2026年5月5日火曜日

【散策】子規庵


書道博物館の前には、正岡子規の「子規庵」があり、これも縁かなと立ち寄ってみました。
中村不折の展示でもたびたび出てきていた正岡子規。
「子規」はホトトギスのことなんですってね。
ホトトギスが「鳴いて血を吐く」ところを自分になぞらえたとか。


大きな家ではないけれど、豊かな緑の縁側に向けて広くガラス戸を開け放つことができて、これは天気のいい日は気持ちいいだろうなと。
ガラス戸は門人たちのプレゼントだったそうな。
寝たきりの師匠のために、なにか気分の紛れるものをと考えたら確かにモノよりもこういったプレゼントの方が喜んでもらえそう。いいプレゼント送ったな~。
子規も、景色を見るたびに弟子たちに感謝もでき自分も楽しめる、これは嬉しかったろうな。
ちなみに軒先のヘチマは、そのガラス戸がまぶしすぎて設置したのだそう。
景観を過ごしやすくカスタムしていってのこの形だったのだなと。



そしてここにあった、同じ年慶応三年異能ボーイズの図がわかりやすかった。
才能が集まった年だったのだなと。
逆に集まっていたから、お互いを刺激にしてそれぞれの異能が伸びたというところもあるのだろうなと。
トヨタの創始者・豊田佐吉も一橋大学の兼松講堂をつくった伊東忠太もここに。。


最後、そんな正岡子規の日記から食べていたものを再現したという献立日記があったのでペラペラめくっていたら結構驚きのメニューが。
この写真のは鰻の蒲焼七串と。他に鰯十八匹とかもあって、「この日宴会?」と思ってスタッフの人に聞いてみたら、「病弱だった子規は食事療法として食べることに注力していたよう」とのこと。
確かに鰻は精力つくと思うけど、さすがに七串1回の食事で食べなくてもよくないですか。。

と、やっぱり現地まで足を運んでみるといろいろその人の人となりや周辺のエピソードも知ることができ、教科書や検索で知ることができる内容に立体感が出て来るなと思ったひと時でした。

こちらもやっぱり訪れていた人は数人で、ゆっくり見ることができた。
GWは過ごしたい時間で場所を選んで過ごすのがいいなと思う散策でしたとさ。