2019年2月17日日曜日

本「都市に森をつくる」

立川飛行場の物語を読んで、ファーレ立川の本を1冊読んだので今度は昭和記念公園の設計担当者の方の1冊。35年前の本だけど、ここまで公園について都市の緑について考えて設計されていた公園なんだなと、嬉しくなりました。と同時に、年間400万人の来場者のうち、そういう思いに気づける人はどのくらいいるんだろう、とも感じた1冊でした。でもこの400万人が毎年来る事実が満足度を物語っているとお蒸し設計者冥利に尽きるところはあるでしょうね。次の世代に何を残すか、今の最大を狙う広告ばかりの街でいいのかとか考えさせられる1冊でした。

2019年2月11日月曜日

本「ファーレ立川パブリックアートプロジェクト」

ファーレ立川の計画段階から直近の活動までを網羅した、「ファーレを知りたければこれを読め」的な1冊。北川フラムさんがファーレにどんな思いを込め、そこにアーティストがどういう形で応え、地域・市民がこのファーレ立川をどう育ててきたかがまとめられた1冊でした。これからのファーレを見る目が変わりそうだし、こういうパブリック・アートがこのまちにあることを自分たちはしっかり認識して、できる形で関わっていけたらいいのではと感じました。まだ大地の芸術祭とか巡れていないパブリック・アートもあるので、機会をつくって巡ってみたいです。