2019年1月1日火曜日

2019年の抱負

2019年、新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

というわけで、今年は久しぶりにブログを更新していきたいと思います。
(去年は年末年始でシステム切り替えのPJだったので、
 こういう時間が取れることが幸せ…)

■2018年に考えていたこと

去年(2018年)は、あまり情報発信には力を入れず、仕事での試行錯誤と自分のインプットに注力した1年でした。
 
そうしようと思ったのはいくつか理由があって、
・仕事では特進した役職での1年目であり、ぶつかるカベは受けて立つ。
 でも時間をかけずに一気に乗り越えて、主導権を早く握りたい。
 (期待に応えたいし、少なくとも迷惑はかけたくない)
・奥多摩トレックリングの運営をする自分の中に発見が少なくなってきていた。
・立ち返ってみると、みんなでやることを優先してきた中で1人でできる
 「いつかやろう」は後回しにしてきていた。
主に、そんな理由から「まずは自分のレベル上げ」を優先した形になりました。

この中で、考えていたのは以下のこと。

▼遠くへではなく、早く行く
「早く行きたいなら、一人で行きなさい。遠くへ行きたいなら、みんなで行きなさい」という言葉の解釈は、これまで「みんなでやることで、より遠くに行ける。1人よがりにならないように進めるのが大切だよ」という理解でした。でも、そうじゃない解釈もあるなと。「早く行きたいのか遠くへ行きたいのかをまず考えること。自分のレベルアップを一気に実現したいなら、みんなを気にせず1人でガンガンやるべきだ」という解釈が隠れていることに気づいて、気が楽になりました。まずある程度自分がレベルアップしていないと、みんなで動くときにもいい結果につながらない。
 
▼難易度を分けて、クリアできるものからクリアする
これについて参考になったのは、森雪之丞さんの「恋人を少しワガママにして天使がまた君の心を試している」という著作の以下の部分。
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『夢』を難易度で3つの種類に分けてみた。ロンドンに行ってみたいとか愛車を持ちたいというような類は『難易度1』のグループ。おカネと交換で手に入る夢は、労働と倹約を欠かさなければ、まぁどうにかなるだろう。次は、自分自身の変化・成長を期待する『難易度2』のカテゴリー。英語がペラペラになりたいとかホノルル・マラソンに挑戦してみたいとか、今の自分じゃ無理だけどレッスンを積んだり身体を鍛えたりすることで可能になる夢たち。怠惰だった生活の中にまずそんなテーマを組み込むことから、新しい君が始まるはずだ。そして最後が『難易度3』となるわけだが、このグループはなかなか厄介である。なぜならこの夢は、どんなに自分が努力しても、他人や社会が認めない限り、叶ったと言えない極めて難しい代物だからだ。『恋』とか『やりたい仕事』がここに当てはまるだろう。
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このうち、後回しにしてきたものは『難易度1』のグループばかり。そして叶えようとしてきたのは『難易度3』のことばかり。『難易度3』はなかなか叶わないからこそ、挑戦しがいはある。ここはライフワークとして引き続き取り組んでいくつもりだけど、ドラゴンクエストで言えば今はボスを倒す前に自分のレベル上げと、倒せるパーティーを組むことが必要な状況に近いかなと。
 
▼自分の引き出しを増やそう
これも大きな発見でした。「バーテンダー」というマンガの中の1シーン。
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たとえば映画を見る、本を読む。その登場人物がもしカウンターに座ったらどんなカクテルがふさわしいか、何を美味しいと思うか。悲しみ、怒り、恐怖…お客様の魂がなぜ傷ついているのかそれを考えて記憶の箱にしまう。そして時々取り出す。
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本を読むことは知見を増やすことではあるけれど、映画やマンガをたくさん読むことが何故必要なのか。この1シーンで、そこに自分なりの得心がいきました。多くの映画やマンガのシーンに触れながら、「そのシチュエーションにいる人に、自分だったらどんなシステムを提案するか」「こういう背景を抱えた人に、なんて声をかければいいか。どんなサポートが必要と考えるか。それは何故か」と考えながら読むことは、いいシミュレーションになる。やってる人とやってない人に差が出てくる。
 
そんなわけで、仕事面での注力と『難易度1』のクリアにガンガン取り組んだ1年にしました。
 
■ 2018年の振り返り
 
そんな1年、主な取り組んだこととその評価を並べていくと、
 
<仕事面>
・足場固めはほぼ完了。新しい役職として習得が必要なことは大方習得できた。
・セキュリティセミナーの講師を3つ。これまでにない自社のPR活動になった。
・たちかわIT交流会担当に着任。地域と企業をつなぐ役回りで動けるようになってきた。
・長年懸念していたイントラ回りの改善に着手。大きな懸念は解消。
・社員旅行や歩こう会、忘年会の運営など社内交流の裏方を多くこなす中で、
 社内のほとんどのメンバーと話せるようになった。
・社員の外国人メンバーを講師とした英語と中国語の勉強会を開始。
・転職エージェント経験を活かして、採用協力と人材紹介業の事業推進。
・みんちゅうによる自社駐輪場をショーケースとして設置。予約殺到。
 
<その他>
・FBグループ「立川食べ歩き隊」500人突破。次の仕掛けも企画。
・東京にしがわ大学8周年にゲスト参加。いい縁になるといいなと。
・ライブ・演劇を3本見た。何人かで見に行くのはいいですね。
・読了本50冊、マンガ1100冊、映画(DVD)300本。
 1年注力すればこのくらいは目を通せる、がわかったのもよかったです。
 それぞれ、10作品ずつよかった作品を並べてみます。
 
▼本:
プラスチックスープの海 / ロケット・ササキ / 死ぬほど読書 / 本日は、お日柄もよく / これからの世界をつくる仲間たちへ / 脳を鍛えるには運動しかない! / ゼロ・トゥ・ワン / ダークサイド・スキル / サピエンス全史 / 立川飛行場物語
 
▼マンガ:
バーテンダー / お~い!竜馬 / 僕はコーヒーがのめない / 天上の虹 / 太陽の黙示録 / 月影ベイベ / 暗殺教室 / 電波の城 / センゴク / 弁護士のくず
 
▼映画:
KANO ~1931 海の向こうの甲子園~ / ビッグ・フィッシュ / 下町ロケット / ファウンダー / おかえり、はやぶさ / ミッドナイト・イン・パリ / グレイテスト・ショーマン / おしん / イエスマン “YES”は人生のパスワード / 銀河英雄伝説
 
そんな感じですかね。
 
■ 2019年の抱負
 
そんな仕事での下地作りとプライベートでの大量のインプット、また立川食べ歩き隊も500人とそれなりの規模になってきたことを踏まえて、2019年は個々の素材を活用しつつ、次の展開を仕掛けてみようと思っています。
 
▼民間企業のスピード感で地域の課題解消へ
・仕事が見つからないことで立川から離れてしまう若年層が多いことは統計上わかっているので、①地域の経済圏(仕事とお金が地域で還流する仕組み。暮らし続けられる安心感)をどうつくるのかと、②(主に若年層に)多摩地域にある会社を知ってもらうためにできることの模索
→②に寄与するために自社で人材紹介業の免許を取得したので、さらなる取組を進めたい。最終的には①にたどりつくために、まずは地域のプレイヤーを自分が知り、相談しがいがある人になっていくことからかなと。

・駅前の違法駐輪問題を市役所に頼らず解決する
→みんちゅうはこのためにはじめた取り組み。自転車好きだし、立川をいいショーケースにし、できれば他の地域にも広げたい。

▼立川に磁場をつくりだす
・立川食べ歩き隊メンバー個々の活動に寄与するためのマグネティクス
→立川食べ歩き隊の中にも役者は揃っているので、それぞれをつなげた相乗効果をプランドハプンスタンス(計画された偶然性)で狙っていきたい。

そんなところですかね。
継続的なインプットはしつつも「何を狙ってそれをしているのか」は忘れずに、今年はアウトプットにも力を入れていければと思います。
 
今年もどうぞよろしくお願いします。

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