2003年3月15日土曜日

ちゃお、もう春休みも4分の3が終わっちゃったね。
あと半月もすりゃ新学期かぁ、ほんとに月日の経つのは早いもんだわ。

ところでさ、昨日ダチと話してて思ったんだけど・・・
みんなはどんな景色が好きなんだろって。
どーすか?

例えばそのダチは育った環境が都会だったっていうのもあって
大自然の中で暮らせたら、雄大な自然の中で生きていけたらって思うんだって。
だからジブリ作品でも「となりのトトロ」みたいな大自然の中で起こることを描いてるのが好きだって言ってた。

その気持ちすごくよくわかる。
俺が旅行好きなのもその辺に理由があるのかもな、って思ったんだ。
俺は山派、海派に分かれるとしたら、どっちか選べって言われたら山派なんだ。
海の近くに住んだことがなかったからってのもあるんだけど、

冬はもちろんスノボ大好きだし、山に行くよね。
あの景色ってそんときしか見れないし、その景色を見るために行ってるってのも間違いなくあるんだ。
毎回、そんときそんときの山の景色見て、「今年も来たな」ってワクワクするのがすげぇ好きだったりする。

んで夏も結構キャンプだ合宿だって山に行くことが好きなんだよね。
別にどこの山が好きだってのがあるわけじゃないんだけど、山っていうそのものが好きなのかな。
山道、峠を運転すんのが好きとかそーいうんじゃないんだ、そばに山があるっていうだけで結構満足しちゃう。

霊山って知ってる?
「○○富士」って富士の名前を冠してる山が全国にいっぱいあると思うんだけど、それ以外にもずっとその地域で崇められてきた山ってのがあんじゃん。
そーいう山ってのは、ほんと見ればわかる(俺だけなのかもしんないけど)んだ、「あ、この山・・・」って。
なんか特別なオーラをまとってるんだよね。
んでそーいう山って見てるだけで結構元気になってくる。
いつかこんな山のふもとで暮らしていけたら、てのは俺にもやっぱあるんだよね。
今そこで暮らすかって言われたら今はまだ東京にいたいって答えると思うけどね。
ま、それでも今年の俺みたいに就活とかがない限り毎年場所は違っても見に行こうとは思ってる。

結構旅行が好きだって人とかには賛同してもらえると思うんだけど。

知ってる?
こんだけ発展してる国で森が、というか自然がここまで残されている国っていうのはそう多くないんだよ?
日本はまだ7,8割(言いすぎかもしんないけど)は自然が残ってるべ。
これっていうのは日本人特有の信仰があったからっていう話もあるんだ。
トトロにも出てくるけど、大きな木や岩には神様が住んでたり宿ってたりするってよく聞く話じゃん、日本に住んでたらさ。
森の神様、火の神様、精霊・・・なんにでもそーいうのがあって色んなところでそれ大事にしてきたんじゃん?
だから、日本にはそーいうゆかりの場所も数多くあるし、自然をすごく大事にして生きてきたからこそ、今こんだけの自然が残ってる。
花鳥風月なんてキレイな言葉もあるしね。

それって都会に住んでたらちょっと忘れがちになっちゃうけど、やっぱ俺は大事にしていきたいと思う。
旅行に出れば、そーいうもんに数多く出会えて、充電できんだよね。
これは世界のどこを旅しようが日本じゃなきゃ味わえないんじゃないか、なんて思ってるんだけど。
だから俺は山が好きだし、これからもまだまだ旅行に行き続けたい。

んで、こっからは俺の好きな景色について(これまでも結構自分の意見なんですが(^^; )。

俺は、「天」ってか空を見上げるのが好きだったりする。
空ってさ、いろんな表情があんじゃん。
色にしても、雲の位置や種類、鳥・飛行機なんかの飛び方にしてもさ。
「同じ波は2度と来ない」っていうわけじゃないけど、そんときしか見れないだろっていうようなものすごくいい夕焼けとかもあれば、本当に雲一つない透き通った青空、一瞬しか見れない雷、満点の星空、流れ星とかいろいろ考えればあるよね。
そんな風にころころ変わる表情ん中でキレイだなって思える景色を見上げるとやっぱ元気出てくるんだよなぁ。

んでさ、その空もいいんだけど、みんながそれぞれ色んな空を色んなとこで見てるわけじゃん。
それはそれで全然いいんだけど、夜んなって月が出ると、真っ暗な中に月が一つあるとさ、やっぱみんな月を見るよね。
全国、いや異国で空を見上げてる人たちも同じ景色を見てんだなって考えると、これってすごいことじゃない?
北海道にいようが東京にいようが、どこにいても同じ月を、同じ景色を見てるって俺はなんかすごくうれしいんだよね。
そんなん考えて見てる人なんていないのかもしんないけど。
ご来光とかもそうじゃん、全国の何百万、何千万って人たちが同じ太陽を見てるんだぜ?
すごいことだと思うし、そういうのがあるっていいなぁって思うんだ。

んでもって今俺が見てる月は俺だけが見てた月じゃないよね?
結構自信持って言えるんだけど、今まで生きてきて月見たことない人っていないと思うんだ。
んでそれはさ、時代が違っても一緒だと思うんだよね。
時代、国が違っても全ての国の全ての人が見てるものが月であり、太陽であり、天。

歴史上の人物だって、歴史に出てこないような人たちだって遡れば縄文時代のさらに昔から俺達は同じものをずっと見て生きてきたんだなって。

星の輝きもさ、俺は天文学の知識なんかないから詳しくはわかんないけど俺が生まれるずっと前にその星が輝いた光が何百年、何千年ってかけて今見れてんだなって思うとなんか不思議な感じがすろよね。
その星が輝いてるとこにはもうその星はなくなってるかもしんないんだよ、今はまだ光が届かないけど。

そーいうの考えるとさ、時間軸を超えたもんとして空って本当に魅力があるっていうか、惹かれるもんがある。
それで悩みが解決するわけじゃないけど、見てるとなんか元気が出てくんだ。

ま、こんなこと考えるのって俺だけなのかもしんないけど。
でもそう思って空を見ると、違うもんが見えてくると思う。

ちなみにそんなんもあって、俺はジブリん中じゃ空の神秘を描くラピュタが好きです。
奇しくもすごい偶然なんだけど、テレビで今日ラピュタがやってたね。
妙な縁を感じたさ、んでそれを見れなかったのがちょっと悔しかった。

長くなっちゃってゴメン、でも最後まで読んでくれてありがとう。

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