- どこで、誰の子として生まれたかなんて、たいした問題じゃない。それより大事なのは、その人間がどこで生きていくことを選び、何者になろうとしているかだ。
- その仕事は世の中にとってどんな意味があるのか。
- 努力は目的を達成するためにするもので、努力だけしていても意味がない。出したい結果に集中すること。
- 例えば、鳥がバタバタ頑張って飛んでいるときは一番頑張ってるけど一番進んでないとき。
- バンって風を受けて進んでるときはなにも努力をしていないけど一番早かったりする。自分の動き方によって自分で変えられない風向きも強さも変わるから、いかに目的に近づくために最適な風をつかめるか、も考えておくべき。
- ものごとは努力によって解決しない
- 「自分の努力が足りない」とか「頑張ってるのに報われない」とか言う人がいるが、逆に「努力すればうまくいく」なんてことがあるのか。
- 人間が自分の努力によってなんでも解決できると考える方がおかしくないか。解決するはずのない努力を免罪符にしていないか。
- 誰でも働きながら、様々な知識や技術、能力を身につけていきます。人によっては、社会に出てからうまく武器を拾える人もいれば、うまく拾えずに立ち往生している人もいます。その差は心がけだと思います。やはり自分から武器が必要だと思い、それを拾う努力をする必要があります。武器の性能を知るためにも何でも貪欲に引き受ける気概を持つこと。
- 「嫌いな人とは付き合わない」では、人間関係の幅を狭めてしまいます。いつも同じ仲間や気の合う人とだけ付き合っていると、情報がいつも同じになってしまいます。そのような付き合い方は、気は楽ですが、人間としては成長できなくなります。仕事も人間関係と同じです。嫌いな仕事でも取り組んでいると、ある瞬間に「楽しくなる」「好きになる」ことが必ずあるのです。このような人は強い。難問が起きても決して逃げ出さない。
- 着手すれば、どんな準備が必要かとか、合理的にやる方法はわかってくる。すぐに着手してみること。また、そこから興味や面白さも楽しさも出てくる。全ての仕事は、その必要があって生じている。仕事の重さ、軽さを天秤にかけることなく、率先してその仕事を遂行するところにあなたの真価が問われる。
- 要は、思い入れの強さです。自分が背負っている商品に対して強い思い入れを持てる営業マンは、それがすべての動き方に表れます。
- 一回の遅刻で熱意と本気度が疑われる。仕事に対する姿勢は勤怠一つに表れる。遅刻一つにその人の仕事への取り組みの心構えが出る。
- 人間というものは、現在自分の当面している仕事をまず片付けて、しかるのち、余力があったら、自分の根底を養うような修養をすべき。もしこれに反して、自分のなすべき当面の仕事をなおざりにしておいて、他の方面に力をそそぎますと、仮にそうして力を注いだ方面は根本的な事柄であり、またその努力がいかに大きなものであっても、こういう人は、いつかは世間からその足場を失って、あたら才能を抱きながら、それを発揮する機会を得ないで、空しく朽ち果てるのが世の常。
- そもそも仕事の処理ということは、いわば寡兵をもって大敵に向かうようなものであって、一心を集中して、もって中央突破を試みるにも等しいのです。同時にまた広くは人生の秘訣も、結局これ以外にないとも言えましょう。実際あれこれと気が散って、自分がなさねばならぬ眼前の仕事を後回しにしているような人間は、仮に才子ではあるとしても、真に深く人生を生きる人とは言えないでしょう。
- 人間の偉さも、仕事の処理いかんによって決まる、とも言えるかと思うほど。それというのも、一般に優れた人ほど仕事が多く、またその種類も複雑になってくるからであります。
- 無駄足をどれだけ踏んだかで捜査の結果が変わる
- 「人はまず働け。働けば、米、味噌、しょう油、友達、信頼がついてくる。」
■いい仕事を
- どんなに結構なご時世でも、いい仕事をする人間はそうたくさんいるもんじゃない。たいていは逆目に鉋をかけて恥ずかしいとも思わないような連中ばかりで、それで済んでゆく。けれどどこかに本当にいい仕事をする人間はいて、見えないところで世の中の楔になってる。それでいいんだよ。
- 誰にも取られない武器を作ること。属人化は問題だが、属組織化であれば武器になる。他者/他社との差別化ができない企業は、いつか取って変わられることになる。
- 仕事への意欲を最も強くかき立てるのは、仕事そのもの。仕事がおもしろければ、誰でも仕事をしたがり、立派にやり遂げようと意欲を燃やす。
- 人間は遊んでいるときに最高の仕事をする。遊んでいる子供ほどの真剣さを見ることはないだろう。適切な職場環境の中では、想像力が解き放たれて創造性が発揮され、遊んでいるときには疲れにくいのと同じように、エネルギーと耐久力が高まる。
- 仕事をする上では3つの喜びがある。発見の喜び、創造の喜び、それと上達の喜び。勉強でもそうですが、特に発見の喜びというのはすごく大きい。だから優秀な上司は、部下に発見の喜びを教えるけど、ダメな人間ほどそれを失わせてしまう。
- 何のために効率化するのか。人間が何のために努力できるか、徹夜しても頑張れるかを考えた時、効率のためよりは、人がハッピーになるためとか、誰かが悲しまないようにするためという方が、力が出る気がする。
- 変化に応えるためには、自分を磨くしかありません。いやいや仕事をしているようでは、とても自分磨きはできません。それはあなたにとっても会社にとっても不幸なことなのだと思います。
- 尾形さんにとって大事なのは、まずはじめることだった。見てくれは気にしない。はじめてしまえば、なんとかなる。そこに、尾形さんの超現実主義という面目躍如がある。映画だって10分なら、新雑誌だって増刊という形なら、会社の誰に相談をする必要もないのだ。
- 3自の精神。
- 【自発】とは、何事に対してもアグレッシブに挑戦していくことです。上司に命令されなければ何もできないといった姿勢は、自発の精神とは程遠いと言わざるを得ません。
- 【自治】とは自分を厳しく管理することです。決められたこと、守るべきこと、やらなければいけないことを他人に言われる前に自らチェックし、行動にあたってはルールを守って進めます。
- 【自覚】とは、自分の置かれている立場や役割、状況をわきまえることです。折に触れ『上司や周囲の人は、自分にいったい何を期待しているのか』と自問自答し、自分の仕事の進め方や行動を反省し、さらなる向上を目指して自ら軌道修正できる姿勢が大切です。
- 「とにかく手をつける」ということは、仕事を処理する上での最大の秘訣と言ってよい。次に大切なことは、一度着手した仕事は一気呵成にやってのけるということです。同時にまたそのためには、最初から最上の出来映えを、という欲を出さないということです。すなわち、仕上げはまず80点級というつもりで、とにかく一気に仕上げることが大切です。
- 日常生活を充実したものにするとは一体何なのかと言えば、これを最も手近な点から言えば、結局自己のなすべき仕事を、少しの隙間もおかずに、着々と次から次へと処理していくこと。すなわち、少しも仕事を溜めないで、あたかも流水の淀みなく流れるように、当面している仕事を次々と処理していく。これがいわゆる充実した生活と言われるものの、内容ではないでしょうか。
- アルゼンチンの人々のサッカーにかける気持ちは、どんな国にも負けていません。そんな本気のファンに見守られてプレーする選手たちは、これも嬉しいことに、自分たちがファンだったころの気持ちを失っていません。選手の多くは、大金持ちになっても質素な暮らしを忘れず、スタジアムに足を運ぶ人々が、少ない給料の中から苦労してチケット代を捻出していることを知っています。自分たちが不甲斐ないプレーをして敗れたら、1週間を暗い気分で過ごすということも知っています。だから、彼らはすべてをグラウンドで表現します。
- 実際にユーザーとか社会が理解できる言葉で自分のテーマを語れるか、少なくともそういう目で自分の仕事を見たか。それができている人は論文のイントロのところに出てくるんです、必然的に。そういうのを一度も検討してない人は、事実しか書いてない。だから三割はイントロを見れば、くず論文かどうかが、すぐわかる。
- 研究者は自分を律するときに、自分の仕事が社会にどうつながるかというプロセスをきちんと考える必要がある。どこまで達しないと社会的にはだめなんだ、という自分を律する心を持っているかどうかで大きく違いますね。
- 今まで自分たちがやってきた範囲の中で、何かさらに難しいことを乗り越えようというような発想でやると、だんだん変な方向に行きそうな気がしますね。私はそれをよく「東大入試難問集」と言うんです。むかし、そういう本が受験生向けにありましたが、入試のために難問集ばかり解いていると、本当に世の中に意味があるのかな、という研究の方向になってしまう。
- 「金儲けのために医者になったのではない。この国に来て、やっと神職を選んだ甲斐があると思えるようになりました。」
- ゴルファーはまず、目標に、つまりボールを打ち込みたい地点に、狙いを定める。同様にエグゼクティブは何かを始める前に、ゴール、つまり達成したい目標を設定する。
- 狙いを定めたら、次はボールの行く手にハザードやショットが失敗する要因がないかどうか見極めて、適切なクラブを選ぶ。周りの状態を考慮したうえで、ゴルフバッグのなかの14本のクラブから、最もよい結果が出せそうなクラブを選ぶ。同様にエグゼクティブは、入手できる資源(人材や物資)のなかから、目標を達成するのに最も役立ちそうな人材や物資を選ぶ。
- 見極めを終えたゴルファーは、次に最適なスタンスをとり、クラブのグリップを正しく握る。この動作は、ショットを成功に導くためには非常に大切で、いわば「成功のための最低限の保証」となる。ゴルファーはこうしてショットを放つ前の準備を整えるが、同様にエグゼクティブも、成功したいなら事を起こす前にしっかり準備する必要がある。
- 狙いを定めなかったばかりに、あるいはスタンスをしっかり構える時間をとらなかったり、グリップをいいかげんに握ったりしたばかりに、ショットに失敗したことがいったい何度あっただろう?事を急いだばかりに、あるいは必要なものの準備を怠ったばかりに、会議で失態を演じたり判断を誤ったり、交渉に失敗したことがいったい何度あっただろう?
■テンプレートの採用
- これから本当に必要なのは、マニュアルのないところでどうするかであって、マニュアルができたものはなるべく自動化の方に移していかなければ、逆に生き残れない。
- 無印良品では業務のシステム化にも積極的に取り組んでおり、特にマニュアルづくりには力を入れている。目的はヒトに仕事がついてしまうことを防ぐことだ。
- Trial(試行):プロジェクトや仕事の目的が何で、チームや担当者がそれにどのように取り組んだか。
- Event(実行):その仕事やプロジェクトの結果はどうだったか。
- Feedback(フィードバック):うまくいったこと、そしてうまくいかなかったことは何か。もう少しうまくやれた点は何か。チームやチームメンバをもう少し援助する、あるいは助言すべきだったか。
- Check(チェック):状況を改善する為に何ができたと思うか。どうしたら、同じ過ちを決して繰り返さないようにできるか。順調に進んでいて、そのまま続けた方が良いことは何か。その経験から何を学んだか。
- Adjust(調整):変える必要がある場合、どのように実施するか。チームリーダとしてもう少し直接関与した方が良いだろうか。
- Success(成功):今後どの方向に向かうのか。プロジェクトの新しい目標は何か。次にうまくいったときに手にするものは何か。
- 仕事の遂行に与えられた人員、予算、設備、施設などは適切か。
- 変更や改善のために何をする必要があるか。
- 仕事に必要な社内および社外からの情報は、質、量共に十分か。また、タイミングは適切か。
- 仕事の遂行に十分な時間を割けるか。
- 他の方法はないか。
- 頻度を変えることはできないか。
- 他の材料や設備ではできないか。
- より少ない費用やより安い価格ではできないか。
- 進捗管理の方法や手段は適切か。
- 異常事態や例外事項への速やかで的確な対応は取れているか。
- 顧客の満足を得るにはどのようなことが必要か。
- 顧客に、価値あるものを適切に提供できているか。
- 過剰品質や過剰サービスになっていないか。
- 自分自身が納得し、満足できるものを提供できているか。
- インプット、プロセス、アウトプットは過不足なくつながっているか。
- 何らかのバランスの変更は必要ないか。
- 同じインプットで、より適切なアウトプットを生むために、仕事のプロセスを変えられないか。
- より少ないインプットから現状のアウトプットを生むために、仕事のプロセスを変えられないか。
- 意思決定方法を変えられないか。
- ルールや手続きを変えられないか。
- 新たな育成手段や方法はないか。
- 規範を変えるには何が必要か。
- 関係者とのコミュニケーションは良好か。
- 他部署から協力を得られないか。
- 他部署での事例が活用できないか。
■ToDo管理
- 具体的な行動はGtasksに集約し、常にゼロを目指す!
- 100点を最初から目指さない。改善していくプロセスも楽しむ。
- アクションには「何してどうする」までを盛り込むこと。
- アクションに対して、動機付けるための条件を考えて、その動機付けの条件が整ってしまうような習慣を生活の中に織り込むこと。
- 行動のハードル(実行に移すまでの手間や時間)の高さを調節することで、行動が起こしやすくなる可能性がある。
- ハードルについて考えてみること。
- ターゲット行動(増やしたい行動・減らしたい行動)とライバル行動(邪魔をする行動)を明らかにすること。
- やりたいことが「不足している行動を増やす」のか「過剰な行動を減らす」のか、どちらかに焦点が絞れていないと続けることは難しい。
- 増やしたければ、ターゲット行動UP↑ ライバル行動DOWN↓
- 減らしたければ、ターゲット行動DOWN↓ ライバル行動UP↑
- タスクをいつまでも先送りにしない為の考慮事項
- タスクの名前を実態に即した形に変える。定期的に名前の妥当性をチェックして、見慣れた光景には注意せず素通りしてしまう現象を防止する。
- 自分のやる気を盛り上げるような要素を盛り込む。
- 問題が小さなときに手を打っておけば、解決も容易。小さいからまだいいやとか、めんどうだからと放置しておくと、どんどん大きくなり、そうなればなるほど解決が困難になって、手間も時間も余計にかかるようになる。
- 「やれたはずなんだけど」とは決して言わない。それはやらなかったことだからだ。
■仕事を楽しむためのアイデア
- スタンプカード。達成の「ご褒美」を見える化する。さらに、スタンプ5個で○○、といった目標を設けられると仕事のやる気は起きやすい。
- 仕事には競争心が大切。あくどい金儲けの競争ではなく、他人より優れたいという競争心を利用すべき。
- 給料さえ出せば人が集まり、人材が確保できるとは限らない。ゲームの精神を採り入れることが必要。
- 面白い仕事をするということもあるけど、自分のしている仕事を面白くするということもある。今、自分のしている仕事を面白くする工夫やアイディアがあるということは、どんな仕事にも共通かもしれません。
- アルゼンチンには攻守両面のケースで1対3になっても、「これはおいしい」と思える選手たちがたくさんいます。そう考えられる選手が増えてきたら、日本のサッカーは確実にたくましくなるでしょう。
- 昔、トルシエが言っていた、"ラインで遊べ"の意味が分かってきた。必死こいて相手に食いつかなくていいし、わざと打たせたり、もっと周りを使っていいと思う
- 苦労してるときには、「今、苦労ごっこしてるんや」と自分に言い聞かせればいい。気持ちがとても楽になる。
■仕事の関係作り
- 調整基準に基づき、問題を解決するための課題を関係者間で議論しながら意思決定すること
- 課題達成に向けて関係者に働きかけ誘導すること
- 提携を解消した際に損害が大きい方は主導権を握れない。
- 主導権を握るためには、相手側により大きなメリットを与える必要があることを意識する必要がある。
- 「堀田は僕の友人である。その堀田のことをやってくれたのだから、自分はこの企画に協力する。」自分が手がけた仕事を誰かがちゃんと見てくれているという喜びと同時に、仕事や人間関係は、すぐには見えない部分でも、ちゃんと積み重なっていくものなのだということを強く感じさせられました。
- 仕事っていうのは、離れるとわかった途端に、ものすごく未練が残るもの。未練があっても、そんなもん、かけらもないような顔しなくちゃいけないんですよ。
- 一般に、大企業の人は表情を見せない人が多い。それはなぜなら、日頃から表情を読まれない訓練を積んでいるから。上司を快く思っていない場合、その気持ちをいちいち相手に読まれていては、仕事に支障をきたすから。その結果、傾向として大きな組織でしのぎを削っている人ほど表情が読めない。隙がない。そんなわけで、朝8時頃の電車には表情のない中年サラリーマンがたくさん乗っている。彼らは、生気がないから表情がないのではない。努力して、表情を読まれない顔を手に入れたんだ。
■課題達成に向けて
- スコープを定めることで活動の焦点や必要な時間、労力は変わってくる。スコープを定めるには、ある程度の具体化が必要であり、具体化がなされていなければスコープを定める意味はない。「大まかなやるべきことの範囲」から「詳細なやるべきことの範囲」へと段階的に展開する手だてがなければ、スコープを定める有効性を享受できない。そのためのWBS。
- 計画したスケジュールに対して割り込みの有害性、その頻度を記録することが必要。
- 割り込まれることによって失う時間は平均して何時間くらいか?
- それはいつ頃の時間帯に多いのか?
- 整理整頓が大事。整理や事務システムを整えるのは、「時間」が欲しいからではなく、生活の「秩序と静けさ」が欲しいから。
- 仕事は分類整理していく。
- 成果に直接つながる仕事と成果との関連があいまいな仕事
- 短期的な成果が要求される仕事と長期的に携える仕事
- 効率化を目指す仕事と付加価値を目指す仕事
- 進め方が決められている定型的な仕事と決まっていない非定形的は仕事
- 個人に依存する仕事と共同で進めねばならない仕事
- リスクを伴う仕事とリスクのない仕事⇒これは、仕事の一覧を作ってその項目として存在させれば分類しやすいかも。
- 確認とは
- 自分の問題点を客観的に取り上げること
- それを解決したらどのような結果となるのかを考えること(結果が変わらないものはやらなくて良い)
- その問題点を解決すべき方法を考えること
■評価について
- 評価軸として、「活人数(現場の省力化により他の現場に提供できた人数)」を用いるのも有効。
- 勤めた期間の長短は評価の尺度にならない。能力、業績、仕事の効率性で評価する。長年の経験を有効に使うのは君の方。君の業績のよい悪いは、私が決めるのではなく、君によって決まる。
- 評価というものは自分でするだけでなく、他人もしているということ。そして多くの場合は他人の評価によって動かざるを得ない。自己評価も大切だが、他人の評価をきちんと受け止めて、自分の評価と比べてみる冷静さも持ち合わせていないと、不満ばかりつのって、良い人生が歩めなくなってしまう。
- 世の中は不公平に見えて、結構公平にできている。「努力だけは認めてください」は努力した側が言ってはいけない。
- 評価には「いいか」「悪いか」の二通りしかない。曖昧な評価は部下の信頼を落とすだけ。シンプルに、わかりやすく。
- 世の中というものは、現実の結果として現れた所をもって、その人を見るものであって、決してその人の素質にまで立ち入って、理解と同情を持ってくれるものではない。
- 仮にここに、その人の真価以上、実力以上の地位についている人があったとして、このように真価以上、実力以上の地位にいるんだと判断せられることそのことが、すでに世の中の公平なことを示しているものと言えましょう。つまりあの男は、実力以上に遇せられているぞと、陰口を言われることによって、ちゃんとマイナスされているわけです。
- 経営になると、これは金額でしょうね。でも、エンジニアというのは、いくら儲かったというより、台数が売れたほうがうれしい。それなりの人数のお客さんが買ってくれたということですからね。7000台売れたといったら、一応7000人が共感してくれたというわけです。
- 内実がどうであれ勝てば評判が立つ。剣の道は、評判を得た側と、落とした側とでは、なにかにつけ天地の差がある。
■直言95
- 「知能指数的優秀さ」より仕事への取り組み方が大切だ
- 人間は「○○のせい」にして自分が納得しやすい話をつくりたがる
- 「○○のせい」にして責任逃れをしたときからすべては終わる
- 挑戦しない人は仕事をする気がないのも同じだ
- 「できない」という前に「できない理由」になっているか考える
- 「実現する方法」がなければ自分たちで考えればいい
- 「ものまね」をするとしないとではどっちが楽か
- 「なあなあ」「まあまあ」に流れたときから停滞が始まる
- 「いい子」でいるかぎり、挑戦はできない
- 口先だけの「評論家」をやめ、仕事のできる「実務家」になろう
- 世の中の「常識」をもう一度問い直そう
- 大切なのは「相対的な競争」ではなく「絶対的な価値」を追求すること
- 「低価格」は価値の一要素にすぎない
- 「真の競争相手」は同業他社ではなく「絶えず変化する顧客ニーズ」である
- 競合相手の出現はむしろ「チャンス」と考えよ
- 「絶対の追求」を実践し、「あるべき姿」を実現する
- 増幅する「顧客の満足度」を上回る価値を提供する
- 「平均値」を見ても絶対は追求できない
- 「顧客のために」ではなく「顧客の立場」で考える
- 経営者の条件は常に「顧客の立場」で考えられるかどうかにある
- 「顧客のために」といいつつ「売り手の都合」で考えてはいないか
- 売り手の「好都合」は買い手の「不都合」
- 「もう一人の自分」から見て、過去の経験を否定する
- 「プロ」になるほど間違いを犯しやすい
- 「素人の強さ」をあなどってはならない
- 会社に入っても「○○マン」になってはいけない
- 「本当にそうだろうか」と常に問い直し、ものごとの本質をつかむ
- 「独り歩きする目標」は数字のつじつま合わせになりがちだ
- 「殻を破らせる目標」で仕事のやり方を変える
- 「未来の目標」に向け、いまやるべきことを考える
- 「あるべき姿」を設定し、一皮むける
- 目標の達成に失敗しても罰してはならない
- 目的と手段をはき違えてはならない
- 説得は一度や二度であきらめてはならない
- 説得はできるだけトップに会って直接話す
- 説得するには「共感」を醸成することが大切
- 相手の「縛り」を解けば説得できる
- 消費は「経済学」ではなく「心理学」で考えなければならない
- 国の経済政策も「心理学」抜きには考えられない
- 顧客の心理は「わがまま」で「矛盾」している
- いまは顧客自身に「こんな商品がほしい」という意見のない時代
- 「仮説と検証」により初めて「顧客に聴く」ことができる
- 仮説は単なる「勉強」だけでは生まれない
- 「もう一人の自分」からとらえ直し「独善」を排除する
- 仮説を立てるには「ミクロとマクロ」の両方を見る目を持つ
- 「仮説」は明日の顧客に向けたメッセージである
- 「先手を打つ」より変化に対応して「朝令暮改」ができる方が大切
- 「基本の徹底」ができないと「変化の対応」もできない
- 日本は「多様化」ではなく「画一化」が進んでいる
- 売れ方も「富士山型」から「茶筒型」へ変わってきた
- 消費者は矛盾した「二つの顔」を持っている
- 消費の飽和時代は「衝動買い」が主流になっている
- 「衝動買い」も矛盾した二つの心理が起こす
- フェイスを広くとって顧客心理に「爆発点」をもたらす
- 「爆発点」はリスクの向こうにある
- 「声かけ」で「顧客の背中」を押す
- 「試食」もコミュニケーションの手段として行う
- 「ご用聞き」で「攻めの商売」へ転換する
- 情報を活かせる人は情報に「価値づけ」ができる人である
- 問題意識を持たないと「先行情報」はつかめない
- 必要な情報は頭の中の「フック(釣り針)」に自然とかかる
- マスコミ報道は「鵜呑み」にせずに自分なりに「裏」をとる
- セールスマンの話も鵜呑みにはできない
- 本を読みながら傍線を引くなら「反対意見」に引く
- 新しい情報は「内」ではなく「外」にある
- 状況に応じた数値データの読み方を身につける
- 数値データも顧客の立場に立って見ることで活きてくる
- 経費は削るばかりではなくコントロールが大切
- 仕事量が多くても人を増やしてはならない
- 時間の無駄の典型は成果に結びつかない会議と資料づくり
- 「稟議書」も時間をかけて印をもらってくる必要がどこにあるのか
- 時間をかければ必ずしもいい仕事ができるわけではない
- 人間は「善意の生きもの」だからこそ必要以上のことをやり始める
- 責任ある仕事を任せることで自主的に仕事をする意欲が生まれる
- 部下は「常に自己正当化する存在」だから追い詰めることも必要
- 上司はいざというときは部下にかわって「答え」を出せなければならない
- 上司は「ポリスマン」ではなく「よきティーチャー」でなければならない
- 「よきティーチャー」的な上司は部下の自覚を促す
- 上司は「結果責任」をとらなければならない
- 「悪い情報は知りたくない」と思う人間には真実はつかめない
- つじつま合わせの「伝言ゲーム」を回避する
- 「ダイレクト・コミュニケーション」で情報を共有化する
- マニュアルでは「一方通行」のコミュニケーションしかできない
- 「公平性」のためにもダイレクト・コミュニケーションは重要
- 人は「変えること」に抵抗をする
- 「自分を守ろうとする心理」に妥協しない
- 「やるべき価値」があると思ったことは反対論者も否定できない
- みんなが反対することはたいてい成功し、いいということは概して失敗する
- 七割方可能性が見えたら挑戦する
- 「ブレイクスルー思考」~未来の可能性が見えると違った光景が広がる
- 人間は何かにしがみつくと本当の力は出せない
- 成功するかどうかは「運」にも左右される
- 歴史的な事業も「運」がなければ始まらなかった
- 幸運は挑戦して努力するものにのみ訪れる
- 「挑み続ける生き方」こそが人間にとっていちばん大切な財産
■仕事術ニュース
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