2014年8月5日火曜日

社会とシステム

■ネットとリアル

  • 本屋が好きだったのは昔の話。現在では、置いてある点数が多すぎるので、本屋にはストレスを感じる。
  • コンピュータの必要以上の進歩によって、人間の心が奴隷化され、本来の思考力、発想力が明らかに落ちています。さらにそれに必要な、感性力もそうでしょう。CGで作った味気ない映画、CDやもっと悪い音のMP3によるデジタル音で音楽を聞いていれば、感性が鈍くなるのは当然のことです。こんなものを作って「ビデオやオーディオの技術は進歩している」なんて言ってるわけです。またそのことに気づかないで、コンピューターを上から操る人間の奴隷となっている人が、なんと多いことでしょう。
  • 書店が帯なしで本を売ったとしても法的な問題はない。アマゾンが平気で帯を捨てるのはなぜだろう。サイトからは消費者に帯のあるなしがわからないからなのか。帯がないくらいでは返品にならないと踏んでいるからなのか。それとも、アメリカの本には帯がないので、帯などは無用の長物とでも思っているのだろうか。些細なことにも思えるのだが、この帯をないがしろにするところにアマゾンという企業の一端が表れているような気がした。
  • もしかしたらアマゾンに本好きはいないのかもしれない。本好きというより、コンピュータおたくの集団というのが、アマゾンという企業のある一面をあらわしているのではないかと思い始めた。
  • アマゾンドットコムでは、本が擦れ合う音を聞いたり本の匂いを嗅いだりできないし、おいしいカフェラッテを飲むことも柔らかいソファに座ることもできません。ただ、そういうものとはまったく違うサービスを提供することで、訪れる人を感動させ、体験を魅力的で楽しいものにすることは可能です。直接人を介さないネット書店において、人のぬくもりが感じられるような書店を作る。
  • アマゾンは、顧客が重視しているのは「品揃え」「利便性」「価格」の三つであることを突き止め、それを強化していくことに全力を挙げるようになる。
  • 「アマゾンは今後、現状の取次在庫に依存するやり方から脱却して、買い取りによる自社在庫を増やしていく。つまり、取次を中抜きすることで利益率を上げることが、書籍販売におけるアマゾンの目指す完成形だ。」本を売るという小売業から出発したアマゾンジャパンは今後、川上である出版社やメーカーへの影響力を強めていこうとしている。

■ウェブサイトの重要性

  • サービスグラントがNPOのウェブサイト構築に注力する理由は、いまやウェブサイトは企業や行政がその組織に関する情報を得るための基盤となるものであり、ウェブサイトが資金調達の可能性を広げ、また、ウェブサイトが充実していないことが資金調達における機会損失を生みかねない重要なツールだからである。パンフレットを制作するのも、NPOが企業や行政に対してひと目で分かりやすく団体の活動を伝えられるようにすることで、より重要な、企業の協力や行政との連携などの具体的な話に入って行きやすくなり、また、企業や行政の組織内部における説明を容易にするという目的がある。

■社会のプラットフォームへ

  • 社会起業家の活動をさらに後押しする取り組みとして2010年に始めたのが「NEC社会起業塾ビジネスサポーター」だ。これは、社会起業塾に関わった起業家を対象に、NEC社員がプロボノとして顧客管理システムやウェブサイトなどITのソリューションを提供するというプログラムである。
  • 政治がITプラットフォームを利用しないのはおかしい。バーチャル議員(人格なし)で、その人の行動をみんなで決めていくという流れもできるんじゃないか。
  • 問題を共有して、インセンティブも共有するような形が作れないか。問題に対するアクションの10人に1人が恩恵を受けれる、とか。そうなると外れてもオッケーで参加できる。
  • 僕にとってコンピュータは、人間が考えついた最も素晴らしい道具なんだ。それは知性にとっての自転車に相当するものだ。移動することにかけては、人間は他の動物に比べてあまり効率のいい動物とは思えない。しかし、自転車に乗れば、人間は地球上で最も移動効率のいい動物になる。自転車は我々のインプットをとてつもなく生産的な形で増幅してくれる。これこそ、コンピュータの果たすべき役割ではないか?
▼デメリット
  • 戦後すぐに出現したコンピュータというものによって、今世紀初頭から、こつこつと準備されたマクドナルド化にいっそう拍車がかかった。コンピュータが可能にした快適さは計り知れないが、同時にこれがなければ、大量の学生を登録し、試験のデータを処理することは不可能だったわけで、個々の学生にとうてい教授の目が行き届かないマンモス大学も生まれなかっただろう。
  • それに病院にも、患者の言葉に耳を傾けることなく、尿と血液の分析といったコンピュータの客観的な検査結果だけを基準にするような医者もいまほどに増えなかった。
  • テレビの視聴率や選挙の投票状況が即座にはじき出されることもなかった。

■ソーシャルビジネスの台頭

  • 昨今、企業のプロモーションでも「ソーシャル」への関心はにわかに高まっている。「コーズリレーテッドマーケティング」と呼ばれる手法で、商品の販売促進に社会貢献の要素を織り交ぜる手法だ。
  • ソーシャルビジネスにおける投資家は一旦初期投資を回収すれば、その基金を何に使うか決めることができる。同じソーシャルビジネスに再投資するか、あるいは別のソーシャルビジネスやPMBに投資するか、また個人的に使うことも可能。
  • ソーシャルビジネスは自己持続型。毎年資金を投入する必要はまったくない。自ら進み、自ら永続させ、自ら拡張する。一度セットアップされれば、自分自身で成長し続ける。これにより投じた資金以上の社会的利益をもたらすことができる。
  • 橋の通行料金を貧しい住民と中流、上流の住民とで区別することで、オンデマンド型のビジネスとしてソーシャルビジネスを成り立たせることができる。他のビジネスでも、サービスの幅をサービス内容の差でなく、同一サービスを顧客のランクで値段を変えるような考え方があっても良いのではないか。
  • グラミン銀行の借り手は独立した存在ではない。それぞれ5人の仲間で作ったグループに所属し、5人のうちの1人がお金を借りたいときには、彼女が残りの4人から許可を得なければならない。社会的なネットワークとしてのグループは、互いに励ましあうことで精神的なサポートになる。週ごとにミーティングをすることで、さまざまなひらめきや教訓に満ちた活動が始まる。新たなビジネスのアイデアを話し合ったり、健康や経済を話題に意見発表をしたりする。グループから生まれる前向きな圧力が、彼らの義務に対して誠実なままでいられるよう大きな役割を果たす。
  • 経済的な繁栄を、羨望はしても誰も尊敬はしない。普遍的な価値を生むかどうかが重要。

■シェアライフ

  • 「シェアハウス=どこにいくらで住むか」ではなく「シェアライフ=誰とどんなふうに住むか」

■未来バンク

  • 私たちは、ナナメの方向として「未来バンク」というものを作りました。市民が自分たちで出資し、自分たちが望む方向にだけ融資する非営利のバンクです。未来バンクが融資の対象にしているのは、環境にいいことか、福祉か、市民が社会を作ろうとするような市民事業にだけです。
  • 皆さんが郵便貯金に貯金しても、農協に預けても、銀行に預けても、それらのお金の使い道を決めるのは必ず東京になります。みなさんがそのお金を使うことができるのは、公共事業を引っ張ってきたときだけ。しかもこれまでの公共事業では環境を破壊し、経済をダメにし、赤字を残してつぶれて消えていってしまいます。みなさんがそのお金の使い道の決定権を放棄し、東京に決定権を委ねてしまったことに問題があります。
  • お金がもし自分たちの手元にあって、そこで融資なり、投資なりされると、そこには必ず雇用が生まれます。雇用された人は何か食べる必要があるので、必ず生産を必要とします。つまり、経済循環を生み出す最初の一撃は、「地域がカネを持っていたかどうか」で決まるのです。だから地域の中にお金を残す。自分たちの地域に資金を残すことは、どうしても必要なことだと思っています。だから、未来バンクは大きくなるのではなくて、各地域にバンクを作ろうとする人がいるならそこに協力するのです。
  • 私たちがお金に関わるのは3つの場面です。「どう稼ぐか」「どこに貯金するか」「どこで何を買うか」ですね。「働く」「貯金する」「買う」、この3つです。

■DX(デジタルトランスフォーメーション)


■ゴミ問題

  • 1人あたり1日約1kgのゴミを出している。その中で3/4を占めるのが、紙、生ごみ、プラスチック。
  • レジ袋は石油でできている。限りある資源を利用している点や、誤飲によって生物の命を奪う危険などから、ごみ問題の象徴の一つとされている。
  • 欧米ではきちんと自分の鞄を持ってそこに荷物を入れるのに、日本人は何でもかんでも紙袋ですまそうとする。鞄なら一つあればすむけれど、紙袋はたまる一方。毎日のスーパーをはじめ紙袋をもらうのが当然と思っている。資源の無駄遣いもはなはだしく、たまった紙袋はまとめて捨てられる運命にある。
  • 「シンプルに暮らす」ことは、物からの解放ではあるけれど、「物を捨てること」ではない。ここを間違ってはいけない。捨てることでどのくらいのゴミが出るか。自分の家に物はなくなるかもしれないが、処理せねばならぬものは増えるのだ。そして新しいものを買えば、どんどん物は増え続け、地球は人間がつくりだした人工の物ばかりになる。
  • ゴミ集積所に山と積まれている家電ゴミの約4%が何の修理もなく使える、日常生活で無駄だと思うことはなんですか?(知人に質問してみた)
▼包装系
  • パン屋の包装(パン1つ1つを別々の袋に入れるとこ。似たようなパンは一緒に入れていいのにとよく思う)
  • 1枚ずつ包装されてるクッキーの包装。
  • 買い物の際くれるビニール袋や紙袋
▼時間系
  • 予約時間に合わせて行ったのに待たされるとき。起きてるのにベッドから出れないとき。
  • 後悔している時間
  • 何もする事がない時の電車やバスの待ち時間
  • 混んでいて本が読めないときの通勤時間
  • 勝手な想像で感情的になっている時間(実際に起きたワケじゃない事をあれやこれやと想像して心配したりする負の思想)
  • パソコンに向かってる時間
  • 格安航空のオンライン空席検索してる時間
  • あと女の子から返ってこないメールがくるのを待ってる時間
  • ビールを冷やしてる時間
  • 渋滞。
  • 睡眠時間&眠くて頭が働かないとき
  • 通勤ラッシュによる体力消耗及び遅延による時間のロス
  • 猫を追いかけること。来ないで欲しい
  • 日曜日、寝て過ごして終わること
  • 感情に流される。考えずに悩む
▼過剰系
  • スーパーの売れ残り。沢山の食べ物が残される現状を見ると、何とも言えない気持ちに。
  • ポスティングされたチラシ
  • 不必要なカロリー摂取
  • パチンコ屋の照明
  • 急な雨で買うビニール傘。
  • CDのパッケージについてる紙
  • 高性能ゲーム機
▼習慣系
  • 社内の過剰な資料作成
  • サインじゃなくて印鑑がないといろいろ手続きができないこと
  • 片側に長蛇の列をつくるエスカレーター
  • 服を買った時、「出口までお持ちします。」と、たかだか数メートルの出口まで買い物袋を店員さんが持ち、お見送りしてくれる慣習。
  • ムダに早め早めに行動してしまうこと(自分が)
  • 喫煙
  • コンタクトレンズのトラブル
  • 先輩/上司のご機嫌伺い
▼抽象系
  • ニヒリズム
  • 愚痴
  • 節電と称して、様々な業務の効率を下げる行為。
▼政治系
  • 日本の政治。
  • 総理大臣の居直りに関するニュース
  • 代議士先生の数
  • 国会議員の多額なお給料
▼未整理
  • 生産性のない拘束『労働』
  • テレビのニュース番組以外。ドラマとアニメをがっつり見てて言うのも何だけど、思考は止まってるし、無駄な時間だよねぇ。。。
  • やみくもな節電
  • タッチパネル型自販機
  • 他人の尻拭い
  • 本音の裏にある建前。。
  • 議論番組
  • Google Newsとtwitter を"なんとなく"見ている時間
  • 電車内の過剰なまでのアナウンス
  • くだらないテレビ番組
  • やりたくないことをやること
  • 公共交通期間の待ち時間
  • 国会の足の引っ張りあい
  • 待ち合わせに相手が遅れまくって待たされてる時間
  • 終業のチャイムが鳴ってから席を立つまでの、ついモタモタしてしまう時間
  • 社内でのちょっとした通達に,Officeファイル(Excel,Wordなど)をメールに添付してやりとりする習慣(Officeファイルは開くのに時間がかかるし,ファイルが増えることで後に探したりするのにも労力がかかる。極力プレーンテキストでやりとりできないか考えるべき)
  • 弁当に入ってる緑の葉っぱみたいなやつ
  • Webサーフィンにかける時間
  • 有名ラーメン店に並ぶ時間
  • 意味もなく嫌な事を考えている時間
  • 代案のない批判。生産性のない感情的対立。
  • 必要以上に他人と交わろうとすること。たとえばFacebookとかTwitterのような
  • 誹謗中傷
  • 日常生活とは違うけど、この時期に解散だのって騒ぐ国会が無駄かなぁ
  • 携帯電話の多過ぎる機能
  • エアコンで冷え過ぎてる所(今年は省エネで少なくなると思いますが)
  • レシート(必要な人だけプリントアウトすればいい)
  • 病院の待ち時間(予約してるのに待たされるのはなぜ?)
  • セルフのガソリンスタンドの順番待ちの時間(入れ終わってるのに、さっさと出発しないのはなぜ?)
  • FAX受領を伝えるためだけのFAX(送ってくる会社があるんです)
  • 市役所にいかなければいけない諸々の手続き(オンラインでできるはず)
  • エアコン。なくてもなんとかなると思います。扇風機とコタツがあれば。ぼくは、34年間エアコンのある部屋に住んだことないです
  • 会社の無駄なコピー
  • 駅のいりぐちからホームまでの道のり
  • 駅のホームから出口までの道のり
  • 何かにまよっている時間
  • スマートフェリカ、クレジットカード以外での決済
  • マックの包装、萩の月の包装
  • イライラする気持ち
  • 移動時間
  • コンビニの小さい袋
  • インターネットの待ち時間
  • 過剰な数の24時間営業
  • Yシャツの過剰梱包!
  • 買い物した時レジでもらうレシート
  • 通販で品物より明らかに大きすぎるダンボール
  • テレビ番組(ニュースや緊急放送以外はPPVでいいのでは?)
  • 朝のミーティング
  • 会社の飲み会(エライ人の話を聞きながら潰れるまで飲む)
  • だらだらした会議
  • 朝礼
  • 二日酔い
  • CM
  • 中央線がダイア通りに動くという考え、あるいはその期待
  • 行政の公平性。マスメディアの存在
  • 政治家
  • バブル世代以降のマネジメント力
  • ガールズトークw
  • 溢れている物。雑貨とか
  • いろいろな商品(壊れるまで使ったらいいのに~)
  • パチンコ店の長時間開店
  • 街中の電飾

ネットメディア(インターネット、ソーシャル)

■インターネットのバリュー

  • インターネットの世界はいろいろな意味で民主的だから、そこでお金を儲けようとすると絶対に失敗する。
  • 確かにプロフィットはゼロかもしれないけど、それを続けることでバリューは上がっていく。
  • バリューが上がるとひょとしたら結果的にお金がついてくるかもしれない。
  • 企業業務を外部の不特定多数に委託することを「クラウドソーシング」と言う。
  • 「自分たちのことは控えめに、顧客に関することをより多く」
  • 「100万人に向けた大声で叫ぶメッセージ」は生活者にスル―されて伝わらなくなった。ソーシャルメディア時代は「100人の人にしっかりファンになってもらえるコミュニケーション」が大切で、そこからそれぞれ100人の友人に伝わっていく。

■ネットメディアと商品開発

  • 社内で解決できないアイデアを社外調達する。解決ごとに高額の成功報酬が設定されており結果として開発コストは半減した一方で、生産性は60%向上。新発表製品の80%が成功(業界平均は30%)するという画期的な成果をあげることができた。
  • スターバックスでは、投稿されたアイデアが投票により選別され、利用者ニーズの高いものが自動的に浮かび上がるようになっている。また集まったアイデアに対して、ほぼ毎日のようにそれぞれの担当者がブログ形式でアクション意向を回答しており、そのコメントを通じて利用者と担当者とのオープンな対話が交わされている。ステイタスは「Under Review,Reviewed, In the Works, Launched」の4種類、それぞれの回答ブログにはこのステイタスが明示されており、彼らの誠意が伝わってくる。

■ネットメディアと広報

  • 今までの企業広報の常識では、腕利き広報の第一の資質は、隠蔽の技術に長けていることだった。しかしながら、これからはそれらは全く通用しない。それどころか逆に不誠実な態度と見られ、生活者の怒りに油を注ぐ結果となる。そしてその反感がソーシャルメディアを通じて一瞬に広がり、果てしない炎上を起こすことになる。
  • 速やかに詳細を発表し、問題に関してFacebook内にディスカッションの場を提供、ユーザー同士で自由に意見交換をすることをすすめたプロセスにより、ペプシはこの問題に真正面から取り組む真摯な態度を表明したのだ。
  • 九州電力幹部のとった行動は不適切だったと言わざるを得ない。彼らは、透明性の時代において、いまだに世論をコントロールできると考えていた。また、問題発覚時にも虚偽の回答で逃れられるとの幻想を抱いていた。さらには、事実を認めた記者会見においても、社長自ら記者からの質問に「ノーコメント」を連発、視聴者に極めて強い不快感を与えている。
  • メールという記録に残る複製可能なメディアを使い、子会社の社員に指示を出し、その後も社内調整をした上で「そのようなことを関係会社に依頼するようなことは一切しておりません」と回答した九州電力の応対は稚拙と言わざるを得ない。
  • 透明性の時代に、情報隠蔽や情報統制の技術を持ち込むと、とどまることのない炎上を引き起こすことになる。これは企業はソーシャルメディアを活用しているか否かには関係ない。むしろソーシャルメディアに窓口を持ち、誠実な対応をすることで、被害を最小限に食い止めることが可能となる。
  • オンラインのテクノロジーやソーシャルパワーで、オフライン経済、すなわちリアル店舗の集客や売上向上をはかるアプローチ、「オンラインtoオフライン(O2O)」だ。その背景にあるのは、コマース経済とリアル経済の規模の違いだ。日本の場合で言うと、コマース経済規模が7兆円であるのに対して、リアル経済の小売業規模は135兆円。コマース経済の20倍にあたる。
  • 米国公共ラジオNPRでは適正投稿の量とタイミング調査に基づき「1日7~10本、1~2時間スパン」のサイクルで投稿されている。
  • ロイヤリティループに入った顧客は、単にライフタイムバリュー、顧客購買価値が向上するだけではない。ブランドの伝道師となり、友人にブランドをすすめ、商品アイディアを提供する。いわゆるライフリファラルバリュー、顧客クチコミ価値の効果も見込めるようになる。逆に顧客の事前期待を大きく下回ると、二度と購入されないだけではなく、その顧客によるネガティブ・バズがソーシャルメディアを駆け巡る。悪評は商品売り上げを落とすだけではなく、そのブランド価値をも大きく毀損する結果となってしまうのだ。

■facebook

  • facebookがあれば、とても気になる友達と物理的に離れていても、いつでもつながっていられる。これが、facebookがもたらす価値の核心です。オンラインでこんなに「感情的」になれる経験は、なかなかありません。Facebookは、そんな経験を、毎日のように、そしてはっきりと、私に提供してくれる。
  • 不要な情報はどんどん非表示にしたらいい。ニュースフィードを非表示にしても、相手に知られることはない。
  • 最近のFacebookは、ビッグブラザー化する可能性のある私企業であり、自分および家族や友人という大切な人たちの『ライフ』をここまでさらけ出すことに不安を感じているのが実際です。
  • バーバリーによる写真投稿プロモーション「Art of the Trench」。シンプルにユーザーがトレンチコートを着たスナップショットを投稿し、それが画面に表示されていくシンプルなものだ。しかしながらユーザ自身がセルフブランディングのために友人に告知するため、ソーシャルメディアから大量の流入が発生した。
  • Facebookは本来、モノを購入する場所ではなく、ヒトと交流する場所だ。そのため、単純なコマースサイトではなく、交流の中で自然に顧客需要が生まれるプレゼント系商材などに向いているアプローチだ。フラワーギフトはその典型で、誕生日のプレゼントに、仮想グッズではなく本当の花を贈りたいというユーザーニーズに応えたものだ。

■Webメディア広告

▼【1】検索ネットワーク(検索キーワード広告)
おすすめ度★★★★★
  • これを知らなかったらヤバイというデジタル広告の王道。Googleを売上数兆円規模の世界有数の企業にしたのも、検索ネットワーク広告あってです。大企業から中小企業、BtoCから、BtoBまで、様々な業種に絶大な効果を誇る広告です。入札方式と、品質スコアのかけあわせで、広告の表示数が決まる仕組を採用しており、効果が高過ぎることから参入企業が増え、年々入札価格が上がっているのが悩み。ライバルに勝つためのポイントは、キーワードの選び方と品質スコアを高めるために広告のクリック率を上げること!
  1. Google Adwords、検索ネットワーク広告
    • Googleが提供している、検索ネットワーク広告です。入札したキーワードで、Googleの検索結果に広告が表示されます。日本国内では、Googleと同様に、Yahoo!の検索エンジンシェアが大きいため、後述のYahoo!プロモーション広告スポンサードサーチも併用して利用することをお勧めします。スマートフォンとPCでも、費用対効果や傾向が異なるので注意しましょう。
  2. Yahoo!プロモーション広告スポンサードサーチ
    • Yahoo!が提供している、検索ネットワーク広告です。概ねGoogleと同じ機能を提供しています。業種や商品によって相性があるため、初めはGoogle、Yahoo!両方のアドネットワーク(Webやアプリメディアなどの広告配信可能な媒体を多数束ねて広告を配信するネットワーク)をテストしましょう。
  3. Google Adwords商品リスト広告
    • 商品を扱っているECサイト向け。Google Merchant Center(Googleショッピング)で商品を登録することで、利用可能な広告。Googleで検索するとたまに検索結果の上位に商品の画像が並ぶ時がありますよね。アレです。商品リスト広告と、検索ネットワーク広告は同時に出せるので、使いこなせば検索結果の2箇所以上を、専有することができます。仕組みが複雑なのでまだ使いこなしている人少なし。
▼【2】ディスプレイネットワーク・DSP
おすすめ度★★★★
  • 東洋経済オンラインだったり、ダイヤモンドメディアオンラインなどのWebメディア。アメーバブログなどのブログ記事、Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトなどで、画像の広告や、テキストの広告が出てくるのを見たことがありませんか。あれがディスプレイネットワーク広告です。この広告も国内ではGoogleが大きなシェアを持っています。Yahoo!も同様の広告を提供しており、広告が表示される媒体がそれぞれことなります。迷ったらシェアの大きいGoogle Adwordsディスプレイネットワークから。実は、ディスプレイネットワークは、広告の出し方がいくつもあります。今回シンプルに整理してみました。また、最近は、DSPといわれる広告配信プラットフォームが元気です。
  1. Google Adwordsディスプレイネットワーク広告:キーワードターゲット
    • Google Adwordsディスプレイネットワークの定番の広告の出し方です。関係のありそうなキーワードを設定することで、設定したキーワードに関係したWebメディア、Webページに広告が表示されます。キーワードの数や組み合わせ次第ではかなり細かく設定ができるため、費用対効果も上がりやすい方法です。
  2. Google Adwordsディスプレイネットワーク広告:トピックターゲット
    • Googleが作った「スポーツ」「マーケティング」「園芸農業」といった、トピックを指定するだけで、自動で関係性の高いWebサイトに広告を配信してくれる仕組みです。設定が超簡単ですが、その分広告の出方が荒く、CPA(顧客獲得単価。成果報酬型やクリック課金型の広告で、顧客一人を獲得するのにかかったコスト)が上がりやすい傾向があります。
  3. Google Adwordsディスプレイネットワーク広告:インタレストターゲット
    • ユーザの興味関心にしたがって広告を表示する機能です。「アニメ、漫画」「医薬品、バイオテクノロジー」などの興味関心を選んで広告を出すと、その興味関心に近い人をGoogleが過去の様々なデータから判断して広告を出します。その際、広告を表示する人はどのWebサイトを見ているかはあんまり関係なし!です。つまり、この人は基本的に「アニメ、漫画」に興味あるよね?とGoogleが判断したら、法律知識についてのWebサイトをみていても、そこに「アニメ、漫画」系の広告を出してしまうこともあるということです。精度はぶっちゃけGoogleのデータ次第!
  4. Google Adwordsディスプレイネットワーク広告:プレースメントターゲット
    • 広告を出したいWebサイトをページ単位で指定できます。例えばあの芸能人の書いているブログの、あの記事だけに広告を出したい!みたいなピンポイントの入札ができます。当然人気のあるページだったら、ライバルと入札と競争です。あなたのサービスと相性のいいお宝Webページを見つけたら迷わず、広告を独占しましょう!
  5. Google Adwordsディスプレイネットワーク広告:年齢性別によるターゲット
    • 「オレのシズル感溢れるこの商品は、F1層(20歳から34歳までの女性)にバカ受けだぜ!」みたいな感じで、広告をだすことができます。ただし、最近ではデモグラフィック属性(顧客データ分析の切り口のひとつ。性別、年齢、居住地域、収入、職業、学歴など、その人のもつ人口統計学的属性)だけでの広告は効果が下がりつつあります。年齢性別のターゲットのみだと荒れるので、他の広告手法と組み合わせでさらに絞り込む用途ではじめて高い効果を発揮します。
  6. Google Adwordsディスプレイネットワーク広告:地域によるターゲット
    • 特定の地域の人に広告を出すことができます。都道府県単位だけでなく、なんと市町村区単位でも可能です。「オレの素晴らしいサービスを渋谷区のあいつらに見せつけてやるぜ!」みたいな広告の出し方もできます。ただ、そんな大雑把な指定では効果は普通でませんが・・・。年齢性別と同様、他の方法と組み合わせてはじめて効果が出ます。
  7. Yahoo! YDN:インタレストマッチ
    • Yahoo! Japanが提供している、検索ネットワーク広告の代表的なターゲットの指定方法です。Google Adwordsのキーワードターゲットに近いのですが、キーワードの指定が存在せず、作成した広告文を分析して、広告文と相性のいいWebサイトに広告を自動で配信します。設定がシンプルなので、Google Adwordsのキーワードターゲットより設定そのものは簡単です。
  8. Yahoo! YDN:サーチターゲティング
    • ユーザが検索エンジンで検索したキーワードを指定してディスプレイ広告を配信する仕組みです。ちょっとわかりくいですね。
    • 例えば、サーチキーワードに「中古パソコン」を指定すれば、Yahoo! Japanの検索エンジンで「中古パソコン」というキーワードで検索をしたことのあるユーザに対して、ディスプレイ広告を配信することができます。ちょっとリマーケティングに似た仕組みです。結構便利な配信の仕組みでガッツリハマると効果があります。
  9. Yahoo! YDN:サイトカテゴリ
    • Google Adwordsディスプレイネットワーク広告のトピックターゲットと基本的には同じです。Yahoo!版。
  10. Yahoo! YDN:インタレストカテゴリー
    • Google Adwordsディスプレイネットワーク広告:インタレストターゲットと基本的には同じです。Yahoo!版。
  11. Yahoo! YDN:プレイスメントターゲティング
    • Google Adwordsディスプレイネットワーク広告:プレースメントターゲットと基本的には同じです。Yahoo!版。
  12. Google Adwordsディスプレイネットワーク広告:年齢性別によるターゲット
    • Google Adwordsディスプレイネットワーク広告:年齢性別によるターゲットと基本的には同じです。Yahoo!版
  13. Google Adwordsディスプレイネットワーク広告:地域によるターゲット
    • Google Adwordsディスプレイネットワーク広告:地域によるターゲットと基本的には同じです。Yahoo!版
  14. DSP媒体各種
    • Demand Side Platformの略称です。リアルタイムビッディング(※)によって、複数の広告ネットワークから最適な広告を買い取り表示させる仕組みです。最近上場が決まったフリークアウト、マイクロアド、Criteo、Rocket Fuelなどが主要なサービスです。(リマーケティングでも登場します。)
    • (※)オンライン広告の入札の仕組みで、広告のインプレッション(Webページが読み込まれた回数を示す値。別名ページビュー)が発生するたびに広告枠の競争入札を行い、配信する広告を決定する方式のことである。
▼【3】facebook
おすすめ度★★★
  • いまや誰でもアカウントを持っているフェイスブック。そんなフェイスブックユーザーに様々な広告を出せます。他のサービスにはない、クーポン広告やイベント参加広告を展開しており、アイデア次第で広告ができるのが特徴です。
  1. 投稿のエンゲージメントと広告
    • facebook ページの投稿を広告として利用できます。新商品の発表や大きなアップデートなど「ここぞ!」というときに使えます。ターゲットは、「ページにいいねした人とその友達」、もしくは自分でターゲットを設定することができます。
  2. ページのいいね!広告
    • facebook ページのいいねを集めるのに特化した広告です。いいねを集めることが目的化してしまいがちなので、集めた後どうするのか考えましょう!
  3. ウェブサイトへの誘導広告
    • ウェブサイトにユーザーを集めることに特化した広告です。とりあえず、人を呼びたい!といったときに有効な広告です
  4. コンバージョン広告
    • ウェブサイトにユーザーを集め、コンバージョン達成させることに特化した広告です。facebook の広告管理画面からどれだけコンバージョンしたのか計測できます。まずはここから挑戦してみては?
  5. アプリのインストール広告
    • アプリのインストールに特化した広告です。最近フィードの間に出てくるアレです。アプリのインストール数を増やしたいのであれば確実にやっておきたい広告です。
  6. アプリのエンゲージメント広告
    • 既存ユーザーへリーチ、再度サービスを使ってもらうことに特化した広告です。フィードの広告をクリックすると、直接アプリに遷移します。
  7. イベントの参加広告
    • イベント集客・参加に特化した広告。年齢や性別、地域などでセグメントを切ることがポイントです
  8. クーポンの利用広告
    • facebookからクーポンが発行できる広告。オフラインで店舗を経営している方にオススメの広告です。
  9. ビデオ広告
    • ターゲットユーザーにビデオ広告フィードを流せます。CTAボタンがないなど直接獲得には不向きですが、ブランディング目的では効果を発揮するかもしれません。
▼【4】リターゲティング広告
おすすめ度★★★★★
  • 別名ストーカー広告(冗談)。たとえば、あるサイト(例えば某不動産情報サイトとか、転職情報サイトとか)を一度みたら、その後、ブログやらニュースサイトやら何をみても、さっき閲覧したサイトの広告がひたすら表示され続けることってありませんか?それがリターゲティング広告です。一度興味があって、Webサイトに来ている人に広告を出し続けるので、効果的なケースが多いのですが、あんまりしつこいと当然の如く嫌われます。フリークエンシーキャップを活用してうまく表示を調節しましょう。
  1. Google Adwordsのリマーケティング機能
    • リターゲティング広告の恐ろしさ(?)を世に知らしめたのもやはり、Google先生の広告システムでした。自由自在にかなり細かいターゲット設定ができます。
  2. Google Analyticsのデータを用いた高度なリマーケティング
    • 上記のGoogle Adwordsのリターゲティングリスト(データ)を、Google Analtics(※)のデータから輸入することができます。2014年時点でβ版(ソフトウェアの開発途上版のこと)の機能ですが、Google Adworfdsだけでは取得できなかった非常に細かいターゲティングが可能です。たとえば、Googl Adwordsでは、特定のページを閲覧した人を中心に広告をだしていましたが、Google Anlyticsのリストでは、Googleで指定したコンバージョンユーザ(商用目的のウェブサイト上で獲得できる最終的な成果)や、年齢、性別、言語、OSのバージョン、PCの解像度、携帯端末のモデル、訪問期間、どのWeb URLから来たかなど、非常に細かいレベルでリターゲティングができます。これであなたもストーカー王!
    • (※)Google Analtics Googleアカウントを取得すれば、誰でも月間アクセス500万ページビューまで無料で利用することができる。また、Adwords広告を利用していれば、Adwords広告の管理画面から直接Google Analyticsを利用でき、Adwords広告の費用対効果も計測できる。
  3. Google Adworeds類似ユーザリストによるリマーケティング広告
    • GoogleAdwordsでは、リターゲティング用に作成したリストデータと近い属性の人を自動で「類似ユーザ」として生成してくれます。要するに、Googleさんが、「あなたのWebサイトに訪れた人とそっくりな人のリストを作ったので、ここに広告を出してみなはれ」とプレゼントしてくれたものです。Webサイトにによっては、この類似ユーザリストは結構効果的だったりしますので大切に使いましょう。そうそう。類似ユーザリストは540日指定で。
  4. Google Adworedsの動的リマーケティング機能
    • 商品を扱っているECサイト向け。Google Merchant Center(Googleショッピング)で商品を登録することではじめて利用可能な機能です。たとえばあなたのWebサイトが1000種類以上の商品を扱っているとします。その一つ一つのページを訪れた人に、同じ広告を表示しても効果は低そうですよね。ということで、全部違う最適な商品の広告を自動でつくって表示しちゃおうぜ。というのが動的リマーケティングです。1000種類商品があれば、それだけの広告をリマーケティングでばっちり最適化して表示してくれます。便利です。
  5. Yahoo! YDN:サーチリターゲティング
    • Google Adwordsのリマーケティング機能のYahoo!版です。基本的には同じですが、GoogleとYahoo!でリマーケティング広告の表示先の媒体が異なるので、両方活用しましょう。
  6. CRITEOの動的リターケティング機能
    • DSP媒体の中でも、CRITEOは、先に解説したGoogle Adworedの動的リマーケティングに類似する機能を扱っている強力な広告システムを持っています。商品点数、バリエーションの多いECサイトは、導入を検討する価値ありです。
  7. DSP媒体各種のリターケティング
    • その他、各種DSPは、リターゲティングの機能を提供しています。DSPと契約するなら当然リターゲティングも実施しましょう。DSPについては、ディスプレイネットワーク広告のDSP媒体各種を参照。
  8. facebook広告によるリターケティング機能
    • なんと、facebook広告にもリターゲティング機能があります。あなたのWebサイトに訪れた人が、facebookを開いたらfacebook上にもあなたの作った広告を表示させることができます。もはや逃げ場なし!
  9. twitterリマーケティング
    • さらには、twitterにもリターゲティング広告があるのです。ソーシャル上にも逃げ場はもはや・・・(以下略)
▼【5】アフィリエイト
おすすめ度★★★
  1. アフィリエイト広告
    • Adwordsのクリック課金に対し、アフィリエイトは、登録課金が特徴です。・A8ネット、バリューコマース、アクセストレード、アフィリエイトB、インフォトップ、リンクシェアなどが有名です。
▼【6】動画広告
おすすめ度★★
  • 世界最大の動画プラットフォームとしてその座が不動になっているYouTubeに、動画広告を流すことができます。これもGoogleAdwrdsのTrueViewというシステムでだれでも配信可能になりました。動画媒体に動画の広告で割り込むという乙な仕組みです。これから動画広告の市場はどんどん伸びていく予感を感じさせます。チャレンジしてみましょう。
  1. Google TrueView:インストリーム広告
    • YouTube上で、別の動画の前に挿入される動画です。「セクシーな女性の動画を見ようとしたら、変な広告が割り込みやがってちくしょー」みたいな経験ありませんか?アレですな。視聴者は、数秒間の後に広告をスキップするかどうかを選択できる動画で、課金をされるのは動画を最後まで視聴した場合、もしくは30秒以上視聴した場合です。広告のターゲットは、ディスプレイネットワークのGoogle Adwordsで説明したそれぞれの指定が可能です。(重複するので省略します)
  2. Google TrueView:インディスプレイ・インサーチ広告
    • YouTube内の動画の検索結果の上部に表示されます。こちらは、検索結果に表示された動画の情報がクリックされ、動画の視聴が始まると課金されます。広告のターゲットは、ディスプレイネットワークのGoogle Adwordsで説明したそれぞれの指定が可能です。(重複するので省略します)
▼【7】twitter広告
おすすめ度★
  • 老若男女問わず人気のtwitter. あなたがターゲットしたユーザーのタイムラインに広告ツイートを割り込ませることができます。他の広告と違い、バズを生みやすのが特徴です。
  1. twitterプロモツイート
    • ターゲットしたユーザーに広告ツイートを届けることができます。面白いツイートでバズを狙うなど色々な使い方が考えられます。
  2. プロモアカウント
    • twitter の公式ページにログインすると、オススメユーザーが表示されると思います。それがプロモアカウントです。プロモツイートとは違い、アカウント自体が広告なのが特徴です。
▼【8】記事広告
おすすめ度★★★★
  1. タイアップ記事広告
    • ネットメディアの増加に伴って増えてきたのがタイアップ広告。他の広告に比べ、金額が高額ですが、有名な媒体に掲載されればそれだけチャンスが広がります。ポイントは、あなたのお客さん候補が見そうなメディアに対してタイアップ広告を出すこと!
▼【9】PR代行メディア
おすすめ度★★★★
  • たくさんのメディアに1本1本、プレスリリースを送るのは面倒ですよね。そんな悩みに答えたのが、デジタルPR代行メディアです。ネット上から、たくさんのメディアに一気にプレスリリースを送付できるサービスです。送付だけでなく、それぞれのPRメディアが持っているポータルサイトや、ソーシャル・メディアにもリリースが掲載されるというメリットもあります。PRは広告とは異なるのですが、ネット上から広告的にサクッと活用できるので、例外的に紹介します。
  1. PR代行サービス ①社名 ②料金 ③詳細
    • ①Dereamnews
      • ②1万円/30日、10万円/360日
      • ③最大限の費用対効果を実感できるPRツール! ドリームニュースはお客様のプレスリリース/ニュースリリースを各メディアに配信し、ビジネスの更なる飛躍を手助けするPRツール。ドリームニュースでプレスリリースを配信することにより、メディアに取り上げられる機会を大きく増進させ、さらに提携している有力WEBメディアに掲載されることによる効果も絶大。全ての作業をWEB上で簡単に行えるため、非常にスピーディーで効率的なWebPRを実現。
    • ①PRTimes
        • 従量課金 3万円
        • 定額プラン 月契約8万円/月、半年契約7.5万円/月、年契約7万円/月
      • ③サイトPV220万超、国内シェアNo.1。時事通信社、朝日新聞、Google、MSN、livedoor、YOMIURI ONLINE、産経ニュースなど月間1億PV以上の7サイトにプレスリリースを掲載。全12,000媒体超の配信ネットワーク&2,300名超の個人記者・編集者の会員ネットワークがあり。
    • ①@press
        • スタンダードプラン(1配信)3.6万円-4.7万円
        • ライトプラン(1配信)2.5万円-3.0万円
        • 月額定額プラン(月額)7万円-7.5万円
      • ③専門スタッフがリリースごとに最適なメディアリストを作成し、迷惑リリースを防止。FAX配信が基本料に含まれている。すべてのリリースに対して校正を行い、原稿の品質を高めた上で配信を行っている。記事にしやすい情報を発信し続けることで、記者の信頼を獲得できる。
▼【10】メール広告(メールマガジン広告)
おすすめ度★
  1. メール広告
    • 会員制媒体の会員にメール広告を出すことができます。大きめのメディアであれば、だいたいメール広告が用意されているので、チェックしてみましょう。
▼【11】通常のバナー広告
おすすめ度★
  1. バナー広告
    • いわゆるバナー広告です。各媒体取り扱っているので値段が見合いそうであれば出してみましょう。
▼【12】ショッピングモール内広告
おすすめ度★★★★
  1. リンクトゥイン
    • 実はリンクトゥインには広告メニューがあります。使い方次第では面白くなるかも。

2014年8月4日月曜日

リーダーとして

■優れたリーダーはどうやって行動を促すか

▼リーダーには、常に3箇所に3種類の精神を持っていて欲しい。
  • 頭に「マインド」:誤ってはならないことを考える
  • 胸に「ハート」:同情して考える
  • 胆に「ガッツ」:いざ勝負
▼火付け役
  • みんなが、そんなの、無茶だよと思っているときに、待ちかまえる困難さには、想像力の不足で蓋をし、やろう、やろうと言い続ける。僕らが、実務に励み始めると、すでに関心はよそに移っている。他のスタッフを捕まえて、もう、他のアイデアを話している。そういう人だった。そのときはわからなかったが、今は、わかる。僕の一番近くに、天才プロデューサーのお手本がいたのだ。それは、火付け強盗の火付け役に似ていたが、プロデューサーには、そういう資質が必要だ。
  • 「もっと働こうや」って言葉は自分で自分にかける言葉。ちょっとした仕事でも自分で率先してやれば、部下も自然と助けてくれるし、信頼もされる。上司は口で言わずに背中で語れ。
  • 『代わりを入れるよ』って言えばいいんじゃない
▼誰もが納得
  • いや、私よりも事業部長の都築さんがえらいですよね。一方で自分の主張ははっきりしていてペンタッチを試作しろと言いながら、一方ではもう一つのキーボード方式のものも一台は試作していいよ、と言ってくれているんですからね。これは開発資金が嵩みますから、えらいんですよ、そっちの方が。その上、私のチームに両方をやらせたのも、えらいと思います。違うチームにやらせたら、たぶん二つのチームの間にバトルが起きるでしょうね。ところが、事業部長はお前がリーダーで両方やれと言っているんですからね。
▼部下の判断
  • 上司は返事一つで、部下の能力を判断している。部下に実力がついてきたら、上司はあえて「できないこと」を指示して部下を試すもの。上司はなんでも2つ返事に「できます」と言うことを求めているわけではない。
  • 今、こういう問題があるよなと言って、本人がそれに気がついて自分がその問題に関心を持ち、手探りを始める。そしてこういう手がかりが見つかったので、これをぜひやりたいと言ってくる。それが暗示です。示唆になると、このへんにこういう問題がありそうだけど、どう思うというかたちで議論に巻き込んでいく。いずれにしても研究所では指示というのはあり得ないですね。これをやりたまえと言ったら、研究者の能力を殺すことになってしまう。
  • 指示をして結果がうまくいくと、その研究者は次から必ず上の人の指示を待つ。自分で見つける能力をだんだん衰えさせる。あの人に言われたことをやっていれば間違いない、なんていう変な思い込みをする研究者がいる。それはその人の能力を殺しているのと同じです。

■リーダーシップの6つの型

◆ビジョン型リーダーシップ
  • ≪共鳴の起こし方≫共通の夢に向かって人々を動かす
  • ≪風土へのインパクト≫最も前向き
  • ≪適用すべき状況≫変革のための新ビジョンが必要なとき、または明確な方向性が必要なとき
◆コーチ型リーダーシップ
  • ≪共鳴の起こし方≫個々人の希望を組織の目標に結びつける
  • ≪風土へのインパクト≫非常に前向き
  • ≪適用すべき状況≫従業員の長期的才能を伸ばし、パフォーマンス向上を援助するとき
◆関係重視型リーダーシップ
  • ≪共鳴の起こし方≫人々を互いに結びつけてハーモニーを作る
  • ≪風土へのインパクト≫前向き
  • ≪適用すべき状況≫亀裂を修復するとき、ストレスのかかる状況下でモチベーションを高めるとき、結束を強めるとき
◆民主型リーダーシップ
  • ≪共鳴の起こし方≫提案を歓迎し、参加を通じてコミットメントを得る
  • ≪風土へのインパクト≫前向き
  • ≪適用すべき状況≫賛同やコンセンサスを形成するとき、または従業員から貴重な提案を得たいとき
◆ペースセッター型リーダーシップ
  • ≪共鳴の起こし方≫難度が高くやりがいのある目標の達成をめざす
  • ≪風土へのインパクト≫使い方が稚拙なケースが多いため、非常にマイナスの場合が多い
  • ≪適用すべき状況≫モチベーションも能力も高いチームから高レベルの結果を引き出したいとき
◆強制型リーダーシップ
  • ≪共鳴の起こし方≫緊急時に明確な方向性を示すことによって恐怖を鎮める
  • ≪風土へのインパクト≫使い方を誤るケースが多いため、非常にマイナス
  • ≪適用すべき状況≫危機的状況下、または再建始動時、または問題のある従業員に対して

■リーダーの役割

  • リーダーの役割は、政治でも企業経営でも、あるいはその他の組織でも同じです。明確なゴールを示して、構成員を同じ方向に向かわせ、全員の汗と知恵のベクトルを結集して新しいうねりをつくりあげていくことです。
  • なぜ、愛想が悪いのか。「俺の一言で、選手は体調を崩す。」それだけ聞けば十分だった。
  • 上に行くほど私的な生活はなくなる。嫌ならおりろ、と言いたい。全体をよくすることに意義を感じるのが管理職だ。
  • どんな上司も想像以上に能力や人脈がある。どんな会社でも上司は選べない。愚痴を言う前に、上司の力を100%活かすことを考えるべき。
  • 部下を4パターンに分けて、活かし方を変えていたこと。例えば、細かいことに気が付くものの戦場ではものすごい臆病な武将も、戦場に行かなくて良いことを約束する代わりに細かい留守中の役割を与えるとめちゃめちゃ仕事した、とか人を絶対に切り捨てない「どんな人でもどっかに活かす方法がある」って考え方ができる人って今なかなかいないんじゃないかなーとか。時間や成果に追い立てられてるとしょうがないのかもしれないけど。
  • リーダの思いを実現する為に存在していることを理解している。
  • 部下への仕事の振り方として、経緯の説明・仕事の効果・褒賞のような必要なことをしている。
  • ポストの完全入れ替えをせずに、自分のやり方を通すにはどうしたらいいか。
  • なんでもかんでも正しい道を強引に自分だけでも進む、では何もできない。
  • 指揮さえしっかりやっていれば事故は起きないというのが私の考え。一つの信仰のようなものだけど、指揮の要訣と言って<部下の能力を確実に掌握し、明確な企図のもとに適宜適切な命令を与えてその行動を律する>というのがある。『ホームランを打ってこい』って言ったってできやしないんだから、部下の力を見きわめて、準備して仕組んでやらなければならない。
  • ビジョン、経営に関する哲学を示したときにみんなが納得しないと、自分の今までの技術的な業績をベースに無理やり、屁理屈をつけて暴走しだす。そうすると、ますます人が離れていってしまう。それで要するに組織が動かなくなって、失敗する。修正して意見を聞いてやっていれば、みんながついて来る。しかし、そこが器の問題で、何か権限の大きさに溺れると、「俺の考えが正しいのに、あいつらは何で反対しているんだ」と思い始めてしまう。そうなると、強要が始まるのではないかと思うんですよね。
  • 強力なリーダーシップは、それがどれほど優れたものであっても、人々の心の中に、必ず、深い依存心を生み出してしまう。それゆえ、その強力なリーダーが去ったとき、しばしば、その組織や社会、国家の中に、混乱が生まれ、ときに、独裁政治が生まれ、ときに、衆愚政治が生まれてしまう。その過ちを繰り返してきたのが、人類の歴史。
  • 人生における、人との出会い。そこに生まれる、深い共感。その共感によって、定まる思い。その思いに駆られるように、歩む道。その道を歩むことで与えられる、人間としての成長。気がつけば歩んでいる、リーダーとしての道。
  • 千人の人々のリーダーとなる人物は、千人の人々への深い思いと共感を持つ人物である。
  • サーバント・リーダーは、まず第一に召し使い。奉仕をしたいというごく自然な願いから始まり、それから意図して指導者になりたいと望むようになる。
  • 権力は腐敗する傾向を持ち、絶対権力は絶対に腐敗する。指導者は神ではなく、ただの人間なのだから、閣下でさえ要注意。優れたリーダーなら、自ら進んで反対意見を求めるはず。それが良い民主主義の髄、健全な国づくりに不可欠なものです。
  • 世界にインスピレーションを求め、国家規模で考え、草の根で働く
  • 神は、無学でも自立心ある者に常識という英知を恵み給う。民の英知の実りを妨げるサルダーラ政治は、神の試練だと思わなければ。
  • 晩年の雷竜王三世が国会を叱った言葉が残る。「わたしの行為を批判せず、わたしの誤りに対して盲目になっている」この人の下で働きたい、真正面から意見して、心ゆくまで喧嘩したい、と夢みる。先代国王は知っていた。民の敬愛が深ければ深いほど拡大する「盲従」という名の落とし穴を。民のための改革に心身を捧げた指導者。その人の晩年の悲しみが、とくとくと伝わってくる。
  • 権力者の出処進退で一番難しいのは「退」。さらに輪をかけて難しいのが実の引き方とタイミング。彼女の水際立った姿勢にも、絶妙なる好機選択の判断力にも、インド国民とともに深い感銘を受けた。真の権力は、それを自主的に放棄する指導者に与えられると教わった。
  • 人のために懸命に働かなきゃアカンヤツが、嘘ついてごまかしてどうする。権力ってのは弱者を救ってあげるために使うはず。
  • 戦争を進めた側の人々が自ら最前線におもねく行為など、人間として当たり前。自らと自らの身内だけは安全圏にいて、他人を駒のように戦地に送りこんでいれば済む前提でしか物事を判断しない方が異常。
  • 高い社会的地位を占めている人々が自ら"ノブレスオブリージュ"を言いだすなどとはちゃんちゃらおかしい。自分自身を"高貴"な人間と位置づける傲慢さが鼻持ちならないだけでなく、言挙げせずとも、 いつでも淡々と実践してみせればよいだけの話。
  • うまくいっている組織には、必ず1人は、手を取って助けもせず、人づきあいもよくないボスがいる。この種のボスは、とっつきにくく気難しく、わがままなくせにしばしば誰よりも多くの人を育てる。好かれている者よりも尊敬を集める。一流の仕事を要求し、自らにも要求する。基準を高く定め、それを守ることを期待する。何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。
  • このような資質を欠く者は、いかに愛想がよく、助けになり、人づきあいがよかろうと、またいかに有能であって聡明であろうと危険である。そのような者は、マネジャーとしても、紳士としても失格である。
  • 部下を守る立場にある人間が、外からの声におろおろしていては部下の信頼は得られない。そういう頼れる上司像が前面に出てて、かっこよかったです。自分の考えを通すことって難しいだけにできる人はすごいなぁと。
  • 上司がうるさければうるさいほど、部下は上司に対して気を使うことに多くの時間と労力を割いてしまう。上司に気を使ってばかりいては、肝心の自分の仕事に能力を発揮できなくなってしまう。部下ができる仕事の量には上限がある。上司に何でも報告をあげさせ、上司の顔色を常にうかがっていては、部下の仕事に支障をきたす。部下の仕事の目標を「上司を満足させること」にしてはいけない。そんな体制では、チームがいい仕事をできるはずがない。

■大きな羊

「僕ね、生まれ変わったら大きな羊になりたいんだ。」
「???(一同きょとん)」

また、ぶっ飛んだ。笑
ドリプラの生みの親、福島先生がいきなり玉ドリで話してくれたこと。

「『美しい』って漢字は『大きな羊』って書かれるんだけど、これは、
羊は群れを作って暮らしていて、その群れにはリーダーとなる大きな羊がいる。

みんなが平和に暮らしているときはえばったりするわけでもなんでもなく、
みんなと一緒に暮らしてる。

でも、狼に襲われたとき、この大きな羊は"みんなを逃がすために"
みんなの逃げる方向と逆方向、つまり狼のいる方向に向かって一頭だけで
立ち向かっていくんだ。みんなのために。
自分が死ぬかもしれないことを覚悟して。

その、大きな羊が狼に立ち向かっていく姿があまりにも美しかったから、
『美しい』っていう感じは『大きな羊』って書くようになったんだよ。」

福島先生の好きそうなエピソードだ。
でも、聞きながら、まさに今福島先生がされていることが
まさに僕たちの中での『大きな羊』の役割だと思います。

そんな先生の姿を追いかけて、みんながついてきてる。
まだまだ未熟だけど、自分もやがて大きくなる。

そんときには、『大きな羊』の役割を担って生き様として
美しい生き方をしたいと、今はそう考えています。

これからの行政について

■住民のリーダーとして

  • 初めは三拝九拝して納得させ、東京市の恩人などとおだて上げ、次に袋の鼠と追い込み、最後に首っ玉を捕まえて有無を言わせず引きずりまわす。それが役人の慣用手段。
  • 政府は効率が悪く、スピードが遅く、不正が起こりやすく、官僚的で、地位に居座り続ける傾向がある。これらは、全て政府が持つ利点の副作用。その規模、パワー、および影響範囲の広さは、ほとんど必然的に扱いにくい。同時に、自分達のためにその力と富を使いたがっている人たちに対しても魅力的なものになっている。
  • しばしば、行政職員は自らを「ジェネラリスト」と称することがあるが、そろそろこうした自己認識をあいまいにするような言い方はやめにしてはどうか。少なくとも、プロボノとの関わり方において、行政職員は、行政プロセスのプロフェッショナルとして、あるいは、地域の事情を知るプロフェッショナルとして、市民と正面から向き合うことが求められるだろう。
  • 政府はものを作ることは上手いことが多いが、それがもはや必要なくなったり、あるいは負担にすらなってきたときに、作るのを止めるのはあまり上手くない。
  • 真のエリートには2つの条件がある。第1に、文学、哲学、歴史、芸術、科学といった何の役にも立たないような教養をたっぷりと身につけていること。そうした教養を背景として、庶民とは比較にもならないような圧倒的な大局観や総合判断力を持っていること。これがまず1つ。 第2は「いざ」となれば国家、国民のために喜んで命を捨てる気概があること。俗世に拘泥しない精神性が求められる。
  • 外交官というのは、いかに末端の仕事を担当していても即座にでも日本国の首相がつとまるほどの経綸と構想を用意しておかなければならない性格の職務。
  • 学者仲間でどう言われようと、美濃部先生には、学者の在り方を人間の生き方の問題としてとらえた確乎たるお考えがおありになってのことだったと思われ、また、能力的に、学問研究と社会性をマッチさせ得る豊かな資源を備えておられたのである。社会との連帯があってこそ、自らが極めた真理が有意義となることを、実践で示された先生だった。
  • 国を統治するってことへの意識の高さ。川の流れを変えて国の被害を最小化するとか、米以外の特産物を指定して不作に対応するとか。
  • 政治家は、日頃から国民の生活に重要なテーマや国の中長期的課題に関心を持ちながら、広い視野をもって政策の方向性を決定する。一方、官僚は、その政策を具体化すべく資料や情報を収集し、研究、議論することで集積した専門知識をベースに、その状況に適した具体的な政策を政治家に提案する。そして政治家がそれらをもとに、官僚とは異なる考えをもつ他の専門家や支持者の声も聞きながら、総合的に判断し、結論を出す。
  • 仮にそれが官僚の意見を否定するものであっても、政治家自身が示した方向性を実現するために、最も効果的な政策はどのようなものかを優先的に考え、当然ながら、出てきた政策に対しては政治家が全面的に責任を負う―。これこそが政治家と官僚の本来あるべき関係であり、真の政治主導だ。
  • 国益を無視して省益確保に奔走する先輩を否定すれば、それは省の論理と相容れず、はみ出し者の烙印を押される。国民の生活向上のために頑張っていても省のために頑張っているように見えなければ、そして結果が省のためにならなければ、決して評価されないのである。
  • はっきり言って、役人にとってはプロジェクトが成功しようと失敗しようと関係ない。「利益」は出なくても「利権」は生まれるからだ。
  • 法律作成という作業のなかには、与野党の複雑な利害関係をうまく調整するといったセンシティブな事案も少なくない。それをまとめた能力は評価されてしかるべきなのだが、役人の世界ではそれでは足りず、必ず副産物をつけなければならないという決まりがある。すなわち、権限と予算と天下りポスト。この3点セットをつけることを自動的に考えるように思考回路が形成されているのだ。
  • 官僚の仕事を評価する基準の一つが「省のために副産物をつくる」ことともう一つ目に見える基準が「労働時間」。というわけで、官僚たちはせっせと残業に励むことになる。
  • 政治家には、「私たち忙しいから、あんたらやって」って言ってるだけ。勘違いして政治家や官僚を「頭いい人なんだ」なんてありがたがる必要なんてない。「アホ!働け!俺らもこんだけ働いてんだぞ!」って 政治家に言わなきゃいけない。
  • 「税金でまかなっている大学を、国が管理するのは当然」というときの「国」はおそらく政府。「お国自慢」というときの「国」は、日本国であるにしても、何々県であるにしても、とにかく政府という意味ではない。日本人は、自分の国のどこを自慢しても、政府だけは決して自慢しない。
  • 赤ん坊は自分の知識を持ち合わせていない。しかし母親はこの要求をくみとって世話をする。それは真心があるからである。真心は慈愛を生む。慈愛は知識を生む。真心さえあれば、不可能なものはない。役人は、民には母のように接しなければならない。民をいつくしむ心さえ汝にあるならば、才能の不足を心配する必要はない。

■福祉

  • 障害者福祉がいかに厚くても、それはやっぱり結果の福祉であります。原点を示せば、いかにして市民の子弟に障害の発生を防ぐかに、すべての対策の基本があります。出生1ヶ月でガスリー法による検査を行い、乳幼児検査カード作成、2ヶ月目で赤ちゃん手帳と3ヶ月検診票を送付、3ヶ月検診を行った後、保健婦、発達相談員、医師と医療機関がその結果を徹底的に検討し、健常児、要経過観察児、このまま放置すれば将来障害児になるかもしれない子ども、そして障害児に分け、その後4ヶ月検診、10ヶ月検診、さらに2歳6ヶ月と3歳6ヶ月と検診を市民健康センターで行い、その間、6ヶ月、12ヶ月、18ヶ月、24ヶ月と質問カードを送付、カルテによって管理をあとづけていく細かな、実に思いやりにあふれた検診を行っております。そして、まさに優れているのは要観察時は適宜呼び出し、また電話や訪問をして、健常児になるまで相談、指導を継続して行うこと。
  • 障害児になると思われる子に対しては、徹底した治療、訓練、保育、母親指導、相談など、療育体制の中に取り込み、特に脳性まひ児にはボイター法と呼ばれる寝返りやはいはいなどのできる正常な反応を反射的に繰り返し引き出していく訓練法を取り入れて、成果を上げているというのです。
  • さらに、就学前の保育園、幼稚園に障害児を受け入れる体制を作るとともに、たえずそうした園に対しては、市の児童担当者が巡回して相談に応じるなど、しっかりした後付けにより、園側も安心して障害児を預かり、混合保育を成功させていくことができるよう配慮されているのです。こうして乳幼児期に徹底した治療、訓練と教育が行われた結果、放置しておけば障害児になったかもしれない子どもたちが就学時には健常になり、重い脳性まひ児も自分の足で学校に通えるようになったというのであります。
  • これはまさしく保健と医療と福祉と教育を結合させた行政であり、その実証は未来の市民を大切にする大津市のすぐれた金字塔であると考えるのです。障害者と、その家族に手厚い福祉行政を必要とするのはもとより、基本的には障害者としての対策以前の、障害者にしないための行政の全力の取り組みこそ最も重要なのですが、実際の取り組みはといえばスローガンに終わってはいないでしょうか。
  • 自分たちの優れた力を引き出していく。失われたものを数えるな。残されたものをどう使って生きていくかということに真剣に頑張って取り組んでいく障害者の人たちと触れ合っていると、「怠けていられないなー」って、そう思う。この人たちはやっぱり光。かわいそうな人たちじゃない。

■行政と住民をつなぐ

▼行政サービスへの住民参画について
  • 「ニューパブリックマネジメント」は、行政実務に民間企業における経営の視点を持ち込み、行政が行う施策の業績や成果に対する評価を重視するという発想だ。限られた財源の中で、いかに効果的で市民のニーズにあった施策を展開していくか、という発想に基づき、予算を配分し、その実施段階においても現場の創意工夫や、民間企業の活用などを積極的に取り入れながら、政策の効果を高めようとするものである。NPMの考え方を構成する主な要素は、「成果主義」「民間活用」「顧客志向」という3つに集約されるだろう。NPMの考え方においては、事業を実施したことよりも、どのような成果を生み出すことができたかが問われ(成果主義)、そのために民間で育まれた知恵やノウハウ、人材等を活用し(民間活用)、また、ここでいう顧客とは市民のことだが、市民の視点に立った施策を展開すること(顧客志向)が重視される。これらは、一般市民や企業の感覚からすれば至極当然のことであり、行政においてもこのような考え方や価値観が浸透していくことは、むしろ大いに推進すべきと感じる人が大多数だろう。
  • 行政とNPOとの協働のモデルには細かくいくつかのパターンがある。もっとも一般的な形態は業務委託であり、行政が行う業務を民間が代理で行う、という意味合いの契約形態だ。NPOが業務委託を受ける事例は数多く存在するが、例えば、市民活動等に関する意識調査、セミナー・講習会などのイベント運営、地域の子育て支援活動の事務局運営などさまざまである。
  • 業務委託の場合、NPO側は、契約上定められた仕様にしたがって業務を遂行することが当然に求められる。業務委託が、NPOにとって有利な契約形態なのか、それとも不利なものかどうかは、一概に言える話ではない。ただ、少なくとも、理屈の上では、仕様に定められた内容を実行することができなければ契約を履行したと言えず、支払いも発生しない、という契約形態であるから、開始当初の契約の重みはそれなりのものであり、発注側・受注側双方に十分な注意が必要だ。
  • 介護保険制度などの制度を活用する事業者の中にNPOが参入するという形である。2000年に導入された介護保険制度では、要介護・要支援の高齢者が、民間事業者が提供する介護サービスの中から、自身に適した介護サービスを選択できる。この介護サービスを提供する民間事業者の中にNPO法人が加わる動きが相次いだ。地域の住民によって運営される団体がNPO法人として介護サービスを提供することは、民間企業とは違った視点や地域に根差したきめの細かさを取り入れたサービスを提供することが期待され、実際、各地でそのような福祉サービスを提供するNPO法人が活動を行っている。このように、行政の制度上のプレイヤーとしてNPOが名乗りを上げることで、行政の制度がより機能するという関係を築くことが期待されている。と同時に、こうした介護保険制度などのように、行政の制度に準じた事業を展開することは安定した事業基盤を提供してくれる可能性も高いが、行政の制度そのものに見直しや再編が発生したときには大きな影響を受ける。行政制度の動向には常に十分な注意が必要だ。
  • 警察官がこういう場合気にする唯一のものは、常に面子である。彼らは、警察官以外の人間が警察より早く事件の謎を解くと、その人間は必ず警官を馬鹿にする、と考えるのである。これはおそらく権力というものの、ある確実な側面であろうと私は感じている。威張る人間は、威張らない人間に負けてはならない。権力とは、常に危ういものなのである。
▼アイデアによる協業について
  • 「アイデアによる協働」には、さまざまな手法が含まれる。政府の法案や省令、自治体の条例案や施策等を検討する際に市民が意見を提出することができる「パブリックコメント」や、行政の日頃の事業運営や今後取り組むべき施策等について提案ができる「市民提案制度」、インターネット上に市民が集まる電子コミュニティをつくる「市民電子会議室」、市民が地域の土地利用等のあり方について提案ができる「まちづくり条例」、あるいは、幅広い市民を集め主要な政策テーマに関して意見を出し合い議論する場を開く「百人委員会」など、さまざまな手法が存在する。
  • こうした制度が形骸化しないようにするためには、市民の声を受け取る行政側にそれなりの理解力と、変化に対する前向きな姿勢とが求められる。つまり、どれだけ市民が発言をしても、最終的にそれらの声をとりまとめ、どのようなかたちで法案や施策に落とし込むかは、行政担当者側の手にかかっているという危うさも、常に存在するのだ。寄せられたコメントの合計件数は公表されていても、それぞれのコメントについて同様の意見が何件寄せられたかといった詳細な内訳までは公開されていない。これではどの意見が多数を占めていたか、というようなことまでは十分には分からない。
▼指定管理者制度について
  • 委託と対比される契約形態と考えられるのが「指定管理者制度」だ。これは、図書館、公園、公民館、研修会場などの公共施設の運営に際して、NPOを含む民間団体に当該施設の管理者としての権限を付与し、施設の使用許可や施設の運用に関する企画、来場者への課金や収益事業の実施などを、規定された範囲内で、管理者となる団体が実施できるという契約形態である。業務委託よりも自由度が高く、その分、管理者となる民間団体側に事業場のリスクや責任がより多く発生する枠組みとして、効率的な行政運営を実現するための手法として広がりを見せている。民間のノウハウを公共施設等の運営に生かし、行政が定める一定の条件をクリアしていれば、あとはその管理権限を民間に任せることで、その施設が挙げる成果を高めていこうとする狙いは、「委託」という従来型の契約形態に比べて大いに可能性がある。
  • 課題はその実施状況だ。現在、日本全国で指定管理者制度を導入している施設は70,000件以上に上るにも関わらず、そのうち7割以上は、行政が関連する外郭団体が指定管理者として指定されているのが実情だ。行政のスリム化や民間開放という理念の実現までには、まだ道が遠いようだ。そして、この制度のもう一つの課題は、指定管理者となる民間事業者に対して提示する公共施設等の管理運営にあたっての条件そのものは、行政が設定するものであり、その条件次第では、民間の力を発揮できる範囲が限定的とならざるを得ないところである。民間の意欲を引き出し、市民に対する成果を高めるような契約方法については、数々の実践を踏まえた継続的な議論が不可欠であろう。
  • 民間活用については、PFIや指定管理者制度など、民間が一定のリスクを負うかわりにリターンを得ることができるような契約形態などが編み出されてきた。公共施設をNPOが運営したり、刑務所を民間企業が運営する、といったモデルも生まれてきた。
  • だが、例えば、指定管理者制度によって、施設等の運営を「任されている」組織の7割以上は、行政の外郭団体であるということも一面の事実である。「民間にできることは民間に任せる」制度のはずが、まだ十分に民間の活力を活かしきれていない状況とも言える。

■住民に求められること

  • 「顧客志向」を実現するためには、顧客にあたる市民が行政の仕組みを理解することも不可欠だ。市民と行政との理想的なコミュニケーションの実現には、お互いの理解や、両者がさわやかな関係を築くことができるような工夫が必要だ。
  • 顧客志向といっても、自治体と市民との関係は、企業と顧客とまったく同じようにはいかない。自治体職員の隠語かもしれないが、市民の中には「特定市民」と言われる人物がいる。こうした人たちは、しばしば市役所に乗り込んで自治体職員の時間をとり、さまざまな要望を言ってくる。職員としては、市民を相手に逃げるわけにもいかず、じっと聞く側にまわる。
  • 「今まで、そうしてきて問題がなかった」という考え方自体が、きわめて保守的だ。もっとよくしようとする態度が見えない。「今まで問題がなかったので大丈夫」というのではなく、「これからの時代に備えて、こうするべきだ」という発想の方が大事だ。

■被災からの復興

  • 震災後、仮設住宅ができるのはありがたいが、それができるまでの間、島に残っている旅館や民宿を島民の避難場所として国や県が借り上げて使ってもらえれば、間仕切りのない避難所生活に比べてよっぽどプライバシーが保てるし、宿にも国から収入が入ってくる。現状の避難所や仮設住宅では、島のどこにも収入が得られない。
  • ボランティアについても島外から来てもらうだけでなく、島民をスタッフとして有給雇用してもらえないか。産業がダメになっている分、働き口を失った人はたくさんいる。彼らに一日数千円でも収入が入れば自立した経済活動を行う大人としてのプライドが復活しやる気もわき、それだけでも状況が違ってくる。美化されたボランティアでなく、少々生臭くても現実的に現金がまわる方法で支援をする方がよっぽど助かる。
  • 釜石市にランドセルが足りないという報道がなされたとき、全国各地から大量のランドセルが届いた。メーカーからも新品のランドセルが届いた。しかし本当にランドセルを必要としている子どもたちの数はそんなに多くなく、その数も市として発信していたが結局大量に余ってしまって、純粋な善意が受け入れられない状況になった。ウェブサイトでもなんでも、○○が何個欲しいという情報がやりとりできたらいい。最初は食べるものがなかったし救援物資は何でもありがたかったが、状況が徐々に落ち着いてくると必要なボランティアや物資がわかってくる。需要は季節や衛生状態によっても変わるので何でもかんでもという状況ではなくなる。
  • ボランティアには適切な種類、数量、そして時期がある。ミスマッチを今後どれだけ減らし、交通整理をして効率的に回していくかが、復興にかかる時間の長短に大きく影響してくる。
  • 家屋倒壊の恐れがある建物には危険を示す赤い紙が貼られてしまうが、それを最終的に判断するのは、建築の専門家ではなく税務署。全壊なのか半壊なのかによって義援金の分配額は変わってくるし、住んでいいと判断されたとしても、建築上住んで本当に安全なのか不安が残る。実態に伴った法整備が急務。
  • 被災地のサポーターになってもらうこと。サッカーのサポーターであれば、試合に行って応援することもできるし、応援するチームのグッズを買ったり、ファンクラブの年会費を支払ったり、いろいろな形でチームを応援できる。それと同じように、被災地側でも応援してもらうためのメニュー作りをする必要がある。両者が合致すれば、これまでの枠に捉われない支援ができるのでは。
  • 瓦礫の撤去を取材していた報道陣がご遺体の発見現場に遭遇したが、遺体搬送の一部始終を撮られてしまって。亡くなった方の尊厳を保ちたいという思いと、身内の方の気持ちを考えて欲しいという願いから『撮影はやめてください』と何度も言ったが、彼らはカメラを回し続けていた。人の生死に関わることはデリケート。いくら報道とはいえ、配慮して欲しい。ただ一方で、こういう状況なんだよと伝えてもらいたいという思いもある。一定の理解はできる。
  • 3月11日の東日本大震災後の2週間の間に、首都圏で大量に放送されたAC広告は合計2万回にもなった。意味はわかるが、もう一歩踏み込んでその空枠で被災地が必要としている救援物資や細かい情報を流すような仕組みがあってもよかった。
  • 乳がんの象徴といえばピンクリボンですが、乳がん治療を目的とした寄付金付き商品が、寄付金を集める目的を達しつつ、経済的にもペイするという経済戦略。れっきとした清く貧しいボランティアは、その人の気持ちが萎えた途端、立ちいかなくなってしまう。けれど、寄付が仕事のモチベーションとして成り立つのであれば、自然と続いていくわけで。
  • 「あんたがいけないのよ。あんたが飲みに行こうなんて言わなければこんなことにならなかったのよ。」「それはその通りだ。肝に銘じて俺もそう思う。しかし、二度とそのことを口に出したら承知しない。こういうときに、俺に限らず、人を責めてはいけないんだ。俺は責められても何とも思わない。俺が悪いんだから俺は平気だ。しかし、俺を責めていくと、結局、最後は嫁を責めることになる。そうじゃないか?どんなに歳をとったって、嫁は嫁なんだ。大勢の家族や親類の中で、嫁だけが他人なんだ。俺を責めると、そういうことになってくる。だから、そういうことを言うもんじゃない。」
  • 家の前を裸足で歩いている娘、焼け跡で万年筆を探している娘。ドスト氏は家を失ったことは悲しくないが、そういう娘の姿を見るときは胸がつまったと語った。町の人や村の人は、その四畳半の部屋を訪れるのをどんなに楽しみにしていたことか。彼らは、その男の家が火事で焼けてしまったとき、まっさきに俺たちの遊びに行ける部屋を造ると言った。俺たちの部屋は俺たちで造ると言った。
  • 関東大震災直後に必要だったのは、総理のリーダーシップである。「現場で可能な限り判断して結論を出せ」そう言って現場に権限を委譲し、被災者のためになることなら、復旧に効果があることなら、上の決裁を待たずに実行させることが大切なのである。そうすれば、末端の官僚も思いきって動くことができる。しかし、その大前提として必要不可欠な条件がある。「責任は俺がとる!」そういう総理の強い姿勢である。メッセージが明確にあるからこそ、現場は知恵を出し、よかれと思ったことを躊躇なく実行に移せる。
  • 経産省が会見でつねに「管総理のご判断です」との態度をとり、いっさい経産省の見解を述べずにいたのは、こういう理由である。「東電はこう言っています、管総理はこう言いました、枝野(幸男)官房長官はこう言いました…だから、われわれ経産省もこう判断します」自分たちが直接の責任を押し付けられないよう、常にそのような予防線を張っておくのである。

■交通行政

▼都市からの車の締め出し
  • どうしたって車を少なくしていかないと解決しない問題があるが、コンビニ配送トラックみたいに社会に必要とされて存在しているトラックもある。切り分けが難しいかな。。
  • 市の中心部から車を締め出して路面電車と歩行者のサンクチュアリとする「トランジットモール」がヨーロッパで広がりつつある。こういう事例から学びたい。
  • そして幹線道路はともかく、生活道路の安全性を上げるにはガードレールよりもバンプ(道路の障害)を作った方が効果的な気がする。車のスピードを下げる規制や装置の方がてっとり早い。車の傷と人間の生命とどっちが大事かを考えれば、特に迷うこともない。
▼左折レーンの必要性
  • 右折レーンは間違いなく必要だが、左折は直進しながらでもできる。左折の専用レーンは不要では?
▼歩道橋の必要性
  • 障害者、乳幼児やベビーカーで歩く人にとっても、歩道橋はバリアフリーどころか大バリア。エレベーターつきのものを設置するくらいなら、なくてもいいのでは?
▼年齢制限
  • 13歳未満の子供と70歳以上の高齢者、身体の不自由な人は自転車通行可であろうがなかろうが歩道走行ができる。ただ13歳ではかなりスピードも出せるようになっており、事故を起こしたら小学生でも民事責任を負うことになる。もう少し下げるべきでは。。
▼電車への自転車持ち込み
  • カバーをかければ自転車でも持ち込める。大きさ的にはベビーカーよりも小さくなる自転車にもカバーをかけなければいけないのは、自転車が危険物という認識があるから。
▼電車のアナウンス
  • いつだったか伊豆急の伊豆高原駅で早朝、電車を待っていたら、三人しかいないのに「まもなくナントカ行きがやってくるから白線の内側までさがれ」などと言っていたのでおかしくなってしまった。1時間に2本しか電車が来ないのだから、みんな列車の到着時間はわかっているし、ときどき時計をみては、あと5分ぐらいかな、などとぼんやり待っている。

2014年8月2日土曜日

仕事を楽しむ

■まず最初に得心しておくべきこと

  • どこで、誰の子として生まれたかなんて、たいした問題じゃない。それより大事なのは、その人間がどこで生きていくことを選び、何者になろうとしているかだ。
  • その仕事は世の中にとってどんな意味があるのか。
  • 努力は目的を達成するためにするもので、努力だけしていても意味がない。出したい結果に集中すること。
    • 例えば、鳥がバタバタ頑張って飛んでいるときは一番頑張ってるけど一番進んでないとき。
    • バンって風を受けて進んでるときはなにも努力をしていないけど一番早かったりする。自分の動き方によって自分で変えられない風向きも強さも変わるから、いかに目的に近づくために最適な風をつかめるか、も考えておくべき。
  • ものごとは努力によって解決しない
    • 「自分の努力が足りない」とか「頑張ってるのに報われない」とか言う人がいるが、逆に「努力すればうまくいく」なんてことがあるのか。
    • 人間が自分の努力によってなんでも解決できると考える方がおかしくないか。解決するはずのない努力を免罪符にしていないか。
  • 誰でも働きながら、様々な知識や技術、能力を身につけていきます。人によっては、社会に出てからうまく武器を拾える人もいれば、うまく拾えずに立ち往生している人もいます。その差は心がけだと思います。やはり自分から武器が必要だと思い、それを拾う努力をする必要があります。武器の性能を知るためにも何でも貪欲に引き受ける気概を持つこと。
  • 「嫌いな人とは付き合わない」では、人間関係の幅を狭めてしまいます。いつも同じ仲間や気の合う人とだけ付き合っていると、情報がいつも同じになってしまいます。そのような付き合い方は、気は楽ですが、人間としては成長できなくなります。仕事も人間関係と同じです。嫌いな仕事でも取り組んでいると、ある瞬間に「楽しくなる」「好きになる」ことが必ずあるのです。このような人は強い。難問が起きても決して逃げ出さない。
  • 着手すれば、どんな準備が必要かとか、合理的にやる方法はわかってくる。すぐに着手してみること。また、そこから興味や面白さも楽しさも出てくる。全ての仕事は、その必要があって生じている。仕事の重さ、軽さを天秤にかけることなく、率先してその仕事を遂行するところにあなたの真価が問われる。
  • 要は、思い入れの強さです。自分が背負っている商品に対して強い思い入れを持てる営業マンは、それがすべての動き方に表れます。
  • 一回の遅刻で熱意と本気度が疑われる。仕事に対する姿勢は勤怠一つに表れる。遅刻一つにその人の仕事への取り組みの心構えが出る。
  • 人間というものは、現在自分の当面している仕事をまず片付けて、しかるのち、余力があったら、自分の根底を養うような修養をすべき。もしこれに反して、自分のなすべき当面の仕事をなおざりにしておいて、他の方面に力をそそぎますと、仮にそうして力を注いだ方面は根本的な事柄であり、またその努力がいかに大きなものであっても、こういう人は、いつかは世間からその足場を失って、あたら才能を抱きながら、それを発揮する機会を得ないで、空しく朽ち果てるのが世の常。
  • そもそも仕事の処理ということは、いわば寡兵をもって大敵に向かうようなものであって、一心を集中して、もって中央突破を試みるにも等しいのです。同時にまた広くは人生の秘訣も、結局これ以外にないとも言えましょう。実際あれこれと気が散って、自分がなさねばならぬ眼前の仕事を後回しにしているような人間は、仮に才子ではあるとしても、真に深く人生を生きる人とは言えないでしょう。
  • 人間の偉さも、仕事の処理いかんによって決まる、とも言えるかと思うほど。それというのも、一般に優れた人ほど仕事が多く、またその種類も複雑になってくるからであります。
  • 無駄足をどれだけ踏んだかで捜査の結果が変わる
  • 「人はまず働け。働けば、米、味噌、しょう油、友達、信頼がついてくる。」

■いい仕事を

  • どんなに結構なご時世でも、いい仕事をする人間はそうたくさんいるもんじゃない。たいていは逆目に鉋をかけて恥ずかしいとも思わないような連中ばかりで、それで済んでゆく。けれどどこかに本当にいい仕事をする人間はいて、見えないところで世の中の楔になってる。それでいいんだよ。
  • 誰にも取られない武器を作ること。属人化は問題だが、属組織化であれば武器になる。他者/他社との差別化ができない企業は、いつか取って変わられることになる。
  • 仕事への意欲を最も強くかき立てるのは、仕事そのもの。仕事がおもしろければ、誰でも仕事をしたがり、立派にやり遂げようと意欲を燃やす。
  • 人間は遊んでいるときに最高の仕事をする。遊んでいる子供ほどの真剣さを見ることはないだろう。適切な職場環境の中では、想像力が解き放たれて創造性が発揮され、遊んでいるときには疲れにくいのと同じように、エネルギーと耐久力が高まる。
  • 仕事をする上では3つの喜びがある。発見の喜び、創造の喜び、それと上達の喜び。勉強でもそうですが、特に発見の喜びというのはすごく大きい。だから優秀な上司は、部下に発見の喜びを教えるけど、ダメな人間ほどそれを失わせてしまう。
  • 何のために効率化するのか。人間が何のために努力できるか、徹夜しても頑張れるかを考えた時、効率のためよりは、人がハッピーになるためとか、誰かが悲しまないようにするためという方が、力が出る気がする。
  • 変化に応えるためには、自分を磨くしかありません。いやいや仕事をしているようでは、とても自分磨きはできません。それはあなたにとっても会社にとっても不幸なことなのだと思います。
  • 尾形さんにとって大事なのは、まずはじめることだった。見てくれは気にしない。はじめてしまえば、なんとかなる。そこに、尾形さんの超現実主義という面目躍如がある。映画だって10分なら、新雑誌だって増刊という形なら、会社の誰に相談をする必要もないのだ。
  • 3自の精神。
    • 【自発】とは、何事に対してもアグレッシブに挑戦していくことです。上司に命令されなければ何もできないといった姿勢は、自発の精神とは程遠いと言わざるを得ません。
    • 【自治】とは自分を厳しく管理することです。決められたこと、守るべきこと、やらなければいけないことを他人に言われる前に自らチェックし、行動にあたってはルールを守って進めます。
    • 【自覚】とは、自分の置かれている立場や役割、状況をわきまえることです。折に触れ『上司や周囲の人は、自分にいったい何を期待しているのか』と自問自答し、自分の仕事の進め方や行動を反省し、さらなる向上を目指して自ら軌道修正できる姿勢が大切です。
  • 「とにかく手をつける」ということは、仕事を処理する上での最大の秘訣と言ってよい。次に大切なことは、一度着手した仕事は一気呵成にやってのけるということです。同時にまたそのためには、最初から最上の出来映えを、という欲を出さないということです。すなわち、仕上げはまず80点級というつもりで、とにかく一気に仕上げることが大切です。
  • 日常生活を充実したものにするとは一体何なのかと言えば、これを最も手近な点から言えば、結局自己のなすべき仕事を、少しの隙間もおかずに、着々と次から次へと処理していくこと。すなわち、少しも仕事を溜めないで、あたかも流水の淀みなく流れるように、当面している仕事を次々と処理していく。これがいわゆる充実した生活と言われるものの、内容ではないでしょうか。
  • アルゼンチンの人々のサッカーにかける気持ちは、どんな国にも負けていません。そんな本気のファンに見守られてプレーする選手たちは、これも嬉しいことに、自分たちがファンだったころの気持ちを失っていません。選手の多くは、大金持ちになっても質素な暮らしを忘れず、スタジアムに足を運ぶ人々が、少ない給料の中から苦労してチケット代を捻出していることを知っています。自分たちが不甲斐ないプレーをして敗れたら、1週間を暗い気分で過ごすということも知っています。だから、彼らはすべてをグラウンドで表現します。
  • 実際にユーザーとか社会が理解できる言葉で自分のテーマを語れるか、少なくともそういう目で自分の仕事を見たか。それができている人は論文のイントロのところに出てくるんです、必然的に。そういうのを一度も検討してない人は、事実しか書いてない。だから三割はイントロを見れば、くず論文かどうかが、すぐわかる。
  • 研究者は自分を律するときに、自分の仕事が社会にどうつながるかというプロセスをきちんと考える必要がある。どこまで達しないと社会的にはだめなんだ、という自分を律する心を持っているかどうかで大きく違いますね。
  • 今まで自分たちがやってきた範囲の中で、何かさらに難しいことを乗り越えようというような発想でやると、だんだん変な方向に行きそうな気がしますね。私はそれをよく「東大入試難問集」と言うんです。むかし、そういう本が受験生向けにありましたが、入試のために難問集ばかり解いていると、本当に世の中に意味があるのかな、という研究の方向になってしまう。
  • 「金儲けのために医者になったのではない。この国に来て、やっと神職を選んだ甲斐があると思えるようになりました。」
▼仕事とゴルフの共通点
  • ゴルファーはまず、目標に、つまりボールを打ち込みたい地点に、狙いを定める。同様にエグゼクティブは何かを始める前に、ゴール、つまり達成したい目標を設定する。
  • 狙いを定めたら、次はボールの行く手にハザードやショットが失敗する要因がないかどうか見極めて、適切なクラブを選ぶ。周りの状態を考慮したうえで、ゴルフバッグのなかの14本のクラブから、最もよい結果が出せそうなクラブを選ぶ。同様にエグゼクティブは、入手できる資源(人材や物資)のなかから、目標を達成するのに最も役立ちそうな人材や物資を選ぶ。
  • 見極めを終えたゴルファーは、次に最適なスタンスをとり、クラブのグリップを正しく握る。この動作は、ショットを成功に導くためには非常に大切で、いわば「成功のための最低限の保証」となる。ゴルファーはこうしてショットを放つ前の準備を整えるが、同様にエグゼクティブも、成功したいなら事を起こす前にしっかり準備する必要がある。
  • 狙いを定めなかったばかりに、あるいはスタンスをしっかり構える時間をとらなかったり、グリップをいいかげんに握ったりしたばかりに、ショットに失敗したことがいったい何度あっただろう?事を急いだばかりに、あるいは必要なものの準備を怠ったばかりに、会議で失態を演じたり判断を誤ったり、交渉に失敗したことがいったい何度あっただろう?

■テンプレートの採用

  • これから本当に必要なのは、マニュアルのないところでどうするかであって、マニュアルができたものはなるべく自動化の方に移していかなければ、逆に生き残れない。
  • 無印良品では業務のシステム化にも積極的に取り組んでおり、特にマニュアルづくりには力を入れている。目的はヒトに仕事がついてしまうことを防ぐことだ。
▼TEFCAS成功メカニズム
  • Trial(試行):プロジェクトや仕事の目的が何で、チームや担当者がそれにどのように取り組んだか。
  • Event(実行):その仕事やプロジェクトの結果はどうだったか。
  • Feedback(フィードバック):うまくいったこと、そしてうまくいかなかったことは何か。もう少しうまくやれた点は何か。チームやチームメンバをもう少し援助する、あるいは助言すべきだったか。
  • Check(チェック):状況を改善する為に何ができたと思うか。どうしたら、同じ過ちを決して繰り返さないようにできるか。順調に進んでいて、そのまま続けた方が良いことは何か。その経験から何を学んだか。
  • Adjust(調整):変える必要がある場合、どのように実施するか。チームリーダとしてもう少し直接関与した方が良いだろうか。
  • Success(成功):今後どの方向に向かうのか。プロジェクトの新しい目標は何か。次にうまくいったときに手にするものは何か。
▼仕事の進め方のチェックリスト
  • 仕事の遂行に与えられた人員、予算、設備、施設などは適切か。
  • 変更や改善のために何をする必要があるか。
  • 仕事に必要な社内および社外からの情報は、質、量共に十分か。また、タイミングは適切か。
  • 仕事の遂行に十分な時間を割けるか。
  • 他の方法はないか。
  • 頻度を変えることはできないか。
  • 他の材料や設備ではできないか。
  • より少ない費用やより安い価格ではできないか。
  • 進捗管理の方法や手段は適切か。
  • 異常事態や例外事項への速やかで的確な対応は取れているか。
  • 顧客の満足を得るにはどのようなことが必要か。
  • 顧客に、価値あるものを適切に提供できているか。
  • 過剰品質や過剰サービスになっていないか。
  • 自分自身が納得し、満足できるものを提供できているか。
  • インプット、プロセス、アウトプットは過不足なくつながっているか。
  • 何らかのバランスの変更は必要ないか。
  • 同じインプットで、より適切なアウトプットを生むために、仕事のプロセスを変えられないか。
  • より少ないインプットから現状のアウトプットを生むために、仕事のプロセスを変えられないか。
  • 意思決定方法を変えられないか。
  • ルールや手続きを変えられないか。
  • 新たな育成手段や方法はないか。
  • 規範を変えるには何が必要か。
  • 関係者とのコミュニケーションは良好か。
  • 他部署から協力を得られないか。
  • 他部署での事例が活用できないか。

■ToDo管理

  • 具体的な行動はGtasksに集約し、常にゼロを目指す!
  • 100点を最初から目指さない。改善していくプロセスも楽しむ。
  • アクションには「何してどうする」までを盛り込むこと。
  • アクションに対して、動機付けるための条件を考えて、その動機付けの条件が整ってしまうような習慣を生活の中に織り込むこと。
  • 行動のハードル(実行に移すまでの手間や時間)の高さを調節することで、行動が起こしやすくなる可能性がある。
  • ハードルについて考えてみること。
  • ターゲット行動(増やしたい行動・減らしたい行動)とライバル行動(邪魔をする行動)を明らかにすること。
  • やりたいことが「不足している行動を増やす」のか「過剰な行動を減らす」のか、どちらかに焦点が絞れていないと続けることは難しい。
    • 増やしたければ、ターゲット行動UP↑ ライバル行動DOWN↓
    • 減らしたければ、ターゲット行動DOWN↓ ライバル行動UP↑
  • タスクをいつまでも先送りにしない為の考慮事項
    • タスクの名前を実態に即した形に変える。定期的に名前の妥当性をチェックして、見慣れた光景には注意せず素通りしてしまう現象を防止する。
    • 自分のやる気を盛り上げるような要素を盛り込む。
  • 問題が小さなときに手を打っておけば、解決も容易。小さいからまだいいやとか、めんどうだからと放置しておくと、どんどん大きくなり、そうなればなるほど解決が困難になって、手間も時間も余計にかかるようになる。
  • 「やれたはずなんだけど」とは決して言わない。それはやらなかったことだからだ。

■仕事を楽しむためのアイデア

  • スタンプカード。達成の「ご褒美」を見える化する。さらに、スタンプ5個で○○、といった目標を設けられると仕事のやる気は起きやすい。
  • 仕事には競争心が大切。あくどい金儲けの競争ではなく、他人より優れたいという競争心を利用すべき。
  • 給料さえ出せば人が集まり、人材が確保できるとは限らない。ゲームの精神を採り入れることが必要。
  • 面白い仕事をするということもあるけど、自分のしている仕事を面白くするということもある。今、自分のしている仕事を面白くする工夫やアイディアがあるということは、どんな仕事にも共通かもしれません。
  • アルゼンチンには攻守両面のケースで1対3になっても、「これはおいしい」と思える選手たちがたくさんいます。そう考えられる選手が増えてきたら、日本のサッカーは確実にたくましくなるでしょう。
  • 昔、トルシエが言っていた、"ラインで遊べ"の意味が分かってきた。必死こいて相手に食いつかなくていいし、わざと打たせたり、もっと周りを使っていいと思う
  • 苦労してるときには、「今、苦労ごっこしてるんや」と自分に言い聞かせればいい。気持ちがとても楽になる。

■仕事の関係作り

  • 調整基準に基づき、問題を解決するための課題を関係者間で議論しながら意思決定すること
  • 課題達成に向けて関係者に働きかけ誘導すること
  • 提携を解消した際に損害が大きい方は主導権を握れない。
  • 主導権を握るためには、相手側により大きなメリットを与える必要があることを意識する必要がある。
  • 「堀田は僕の友人である。その堀田のことをやってくれたのだから、自分はこの企画に協力する。」自分が手がけた仕事を誰かがちゃんと見てくれているという喜びと同時に、仕事や人間関係は、すぐには見えない部分でも、ちゃんと積み重なっていくものなのだということを強く感じさせられました。
  • 仕事っていうのは、離れるとわかった途端に、ものすごく未練が残るもの。未練があっても、そんなもん、かけらもないような顔しなくちゃいけないんですよ。
  • 一般に、大企業の人は表情を見せない人が多い。それはなぜなら、日頃から表情を読まれない訓練を積んでいるから。上司を快く思っていない場合、その気持ちをいちいち相手に読まれていては、仕事に支障をきたすから。その結果、傾向として大きな組織でしのぎを削っている人ほど表情が読めない。隙がない。そんなわけで、朝8時頃の電車には表情のない中年サラリーマンがたくさん乗っている。彼らは、生気がないから表情がないのではない。努力して、表情を読まれない顔を手に入れたんだ。

■課題達成に向けて

  • スコープを定めることで活動の焦点や必要な時間、労力は変わってくる。スコープを定めるには、ある程度の具体化が必要であり、具体化がなされていなければスコープを定める意味はない。「大まかなやるべきことの範囲」から「詳細なやるべきことの範囲」へと段階的に展開する手だてがなければ、スコープを定める有効性を享受できない。そのためのWBS。
  • 計画したスケジュールに対して割り込みの有害性、その頻度を記録することが必要。
  • 割り込まれることによって失う時間は平均して何時間くらいか?
  • それはいつ頃の時間帯に多いのか?
  • 整理整頓が大事。整理や事務システムを整えるのは、「時間」が欲しいからではなく、生活の「秩序と静けさ」が欲しいから。
  • 仕事は分類整理していく。
    • 成果に直接つながる仕事と成果との関連があいまいな仕事
    • 短期的な成果が要求される仕事と長期的に携える仕事
    • 効率化を目指す仕事と付加価値を目指す仕事
    • 進め方が決められている定型的な仕事と決まっていない非定形的は仕事
    • 個人に依存する仕事と共同で進めねばならない仕事
    • リスクを伴う仕事とリスクのない仕事⇒これは、仕事の一覧を作ってその項目として存在させれば分類しやすいかも。
  • 確認とは
    • 自分の問題点を客観的に取り上げること
    • それを解決したらどのような結果となるのかを考えること(結果が変わらないものはやらなくて良い)
    • その問題点を解決すべき方法を考えること

■評価について

  • 評価軸として、「活人数(現場の省力化により他の現場に提供できた人数)」を用いるのも有効。
  • 勤めた期間の長短は評価の尺度にならない。能力、業績、仕事の効率性で評価する。長年の経験を有効に使うのは君の方。君の業績のよい悪いは、私が決めるのではなく、君によって決まる。
  • 評価というものは自分でするだけでなく、他人もしているということ。そして多くの場合は他人の評価によって動かざるを得ない。自己評価も大切だが、他人の評価をきちんと受け止めて、自分の評価と比べてみる冷静さも持ち合わせていないと、不満ばかりつのって、良い人生が歩めなくなってしまう。
  • 世の中は不公平に見えて、結構公平にできている。「努力だけは認めてください」は努力した側が言ってはいけない。
  • 評価には「いいか」「悪いか」の二通りしかない。曖昧な評価は部下の信頼を落とすだけ。シンプルに、わかりやすく。
  • 世の中というものは、現実の結果として現れた所をもって、その人を見るものであって、決してその人の素質にまで立ち入って、理解と同情を持ってくれるものではない。
  • 仮にここに、その人の真価以上、実力以上の地位についている人があったとして、このように真価以上、実力以上の地位にいるんだと判断せられることそのことが、すでに世の中の公平なことを示しているものと言えましょう。つまりあの男は、実力以上に遇せられているぞと、陰口を言われることによって、ちゃんとマイナスされているわけです。
  • 経営になると、これは金額でしょうね。でも、エンジニアというのは、いくら儲かったというより、台数が売れたほうがうれしい。それなりの人数のお客さんが買ってくれたということですからね。7000台売れたといったら、一応7000人が共感してくれたというわけです。
  • 内実がどうであれ勝てば評判が立つ。剣の道は、評判を得た側と、落とした側とでは、なにかにつけ天地の差がある。

■直言95

  1. 「知能指数的優秀さ」より仕事への取り組み方が大切だ
  2. 人間は「○○のせい」にして自分が納得しやすい話をつくりたがる
  3. 「○○のせい」にして責任逃れをしたときからすべては終わる
  4. 挑戦しない人は仕事をする気がないのも同じだ
  5. 「できない」という前に「できない理由」になっているか考える
  6. 「実現する方法」がなければ自分たちで考えればいい
  7. 「ものまね」をするとしないとではどっちが楽か
  8. 「なあなあ」「まあまあ」に流れたときから停滞が始まる
  9. 「いい子」でいるかぎり、挑戦はできない
  10. 口先だけの「評論家」をやめ、仕事のできる「実務家」になろう
  11. 世の中の「常識」をもう一度問い直そう
  12. 大切なのは「相対的な競争」ではなく「絶対的な価値」を追求すること
  13. 「低価格」は価値の一要素にすぎない
  14. 「真の競争相手」は同業他社ではなく「絶えず変化する顧客ニーズ」である
  15. 競合相手の出現はむしろ「チャンス」と考えよ
  16. 「絶対の追求」を実践し、「あるべき姿」を実現する
  17. 増幅する「顧客の満足度」を上回る価値を提供する
  18. 「平均値」を見ても絶対は追求できない
  19. 「顧客のために」ではなく「顧客の立場」で考える
  20. 経営者の条件は常に「顧客の立場」で考えられるかどうかにある
  21. 「顧客のために」といいつつ「売り手の都合」で考えてはいないか
  22. 売り手の「好都合」は買い手の「不都合」
  23. 「もう一人の自分」から見て、過去の経験を否定する
  24. 「プロ」になるほど間違いを犯しやすい
  25. 「素人の強さ」をあなどってはならない
  26. 会社に入っても「○○マン」になってはいけない
  27. 「本当にそうだろうか」と常に問い直し、ものごとの本質をつかむ
  28. 「独り歩きする目標」は数字のつじつま合わせになりがちだ
  29. 「殻を破らせる目標」で仕事のやり方を変える
  30. 「未来の目標」に向け、いまやるべきことを考える
  31. 「あるべき姿」を設定し、一皮むける
  32. 目標の達成に失敗しても罰してはならない
  33. 目的と手段をはき違えてはならない
  34. 説得は一度や二度であきらめてはならない
  35. 説得はできるだけトップに会って直接話す
  36. 説得するには「共感」を醸成することが大切
  37. 相手の「縛り」を解けば説得できる
  38. 消費は「経済学」ではなく「心理学」で考えなければならない
  39. 国の経済政策も「心理学」抜きには考えられない
  40. 顧客の心理は「わがまま」で「矛盾」している
  41. いまは顧客自身に「こんな商品がほしい」という意見のない時代
  42. 「仮説と検証」により初めて「顧客に聴く」ことができる
  43. 仮説は単なる「勉強」だけでは生まれない
  44. 「もう一人の自分」からとらえ直し「独善」を排除する
  45. 仮説を立てるには「ミクロとマクロ」の両方を見る目を持つ
  46. 「仮説」は明日の顧客に向けたメッセージである
  47. 「先手を打つ」より変化に対応して「朝令暮改」ができる方が大切
  48. 「基本の徹底」ができないと「変化の対応」もできない
  49. 日本は「多様化」ではなく「画一化」が進んでいる
  50. 売れ方も「富士山型」から「茶筒型」へ変わってきた
  51. 消費者は矛盾した「二つの顔」を持っている
  52. 消費の飽和時代は「衝動買い」が主流になっている
  53. 「衝動買い」も矛盾した二つの心理が起こす
  54. フェイスを広くとって顧客心理に「爆発点」をもたらす
  55. 「爆発点」はリスクの向こうにある
  56. 「声かけ」で「顧客の背中」を押す
  57. 「試食」もコミュニケーションの手段として行う
  58. 「ご用聞き」で「攻めの商売」へ転換する
  59. 情報を活かせる人は情報に「価値づけ」ができる人である
  60. 問題意識を持たないと「先行情報」はつかめない
  61. 必要な情報は頭の中の「フック(釣り針)」に自然とかかる
  62. マスコミ報道は「鵜呑み」にせずに自分なりに「裏」をとる
  63. セールスマンの話も鵜呑みにはできない
  64. 本を読みながら傍線を引くなら「反対意見」に引く
  65. 新しい情報は「内」ではなく「外」にある
  66. 状況に応じた数値データの読み方を身につける
  67. 数値データも顧客の立場に立って見ることで活きてくる
  68. 経費は削るばかりではなくコントロールが大切
  69. 仕事量が多くても人を増やしてはならない
  70. 時間の無駄の典型は成果に結びつかない会議と資料づくり
  71. 「稟議書」も時間をかけて印をもらってくる必要がどこにあるのか
  72. 時間をかければ必ずしもいい仕事ができるわけではない
  73. 人間は「善意の生きもの」だからこそ必要以上のことをやり始める
  74. 責任ある仕事を任せることで自主的に仕事をする意欲が生まれる
  75. 部下は「常に自己正当化する存在」だから追い詰めることも必要
  76. 上司はいざというときは部下にかわって「答え」を出せなければならない
  77. 上司は「ポリスマン」ではなく「よきティーチャー」でなければならない
  78. 「よきティーチャー」的な上司は部下の自覚を促す
  79. 上司は「結果責任」をとらなければならない
  80. 「悪い情報は知りたくない」と思う人間には真実はつかめない
  81. つじつま合わせの「伝言ゲーム」を回避する
  82. 「ダイレクト・コミュニケーション」で情報を共有化する
  83. マニュアルでは「一方通行」のコミュニケーションしかできない
  84. 「公平性」のためにもダイレクト・コミュニケーションは重要
  85. 人は「変えること」に抵抗をする
  86. 「自分を守ろうとする心理」に妥協しない
  87. 「やるべき価値」があると思ったことは反対論者も否定できない
  88. みんなが反対することはたいてい成功し、いいということは概して失敗する
  89. 七割方可能性が見えたら挑戦する
  90. 「ブレイクスルー思考」~未来の可能性が見えると違った光景が広がる
  91. 人間は何かにしがみつくと本当の力は出せない
  92. 成功するかどうかは「運」にも左右される
  93. 歴史的な事業も「運」がなければ始まらなかった
  94. 幸運は挑戦して努力するものにのみ訪れる
  95. 「挑み続ける生き方」こそが人間にとっていちばん大切な財産

■仕事術ニュース

2014年8月1日金曜日

世の中の流れについて

■フィードバックループ

  • 時代はどんどん早くなっている。インターネットの1クリックに慣れている人は、CMで15秒待たされることすら我慢できなくなっている。一番早いものを基準にしていく必要がある。
  • 比較対象は、「一番うまくやっている人」や「一番シェアのあるサービスを提供している企業」がいい。その方がギャップが大きい分、アイデアも広がるし最終的に進みたい方向を見誤らずにすむ。
  • 顧客の中でトップシェアを取る必要がある。トップシェアでない場合、ベンダの絞込みなどが発生した場合に淘汰される側になってしまう。「使い勝手がいいし、ここに集約するのが一番安い」と思われるようにしておく必要がある。

■いろんな波

▼SDGs
  1. 貧困をなくそう
    あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
    • 2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。
    • 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、全ての年齢の男性、女性、子供の割合を半減させる。
    • 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。
    • 2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、全ての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。
    • 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。
    • あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。
    • 貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援するため、国、地域及び国際レベルで、貧困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを構築する。
  2. 飢餓をゼロに
    飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
    • 2030年までに、飢餓を撲滅し、全ての人々、特に貧困層及び幼児を含む脆弱な立場にある人々が一年中安全かつ栄養のある食料を十分得られるようにする。
    • 5歳未満の子供の発育阻害や消耗性疾患について国際的に合意されたターゲットを2025年までに達成するなど、2030年までにあらゆる形態の栄養不良を解消し、若年女子、妊婦・授乳婦及び高齢者の栄養ニーズへの対処を行う。
    • 2030年までに、土地、その他の生産資源や、投入財、知識、金融サービス、市場及び高付加価値化や非農業雇用の機会への確実かつ平等なアクセスの確保などを通じて、女性、先住民、家族農家、牧畜民及び漁業者をはじめとする小規模食料生産者の農業生産性及び所得を倍増させる。
    • 2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。
    • 2020年までに、国、地域及び国際レベルで適正に管理及び多様化された種子・植物バンクなども通じて、種子、栽培植物、飼育・家畜化された動物及びこれらの近縁野生種の遺伝的多様性を維持し、国際的合意に基づき、遺伝資源及びこれに関連する伝統的な知識へのアクセス及びその利用から生じる利益の公正かつ衡平な配分を促進する。
    • 開発途上国、特に後発開発途上国における農業生産能力向上のために、国際協力の強化などを通じて、農村インフラ、農業研究・普及サービス、技術開発及び植物・家畜のジーン・バンクへの投資の拡大を図る。
    • ドーハ開発ラウンドのマンデートに従い、全ての農産物輸出補助金及び同等の効果を持つ全ての輸出措置の同時撤廃などを通じて、世界の市場における貿易制限や歪みを是正及び防止する。
    • 食料価格の極端な変動に歯止めをかけるため、食料市場及びデリバティブ市場の適正な機能を確保するための措置を講じ、食料備蓄などの市場情報への適時のアクセスを容易にする。
  3. すべての人に健康と福祉を
    あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
    • 2030年までに、世界の妊産婦の死亡率を出生10万人当たり70人未満に削減する。
    • 全ての国が新生児死亡率を少なくとも出生1,000件中12件以下まで減らし、5歳以下死亡率を少なくとも出生1,000件中25件以下まで減らすことを目指し、 2030年までに、新生児及び5歳未満児の予防可能な死亡を根絶する。
    • 2030年までに、エイズ、結核、マラリア及び顧みられない熱帯病といった伝染病を根絶するとともに肝炎、水系感染症及びその他の感染症に対処する。
    • 2030年までに、非感染性疾患による若年死亡率を、予防や治療を通じて3分の1減少させ、精神保健及び福祉を促進する。
    • 薬物乱用やアルコールの有害な摂取を含む、物質乱用の防止・治療を強化する。
    • 2020年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる。
    • 2030年までに、家族計画、情報・教育及び性と生殖に関する健康の国家戦略・計画への組み入れを含む、性と生殖に関する保健サービスを全ての人々が利用できるようにする。
    • 全ての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する。
    • 2030年までに、有害化学物質、並びに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。
    • 全ての国々において、たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約の実施を適宜強化する。
    • 主に開発途上国に影響を及ぼす感染性及び非感染性疾患のワクチン及び医薬品の研究開発を支援する。また、知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)及び公衆の健康に関するドーハ宣言に従い、安価な必須医薬品及びワクチンへのアクセスを提供する。同宣言は公衆衛生保護及び、特に全ての人々への医薬品のアクセス提供にかかわる「知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)」の柔軟性に関する規定を最大限に行使する開発途上国の権利を確約したものである。
    • 開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において保健財政及び保健人材の採用、能力開発・訓練及び定着を大幅に拡大させる。
    • 全ての国々、特に開発途上国の国家・世界規模な健康危険因子の早期警告、危険因子緩和及び危険因子管理のための能力を強化する。
  4. 質の高い教育をみんなに
    すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
    • 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。
    • 2030年までに、全ての子供が男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達・ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
    • 2030年までに、全ての人々が男女の区別なく、手の届く質の高い技術教育・職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。
    • 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
    • 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。
    • 2030年までに、全ての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。
    • 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
    • 子供、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、全ての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。
    • 2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、並びにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。
    • 2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員研修のための国際協力などを通じて、質の高い教員の数を大幅に増加させる。
  5. ジェンダー平等を実現しよう
    ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
    • あらゆる場所における全ての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する。
    • 人身売買や性的、その他の種類の搾取など、全ての女性及び女児に対する、公共・私的空間におけるあらゆる形態の暴力を排除する。
    • 未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する。
    • 公共のサービス、インフラ及び社会保障政策の提供、並びに各国の状況に応じた世帯・家族内における責任分担を通じて、無報酬の育児・介護や家事労働を認識・評価する。
    • 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。
    • 国際人口・開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動綱領、並びにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。
    • 女性に対し、経済的資源に対する同等の権利、並びに各国法に従い、オーナーシップ及び土地その他の財産、金融サービス、相続財産、天然資源に対するアクセスを与えるための改革に着手する。
    • 女性の能力強化促進のため、ICTをはじめとする実現技術の活用を強化する。
    • ジェンダー平等の促進、並びに全ての女性及び女子のあらゆるレベルでの能力強化のための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。
  6. 安全な水とトイレを世界中に
    すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
    • 2030年までに、全ての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ衡平なアクセスを達成する。
    • 2030年までに、全ての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性及び女児、並びに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を払う。
    • 2030年までに、汚染の減少、投棄の廃絶と有害な化学物・物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模で大幅に増加させることにより、水質を改善する。
    • 2030年までに、全セクターにおいて水利用の効率を大幅に改善し、淡水の持続可能な採取及び供給を確保し水不足に対処するとともに、水不足に悩む人々の数を大幅に減少させる。
    • 2030年までに、国境を越えた適切な協力を含む、あらゆるレベルでの統合水資源管理を実施する。
    • 2020年までに、山地、森林、湿地、河川、帯水層、湖沼を含む水に関連する生態系の保護・回復を行う。
    • 2030年までに、集水、海水淡水化、水の効率的利用、排水処理、リサイクル・再利用技術を含む開発途上国における水と衛生分野での活動と計画を対象とした国際協力と能力構築支援を拡大する。
    • 水と衛生に関わる分野の管理向上における地域コミュニティの参加を支援・強化する。
  7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
    すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネ ルギーへのアクセスを確保する
    • 2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。
    • 2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。
    • 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
    • 2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。
    • 2030年までに、各々の支援プログラムに沿って開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、内陸開発途上国の全ての人々に現代的で持続可能なエネルギーサービスを供給できるよう、インフラ拡大と技術向上を行う。
  8. 働きがいも経済成長も
    すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する
    • 各国の状況に応じて、一人当たり経済成長率を持続させる。特に後発開発途上国は少なくとも年率7%の成長率を保つ。
    • 高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。
    • 生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性及びイノベーションを支援する開発重視型の政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて中小零細企業の設立や成長を奨励する。
    • 2030年までに、世界の消費と生産における資源効率を漸進的に改善させ、先進国主導の下、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組みに従い、経済成長と環境悪化の分断を図る。
    • 2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。
    • 2020年までに、就労、就学及び職業訓練のいずれも行っていない若者の割合を大幅に減らす。
    • 強制労働を根絶し、現代の奴隷制、人身売買を終らせるための緊急かつ効果的な措置の実施、最悪な形態の児童労働の禁止及び撲滅を確保する。2025年までに児童兵士の募集と使用を含むあらゆる形態の児童労働を撲滅する。
    • 移住労働者、特に女性の移住労働者や不安定な雇用状態にある労働者など、全ての労働者の権利を保護し、安全・安心な労働環境を促進する。
    • 2030年までに、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する。
    • 国内の金融機関の能力を強化し、全ての人々の銀行取引、保険及び金融サービスへのアクセスを促進・拡大する。
    • 後発開発途上国への貿易関連技術支援のための拡大統合フレームワーク(EIF)などを通じた支援を含む、開発途上国、特に後発開発途上国に対する貿易のための援助を拡大する。
    • 2020年までに、若年雇用のための世界的戦略及び国際労働機関(ILO)の仕事に関する世界協定の実施を展開・運用化する。
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
    強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る
    • 全ての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。
    • 包摂的かつ持続可能な産業化を促進し、2030年までに各国の状況に応じて雇用及びGDPに占める産業セクターの割合を大幅に増加させる。後発開発途上国については同割合を倍増させる。
    • 特に開発途上国における小規模の製造業その他の企業の、安価な資金貸付などの金融サービスやバリューチェーン及び市場への統合へのアクセスを拡大する。
    • 2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。全ての国々は各国の能力に応じた取組を行う。
    • 2030年までにイノベーションを促進させることや100万人当たりの研究開発従事者数を大幅に増加させ、また官民研究開発の支出を拡大させるなど、開発途上国をはじめとする全ての国々の産業セクターにおける科学研究を促進し、技術能力を向上させる。
    • アフリカ諸国、後発開発途上国、内陸開発途上国及び小島嶼開発途上国への金融・テクノロジー・技術の支援強化を通じて、開発途上国における持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラ開発を促進する。
    • 産業の多様化や商品への付加価値創造などに資する政策環境の確保などを通じて、開発途上国の国内における技術開発、研究及びイノベーションを支援する。
    • 後発開発途上国において情報通信技術へのアクセスを大幅に向上させ、2020年までに普遍的かつ安価なインターネットアクセスを提供できるよう図る。
  10. 人や国の不平等をなくそう
    国内および国家間の格差を是正する
    • 2030年までに、各国の所得下位40%の所得成長率について、国内平均を上回る数値を漸進的に達成し、持続させる。
    • 2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。
    • 差別的な法律、政策及び慣行の撤廃、並びに適切な関連法規、政策、行動の促進などを通じて、機会均等を確保し、成果の不平等を是正する。
    • 税制、賃金、社会保障政策をはじめとする政策を導入し、平等の拡大を漸進的に達成する。
    • 世界金融市場と金融機関に対する規制とモニタリングを改善し、こうした規制の実施を強化する。
    • 地球規模の国際経済・金融制度の意思決定における開発途上国の参加や発言力を拡大させることにより、より効果的で信用力があり、説明責任のある正当な制度を実現する。
    • 計画に基づき良く管理された移民政策の実施などを通じて、秩序のとれた、安全で規則的かつ責任ある移住や流動性を促進する。
    • 世界貿易機関(WTO)協定に従い、開発途上国、特に後発開発途上国に対する特別かつ異なる待遇の原則を実施する。
    • 各国の国家計画やプログラムに従って、後発開発途上国、アフリカ諸国、小島嶼開発途上国及び内陸開発途上国を始めとする、ニーズが最も大きい国々への、政府開発援助(ODA)及び海外直接投資を含む資金の流入を促進する。
    • 2030年までに、移住労働者による送金コストを3%未満に引き下げ、コストが5%を越える送金経路を撤廃する。
  11. 住み続けられるまちづくりを
    都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする
    • 2030年までに、全ての人々の、適切、安全かつ安価な住宅及び基本的サービスへのアクセスを確保し、スラムを改善する。
    • 2030年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子供、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、全ての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。
    • 2030年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、全ての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する。
    • 世界の文化遺産及び自然遺産の保護・保全の努力を強化する。
    • 2030年までに、貧困層及び脆弱な立場にある人々の保護に焦点をあてながら、水関連災害などの災害による死者や被災者数を大幅に削減し、世界の国内総生産比で直接的経済損失を大幅に減らす。
    • 2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。
    • 2030年までに、女性、子供、高齢者及び障害者を含め、人々に安全で包摂的かつ利用が容易な緑地や公共スペースへの普遍的アクセスを提供する。
    • 各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。
    • 2020年までに、包含、資源効率、気候変動の緩和と適応、災害に対する強靱さ(レジリエンス)を目指す総合的政策及び計画を導入・実施した都市及び人間居住地の件数を大幅に増加させ、仙台防災枠組2015-2030に沿って、あらゆるレベルでの総合的な災害リスク管理の策定と実施を行う。
    • 財政的及び技術的な支援などを通じて、後発開発途上国における現地の資材を用いた、持続可能かつ強靱(レジリエント)な建造物の整備を支援する。
  12. つくる責任 つかう責任
    持続可能な消費と生産のパターンを確保する
    • 開発途上国の開発状況や能力を勘案しつつ、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)を実施し、先進国主導の下、全ての国々が対策を講じる。
    • 2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。
    • 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。
    • 2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。
    • 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
    • 特に大企業や多国籍企業などの企業に対し、持続可能な取り組みを導入し、持続可能性に関する情報を定期報告に盛り込むよう奨励する。
    • 国内の政策や優先事項に従って持続可能な公共調達の慣行を促進する。
    • 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。
    • 開発途上国に対し、より持続可能な消費・生産形態の促進のための科学的・技術的能力の強化を支援する。
    • 雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。
    • 開発途上国の特別なニーズや状況を十分考慮し、貧困層やコミュニティを保護する形で開発に関する悪影響を最小限に留めつつ、税制改正や、有害な補助金が存在する場合はその環境への影響を考慮してその段階的廃止などを通じ、各国の状況に応じて、市場のひずみを除去することで、浪費的な消費を奨励する、化石燃料に対する非効率な補助金を合理化する。
  13. 気候変動に具体的な対策を
    気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
    • 全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。
    • 気候変動対策を国別の政策、戦略及び計画に盛り込む。
    • 気候変動の緩和、適応、影響軽減及び早期警戒に関する教育、啓発、人的能力及び制度機能を改善する。
    • 重要な緩和行動の実施とその実施における透明性確保に関する開発途上国のニーズに対応するため、2020年までにあらゆる供給源から年間1,000億ドルを共同で動員するという、UNFCCCの先進締約国によるコミットメントを実施するとともに、可能な限り速やかに資本を投入して緑の気候基金を本格始動させる。
    • 後発開発途上国及び小島嶼開発途上国において、女性や青年、地方及び社会的に疎外されたコミュニティに焦点を当てることを含め、気候変動関連の効果的な計画策定と管理のための能力を向上するメカニズムを推進する。
      ※国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が、気候変動への世界的対応について交渉を行う一義的な国際的、政府間対話の場であると認識している。
  14. 海の豊かさを守ろう
    海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
    • 2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。
    • 2020年までに、海洋及び沿岸の生態系に関する重大な悪影響を回避するため、強靱性(レジリエンス)の強化などによる持続的な管理と保護を行い、健全で生産的な海洋を実現するため、海洋及び沿岸の生態系の回復のための取組を行う。
    • あらゆるレベルでの科学的協力の促進などを通じて、海洋酸性化の影響を最小限化し、対処する。
    • 水産資源を、実現可能な最短期間で少なくとも各資源の生物学的特性によって定められる最大持続生産量のレベルまで回復させるため、2020年までに、漁獲を効果的に規制し、過剰漁業や違法・無報告・無規制(IUU)漁業及び破壊的な漁業慣行を終了し、科学的な管理計画を実施する。
    • 2020年までに、国内法及び国際法に則り、最大限入手可能な科学情報に基づいて、少なくとも沿岸域及び海域の10パーセントを保全する。
    • 開発途上国及び後発開発途上国に対する適切かつ効果的な、特別かつ異なる待遇が、世界貿易機関(WTO)漁業補助金交渉の不可分の要素であるべきことを認識した上で、2020年までに、過剰漁獲能力や過剰漁獲につながる漁業補助金を禁止し、違法・無報告・無規制(IUU)漁業につながる補助金を撤廃し、同様の新たな補助金の導入を抑制する。
    • 2030年までに、漁業、水産養殖及び観光の持続可能な管理などを通じ、小島嶼開発途上国及び後発開発途上国の海洋資源の持続的な利用による経済的便益を増大させる。
    • 海洋の健全性の改善と、開発途上国、特に小島嶼開発途上国および後発開発途上国の開発における海洋生物多様性の寄与向上のために、海洋技術の移転に関するユネスコ政府間海洋学委員会の基準・ガイドラインを勘案しつつ、科学的知識の増進、研究能力の向上、及び海洋技術の移転を行う。
    • 小規模・沿岸零細漁業者に対し、海洋資源及び市場へのアクセスを提供する。
    • 「我々の求める未来」のパラ158において想起されるとおり、海洋及び海洋資源の保全及び持続可能な利用のための法的枠組みを規定する海洋法に関する国際連合条約(UNCLOS)に反映されている国際法を実施することにより、海洋及び海洋資源の保全及び持続可能な利用を強化する。
  15. 陸の豊かさも守ろう
    陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
    • 2020年までに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。
    • 2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。
    • 2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ及び洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力する。
    • 2030年までに持続可能な開発に不可欠な便益をもたらす山地生態系の能力を強化するため、生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。
    • 自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。
    • 国際合意に基づき、遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分を推進するとともに、遺伝資源への適切なアクセスを推進する。
    • 保護の対象となっている動植物種の密猟及び違法取引を撲滅するための緊急対策を講じるとともに、違法な野生生物製品の需要と供給の両面に対処する。
    • 2020年までに、外来種の侵入を防止するとともに、これらの種による陸域・海洋生態系への影響を大幅に減少させるための対策を導入し、さらに優先種の駆除または根絶を行う。
    • 2020年までに、生態系と生物多様性の価値を、国や地方の計画策定、開発プロセス及び貧困削減のための戦略及び会計に組み込む。
    • 生物多様性と生態系の保全と持続的な利用のために、あらゆる資金源からの資金の動員及び大幅な増額を行う。
    • 保全や再植林を含む持続可能な森林経営を推進するため、あらゆるレベルのあらゆる供給源から、持続可能な森林経営のための資金の調達と開発途上国への十分なインセンティブ付与のための相当量の資源を動員する。
    • 持続的な生計機会を追求するために地域コミュニティの能力向上を図る等、保護種の密猟及び違法な取引に対処するための努力に対する世界的な支援を強化する。
  16. 平和と公正をすべての人に
    持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
    • あらゆる場所において、全ての形態の暴力及び暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。
    • 子供に対する虐待、搾取、取引及びあらゆる形態の暴力及び拷問を撲滅する。
    • 国家及び国際的なレベルでの法の支配を促進し、全ての人々に司法への平等なアクセスを提供する。
    • 2030年までに、違法な資金及び武器の取引を大幅に減少させ、奪われた財産の回復及び返還を強化し、あらゆる形態の組織犯罪を根絶する。
    • あらゆる形態の汚職や贈賄を大幅に減少させる。
    • あらゆるレベルにおいて、有効で説明責任のある透明性の高い公共機関を発展させる。
    • あらゆるレベルにおいて、対応的、包摂的、参加型及び代表的な意思決定を確保する。
    • グローバル・ガバナンス機関への開発途上国の参加を拡大・強化する。
    • 2030年までに、全ての人々に出生登録を含む法的な身分証明を提供する。
    • 国内法規及び国際協定に従い、情報への公共アクセスを確保し、基本的自由を保障する。
    • 特に開発途上国において、暴力の防止とテロリズム・犯罪の撲滅に関するあらゆるレベルでの能力構築のため、国際協力などを通じて関連国家機関を強化する。
    • 持続可能な開発のための非差別的な法規及び政策を推進し、実施する。
  17. パートナーシップで目標を達成しよう
    持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
    • 課税及び徴税能力の向上のため、開発途上国への国際的な支援なども通じて、国内資源の動員を強化する。
    • 先進国は、開発途上国に対するODAをGNI比0.7%に、後発開発途上国に対するODAをGNI比0.15~0.20%にするという目標を達成するとの多くの国によるコミットメントを含むODAに係るコミットメントを完全に実施する。ODA供与国が、少なくともGNI比0.20%のODAを後発開発途上国に供与するという目標の設定を検討することを奨励する。
    • 複数の財源から、開発途上国のための追加的資金源を動員する。
    • 必要に応じた負債による資金調達、債務救済及び債務再編の促進を目的とした協調的な政策により、開発途上国の長期的な債務の持続可能性の実現を支援し、重債務貧困国(HIPC)の対外債務への対応により債務リスクを軽減する。
    • 後発開発途上国のための投資促進枠組みを導入及び実施する。
      ▼技術
    • 科学技術イノベーション(STI)及びこれらへのアクセスに関する南北協力、南南協力及び地域的・国際的な三角協力を向上させる。また、国連レベルをはじめとする既存のメカニズム間の調整改善や、全世界的な技術促進メカニズムなどを通じて、相互に合意した条件において知識共有を進める。
    • 開発途上国に対し、譲許的・特恵的条件などの相互に合意した有利な条件の下で、環境に配慮した技術の開発、移転、普及及び拡散を促進する。
    • 2017年までに、後発開発途上国のための技術バンク及び科学技術イノベーション能力構築メカニズムを完全運用させ、情報通信技術(ICT)をはじめとする実現技術の利用を強化する。
      ▼キャパシティ・ビルディング
    • 全ての持続可能な開発目標を実施するための国家計画を支援するべく、南北協力、南南協力及び三角協力などを通じて、開発途上国における効果的かつ的をしぼった能力構築の実施に対する国際的な支援を強化する。
      ▼貿易
    • ドーハ・ラウンド(DDA)交渉の受諾を含むWTOの下での普遍的でルールに基づいた、差別的でない、公平な多角的貿易体制を促進する。
    • 開発途上国による輸出を大幅に増加させ、特に2020年までに世界の輸出に占める後発開発途上国のシェアを倍増させる。
    • 後発開発途上国からの輸入に対する特恵的な原産地規則が透明で簡略的かつ市場アクセスの円滑化に寄与するものとなるようにすることを含む世界貿易機関(WTO)の決定に矛盾しない形で、全ての後発開発途上国に対し、永続的な無税・無枠の市場アクセスを適時実施する。
      ▼体制面
      ▼政策・制度的整合性
    • 政策協調や政策の首尾一貫性などを通じて、世界的なマクロ経済の安定を促進する。
    • 持続可能な開発のための政策の一貫性を強化する。
    • 貧困撲滅と持続可能な開発のための政策の確立・実施にあたっては、各国の政策空間及びリーダーシップを尊重する。
      ▼マルチステークホルダー・パートナーシップ
    • 全ての国々、特に開発途上国での持続可能な開発目標の達成を支援すべく、知識、専門的知見、技術及び資金源を動員、共有するマルチステークホルダー・パートナーシップによって補完しつつ、持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップを強化する。
    • さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。
      ▼データ、モニタリング、説明責任
    • 2020年までに、後発開発途上国及び小島嶼開発途上国を含む開発途上国に対する能力構築支援を強化し、所得、性別、年齢、人種、民族、居住資格、障害、地理的位置及びその他各国事情に関連する特性別の質が高く、タイムリーかつ信頼性のある非集計型データの入手可能性を向上させる。
    • 2030年までに、持続可能な開発の進捗状況を測るGDP以外の尺度を開発する既存の取組を更に前進させ、開発途上国における統計に関する能力構築を支援する。
▼山登りから波乗りへ
  • これまでのような「山登り」の戦略思考では、ドッグイヤーならぬシカダーイヤー(蝉の年)では通用しない。「波乗り」の戦略思考(偶然性のマネジメント)が必要になっている。
  • どんどん世の中の変化を活用すること。
▼知識労働者マネジメント
  • 20世紀のマネジメントが果たした最も重要な、実にユニークな貢献は、製造業の肉体労働者の生産性を50倍に高めたことである。マネジメントが21世紀に果たさなくてはならない最も重要な貢献は、知識労働者の生産性を同じように高めることである。
  • 全ての従業員を知識労働者と考えるようになれば、周囲は活気に満ちた知識労働者で溢れるだろう。自分の仕事は自分で運営させれば、彼らは大抵他人よりも厳しい目で自分を見るようになる。
  • 本質を突き詰めると、今日のビジネスの活動は思考だ、ということになる。人は思考に報酬を払われている。何が「できる」かを考えて、それから何を「なすべき」かを決断する。
  • ネクタイ労働は甘くない。(肉体労働にかけて)
▼尺度の波
  • GNP(国民総生産)、GDP(国内総生産)に対抗するのあはGNCだと思っている。グロス・ナショナル・クール。国民総カッコ良さ。先進国はかっこよくなくちゃいけない。
▼ニーズの波
  • ニーズは変化する。提案しさえすればほとんどのものを受け入れてくれた消費者が、いつの間にかいなくなっていることがある。これに気づかないと打ち手が遅れる。
▼商品の波
  • 選挙の年はギフトが伸びない。
  • SEJは1年で7割の商品が入れ替わる。
  • 新刊以外の本を目利きのベテラン店員が独自に店頭で推薦し、やがて全国で売れるという「店頭発ヒット」現象が数冊のベストセラーを生んでいる。「新刊以外の本を、自分たちの手でヒットさせたい」と考える新世代の書店店員が各地に現れ始めている。
▼情報化の波
  • 新聞の購読率は40代~50代でも50%を切っている。かたや40代~50代でも70%がネットを活用。
  • 日本でスポーツは長く教育の一環として存在した。団体主義、精神主義が体育会離れを生み、気楽なサポーター志向を推し進める背景ともなった。スポーツをクールに楽しもうとする空気は強くなっている。
  • スポーツとファッション業界との垣根はすでになくなったも同然。
  • 過剰な世界から絞り込みの世界へ。より多くからよりシンプルへ。
  • 「ネット革命の本質」とは、「情報主権革命」。これまで「情報弱者」であった人々が「情報主権」を獲得していく革命。
    • 誰でも容易に欲しい情報を入手できる「情報バリアフリー革命」
    • 誰でも容易に自分の意見を発信できる「草の根メディア革命」
    • 誰でも容易に高度な知識を利用できる「ナレッジ共有革命」
▼第4の波
  • 「第4の波」は「情報化社会」から「コンセプチュアル社会」、つまり既成概念にとらわれずに新しい視点から物事をとらえ、新しい意味づけを与えていく。
▼パブリックドメイン化
▼先回り
  • 現代の市場においては、先行ランナーがこれまで走った後を追いかけ、追いつき、追い越す、という「抜き去り」の戦略思考ではなく、先行ランナーがこれから走っていく方向を見定め、その場所に最短距離でいち早く先回りするという「先回り」の戦略思考を身につける必要がある。

■原則的な流れについて

▼正解はない
  • ときにわれわれは非常に厳密になるが、それでも不正確だ。
▼グローバリゼーション
  • 間違いないグローバリゼーションの要素3つ。
    • 国家、企業、さらには人材が世界レベルで競争しなければならなくなること。
    • 世界中のあらゆる価値観が混じり合って新しい価値観が生まれること。
    • そのために自らも変わってゆくことが求められること。
  • 鎖国しておのずと自己完結的に経済をまわしていける国など、めったにない。どうしても外部に新たな領地や経済水域が必要になる。その結果は、領土を争う戦争の勃発ということになりかねない。保護主義は保護主義にとどまらず、どうしても拡張主義に転化していく。これが怖い。領土争いなんて、まさか。そう思われる向きは多いだろう。だが、この「まさか」ほど、何度となく実現してきた「まさか」もない。
▼企業の巨大化
  • 現代の恐竜=巨大企業が、自分の利益のために新たな産業と人々を滅ぼそうとしている。「発電、鉄鋼、セメント、石油精製」の4産業の20社だけで日本全体の二酸化炭素排出量の40%を占める。
  • 発電方法には自然エネルギーがあり、鉄鋼には水素製鉄という方法があり、自動車には電気自動車があり、セメントは木造があり、それぞれもっと大切に少量使うという方法がある。しかし問題なのは、それでは恐竜の大きな体を維持することができなくなること。人ではなく、恐竜の都合で社会が作られていく。小さな発電所や家電量販店で売られるパーツごとの自動車になってしまうと、恐竜のような大きな体は維持できない。それが恐竜たちの抱く悩みと関心事。
▼ふたつよいことさてないものよ
  • ひとつよいことがあると、ひとつ悪いことがあるとも考えられる。よいことずくめにならないように仕組まれているもの
▼宗教のお手軽化
  • 1985年、ヴァチカンが以後はテレビやラジオの放送を通じてでも、免償、つまり原罪からの救いを受けることができると報じた。これによって、それまで、熱心な信者ならば1年に1度はローマのヴァチカンまで巡礼し、水曜日の朝のミサに出席して、法王から直接免償を受けるという手間が省けたわけだ。ロシアでゴールデンタイムを買い取ったオウム真理教にしろ、宗教がマスメディアを積極的に利用しはじめ、精神世界の探求もまた、より身近でお手軽化している。
▼民族滅亡の三原則
  1. 理想(夢)を喪った民族
  2. 全ての価値をもので捉え、心の価値を見失った民族
  3. 自国の歴史を忘れた民族
  • 意識しなくても、誰もが、どこかで、他人を殺している。押しくら饅頭をして、誰が押し出されるのか。その被害者に直接触れていなくても、みんなで押したことに変わりはない。私はただ、押し出されないように踏ん張っただけです。それで言い訳になるだろうか。
▼工業が基本
  • どんな国でも経済的に発展する場合、常に工業の発展がベースとなる。金融やサービスによる発展は、多少の才覚さえあればすぐに真似ることができる。一方工業が発展するには、高い質の労働者の他に、それを支える基礎力としての数学や理論物理が強くないとうまくいかない。長期的に経済発展する国は必ず数学や理論物理がよい。これには歴史上、反例がない。
▼白人の支配思想
  • 前から住んでいた友好的な人々を皆殺しにして絶滅させようとまでしたのは、白人だけだ。白人は彼らを野蛮人と呼んだが、どちらが野蛮だったかは考えるまでもない。
  • 野生の花がきれいに咲くのは、本来あるべき場所で咲いているから。自分のいる場所を間違えた花はうまく咲けないし、いい実を結ばない。なのに白人ってやつは、何もかも自分たちのやり方に従わせずにいられない。これほどの自然に囲まれながら、無理して芝生の庭を造ったり、バラを咲かせたりする必要がどこにある?そうして力づくで造り上げた庭に、毎日どこかの一家族が半月暮らせるほどの水をまく。ばかげてるとしか言いようがない。
  • インドの綿花種子市場はいまやモンサントが独占しています。綿花の場合は種が取れるのですが、モンサントは自社が開発した綿花のバイオ種子の特許権を制定していて、自社のバイオ種子から収穫された綿花の種を翌年使用するのは知的財産権の侵害にあたるとして禁じています。これを侵害すれば巨額の賠償金を請求される。だからインドの綿花業者は毎年モンサントから高額な種を買わされ続けているのです。
▼アジアの流れ
  • 日中が手を携えるというのは白人にとって悪夢中の悪夢だったのです。これは現在に続いています。この2つは対立させる、というのは今も欧米の基本戦略です。
▼ユダヤ人
  • 「スピルバーグの映画には、世界に離散しているユダヤ人に向けられた独特のメッセージがある。それはユダヤ教からきているもので、他の民族にはなかなかわかりにくい」
  • 「日本人は2,3年先を見て、ものに投資することしかできないが、ユダヤ人は20~30年先の未来を見て、今それに投資する。」
  • アインシュタインがユダヤ人であることはあまりにも有名ですが、その他、歴史上の独創的で偉大な科学者にユダヤ人が多いことも事実です。ノーベル賞受賞者の約3分の1はユダヤ人、もしくはユダヤ系です。世界の人口に対するユダヤ人の割合の小ささを考慮すると、この数字がいかに大きいものかがわかります。ちなみにスピルバーグもユダヤ人です。
▼どうしても勝ちたいアメリカ
  • アメリカは日本の役人に対して硬軟両面からいろいろなことを仕掛けてきました。その一例が、研修と称するアメリカ留学です。もちろん研修の費用は全部アメリカ側の負担です。
  • 選ばれた各省庁のエリートたちは嬉々としてアメリカに行って、帰ってきたらみんな親米、アメリカのお先棒をかつぐようになっている。最近は、今までアメリカと縁のなかった検察庁の若手検事や裁判官までが研修に行くようになっています。これから指導的人物になるだろうと目される各界の人材を選んでアメリカに留学させ、親米派の知識人を養成するという戦略的な留学制度です。
  • アメリカの出兵に関して、アジア諸国や西欧、アフリカの諸国がどういうふうに反応し、どういう意見を持っているかということは、必ずしも日本語のジャーナリズムを通じてははっきりしないかもしれない。もちろんそれが、 例えばイギリスのジャーナリズムで手に取るごとくわかるとは限らない。しかし、日本の外で起こっている出来事については、ある種の英語の新聞や雑誌がゆきとどいた情報を提供していることもあるだろう。
▼死刑の効果
  • 死刑を廃止すれば凶悪犯罪が増えるという事実は、統計上存在しない。だから少なくとも死刑の予防効果なるものは疑わしい。今まで証明されてないから「ない」とは言えませんけれど、解明されるまでは死刑を中止した方がいい。終身刑でいい。
▼旗を立てる
  • 人の記念碑を建てた人は、その人自身もやがてまた記念碑を建てられる。多くの人々と語らって、先人の遺徳を顕彰するために一つの記念碑を建てるということは、なかなか容易ならぬ苦心のいるもので、故人に対してよほどの深い尊敬心なくしては、できがたいことであります。
  • すべて世の中のことというものは、1人の人の熱心さのいかんによって、事が運ぶという場合が少なくないようであります。もちろん遺稿の出版というような仕事は、お金のいることですから、とうてい1人の力でできるものではありません。が同時にまた実際には、誰か1人、2人口を切って、事を運ぶ者が必要です。そして、ともすればだれようとするところを、最後まで持って行くということが大切です。
  • 命も要らず、名も要らず、位も要らず、金も要らず、という人こそもっとも扱いにくい人である。だが、このような人こそ、人生の困難を共にすることのできる人物である。またこのような人こそ、国家に偉大な貢献をすることのできる人物である。
▼ごちゃまぜヨーロッパ
  • スイスを「スイス」と呼ぶのはジュネーブを中心とした約2割の人口しかないフランス語圏なのに対して、人口の7割を占めるドイツ系住民にとって自国は「シュヴァイツ」だし、アルプス南側のイタリア語圏では「スヴィツェラ」となる。

日本の産業と世界

■世界の日本

▼地震大国
  • 日本の国土は地球の全地表面積の0.25%に過ぎないのに、過去10年間に起こったマグニチュード6以上の地震の21パーセントが発生している。
  • そもそも日本の地震はあまりにも多すぎる。1970年から2000年にかけての30年間に、震度5以上の地震はイギリスは0、フランス、ドイツは2回、国土の面積が極めて広いアメリカでも322回、それに対して国土が極めて狭い日本には3954回も起きている。そもそもこのような地震が多い国に原子力発電所を建てること自体が常識を外れている。
▼攻撃される日本
  • 2011年3月11日14時46分に宮城・福島県沖の太平洋を震源とするMg9.0の大津波を伴う巨大地震が起こりました。それから20分間隔で、最初の震源地の近くで3回地震が起きている。
    • 14:46 Mg9.0
    • 15:06 Mg7.0
    • 15:26 Mg7.2
    • 15:46 Mg5.7
  • フリーメーソン傘下のベクテル社が工事した海ほたる東京湾横断道路、東京湾・羽田空港西側旅客ターミナルビル、中部国際空港旅客ターミナルビル、関西国際空港―これらは首都攻撃用の爆弾が今でも埋め込まれている可能性が高く、明石海峡大橋では既に阪神大震災で爆破使用済です。
  • ある情報では「外資系のベクテル社というボーリング会社が工事に参加した場所で地震が起こる。彼らは活断層を狙って地震の種を仕掛けている。その会社は淡路島でも工事をやった。東京近郊は府中、国立付近。埼玉付近にもある。
  • 711にオバマ大統領が全米にテレビ報道を通じて、日本が3月9日に発言した政府見解を一般公開して、わざと全世界の注目下に置いた。ただし日本メディアだけは例外的に緘口令で報道規制。国民は政府見解なんか知らない。
    • 311は東日本大震災。
    • 411は富士山噴火と首都直下大地震を試みた地震多発の日。
    • 711は日米合同プロパガンダの日。
    • 911はNY同時多発テロと郵政民営化を目論む与党の大勝。
    • 1111はTPP参加表明。
  • こうして考えると311以降11シリーズが日本の国益にとって全て有害であったことから1111のTPPも良くないものであることは既に明白でしょう。TPPは「環太平洋戦略的経済連携協定」と名付けられていますが、参加国の経済規模をGDPで見ると日米で91%も占めることから実質的には日本とアメリカ2国間の自由貿易協定とみなされています。日本を呑みこむもう一つの大津波です。
  • 遠州灘地震ではゼロ戦を急ピッチで大量生産しなければ勝ち目なき戦争で生産拠点ばかりがことごとく潰されて、戦意喪失とならないよう緘口令を敷いた日本政府をあざ笑うかのように、壊滅した軍需工場上空に突如飛来したB29が大量にビラを撒きました。そこには「地震の次には何をお見舞いしましょうか」と毛筆の日本語で書かれていて、地震はアメリカが当時、地震兵器を使用した人工的な攻撃であることを誇示する確かな証拠となっています。この人工地震の翌年に「三河地震」が起き、8月には「次のお見舞い」である「原爆」が落とされて終戦しました。
  • 「逆転してしまった日米関係。1ドル360円で奴隷支配していたはずのイエローモンキーの日本が、円高でデフォルト直前のアメリカ経済を支配するかのような勢いを見せている。この脅威は、早期に実力行使で収束して、本来の米国優位の立場を取り戻せ。」という同胞たちへの警鐘を鳴らす呼びかけ。

■企業の表彰について

  • 東京商工会議所の「勇気ある経営大賞」、「東京ベンチャー技術大賞」
  • サービス産業生産性協議会の「ハイ・サービス日本300選」
  • 多摩ブルー・グリーン賞
  • まちだ経営革新大賞
  • 元気なモノ作り中小企業300社
  • 東京トライアル発注認定制度・認定
  • 優秀経営者顕彰
  • 実績はなくても、目に見えない技術やノウハウを評価する日本独自のシステムがあれば、金融機関から支援が得られ、もっと活躍できるベンチャーもあるはず。革新的な取り組みをしている中小企業や個人をサポートすることができるように ならなければ、日本はいずれ負けてしまうのではないか。

■日本の企業について

  • ヤマトホールディングスの話でもう一つ参考になったのは、子会社の社長や役員も、役人が言うところの「天下り」ではないことだった。子会社プロパーの社員に任せるか、本社の若手を抜擢するのだという。若手に経営の才能があるかどうかを試すためだが、うまくいけば、本社で大きく昇進することもあるそうだ。
  • 東芝労組は「世界の平和を守るために闘う」とのスローガンを掲げていたので、「東芝では原発、潜水艦、ミサイルも作っている。軍需産業がどうやって平和を守るのか」と尋ねたら、「東芝製品は品質がよいということで注文が来ています」と、ピントの外れた答えしか返ってこなかったという。
  • かつて、武器輸出で問題となった商社がある。その会社の商社マンはただ売り上げを伸ばすことだけを考えていればよかったのか。もっとさかのぼれば、ヒ素入りの森永ドライミルク事件があった。チッソの水俣病事件も、会社幹部は自社の排水に有機水銀が大量に入っていることを知っていた。それでいて有効な対策を講じなかったばかりに多数の犠牲者を出した。悲しいかな、日本ではこんな事例に事欠かない。
  • 内部に踏み込んで捜査すれば、公選法違反の事例はざらに見つかるはずだが、企業の厚い壁に阻まれて実態がなかなか明らかにならないのが現実である。実際には横行しているのに、なかなかシッポをつかませないのが企業ぐるみの公選法違反である。

■日本の農業について

  • 「農薬なしに農業はできない」とよく言われますが、日本で本格的に農薬が使われ出したのは戦後10年ほど経ってからでした。それまでは農薬がないのに作物は今よりずっと多く作られていました。
  • ネオニコチノイド(農薬)はフランスやドイツですでに禁止されています。しかし日本ではまだたっぷり使われています。それどころか、単位面積当たりで最も大量に使っているのが日本なのです。しかも食品に認められる残留基準も極めて甘い。ものによってはヨーロッパの500倍の甘さです。1年は365日ですから、日本の基準では、1日でヨーロッパの人たちの1年半分の農薬を摂取することができてしまうのです。
  • アセタミプリドは「キャベツに薬液散布後、200ppmで散布21日後まで、100ppmでも散布14日後まで90%の殺虫効果を示し、キャベツ苗の根部を希釈液に浸しただけでも低濃度で殺虫活性を示した」と書かれています。低濃度のアセタミプリドでも、2,3週間残っていたということです。しかもキャベツへの使用時期は、出荷7日前までとなっています。家にあるキャベツも、まだ殺虫効果を持ったままだということになります。私たちの脳が虫と同じアセチルコリン受容体を持っているのに、殺虫効果を持ったままのキャベツを摂取することになるのです。しかもまずいことにこのアセタミプリドはネオニコチノイドの中でも例外的に、脳に蓄積するのです。
  • 「農薬を使うなというのは人権侵害に等しい」と言われました。たとえば除草など、大変な手間になるので人々を苦しめるだけだというのです。しかし、現実にドイツでもフランスでも実現しています。農の技術・知恵・歴史ともに格段に優れているはずの日本に、なぜできないのでしょうか。吉田さんは自分の「お腹の畑を耕そう」と、野菜の芯や根菜類の皮などの”成長点”を食べようと提案しています。そして現実に、吉田さんのアドバイスを聞き入れた子供たちの多くが低体温を改善させ、病気にかかりにくくなっています。「農」は医療より重要で、「食」は薬より効果があります。
  • 「日本は国土が狭くて自給できない」とも言われますが、1960年時点ではカロリーベースで8割、穀物や主食用穀物は9割自給されていました。
  • 「国産だったらスギ・ヒノキで家を建てるのが当たり前」と人々は思っていますが、戦後の拡大造林までは、一部の地域を除いてスギ・ヒノキは植えられていませんでした。しかも育つのに50年、100年かかりますから、建築材として使えるようになったのはごく最近のことなのです。
  • ベニヤ板、接着剤、集成材がぷーんとにおう『毒物の館』が普通の家。反対に、スギを生かした住宅に住めば病気を寄せ付けず、抗酸化物質ですから、病気や老化を防ぐ効果もあるでしょう。私たちは本来生き物が持っていた優れた効果を、単なる機械のように扱うことによってダメにしてきたように思うのです。ちなみに、スギにもヒノキにも殺菌効果がありますから、家ダニ駆除の効果があります。ですがヒノキのフィトンチッドには興奮作用がありますから風呂場に使うと元気になりますが、寝室に使うと眠れなくなるかもしれませんね。一方、スギには鎮静作用があり、気持ちを落ち着かせてくれますから寝室にはうってつけです。
  • 小麦やトウモロコシといった同じ種類の作物を大量に作っている大規模農家と、いろんな種類の作物を作っている日本の小規模農家を比べた数字にはおかしなところがあります。いろんな作物のトータル収穫量と、大規模農家の単一作物の収穫量を比べると、小規模農家の方が作物全体の年間収穫量では5倍大きいんです。よく言われている話とは逆です。だから大規模化するのは収穫の効率性、つまり、売りやすさの問題でしかなくて、単位面積当たりの生産性では小規模農家を増やすべきなんです。貧しい国の食糧問題の解決策はよく言われる大規模化ではありません。逆に大規模プランテーションをなくして、小規模農家を増やしたほうが、食べられる人の数は5倍も拡大するんですよ。
  • そもそも、アメリカの大量の穀物はどこからやってくるのでしょうか。サハラ砂漠をセンターピボットという巨大な水撒き機で、半径2キロにぐるっと水を捲いて生産をしているから、畑の形が丸いです。アメリカの中部、西部に広がる農地も同じです。
  • こうした場所で、トウモロコシや小麦などを育てています。この捲かれている水は、オガララ帯水層という地下に数千年かけて溜まった化石状の水たまり=化石水です。ここからどんどん吸い上げて使っているので、2020年には枯れると言われています。そんなところに食品の生産を任せておいて、日本は自動車を輸出していればいいなんて、まったく冗談じゃないです。
  • 現在、農家の平均的な取り分は、スーパーな店舗で売っている価格のわずか12.5%です。スーパーで200円で売っている作物(農家の取り分は25円)を、私に100円で売ったとしても、農家の収入は4倍増えることになります。
  • こんなこともできます。例えばお米であれば、私は円が暴落してインフレになって食べ物が手に入らなくて飢えるような状況になったとしても食べていけるように、今後20年分確保したい。1年間に1人当たり1俵(60kg)のお米を食べると言われていますが、1俵のお米を作っても、今の買取価格はわずか1万3000円です。これでは農家はやっていけない。農家から3倍の値段で売ってもらうとしましょう。そうすると1年分で3万9000円、10年で39万円、20年で78万円になります。玄米ならほぼ完全栄養の食品ですから、あとリジンを含む豆類と少しのビタミンCを補えば、飢え死にする心配はなくなります。私は78万円出すことで、20年間生きていける保障が得られるわけです。
  • 「豊かな農村のイメージなんてものは、都会人が思い描く幻影に過ぎない。つい最近まで、農村の暮らしは飢えとの戦いだった。農村の食卓には、いつ襲いかかるかもしれない飢えへの恐怖から、搾りたての牛乳よりは加工したチーズを、果実もそのまま食べるよりはジャムに、野菜はオイル漬け酢漬け、きのこは感想させて保存しておいた。豚肉も、もっぱら塩づけやサラミにしてとっておいた。」
  • 旬の作物だとか、新鮮な肉といった発想もまた、いたって現代的な傾向。人類は長いこと、保存と加工によって遠い国の珍しい食べ物、真冬のトロピカルフルーツを口にすることばかり欲望を燃やしてきた。ところが現在は、保存、加工、流通のシステムが高度に発達し、その結果、真冬のクリスマスケーキのいちごのように珍しいものでも何でもなくなってしまった。古人の夢見た、一年中木々にたわわと実のなる桃源郷はすっかり現実のものになった。そうなってしまえば今度は、旬の作物、新鮮な素材といったものに目移りする。「現代社会に溢れかえる加工食品は、過去の人類の願望の産物であることをよく踏まえた上で、我々はそのどこが問題なのかをよくよく論議していく必要がある。」
  • 東京の消費者が支払う金額の中で、農業生産者の取り分は全体の8分の1程度だ。8分の1しか入らないのが、仮に農家が実質半値分を受け取れることができるようにしても、得られる収入は4倍増える。農家はこれで普通の生活が可能になる。都会の人のストレスは、先々食べられなくなるという不安だから、先々20年分の契約をしたとしよう。1俵で1人が1年食べられるとされているから、20年分でもわずか78万円だ。
  • 心配な不作には特約をつけておけばいい。「万が一、不作の年には、生産者は信頼する他の生産者からのものを届けてもいい」とか「他の作物で届けてもいい」とかいうような合意を。この証書をハガキにしてしまったらどうだろう。ストレスを感じている都会の人が、農家からハガキを120枚買う。都会の人は米びつが少なくなったら、そのハガキを投函する。農家はそのハガキが届いたらお米を10kg送るという約束をする。
  • 「都会側から農家にお金を融資する。しかし返済はカネではなく、農産物で返済する」という仕組みを作ったらどうなるか。農家は先におカネを受け取ることができる。だから、農業を始めるときに意外とかかる最初の資金(イニシャルコスト)を無利子で借りることができる。しかも農家はお金を借りることで、自動的に売り先がついてくることになる。
▼農業の自由化
  • 世界銀行は何をしているところかというと、「世界の農業の自由化を進めている」ところなのです。これでは「農業自由化に反対して農協に貯金をすると、もれなく農業の自由化がプレゼントされる」という構造になってしまうのです。
  • 緑の革命により生産量は40倍に増えたかもしれませんが、その土地は10年とたたずに固くなってしまって何も取れなくなりました。十分な排水設備もないまま進めた灌漑は、蒸発と共に土壌中にあった塩分を吸い上げ、塩害によって何もそだたない荒れ地にしてしまいました。もともと1しか生産がなかった土地だったかもしれないけれど、過去1万年もの間、農地として受け継がれていました。40倍になったと言ってもわずか10年ももちませんでした。1万と400、どっちが大きいですか?
▼牧畜
  • 牧場にいる家畜にも、家畜福祉って考え方がある。八王子の磯沼さんのところはその考え方で家畜を育てながら人にも伝えている。
▼農法
  • 「自然微生物農法」の1つは発酵微生物を含んだ「土壌改良液」。「土壌改良液」で地元の土壌に棲息する微生物を培養し、微生物のエサとなる有機物とともに土壌に散布し、土壌改良を行う。もう一つは「葉面散布液」。これで光合成を行う微生物を培養し、稲の成長段階で3回ほど直接噴霧して光合成を促進し、生育を促す。この農法は作物の根源である土壌の地力を回復し、農薬などで毒化された土壌を浄化する。優れた土壌によって、安全でしかも美味しい作物を作る土台ができる。
  • この農法で育ったお米からは、たった1年の取り組みで、農薬200項目の検査すべてが農薬不検出という驚くべき結果だった。
▼エコシステム
  • もっと複合的な、自然に近い生産方法に戻すことが解決策になると思います。森は林業のためだけのものではない。農家は農業生産だけするものではない。畜産は畜舎で動物に配合飼料を与えるだけのものではない。それらが複合した形で生産されるとき、自然は元の形に戻り始め、私たちの生活はお金に頼らなくても生きていけるようになっていくでしょう。どこか生命の機能の一部分だけを取り出して、それだけを極大化・大量生産化させてきました。それが巨大農場だったり、巨大な畜産向上だったり、その他の向上だったり会社だったりしたのです。
  • 会社は私たちの能力のほんの一部分だけ取り出して、それだけで評価するところですね。そうではなくて、どんな人にも役立つ部分を見出すこと、役割を探していくことが大事だと思います。役立たずと思う前に、役立てられるものを見つけられていない自分を恥じた方がいいのではないかと。
▼地産地消
  • 地産地消を実現することは、つながりを実感する一番の近道です。しかも同時に、温暖化防止の意味でも、私たちにできる最大の効果を持つものです。経済はグローバル化すべきものではなかったんです。知恵や交流はグローバル化すべきですが、相手の顔が見えないグローバル経済化は同時に無責任化させるからです。
  • フードマイレージ。「土地に合った食べ物が一番おいしいんじゃないか」ってことで、作物が取れた土地から離れれば離れるほど、お金が上乗せされていくようなシステムのこと。
  • フードマイレージの計算は、重量×距離で表し、食品の生産地と消費地が遠ければ、フードマイレージが大きくなり、環境負荷が大きいということになります。食糧を輸入に頼っている日本は、総量ベースで世界一のフードマイレージ国です。国民1人当たりでも1位となっています。これは、日本の食品自給率の低さが影響しています。これは、身土不二という考えで言えば、健康に良くないということになります。
  • あぐりねっと21

■バングラディシュについて


  • バングラディシュは世界で最も人口密度が高い国の1つ。もし、世界中の人口をアメリカ合衆国の領土に集めたとしても、今のバングラディシュの人口密度よりもわずかに少ないというくらい。