。"食"という視点に絞れば、小さい子どもからおばあちゃんまでみんなで楽しめる、だからこそ人をつなげる力のあるものなんだよなと改めて感じました。食べたことのないおいしいチョコ、まだまだ世界中にあるんだろうな。そして魅力的な人たちも。後味のいい映画だと思いました。^^

2019年11月18日月曜日

映画「アイ,ロボット」

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2005-02-04
AIロボット、というジャンルではエクスマキナよりも全然おもしろい1本でした。そして、最初に観たときはまだ社会人になったタイミングくらいですごく未来の映画だと思った記憶があったけど、今になって見ると印象が随分と違ったなと、はっきり言えば予想できる未来の1例くらいで捉えられる1本に感じました。世界の中で、人の集落だけをとっても国や地域によってこれだけ原則やルールが異なる中で、全世界を統一できるようなルールをロボットに組み込むのは難しいというか、解決できない火種をずっと抱えることになる気がしました。あと最後のVIKIのエネルギー源、どうなってるんだろう。あんなにエネルギーが必要になる代物が今後できていくのか、できたとしたら何が実現するのか、ちょっと興味を持ったシーンではありました。

2019年11月17日日曜日

映画「デスペラード」

著者 :
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
発売日 : 2009-06-03
ガン・アクション映画としてはこれまでに見た映画の中でもトップクラスにかっこいい1本。そしてアントニオ・バンデラス、男から見てもかっこいい。登場人物の登場の仕方も「あぁそこがそうつながるか」と思わせる印象づくりがとてもうまくて、見ていて次はどうなるか楽しみな映画でした。酒場のシーンでの打ち合いもそうだけど、店の常連たちの一見さんお断りな感じも、自分たちのまちにあったらその店があるだけで周辺に寄りつきたくなくなる感じがなるほどな~と思いました。アクションシーンだけでなく、全編にわたって完成度をあげようとしていることが伝わってくる1本でした。

2019年11月16日土曜日

映画「ミッドナイト・エクスプレス」

著者 :
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日 : 2011-01-26
どこかで脱獄モノとして紹介されていて、観てみた1本。これは「アルカトラズからの脱出」に軍配が上がるけど、政治的な背景とかお国柄を認識するにはいい1本だったと思いました。身の安全の保証がされない状態で、自分が外国人として暮らしていくことはこれまでやってみようとも思わないできたし、今もそんなに興味はないけどそういう立場のチャレンジをしてる人はこういった危険もある。そして、そんな世界の特殊性に自分の精神も侵されていく感じ。これは特殊なものだと思いつつ、立ち直れなそうだな。。と感じた1本でした。

映画「ボビー・フィッシャーを探して」

著者 :
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日 : 2012-03-10
観てみるリストに入っていた1本。"神童"の苦悩というか、ある種の才能に恵まれた子どもの、子どもとしての幸せと、本人の同意なしに能力の最大化を強いる周囲、という幅広い年齢層で楽しめる競技だからこそ生まれる構図について考えさせられた1本でした。「好きでやっている」そのレベルで自由にやらせた結果、大人になってから伸び悩むことになるにせよ本人のテンション、モチベーションが高いことをやるのが個人的にはいいと思うけど、子どもはときとして親の望む姿になろうとする、その中で親側はどういう折り合いをつけるのか、いろいろ考えさせられますね。

2019年11月11日月曜日

映画「ピアニストを撃て」

観てみるリストに入っていた1本。タイトルから、戦場のピアニストのような話なのかなと思っていたら、全然違いました。1人のピアニストのいくつかのシーンを日常として映すようなシーンが続いて、最後はサスペンス&打ち合い。これは、監督はこういうシーンを入れたかったのかなと思いました。あと映画が白黒だった時代、音響ってすごく大事だったろうなと感じた1本でした。ピアニストの奏でる音楽で楽しいシーンか、そうでないのかはわかるし、最後は緊張感のあるシーンに音楽を聞いてるだけで目が離せなくなっていく。こういう狙った効果を出すためにどんな音楽を選ぶのか、生活の中で「今のシーンならどれが流れるだろう?」とか考えるのは楽しそうかもと思った1本。

2019年11月4日月曜日

映画「裏窓」

著者 :
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
発売日 :
こちらも観てみるリストに入っていた1本。設定がおもしろいすね。それぞれの人たちの表向きの顔じゃない、裏の窓から見える生活を垣間見ながら、結局自分も見られていてお互いに干渉されない安全地帯と思っている部分に干渉しようとしたときってこんな感じかな~と思って観てました。監督や脚本を書いた人が、どんな話をしながらこのシナリオをつくっていったのか興味を持ちました。印象に残ったのは、驚きに関してのセリフ。確かに、演出だけ工夫することでも違った印象持ってもらえることって結構ありそうだなとか。

2019年11月3日日曜日

本「まちづくりの非常識な教科書」

立川の観光のお手伝いをしていることもあり、興味を持って読んでみた1冊。この本はよかった~!まちと関わりが少なかった人たちが、どうやってまちづくりを趣味から町に広げ、みんなで楽しめる活動にしていくか、その実践例として大切なことは大切なこととしてページを割いて扱っているし、枝葉でいいことは成果が出ていても枝葉として扱っていてメリハリがある。伝えたいことは「あなた次第」ということだ、というメッセージが大きく伝わってくる1冊でした。村上のまちも見に行ってみたいし、どこかで著者の方とも意見交換してみたいと思った1冊でした。

2019年11月2日土曜日

映画「ザ・イースト」

著者 :
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 :
どこかの本で例えに出てきた作品だったかな。環境汚染に抵抗するカルトなチームと、それを引き起こす1つの原因を垂れ流す大企業、そしてそれを捜査するチームの3者間の人間関係と利害関係を描いた1本。日本でもやっぱり原発だったり大規模開発だったり、大きな力にねじ伏せられる形は産県されてしまうけど、そこに「目には目を」で抵抗するとこうなるよなと思えました。本当に解決したいなら、なにか違うアプローチをとる必要がある。いきなり変えようとして相手を殺したり、明日から禁止みたいなことをできるわけがない。その「間」をどうつくるかはアタマを使う必要があるなと感じた1本でした。