2013年3月19日火曜日

本「日蔭の村」

先日行った奥多摩湖畔にある山のふるさと村。その奥多摩湖の水底には、小河内村が沈んでる。その小河内村に住んでいた人たちの暮らしと、東京の水がめを造る東京市の人たちとの小河内ダムを造るまでの物語。東京に住んでいる人は、水道の水がどこから来て、その水道のためにどんなことがあったのか知らない。それをしっかり作品として50年以上前に残してくれた著者に敬意を表したいし、先祖代々の土地を差し出してくれた人たちに、国民を振り回す官僚っていう構図は何も変わってませんよってことを伝えられたらいいな、とか思いました。

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