2009年2月24日火曜日

本「三国志(6)」

続いてもう1巻。

孔明すごい!「最小の労力で最大の効果を」ってのが自分のここ最近のテーマなんだけど、まさにこれを地でいく孔明はすごい才能の持ち主だったんだろな、と思います。
ただ、頭がいいのはもちろん、相手に合わせて振る舞いを変化させることができる、適した形でアウトプットできることができて初めてあの明晰な頭脳は活きてくるんじゃないかな、とも思いました。文官には論破することで、武官には詳しい説明をせず主の威光と結果で。納得が得られなくても盲目的に説得ばっかりしないとこが、部分的な最善よりも大局的な最善を見ていて、なるほどなぁと思いました。

やっぱり、常に大局を意識した仕事ができる人ってなかなかいないけど、俺はそういう人になりたいと思います。世界を見通す。これができたら、気持ちいいだろうなぁと。

もう一つすごいところが、存在感というか相手に危険人物と思わせてしまう程の圧倒的な力量の差をさりげなく見せてしまうところ。
賢者中嶋さんが「臥竜」を名乗っていたけど、今さらながら納得がいくことが多いです。確かに、今思えば思い当たる節は多々ある。
圧倒的な知識を背景にしたピンポイントの指摘、自慢はしなかったけど連れてきてくれる日々交流してる人たちのレベルの高さ、自分は十分稼いでいるだろうけど「世の中の為になるなら」って動いていく姿勢(一銭にもならない俺ら向けの勉強会しかり)、、、実際に見てしまってるから、余計に実感としてわかるってのもあるけど、こういう人っているんだよなぁ。
まだまだ目指す頂は高いです。

あと4巻。俺はその間に何を学べるかな。

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