2003年5月9日金曜日

新浦安

今日で就活もとりあえず終わりかな。
あとは結果待って自分のお世話になるとこを決めるだけ、て感じ。

んで、とりあえず一段落したってことで就活の帰りに新浦安(東京ディズニーランドのある舞浜って駅の隣駅)に寄ってきた。
なんで寄ったかっていうと、まぁ「なんとなく」なんだけど。

昔、もう14年も前になるけど、ここに住んでたんだよね。
もう記憶あいまいになってっけど。

ザミーが自分のサイトでちょっと前に言ってたけど、引越す前と引っ越した後ってのは空間的なつながりがない。
そこで遊んでた奴らとも連絡も取らなくなっちゃうことが多いから、本当に昔俺はそこに住んでたのか疑問に感じることもあるんだよね。

まぁ俺の場合はそこまで違う世界みたいに感じることも少ないんだけど・・・でも今日は久々に街歩いてて嬉しくなった。
こういう感じって今まであんま味わったことなかったな。
なんか新しい街を歩くときのワクワク感とはちょっと違って、思い出にふけりながら、
そこを歩いてる人たちと同じ道を歩いてんだけど、流れてる時間は俺だけ違う、みたいな。
わかるかな?
俺の周り、俺の見てる景色はそこにあるそのままじゃなくて、やっぱり「昔はこうだったけど、今はこうなってんだぁ」みたいんなってんだよね。

でもすげぇなぁ、ほんと。
京都に行ったときも感じたんだけど、記憶って頭に残るもんってのも確かにあるもんだけど、場所に宿るんだなぁってはっきり思った。

14年も前に住んでた場所でも、駅からの道は覚えてた(そんなに駅に行った記憶はなかったんだけど)。
その当時あったコンビ二を見つけたとき、一気に記憶がよみがえってきた。
「そういやここでビックリマンとかガンダムとか買ってたんだよなぁ~。」「あの頃はよく集めてたよなぁ。」「んじゃこの奥がマリーナイースト21か。」「変わってねぇ~。」「公園とかあったよなぁ。」「サッカー初めてやったのもここだったっけ。」「窓ガラスに囲まれたホールみたいのが・・・あぁ~そうそうこれこれ!」「この辺にチャリ停めてたっけ。」「確かこのマンションに誰か住んでたよな。」「この道も全然変わってねぇなぁ。」「こっちは開発されてなかったんだよなぁ。」「あ、ここ俺が怪我した場所だ。」

なんて思いながら、そこから昔の俺んちのあるマンション(社宅)に向かった。
「あ~そうそうこんな道だった!」「そうだ近くにバス停あったかも。」「駐車場の前の・・・あそこかな?俺の住んでたとこって。」「このマンションも14年経っても変わんねんだなぁ。」「そうそうこんな公園だった!」「ここに動物の奴が・・・やっぱあったぁ!」「この坂こんなちっちゃかったっけ。もっと大きかった気がしたんだけどなぁ~。」「このテニスコートは・・・あったかも。使わなかったからわかんないや。」「そうそうこれこれ、これに乗って遊んでたなぁ。」「あの頃は新しかったんだけどなぁ・・・」「この道はこんな感じだったね。」「あそこにあいつが住んでたんだよ。」「こっちは開発されてなかったんだけどなぁ。」「この道はここまではできてたな。」「いや~あんときのまんまじゃん。」「テトラポッドみたいな遊具あったなぁ、見るまで思い出せなかったけど」「木登りして枝折ったっけ。」「ミニ四駆とかもつくったよなぁ。」「ここ超えてこっちは空き地だったんだけどなぁ、んでちょっと行くと海が・・・」「あれ?海なくなってんじゃん。」「しかも私有地・・・入れない。」「カエルとかも取ったよなぁ。」「道は昔のままなんだな。」「あ、中学校が出来てら。」「小学校はどうなってっかな。」「あった~!」「うわ懐かし~。」「我が母校!」「こっちにはプール・・・お、あったあった。」「ここにでっかいネットあったんだけどなぁ。」「あの小山はなかったっぽいな。」「へ~あんときは小さい小学校だったのになぁ。」「あそこでドッジボールとかしてたんだよなぁ。」「あ、この玄関なつかし~。」「そういや雪降ったときとかあったよなぁ。」「この2階のこの教室でガリバー作ったんだよね。」「もう知ってる先生とかいないんだろうなぁ。」「ここの1期生ですって職員室行ってみよっかな。」「あ、この校門はあんときのままだ。」「こっちの階段はあんま使わなかったんだよなぁ。」「裏にうさぎ小屋があったっけ。」「んであっちに幼稚園・・・と。」「へ~この道もあんときのままかぁ。」

なんてすっげぇ思い出にふけりながら歩いてた。一緒に遊んでた友達の名前ももう思い出せなくなってたのに、ここに来たらどんどん出てきて、なんかここにいたら会えるんじゃないか、なんて考えちゃったよ。

いや~、絶対また来よ!
多分今住んでる場所も、地元もこうやって思い出になっていくのかな。

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