2012年9月8日土曜日

本「大阪人の胸のうち」

この本は、大阪から東京に来ていてこないだ奥多摩トレックリングに参加してくれた方が持ってきてくれた本で、そのときも「大阪の人が東京に来て思う、共感できることがいっぱい書いてある」って紹介されていた本ですが、本当に東京にいる自分から見ても「確かにこんな質問するな~」とか「そういやそうかも」って思わせられることの多い、B型の教科書じゃないけど大阪の人たちともっと仲良くなれそうな、おもしろい本でした。そして大阪と九州の意外な共通点なんかも気づかされたり。東京で暮らしてる人は楽しく読める本だと思うので、よかったらぜひ!

本「吉田自転車」

自転車×多摩ということで読んでみた、吉田戦車さんの自転車エッセイ。自転車のマニアックな話は一切なく、三鷹や調布近辺の話も多くて、読んでいてサクサク読み進められました。マンガっぽい表現というか、文章の中でも前後関係をうまく絡ませながら思わぬ方向に展開していく話の流れはおもしろく読めた反面、なにも起こらなった日常を描いていて少し退屈に感じたところもあったかなと。でも、「伝染るんです。」もどこかに多摩のかけらが出てきそうで、いつか読んでみたいと思いました。

本「日輪の遺産」

「蒼穹の昴」の原点の舞台は多摩だった!と聞いて早速探して読んでみたのがこの作品。読みながら、浅田次郎さんの作品だなと、そして確かに蒼穹の昴に通じるような「時代と世代の変わる時」を巧みに展開に盛り込んだ、読み手を飽きさせない作品でした。軍都・多摩には多くの歴史と魂が眠ってる、その上に自分たちが生かされていて、少なからず恩恵を受けていることにもっと感謝したい、と思った一冊でもありました。日本が光り輝いて見えるのは、どこかに秘宝が隠されているからかもしれませんね。

マンガ「茄子 (2)」

茄子の2巻目。なんか時代は変わっても、場所が変わっても、日本人は茄子と共に生きてきたんだなぁ、とか思いました。そういえば昨日食べた茄子のサラダもおいしかった。そして、茄子の自然なゆったりした感じに自転車は合うかも、とも思いました。自転車の章はなかったですが。

本「大菩薩峠〈8〉」

そして大菩薩峠も8巻目。人生の中で起こる波も最初の波には自分も揺られてしまうけれど、だんだんわかってくると誰と会っても自分は揺らがなくなってくる。登場人物にしても、そんな印象を抱きました。そしてそれは自分の人間関係においてもそうなんだろなと。大事なのは、周りがどうしてるかではなくて自分がどうしたいか、なんでしょうね。徳川と、江戸での薩摩の関係も意図してつくられてったものなんだなと、教科書を読んでも考えなかったことを考えるようになってきました。

映画「耳をすませば」

著者 :
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日 : 2012-08-16
多摩の本を探していたらスタジオジブリにたどりついて、ジブリ作品の中でもこの「耳をすませば」は聖蹟桜ヶ丘が舞台ということでいつか観たいなぁ、と思ってました。そして、奥多摩トレックリングでも読了本の交換会をしていますが、それを「『耳をすませば』みたいだね!」って言ってくれた友人がいて、この読了本交換を勝手に「耳をすませば作戦」としてました。笑。そんなこんなで、ようやく観たこの作品。いやぁ、出てくる風景が確かに多摩っぽい場面が多く、本で人がつながっていくっていうのもとってもいいなぁと、登場人物もとっても優しい人たちが多くて観てるだけで優しくなれる気がしました。中でも、おじいちゃんがステキですね。歳をとって、あんな風になれたらいいなぁと思いました。これから何度も見たくなる、ステキな作品でした。

本「スカイ・クロラ」

去年の文化の日に、入間基地にブルーインパルスを見に行った。その大興奮を話していたら友人がくれた、空の物語。淡々と、なるべく感情を込めないように書いているような文章だけれど、逆にそれが新鮮でもありました。それと、「欲しいものは、お金よりも時間よりも理解」っていうところ。確かに、理解を得ることが一番難しく、それさえ得られていたら安心して何でもできる気がする。自分に置き換えて、僕は自分が理解して欲しいのと同じくらい、誰かを理解できているんだろうか。。とか考えちゃいました。

映画「LIGHT UP NIPPON ~日本を照らした、奇跡の花火~」

311震災から被災10ヶ所同時打ち上げ花火までのドキュメンタリー。胸が熱くなりました。元々は高校時代の友人がこの活動をめちゃくちゃ応援してて、なんだろうと思ったのが興味を持ったきっかけでしたが、自分も被災地の支援活動に参加したりしていたことや、そこで聞いた話だったりを思い出しながら見させてもらいました。やっぱ日本人として考えたことはそんなに変わらないかもしれないけれど、それを本気でやり抜いた行動力は素晴らしいと思います。国が変えてくれるんじゃなく、自分たちが国を変えるんだ。そんな想いに気持ちを新たにした一本でした。

2012年8月25日土曜日

本「大菩薩峠〈7〉」

ようやく7巻まで来ました。。^^;これまでに読んだ一番長かったのはきっと三国志とか坂の上の雲あたりだろうけど、それならもう終わりに近づいてる巻だってのにまだまだ新しく舞台は信州にも飛び火していく。読みながら旅行しているような気分にさせてもらえるのはいいですね。なんだろう、会話の調子がいいのかな、こういうとこへ配慮してそれぞれの登場人物が話すであろう言葉を丁寧に齟齬の内容に積み重ねていくって簡単なことじゃないだろうに、それをこの量でできてしまうのは本当にすごい、の一言です。

マンガ「昭和元禄落語心中(2)」

信さん、落語好きなんだな~って思いました。こういう人がいると、どんどんのめり込んじゃうのもナットク。好きだから、楽しいから、面白いからやってるって言えるかどうかってやぱ大事ですね。うん。

マンガ「茄子 (1)」

アンダルシアの夏って自転車の映画を知って、それの原作がこの本なことを知って読んでみました。確かこの作品は2年前のマンガナイトで紹介されてたんだけど読んでなくて、こういう形で再会することになるとは思わなかったです。茄子も好きだし、いいマンガでした。あぁ~茄子の入った夏カレーが食べたくなってきた!

本「大菩薩峠〈6〉」

一つの場所から始まった物語は、新たに房総と高尾山にも舞台を広げていく。僕らの人生も一緒ですかね、両親、家族、幼稚園、小学校、、と出会ってく人たちが広がって、旅行なんかもして、それぞれが違うとこに住みだしたりして、同じ日本地図もそれぞれの目からは違って見えていて。同じ場所のことを違う視点で見させてもらえることは、新鮮ですね。そして舞台の変化よりもおもしろいのはやっぱ人の変化だなと思います。

本「大菩薩峠〈5〉」

舞台は甲府から江戸に戻る。読みながら、「ペンは剣よりも強し」というか、僕はこの著者が本当は声を大にして言いたい(そして庶民はみんな共感してくれるだろう)ことを、物語の場面として描いているなと思いました。それがこの作品が多くの人たちに支持された理由なんだろう、と。偉大な人だ、と思って、中里介山のお墓が羽村にあることを知って、墓参りに行ったのもこの頃でした。

本「大菩薩峠〈4〉」

青梅から江戸、伊勢から東海道と舞台を変えてきた物語の登場人物が、はからずも同時に甲府に集まり、新たな交流は意外なところでその登場人物をつなげていく。メンツ争いに執心するダメ支配ってのはこういう平和な時代だから出てきたのかなとか、資産家ってのはいつの時代も悪巧みに巻き込まれるもんかなとか、今に通じるというか、僕はこの物語を通して今を読んでるようにも思えてきました。

本「大菩薩峠〈3〉」

この巻は主人公の話はほとんど出てこなく、草の根の庶民の話、特に女子供の暮らしを中心とした前半と、殿さまの話の後半。庶民の悩みの種はなんだかんだでお金であって、助けられるのは人のつながりであることも多いことなんかは、今と変わらないなぁと感じました。なんとなくですが、著者の中里介山自体にも今後の展開は全てはわかっておらず、日々の生活の中で得たヒントを作品に織り込んでいくのを楽しみながら書いていたんじゃないかな、とか感じて読んでました。

2012年8月24日金曜日

本「大菩薩峠〈2〉」

続いて2巻。っといきなり目が。。剣士の話なのに、それでいいの?っていう展開に俄然興味を注がれました。文章は読みやすくて、登場人物それぞれに特徴がある分覚えやすくて、たくさんの人に読まれてきたのがよくわかりますね。そして青梅から伊勢の方へ、そして東海道へ、次々に話の舞台が変わっていくことでもなんだか日本中を旅行してるような気分にもなったりします。
長いことを活かした書き方というか、こんな小説もあったんだって思いました。

本「大菩薩峠〈1〉」

ついに読みだした、世界最長の大河小説。もともとはジブリの鈴木プロデューサーの本に、彼のおもしろかった作品として紹介されていて興味を持ったんですが、最近よく行く青梅近辺が舞台になっていることもあって楽しく読めました。なんか主人公が主人公らしくないというか、変わってますね。これからどんな風に物語が進んでいくのか、楽しみです。そして僕に読み切れるかどうかも。

夏読書。

今年は、読書年と言っていいと思う。
ひさびさに、100冊超えに届きそうなペースで本読んでます。
(書評+引用メモが追いついてないんで、きじブックスは伸び悩んでますが…苦笑)

ただ数年前と違うのは、前回は100冊を目標にしていて、読む本は別になんでもよかった。
だから本を読んでる人たちに「どんな本を読んだらいいか?」をよく聞いた。
「最近読んだおもしろかった本は?」って聞いて、その本を読んで感想を言い合ったり。
それはそれで楽しかったし、読書のおもしろさの一つの扉を開いた一年だったと思う。
ただ、「100冊」が目標だったからお酒の誘いも断ったり、昼飯の誘いも断ったり、なんか頑張って達成した100冊だった、ような気がする。まぁ、今にして思えばになるけども。

でも今年のはちょっと違っていて、読む本のテーマを結構絞っている。
「自転車と交通」「多摩の話」「未来の環境」「アイデアの出し方」「日本の巨人たち」、、そんなことがテーマになっていて、読み進める中でまた新しい本が紹介されていたり、新しい方向性を見つけたりして、どんどん掘り下げてく中でさらに読みたい本がどんどん見つかって、だからこそ読みたくてどんどん読む。それで自分の知識欲が満足すれば、そこで打ち止めされるはずなんだけど、まったくそんな気配はなく、、読めば読むほど読まずにはいられないというか。。そんな感じです。

今は、2~3日に1冊を読み終えるくらいのペースで読んでるのに、読みたい本がたまってく一方。
でも、毎日自分の知識がちょっとずつでも増えて、今まで見ていた景色が違って見えてくるのがまたおもしろくて、しばらくはそんな日々を続けてみようと思ってます。^^

外も暑いですしね。^^;

2012年8月22日水曜日

ニュースにできることと、できないこと。

少し前に始めたこのブログの新コーナー、「きじまさしんぶん」。

ちょっとやってみて、確かに最近わかってきたことがあります。

それは、「ニュースには、だいぶ偏りがある。」ってことでした。
もしかしたら、僕が目にするニュースにはって制限がつくのかもしれないけれど。

ニュースの弱点は時系列。

限られた時間、限られた紙面でなるべく鮮度の高い情報をっていう部分が求められる分、これまでのそのトピックスに関連する事柄は申し訳程度にしか載らない。また、紙面の内容に合わせて記載を見合わせたりしてる(ように思える節もある)。
大体、そのニュースを前になんて報道しているかとか、他にどこが報道したかなんてことはニュースには含まれない。
前向きに報道してたことが運悪く事件に発展したりしても、「あおってスミマセン」とか言っているのは見たことがない。
言わなきゃバレないと思っているんでしょうか。
いきなり論調が変わったりしても、気がつかれなければ問題ないんですかね、一企業の姿勢なんて。

例えば一つのイベントがあって、それがニュースになる場合とならない場合がある。
それは、自治体の発信力や企画力、またターゲットとなる人の数によるかもしれないけど、
自転車のニュースに限ると東京、大阪、京都、福岡、あとしまなみ海道のニュースは取り上げられやすい。
最近は台湾からの訪問もあった群馬とか、震災復興と絡めた三陸のとかもそうかな。

かたや、取り組んではいるだろうけどなかなか取り上げられないところもある。
1ヶ月、都道府県毎に自転車に関するニュースにタグ付けをしてみてほとんど目にしなかったのは、宮城以外の東北、愛媛以外の四国、紀伊半島、北陸と中国の間あたり、南九州。
この違いからのなんでだろ、は並べてみて初めてわかったことでした。

そして、民間のイベントや取り組みに比べて、公の自治体の取り組みも取り上げられることが少ないように思う。
ここは、金次第っていう部分なのかな。まぁ、ニュースを発信しているのもビジネスですからね。
しょうがない部分もある。でも露骨な気もする。言ってることとやってること、違くない?とか。

客観的に見て、民間のシェアサイクルを始めたとかもいいニュースだと思うけど、各自治体がたまにやっているパブリックコメントの募集とかも、より多くの人が恩恵を受ける道路に関することなんかはたくさんの建設的な意見が必要なんだからニュースとして取り上げた方が効果があるんじゃないか、と思うのに、そういうのは紹介されることは稀。
だからそういう情報なら基本的に、ニュースではなく、自転車が好きな人が書いているメルマガとかfacebook、各自治体が発行しているメルマガなんかで流れてきて初めて知ることになる。

この先も少しずつスクラップしていけば見えてくることはまた出てくると思うけど、ひとまず1ヶ月続けるだけでもいろんなことが見えてきたんで書いてみました。

テレビ見てれば大体わかるとか思ってるようだと、ある種洗脳されてると思った方がいいかもしれないなぁ。

2012年8月21日火曜日

テーマを追う。

人は、いくつかのテーマを持って生きてった方が前向きに生きていけるもんだと、誰かが本で書いていた。
それをかつて読んだ僕も「確かに、そういうのがあった方がいいな」って思ったし、昔これからの進み方を悩んでたときに「きじのドメインて何なの?ははっきりさせた方がいいんじゃない?その方が、そのドメインに関係するような事柄を見つけたときに、『あ、きじに連絡してみよ』ってなるし、紹介するときにも『こちら○○をやってるきじ』って印象に残りやすく紹介できるじゃん。いきなりそこに話題を持ってけるじゃん。」って言われたこととも通じる気がする。

そんな僕の最近のもっぱらのテーマはというと、「自転車」と「多摩」。あ、「読書」もそうかな。

自転車に乗るのは好きだけど、僕の場合は急な登り坂を登りきることとか、誰よりも速く走ることととか、体脂肪を0.1%でも削ることとかには興味はない。
単純に自転車をこいで好きなとこに行ける自由さ、翼のようなものを感じることが好きなのと、スピード出して気持ち良く下り坂を降りれることとか、あとはみんなとお喋りしながら走ってるのが好きだったりする。
今は自転車もだいぶ注目されているから、自分としてはもっと盛り上がっていくといいなぁと思いつつ、その流れにもっと自分も参加したいなと、自転車の楽しさを伝えたり、引き出したり、自転車があるからこそできる他のことももっともっと知っていきたいなと思ってます。

もう一つ、自転車で回っているうちにはまり込んだ形ではあるけど、「多摩」もとても住みやすくて、歴史があって個性があって自然も多くて食は豊か、広さがある分スペースにゆとりがあって、人づきあいも「誰でもいい」って感じの23区内よりも「この人」っていう人にしっかりフォーカスが当たっている気がして、それでいてこれからな新しい部分も持ってる。特に、青梅~奥多摩あたりは昔から住んでいた若者と、一度田舎を離れて良さを知って帰ってきた若者が手を取り合って、地元をもっと楽しい場所にしていこうとしているところがとってもうらやましいし、迎えてくれる雰囲気がとってもあったかくて、いつしか僕もその仲間に入れてもらっている。

そんな2つでなにかできないかなと思い立ってはじめた「奥多摩トレックリング(詳細はイベントページ参照)」も大好評で、最初は月に1度で考えていたけど集まりすぎるもんだから(そして道路で遊ぶ以上、一度の参加人数を極端に増やすわけにもいかないから)、今は2週に1回。毎回来てくれた人たちにちょっとだけ奥多摩の良さを伝えることができて、笑顔で帰ってもらえることがとっても嬉しく思ってます。そして、その間に出会ってくれた奥多摩の仲間たちも喜んでくれることも重ねて嬉しいもんです。^^

そんなこんなで、最近の僕はさらに自分の知識が広がればできること、伝えられることもどんどん増えていくんじゃん、と思い立ち、これまでの気ままな散歩ならぬ散読から、なるべく自転車に関する本だったりニュースだったり、多摩を舞台にした話だったりを集めるように、そして見つけたら考える前に目を通してみるようにしています。そして必要だったらまとめておく。
それがまた、新しい本につながったり、本同士も意外なとこでつながっていたり、実際に舞台が多摩なら自転車でその舞台を見に行くことだってできる。気になった自転車も、見せてもらうことだったりもできたりする。

百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、実際に本を読んでみたり、見に行ってみてそこの景色や風の匂い、音、偶然にも居合わせた人たちとの何気ない会話、そんなことからもわかってくる部分はたくさん。
そして、そんな風にして自分がかけた時間はまだまだ微々たるものだけど、これを一生続ける気なら、一生使える財産となるものをまさに今自分は蓄積してってんだよなぁと思ってどんどん本を読んでます。

もし同じように、自転車だったり、多摩だったりが好きな人に出会えたら、自分が覚えた分、学んだ分、見つけた分はそっくりそのままその人に伝えられるし、伝えたい。そしてその先に見つけたものを、できれば僕も教えて欲しい。そうやって一緒に過ごす時間は、きっと楽しいものになるだろうなと。なるべくそこを、大きくしといてあげたいなぁと思って、今は僕は「テーマ」を意識しながら、暇な時間を見つけては自分のレベルアップに取り組んでる感じです。

半年後や1年後、もっと時間が経ったとき、今の自分がしていることがきっとこの先の人生を楽しいものにしてくれると思って、これからも情報収集、加工、発信を続けてってみようと思ってます。

ちゃんちゃん。