2021年5月9日日曜日

方向性を伝えることの重要性

先日、全社のオールスタッフミーティングがあった。

その場で、自社の全体としての状況の共有や、自分の管轄している本部のこの1年の成果や課題、またそれを受けての今年1年の方向性を発表させてもらったりしてきました。

コロナ禍でこれまで続けていたスタイルでの仕事ができなくなったことはありましたが、それに合わせて形を変えた仕事、また形を変えるために生まれた仕事に合わせて対応できた面もあり、業績も前年比でプラスにはならなくとも、それほど落とさずに終われたのはよかったなと思います。

また、それなりにGW前から作り込んだ資料だったので、発表自体もいい形でできたかなと思うし、自分としても節目節目でこういう形で数字面や個々の成果を振り返れることはとてもいいリフレクションにもなっているなと感じます。


で。


その一方で、コロナ関連のニュースを見ていて思うのは、ここができていないなということ。今、国の全体状況と何を目指して取り組んでいるのか、それがどこまで進んでいるのかが不明瞭かつ、共感できるものではないことが1つ。

その方向性の上で、どんな課題があるので誰々にどうしてほしいのか、という形でメッセージを伝えることができていないことがもう1つ。

だから、個々の判断で動くことが求められてしまい、その判断が個々の間で背景や事情の違いから異なるものになっていくことに対して、分断が発生していってしまう。


総じて、リーダーシップが足りていないように感じる。国も、都も、市も。

であれば、自分はどうするのか。せめて自分の理解している進め方を明示して、自分はここを目指してこうしていくよ、という話が空中戦で終わらずに、地上戦になるようにアプローチを変えながら進めていく必要があるんだろうな、と感じました。


なんにせよ、減ってきてしまっているコミュニケーションをどう増やしていくか。そういうところにもっとケアをしていけるといいなと思いますね。あと、もっとわかりやすい資料や見せ方がないのか、お互いの考え方を合わせるためにできることの模索とか。


安心して頼れるならそうするけれど、そうでないなら降りかかる火の粉は自分の手で払っていかないといけないなと思う最近です。

0 件のコメント:

コメントを投稿