2011年1月16日日曜日

映画「キャスト・アウェイ」【11年09作目】

著者 :
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日 :
 完全に孤島。生き残れる可能性はゼロに限りなく近い。うさぎは寂しくなると死んじゃうらしい。あなたは、どうだ?人って何のために生きるんだろ。一人になっても生きることに、何の意味があるんだろ。家族を作ることが大事なのか。例え一人でも、楽しく過ごせれば満足なのか。
 絶対に生き抜いてみせる。そういう芯を自分はどこに見出すんだろう。すごく大きなテーマを投げかけられた気がしました。
 こういう映画は、トムハンクスの真骨頂だ。
 一人でも生きていける力。それをそれぞれ、どこで磨けばいいのか。絶海の孤島に行かなくたって、日々の生活の中でも磨いていくことはできる。日々の生活をより暮らしやすくするために、リアリティを持って少しずつよくしていきたいと思い続けることをやめちゃいけないと、そう思わせてくれる映画でした。
 そして、自分の生き方・あり方として、「俺はこれをするために生きてきたんだ」と思える何かがあるなら、それに熱中してみればいいと思います。なくなったら、また探せばいいさ。本当になくなったら、お世話になってきた人たち一人ひとりに一つひとつ、恩返しをしていく中で見つけられるさ。
 簡単にはいかないけど、頑張ろうと思わせてくれる映画でした。全ては自分次第、人の意思次第だ。
 成せば成る 成さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 成さぬなりけり。

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