2018年12月30日日曜日

本「立川飛行場物語〈下〉」

年内に読み終えられたらと思っていた1冊。なんとか間に合いました。立川飛行場にまつわるあれこれを通して立川の歴史や人物に触れていく1冊。上・中・下と3部作だったので、下巻は終戦から米軍基地時代のことが主でした。戦時中、日本も原子爆弾の研究をしていたことや今の羽衣町は曙町になる予定だったとか、錦町の名前の由来、占領されていた故に人種差別があったことやら、知らなかった事実がたくさん。こういう知識を頭に入れながら、街に関わっていけるともっと楽しくなりそうかなと思いました。貴重な情報を残してくれた著者の方に、ありがとうございましたと感謝を伝えたいです。

2018年12月24日月曜日

本「サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福」

上巻を読んで、すぐさま下巻も読み切りました。やっぱりおもしろい!歴史を起こったことベースで事実だけ暗記してテストするなんてもったいないなと思わせるような、「なぜそうなったのか」「どこがポイントなのか」が明確になった文章とテンポよく時代が変わっていくことで非常にワクワクする内容でした。中学校で歴史の先生がこれだけ語れたら、歴史好きはもっと増えるんじゃないのかな。そして、自分たちの方向性はそれぞれがしっかり考えていくべきだなと思いました。

本「サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福」

いろんなレビューで絶賛されていたので、興味を持って読んでみた1冊。図書館で50番待ちで、人気のほどが伺えました。感想としてもおもしろかった~!歴史の変遷を中立的な立場で一気につかむことができて、もう世界史の教科書はこれでいいんじゃないの?と思えました。このスタンスで日本史のものがあれば、そちらもぜひ読んでみたい。農業革命の前の認知革命の威力や、小麦の世界征服までの物語、後戻りができなかった理由、絶大な貨幣の効果など、読んでいて好奇心をかきたてる内容ばかりでした。この本すごいですね!

2018年12月9日日曜日

本「ブリヂストン石橋正二郎伝」

小平にも工場のある世界のタイヤメーカー、ブリヂストン。ブリヂストンTodayを訪ねたことはあったけど、この企業のことも知りたくて読んでみました。久留米での足袋から草鞋を履かずに使える地下足袋、そこで得たゴム加工の技術でタイヤへというストーリーは学びも多かったです。ひとつひとつ今目の前にある仕事に取り組んでいく中で手に入るスキルやノウハウを時代の先行きに照らして、応用しながら次をつくり出すという展開は、どんな仕事にも通じることを感じて、今の自分の仕事にもしっかり取り組もうと思うのでした。