2018年1月18日木曜日

本「モチベーション3.0」

何年か前から読もうと思ってたこの1冊、ようやく読み終えました。内容は、ここ数年感じていた「何のために働くのか?」というそれぞれの働く人たちのモチベーションが違うことについて腑に落ちる解説。自分がこのテーマを考えながら仕事を変えてきたのはそういうことだったか、と思いました。大きな発見だったなと思うのは、お金で釣ると自発的にやってくれていたことが止まってしまうこと。この逆効果は頭に入れておかないと、やり方を工夫しても「ただの徒労」に終わってしまう施策が出てきそうだなと思いました。

本「ティッピング・ポイント」

こちらも積読本の中で、ようやく読み終えた1冊。自分がまさにコネクター的な役回りをずっとしてきたことがよくわかる1冊でした。そしてメイヴンの役割も専門分野に関しては間違いなくある。いくつかの役割を兼ねられる人が中心に何人かいるコミュニティって、動きが出てくるし楽しくなるし、善循環が回り出す。そういう意味では、それぞれの人が得意な分野と割り当てられる役回りが異なることほど不幸なこともないなとも感じました。サークルレベルなら立候補でいいだろうけど、仕事はそうはいかないなかでどうバランスをとるかは問われてるところかなと思いました。

本「プラスチックスープの海」

以前、海塾で東京湾の環境改善に少しだけ関わったことがあったので興味を持って読んでみた1冊。地球全体の中で、誰も住んでいない広大な海のど真ん中に、ごみの陸地ともいえる場所ができてしまっている。プラスチックの恩恵と一緒に引き連れてくる大問題、よく調べてあるし著者の行動力に刺激を受けながら読んだ1冊でもありました。自分の生活もスーパーやコンビニ、通販に頼っている部分が大きい。こんなに何も自分で作りだせない人間でもなんとか生活していけるようになったのはプラスチックのおかげだけれど、それに伴って生み出してしまった海洋汚染を次の世代に渡す前に解決してあげる方法はないものか、と考えるきっかけにはなりますた。