2021年10月17日日曜日

立川食べ歩き隊で紹介されたお店のマップ

というわけで、マップを覚えていこうとまずは立川食べ歩き隊で紹介されていたお店のリストをtableauの無料の範囲でどこまでマップに落とせるかやってみた。


<やったこと>
  1. まず、tableauを覚えること。無料で使えるtableau publicをダウンロードしてきて、PCにインストール。そして、以下のサポート動画を見て概要を把握。
    https://public.tableau.com/ja-jp/s/resources?video=AZ-cy67GJck
  2. とりあえず覚えたいのは立川市の地図を使っていろんな表現ができるようになること。なので、手元にあるリストで手ごろな食べ歩き隊で紹介されたお店リストのExcelをひとまずインポートできる形に、1行目をタイトル行、所在地の情報やらを整備したファイルを作成した。
  3. インポートを試してみる。が、所在地が認識されない。「地理的役割」のある項目には「地理的役割」を明示的に与える必要があるので、与えてみる。ができない…。どうやら、市区町村の情報以下はtableauでは位置情報を認識できない模様。最初から頓挫。
  4. でも同じことに困った人はたくさんいるはずと回避策を調べていて、経度・緯度情報があればその位置にプロットできることがわかったので、それでやってみることにした。
    ▼カスタムの経度値と緯度値を使用する地理的データのプロット
    https://kb.tableau.com/articles/howto/plotting-geographic-data-using-custom-longitude-and-latitude?lang=ja-jp
    ▼Tableau Desktopで緯度・経度情報を扱ったグラフを作成してみる(★)
    https://dev.classmethod.jp/articles/tableau-desktop-mapping-with-geocoding-and-wms/
  5. 所在地の情報から、経度と緯度に変換したい。方法を探していると、このサイトで一括変換ができることがわかった。超便利。(「住所変換」ののち、画面下部の「現在のマーカーの緯度/経度取得」で出てきたテキストボックスを利用)
    ▼地名・施設名からジオコーディング・地図化
    https://ktgis.net/gcode/geocoding.html#gmap_area
  6. 当初のExcelに経度/緯度情報を追加したものをtableauにインポート。これで正確にマッピングできると思いきや、できない。全部同じ位置にマッピングされてしまう。なぜだろうと細かくデータソースを見てみると、Excelからの自動認識では、細かい小数点以下の情報が自動で丸められてしまうことが判明。(そしてそれを小数点以下6桁程度の数値に戻すことができない)
  7. 回避策を調べてみると、以下のサイトを見つけた。iniファイルをつかって取込列の型の指定ができた。
    ▼Tableau が認識しない場所をジオコーディングし、マップ上にプロットする
    https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/custom_geocoding.htm
    ▼schema.ini ファイルを作成する
    https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/maps_customgeocode_schemaini.htm
  8. ExcelをCSVファイルに変換し、そのCSVファイルと同じフォルダにiniファイルで経度・緯度の列が数値として認識されるように設定しインポート。ようやく市内の細かい単位でのプロットができるようになった。
  9. プロットはされたものの、次は背景の地図が通りまで細かく出てこない。そこで、背景の設定をしていくことになる。★のサイトに背景を配信しているサイトがあり、そのまま入力したらエラーでWMSマップを読み込みできない。なぜだと思って配信元のサイトを見に行ったら、配信URLが新しくなっていた。
    ▼基盤地図情報をWMSで配信しています
    https://neogis.net/product/pro_wms.html
  10. ただ、思っていたより色合いが微妙だったり、地図のズームを縮小していくと立川市全体が見える頃には真っ白。ちょっと自由度がないなと思って、別の背景地図を探すことに。
    ▼Web Map Service (WMS) サーバーの使用
    https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/maps_mapsources_wms.htm
  11. いくつか探してみたら、OpenStreetMap から配信されているWMSマップが標準で使えることがわかり、それを採用してひとまず完成としてパブリッシュしたのが、冒頭のマップ。以下でtableauサイトのマップにアクセスできる。
    https://public.tableau.com/views/_16344454151690/sheet1?:language=ja-JP&publish=yes&:display_count=n&:origin=viz_share_link
とりあえず、ここまででこういうマップが作れることはわかった。あとは、プロットをカフェならカフェ、ラーメンならラーメンなどに分けて分布が見れるようになると、また新しいことも見えてくるマップが作れそうなので、やってみようと思う。
ひとまずここまでの参考にしたサイトは、別の場面でも使えそうなので備忘として残しておこうかと。いろいろつくってみたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿