2026年5月4日月曜日

【散策】一葉記念館

下谷七福神をめぐりながら、途中で立ち寄れた「一葉記念館」にも立ち寄ってみた。
あれ、お客さんが僕1人。。いや後から数人来たけど、やはりGWは家族で行けるスポットとか超有名スポットに人が集中しますね。
この辺りは出かける予定のない方が小さい子と遊んでいたり、暮らしの中で必要な外出をしたりしている程度。
せっかくなので、ゆっくり資料も見させてもらおうと。


樋口一葉、「たけくらべ」よりも「5,000円札になった人」というイメージが先行していて「さぞすごいことを成し遂げた人なのだろう」と思っていたけど、とても苦労人だったのですね。
家族を支えるのに「文学しかない」と文学を志すものの、注目されるまでの間は家業と両立。その家業の方が上手くいかない中で生活は困窮。
そんな書き手の生活を支えるために、博文館は過去の作品も再掲することで原稿料を支払う言い訳をつくってくれたりしていたのだそう。
この利益重視のご時世に、今もそんな会社が存在するとは思えないけど、それをしていた「博文館」すごいな、と思ったりもしました。自分の組織にある体力で、そうやって誰かの暮らしを支えることもできるのだよなと。




ちなみに5,000円札には、女性の社会進出の象徴として選出されたのだそう。
時代背景もあったのでしょうね。

ただ頑張らなければいけなかった分なのか、24歳で死去。
自分の年齢を考えると、そして24歳までに何を成し遂げていたかを考えると、人生としては短かったけれど稀有な才能を生きているうちに認められるところまで辿りついたのはやはりすごいことだよなと思いました。

それと、5,000円札って流通量少ない気がしていたけど、実際にそうなのですね。
この樋口一葉の5,000円札はE様式というのだそうですが、福沢諭吉の10,000円札が約250億枚、野口英世の1,000円札は約300億枚に対して樋口一葉の5,000円札は約50億枚の発行枚数だったそう。僕のところにまわってこなかっただけじゃなく、実際に1,000円や10,000円の5~6分の1程度の流通量だったんだなと。

じっくり説明文を読めたおかげで、新しい発見もいくつもあった一葉記念館でした。